二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
日時: 2012/12/03 23:42
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・

            ( ※ ) 現在黒子に浮気中。




→@ . あなたが生まれて 僕が生きて 
→@ . 言わないでね さようなら、なんて

永久を誓い合う。


 § ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
 § ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←


あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。






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 start ⇒ 2012/01/09〜
 唄::: トロイメライ     


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木蓮 [短篇] ( No.456 )
日時: 2012/06/30 18:31
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: 「この男。」シリーズが早くみたい。





いつかお前は言っていた



 “木蓮になりたい”


なぜと聞いても答えてくれなかった







俺がもし

 “木蓮になりたい”

そう言ったら、



たぶん




いや、絶対に。



お前はあの日と変わらない笑顔で笑ってくれるんだろうな



木蓮 [登場・説明] ( No.457 )
日時: 2012/06/30 18:40
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)
参照: 「この男。」シリーズが早くみたい。



[登場人物]

 @ 佐久間 次郎

 @ 源田 幸次郎

 @ 大川 ことぶき



[説明]

短篇小説。
同じクラスの大川と佐久間と源田は仲がいい。
卒業式のある日、大川は東京を出ることを2人に告げる。


木蓮 ( No.458 )
日時: 2012/08/13 23:25
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)

         木蓮の花の終わりはね、劇的なんだよ


  000@[>>456] 過去も未来も全て、

  001@[>>460] 不意の笑顔が

  002@[>>461] 無謀と知っても

  003@[>>464] 真っ直ぐな瞳が

  004@[>>465] 誰より君が

  005@[>>466] ずっと、ずっと

  006@[>>467] 涙の跡さえ

  007@[>>479] 過ぎた日々が

  008@[>>498] とこしえに

  009@[>>502] たった1人の君だけに、

  010@ Ⅰ/Ⅱ [>>504] また春が来て
      Ⅱ/Ⅱ [>>505]


         「もう、花びらを落としてもいいんだよ」


提供御題:確かに恋だった様[君シリーズ]
参考資料:木蓮モクレン

木蓮 ( No.459 )
日時: 2012/08/13 23:26
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)


               また、いつか出会えたら


登場[>>457]
小説[>>458]
後書[>>506]


               こんどは伝えるから。

木蓮 ( No.460 )
日時: 2012/08/10 19:14
名前: もずく・ ◆GJi12uWTrE (ID: vj3b3W/M)

               001話 [ 不意の笑顔が ]




帝国学園の卒業式は4日前を目前にしている。



クラスの大半は帝国学園高等部への進学を控え、
また大半は地方の有名高校への受験、進学を控えている。

俺  ——— 佐久間次郎と言えば、後者の進学を控えている状態だ。



「佐久間、ここ、教えてくれないか」
「ああそこは・・・」


俺の親友であり、相棒であり、サッカーを共にしてきた源田が数学の教科書と共にやって来る。


そうか、卒業したらサッカー部のみんなと会えなくなるのか。




こうして今まで当然のように過ごしてきた、辺見とも

・・・なんだ、別れって案外簡単だな。



「佐久間?」
「悪い・・・すまないがまた後でもいいか」
「いいけど・・・どうしたんだ」




感傷に浸ったなんてことは死んでも言えない。
適当に誤魔化して、何でもないようなフリをすればいいだけ。


だけど今の俺にそんな余裕はなかった。



自分が卒業と言うだけでこんなにも仲間と離れることを嫌がるなんて。

ああ、ああ。




「佐久間くん、卒業するのが嫌なんでしょ」




フと横を通りかけた同じクラスの女子・・・大川ことぶきが俺の心理を読み取った。
平然とした顔で俺を見つめる。




「・・・そんなこと、」
「判らなくもないよ佐久間くんの気持ち。ね、源田くん」


「え?あ、ああ」



同情なんか欲しくない




そんなの悲しくなるだけ

でもちょっとだけ安心するのは俺の本音。
嗚呼、俺だけじゃないのか。



俺だけではない。

こんな気持ちになるのは、みんな一緒、なのか。



「一生会えなくなるわけじゃないんだから、たかが中学の卒業なんてさ」



大川は不意に笑顔をみせる。




トクリ、







え?





                ( 不意の笑顔が )


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