二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
- 日時: 2012/12/03 23:42
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
- 参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・
( ※ ) 現在黒子に浮気中。
→@ . あなたが生まれて 僕が生きて
→@ . 言わないでね さようなら、なんて
永久を誓い合う。
§ ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
§ ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←
あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。
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にげる [>>308]
start ⇒ 2012/01/09〜
唄::: トロイメライ
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- 五円玉で神、仕事します。 ( No.503 )
- 日時: 2012/08/12 22:19
- 名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
神様: 伊邪那岐 / いざなぎ
通称* いざさん
能力* 恋愛成就
人物: 狩屋マサキ / かりやまさき
通称* 猫ヤン
能力* サッカーに対する熱意
人物:基山ヒロト / きやまひろと
通称* 基山殿
能力* 目力
人物: 南雲晴矢 / なぐもはるや
通称* 出雲大社
能力*焔
人物: 涼野風介 / すずのふうすけ
通称*涼姫様
能力*冷却
- 木蓮 ( No.504 )
- 日時: 2012/08/13 22:25
- 名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
最終話 Ⅰ/Ⅱ [ また春が来て ]
ザアザアと雨がアスファルトを叩きつけた。
空は時折ピカリと稲妻を走らせ、何秒か置いた後、ゴロンと音を立てる。
偶然か必然か、この日に限って傘を忘れてしまうとは。
走って駅まで帰るもよし、迎えを待つのもよし。
しかし今の俺は両者の気分ではない。
高校と大学を卒業して早3年の月日が経つ。
研修と出張から始まった就職先はニューヨーク本部。
ありふれた事であろうが、どれだけ親や周囲の人間から祝福の声をかけられたものか。
英語は得意ではなかった。
故にニューヨークに行くことを躊躇ったものの、やはり決断は現状あるようになっている。
「やあジロー」
「マーク!」
俺の肩を叩いたのは、黄土色のくせっ毛の髪で、
鼻が高くグリーンの瞳。
マーク・クルーガーだった。
アメリカ代表の時から大分身長が伸びて大人っぽくなった。
マークとは会社が一緒だ。
「どうしたんだ、暗いな」
「傘を忘れてさ」
「ああ、突然の雨だったからね!」
くすくすとマークは上品に笑う。
--------------不意打ちの、笑顔。
『一生会えなくなるわけじゃないんだから、たかが中学の卒業なんてさ』
それは、頭の片隅に追いやったはずの記憶
『・・・卒業したくないな』
『 木蓮の花の終わりはね、劇的なんだよ 』
『 木 蓮 に な り た い 』
「ジロー?」
咄嗟にカバンの中にある携帯を取り出した。
今は何時だ?
22:47
まだ、最終便には間に合う、はず
「ジロー!どこに行くんだ!」
走り出した。
ただ、真実を知るために俺は、最終便へと駆け込んだ
- 木蓮 ( No.505 )
- 日時: 2012/08/13 23:14
- 名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
最終話 Ⅱ/Ⅱ [ また春が来て ]
「佐久間、こっちに戻ってきてたのか?」
時差ボケの関係で頭がぼんやりとするが、記憶を頼りに源田の家へと辿り着く。
「大川に聞きたいことが、あるんだ」
「わかった」
源田と大川は、去年結婚した。
大川のお腹には子供がいるらしい。
騒ぎ立てるようなことはしないつもりだ。
あくまで穏便に。いや、騒ぐような事態にはならないが。
「ひさしぶり、大川」
「佐久間くん?」
何年ぶりなんだろう。
中学以来かもしれない。
あの頃長かった髪は短く、大人びた容姿。
好きだった頃とは雰囲気が、俺の知っている大川ではない。
結婚すると人はここまで変わるのかと思い知らされる。
見たことないくらいに膨れ上がった腹。
2人の愛の形がもうすぐ生まれると言う事が聞かずとも分かる。
「単刀直入に言う。お前にとっての“木蓮”は何だ?」
読んでいた本をパタリと閉じる大川。
懐かしむように微笑んで、うん、と相槌を入れた。
「佐久間くん、かな」
「は、」
「憧れてたんだよ、佐久間くんに」
あこ、がれ?
