二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
日時: 2012/12/03 23:42
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・

            ( ※ ) 現在黒子に浮気中。




→@ . あなたが生まれて 僕が生きて 
→@ . 言わないでね さようなら、なんて

永久を誓い合う。


 § ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
 § ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←


あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。






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 start ⇒ 2012/01/09〜
 唄::: トロイメライ     


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死にたがり少年N ( No.481 )
日時: 2012/07/11 20:21
名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/

@002 [ 月が泣いた空 ]




ガタガタと窓に叩きつける風と雨の音。


カーテンのひかれた薄暗い部屋に、俺はいた。
ここはどこだ?

重たい体を無理やり起こし、あたりを見渡すが、これといっておかしなものはない。



言ってしまえば物置部屋という感じで、少しだけ埃っぽい。
部屋のことなんかよりも、俺の中にはもはや別の感情が産まれていた。



全身が軋むように痛いのだ。




腹部、腕、首、太腿、頭。

痛みのある所を触ってみれば、ガーゼや絆創膏などで処置がされていることに気がつく。





ガサ、




不意に開いた襖から俺は逃げるように後ずさる。




「ああ、起きていたのか。どうだ具合は。」


額にタオルを巻いたリーゼント風の若い男。




「だ・・・れだお前・・・!」


思いのほか裏返った声に自分が一番驚いたりした。

俺の問いに男は柔らかい笑みを見せ、近づき目線を合わせてくる。
役にも立たない布団を盾にズルズルと壁に後ずさっていく俺の体。





「驚かせてすまないな。俺はこの雷雷軒を営む2代目の飛鷹征矢だ。」
「教えろ、なんで俺はここにいる?!」

「まあ落ち着け。お前、名前は?」

「答えろなぜだ!!」




飛鷹と名乗る男は黙り込み、笑顔を消す。

畳にあぐらをかき腕を組む。
目付きの悪い眼でじっと見られると、体が硬直した。
怖いと心の底から思う。
こいつは只者じゃないとシグナルが脳内に響き渡る気さえした。




「お前、名前は」

低くなった声にこれ以上逆らえば生かせてはもらえない気が直感として感じ、視線をそらして答える。





「中島・・・力牙・・・」
「力牙か、いい名前だ。」

目だけで飛鷹を伺うと、さっきの笑顔を取り戻していた。

しかしそれも束の間。
再び笑顔が消え去り俺を見る目は悲しいものへ変化する。





「バットで殴られている所を友人が見つけてな。それでお前・・・力牙はここにいる。」










 ゾクリ、と全身の毛がよだったのを感じた。


そうだ俺は昨日







あいつに追われていたんだ ------------------- 。


死にたがり少年N ( No.483 )
日時: 2012/07/14 16:05
名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/

@003 [ 海に抱かれて ]




背中に垂れた冷や汗。


ゾクゾクと鳥肌が立った。



もしかしたらアイツはまだ俺を追いかけているかもしれない。


怖い




怖い

怖い怖い
怖い怖い怖い






誰よりもアイツが怖い・・・!!!




「どうした」

「あ・・・あああああ、あああああ、」




恐怖に怯える俺の体はガタガタと震えだす。


アイツは俺を許さない
だから絶対に捕まれば確実に殺される


死ぬのはどうでもいい
むしろ死にたいくらいだ。
でもアイツはそうさせてくれない。


それがアイツの“復讐”


死にたいと思う俺をあえて生かす。
そして俺を追い詰めて追い詰めて追い詰めて



そうやって今まで何度繰り返しただろう。




俺も俺で、死にたいと思いながらアイツから逃げているのはアイツの恐怖が耐え切れないからで
馬鹿みたいに追いかけっこして見つかって殺されそうになって
それでも寸止めで生かす。



気持ち悪くなってくる。



吐き気がする。
血液が逆流してしまいそうだ。



バンバン!



襖が誰かによって強く叩かれる。




ビクリと跳ね上がった俺を見た飛鷹は「大丈夫か」と言うと襖を開けた。


「今からでも死にてえ、つー面してんなコイツ。」
「おいおい不動そんな言い方はないぜ?」
「うっせえ沈め」



目付きの悪い男と、ピンク色が特徴的な髪の男。



「お前、元気になったのか!」
「あ・・・えあ・・・」

「怪我したときゃ海にドパーンと飛び込みゃ治るぜ!」

「それはお前だけだ」




ピンクの髪の男は俺の髪をガシガシと撫でると白い歯を見せて笑った。





3000突破!! ( No.484 )
日時: 2012/07/14 16:09
名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/




【 3000HIT!! 】


有難う御座います!!
おかげさまで3000突破しました(´;ω;`)


                      20120714.

Re:  参照3000HIT!! [ inzm小説集 ] ( No.485 )
日時: 2012/07/14 17:44
名前: 海桜琉 (ID: T5S7Ieb7)





わぁ〜!!
参照3000突破、おめでとうございます!
すごいですね…!!!
死にたがり少年Nが気になる今日この頃(((`・ω・´)
頑張って下さいです☆←
ずっと応援しています♪


みお様・ ( No.486 )
日時: 2012/07/15 14:20
名前: 兎欠 ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/



ここコメントあありがとうございます(´;ω;`)
死にたがりNですか!
実は書くのが結構楽しいとゆう^P^
完結させようと思いますので
見て頂ければ光栄です*



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