二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
日時: 2012/12/03 23:42
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・

            ( ※ ) 現在黒子に浮気中。




→@ . あなたが生まれて 僕が生きて 
→@ . 言わないでね さようなら、なんて

永久を誓い合う。


 § ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
 § ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←


あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。






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 start ⇒ 2012/01/09〜
 唄::: トロイメライ     


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Re:  /稲妻症候群/ [長編集] キミ/ボク色。五話更新! ( No.272 )
日時: 2012/03/29 12:30
名前: 些爾 ◆6Nce.T54dg (ID: 2xWBIxcL)

声もかっこよかったよね!!
ポージングもすげえ!!
というかなんでキャベツかな?

些爾ちゃん・ ( No.273 )
日時: 2012/03/29 12:38
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/



足立さん食べたい^p^)))
来週最終回だよおおおお!!
ゲーム買おうかな(´・ω・`)

「愛」の形 登場人物 ( No.274 )
日時: 2012/03/29 12:51
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/



(001)杉浦 祥平 / すぎうら しょうへい
(002)杉浦 綾  / すぎうら あや
(003)円堂 守  / えんどう まもる
(004)鬼道 有人 / きどう  ゆうと
(005)音無 春奈 / おとなし はるな
(005)円堂 夏未 / えんどう なつみ



(※) 切ない系の話が書きたかったんです…
   衝動的に書きたくなったんです…ww
   もしかしたらスランプ克服できるチャンスかも
   とか考えると、ダメですね(´^ω^`)


「愛」の形001*途切れた赤い糸 ( No.275 )
日時: 2012/03/29 12:56
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/









         12月24日




      白い雪が降る東京の病院で




      愛しい人が




      死んだ —— 。






「愛」の形001-2 ( No.276 )
日時: 2012/03/29 13:27
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: http://mynmmr0608.anime-voice.com/





綾の体温はだんだん冷たくなっていく。

手を離せば、もう綾が帰ってこないことを認めてしまうことになる。
認めたくない一心で、冷えかけている細く、小さな手を何度も擦り合わせた。

もう1度でいい。


もう1度だけでいいから、綾に笑いかけて欲しかった。


苦しみの感情など知らぬままに、逝かせてやりたかった。
ごめん、あんなに守るって誓ったのに。
悔しいよ俺。お前の事最期まで幸せに出来なかった。


いや、綾は幸せって感じてくれていたのかな?



聞かせて欲しかったな、お前がちゃんと幸せだったか。



俺は自信こそあるわけじゃないから、胸張ってお前に“幸せ”与えられたなんて言えないよ、恥ずかしいけど。




「祥平さん、もう…綾さんは…」

「春奈、そっとしておけ…」
「でも兄さん…」


シンミリとした空気を保った病室にこだまする、後輩達の声。


綾の手を元の位置へとそっと戻し、時間を掛けて振り返る。

そこには10年前、共に汗と涙を流した“仲間”達が表情を曇らせ立ちすくんでいる。

第一声を放った春奈は両の手で目を覆い、泣き顔を見られまいと小さく肩を震わせ
そんな春奈を兄である有人が肩を抱きしめ

守は現実を受け入れるかのように真っ直ぐと綾の横顔を見つめ
今や結婚して苗字が変わった、夏未も悲しそうに綾を見つめていた。



「大丈夫…綾は…天国へ行ったよ」



こんな時こそ先輩らしくしなくてはと思って作り上げた笑顔は決して“笑顔”と呼べるものではない。


自分でも判る。


笑えない、いいや こんなときこそ失笑と言うべきか。



愛しい人が、俺の手の届かない遠くへと旅立った。







「みんな…綾に“さようなら”をしようか」



綾、聞こえてるか?
今どこかで聞いてるか?



お前に“さようなら”をするから





俺に






力を貸してくれよ









「祥平っ…さん」
「杉浦…」
「祥平…」
「…杉浦くん…」





泣き顔なんて



後輩に見られたく


なかったなあ、俺。






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