「ねえ、言わなかったけれど、木蓮の終がどんなものか教えてあげる」
大川は目をそっと閉じた。
想像するように、優しく。
「満開の木蓮の木の下を通り掛かったとき、
風もないのに突然花びらがバーッと100枚ぐらい一気に降ってくるの。
木蓮の花びらは大きいから、地面に落ちるときほんとに大粒の雨が降りだしたかのような
「バラバラ」という大きい音がするんだよ。
「もう花びらを落としてもいいよ」って木の中の指令が、
幹、枝を通して伝わってるのかなって思う。」
『もう、花びらを落としてもいいんだよ』
どれだけ美しい言葉を聞いてきたか。
どれだけ美しい言葉を探しきれなかったか。
見つけようともしなかった俺に降りかかった、美しい言葉。
肩の荷が下りたような
違う、
馬鹿みたいだけど、子供騙しみたいだけど、
心に染みる言葉で
恥ずかしいくらい、俺にピッタリな言葉で。
「佐久間くん」
真っ直ぐと俺を見る瞳
そこには迷いなんか1つもない。
「花って、花言葉で綺麗に言いくるめられてしまうかもしれない。
見かけで言いくるめられてしまうかもしれない。
でもそこにはちゃんと、見た人にしか伝わらないものがある。
私は佐久間くんを木蓮のような強い人だと思ったよ」
「強い人?」
「そう、佐久間くんは強い人だよ。」
「どこ、が」
「木蓮はどんな事があっても、幹からの指令がない限り落ちないの」
もう、わかるよね?
言葉では言わなかった。
口だけを動かして、伝えた言葉。
人は見かけではない
確かに、確かに偏見はあるかもしれない
でも負けないくらいの強さを持ち合わせている
つまり、
散り散りになった仲間と離れてしまっても
俺にはそれを繋ぎ留めるだけの絆がある。
木蓮とは、
木蓮とは、
-----------------“絆”
2012-0813 木蓮 完結
- 木蓮 後書 ( No.506 )
- 日時: 2012/08/13 23:23
- 名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
[ 後書 ]
むりむり馬路むり本当むり(´;ω;`)!
木蓮?何それ意味わかんないんですけどw
的な方本当にごめんなさいorz
私も途中何書いてんだか分からなくなって
きまして←
[ 解説 ]
この小説での木蓮は、佐久間くん。
大川が言った「木蓮になりたい」と言うのは
つまり「佐久間のような強い人間になりたい」
的な意味と「佐久間たちとの絆を繋ぎとめておきたい」
的な意味も含まれてたりするわけです。
2012-813*木蓮完結
- 裏切られ、傷つき、それでも僕らは愛を唄う。 ( No.507 )
- 日時: 2012/08/14 22:02
- 名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/
1@ [ 止マレ ]
物心ついた時から、男とは乱暴で、自分勝手で汚らわしい。
そう印象を植え付けたのはいつだって父親だった。
「おい、花形」
うざい、きもい話しかけんな
男に話しかけられると内心はいつもこんな感じに荒れ果てた海のようで。
何年もこうした男に対する裏の自分があると、表にもどうしても出てしまう。
「話しかけんなきもい」
相手が教師であろうが、偉い人であろうが、男はみんな乱暴で自分勝手で汚らわしい
そう見えてしまうのは仕方ないことでしょう?
それでも食い下がらないクラスメイトの顔を見上げれば、何とでもない風に飄々としていて
ちょっとだけ悔しい。
なに?きもいんだけど。
目で訴えてみたが、クリーム色の頭をした男は怯みもしない。
「お前、担任にあの言い草はないんじゃないか」
「ふん、知らないわよ」
男に説教されるなんて、最悪だわ
担任?ああ、さっきの授業の事か。
返事をしろと煩いから舌打ちしてうるせえハゲと事実を言っただけ。
何が悪いの?
本当に男って訳のわからない事で怒る。
馬鹿馬鹿しい。
うざい、かんにさわる
いらいらした。
喋ったことのないクラスメイトになんで怒られなきゃいけない
お前は先生か?
教師か?
煮えくり返りそうなほど、吐き気がする。
止マレ、止まれ、落ち着け自分。
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