二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
- 日時: 2012/12/03 23:42
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
- 参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・
( ※ ) 現在黒子に浮気中。
→@ . あなたが生まれて 僕が生きて
→@ . 言わないでね さようなら、なんて
永久を誓い合う。
§ ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
§ ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←
あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。
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start ⇒ 2012/01/09〜
唄::: トロイメライ
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- [高校生編13]The daily life that ha ( No.58 )
- 日時: 2012/02/04 17:38
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
1年生のクラスのまま学年が上がる仕組みのあたしたちの学校。
だから豪炎寺くんとは毎朝顔を合わせる事になるわけで…
あの日、豪炎寺くんがなぜあんなにも悲しそうな顔をしていたのか今でも判らない。
とゆうより、あの日以来話すことがなくなってしまったからだ。
避けられてる。
判っていても、豪炎寺くんの心理が判らない以上はそっとしておくことに決めた。
吹雪くんと廊下で別れて教室に入ると、おはようと聞こえた。
「あ、おはよう白菜ちゃん。」
「毎朝毎朝ごちそーさま」
「…ごめんね?」
「なんで謝んの?」
雪花白菜ちゃん。高校に入って初めてできた友達。
優しそうにみえて、ドSの白菜ちゃんは吹雪くんが嫌いらしい。
だから朝、一緒に来るあたしはいつもいじられる。
ドン、と後ろから誰かがぶつかって反射的に振り返った。
「…悪い」
「豪炎寺くん…」
「おはよごーえんじ」
気まずい。
( 変わり始めた日常 )
- [高校生編14]I want to be reconcile ( No.59 )
- 日時: 2012/02/05 10:33
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
気がついたら、今日はもう授業が終わっていた。
移動授業も、特別嫌いな教科があったわけでもない普通の日。
ひっかかるとすれば、豪炎寺くんの一件。
目が合うことはたまにある。
それだけであとの進展という進展は何もない。
サッカー部の部室に一番乗りで来たあたしは、部室の机に頬杖を突いて窓の外を眺めた。
悲しそうな顔をした豪炎寺くん。
たしかあの日は、吹雪くんに告白された日。
浮かれて、何か悪いことをしただろうか。
ガチャリ、と軽快なドアを開く音が聞こえて、
入ってきたのは今まさにあたしが思っていた人。
「…他の奴らはまだ来てないのか?」
「うん。」
目も合わせてくれない。
あたしから目を合わせようとすると、すぐに君は目を逸らすよね。
ねえ、どうして?
「豪炎寺くん」
「・・・」
「…ごめんね。」
「謝ることなんかしてないだろ」
「ならどうして避けるの?」
言葉につまる豪炎寺くん。
仲直り、したいよ。
豪炎寺くんの心理が判らない以上そっとしておく、なんて思ったけど
このまま気まずい関係は嫌だよ。
あたしたちは、イナズマイレブン・ジャパンの元チームメイトとマネージャーという関係だけど
そんな簡単に崩れてしまう仲だったのかな?
( 仲直りしよう。 )
- [高校生編15]The clock which begins ( No.60 )
- 日時: 2012/02/05 14:59
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
部活が終わった帰り道。
吹雪くんは監督に呼ばれてしまって、遅くなりそうだから帰っててと言われた。
その時、ちょうどすれ違った豪炎寺くんに吹雪くんが
『女の子を一人で帰らせるのは心配だから送ってってあげて』
と言ったのには驚いた。
豪炎寺くんと2人きり。気まずいにも程がある。
前方から黒い車がザアッ、と走る。
運転していた人があたしたちを見ていたのは気のせいだろうか。
「守山、お前さ」
いつかの時みたいに豪炎寺くんがあたしを呼んだ。
「ん?」
首をかしげて豪炎寺くんの方を見ると、眉間に皺をたくさん寄せた豪炎寺くんの横顔。
「俺に、近づかないほうがいい。」
「…どうして豪炎寺くんがあたしを嫌ってるか聞いてもいい?」
「違う、嫌いなんじゃない俺は…っ」
勢いであたしの方を向いた豪炎寺くんは言葉を詰まらせて俯く。
なんでもないと言うと早足で歩き出した。
『嫌いなんじゃない』
嫌われてるわけじゃ、ないんだ?
じゃあ、なんでそんな事言うの?
なんで必死になってるの?
判んない。豪炎寺くんが、判らないよ。
( 狂い始めた時計 )
- [高校生編16]Suspicious individual ( No.61 )
- 日時: 2012/02/05 15:43
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
「ただいま」
「姉ちゃん、何で今日は士郎さんじゃないんだよ?」
「はあ?」
あたしを睨み付ける真紘。
まだ制服姿だという辺り、真紘も今帰ってきたようだ。
「浮気してんの?さっきのチューリップ頭と」
「あんた、年上敬いなさいよ。それに浮気じゃない。」
あ?と拍子抜けの声を出す真紘の横を通り抜けて台所へ行く。
冷蔵庫を開けるが、案の定何もない中身に一息つく。
「じゃあ、誰なんだよ。」
「知らないの?豪炎寺くんだよ」
「元イナズマイレブンの?」
「そう。今日は士郎くんが用事で呼び出しだったから送ってもらったの」
なるほど、と真紘は言うとさっさとリビングを出て行こうとした。
「待ちなさい」
「な、なんだよ」
「チューリップ頭って言ったのチクられたくなかったら、買い物行って来てよ」
「はあ?!無理無理、絶対やだ」
「あーそー?じゃあ今からケータイでチクっちゃおーっと」
「ふざけんなよ!行けばいいんだろ!」
幼稚な真紘。冗談だよ、なんて言ってあげない。
カレーの材料を書いた紙を渡すと、ふんっとワザとらしく鼻を鳴らしてリビングを出て行った。
玄関まで見送ってあげようと思って、後を追う。
タンタン、と靴を叩くいい音。
ドアを開けるとそういえばさ、と言って振り返る真紘。
「俺が病院から帰ってきたとき変な奴らが家の前でウロついてたぜ?」
「なにそれ、不審者?」
「いや、判んね。集団だったし」
じゃ、といって出て行った。
( 不審者? )
- [高校生編17]Tragedy ( No.62 )
- 日時: 2012/02/06 18:19
- 名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
ピンポーン、というインターホンの音は
真紘が出て行ってすぐ家の中へ鳴り響いた。
この時間帯にインターホンがなるのは珍しい。
新聞の集金だろうか、と思って玄関を開けたのだが。
「こんばんは、千宮路大悟と言う者ですが」
だ、れ?
玄関を開けた先に立っていたのは、ピンク色の髪をしたオールバックの男。
「あの…何か?」
「ああ、そんなに警戒しないで下さい。お願いがあって来たのですから」
千宮路大悟と言う男の後ろには、何人ものガードマンらしい人がいて明らかに不審。
なに、お願いって…一体この人たちは誰?
「豪炎寺修也…そしてあなた、守山都。あなたたちは私たちの組織に入って頂きたい。」
え?
どう、いう意味?
「サッカーは誰もが平等にプレイ出来るべきである。そうは、思わないかね?」
思うよ、サッカーはみんなが好きなものだから。
でも、何なの?
「あなたが…私の願いを否定するのなら…」
「待って、何なの?いきなり来てそんな事言われても困ります。」
そうですか、なんて千宮路は余裕そうな顔をすると
「私には、あなたの意見などどうでもいい。私の組織に入らないと言うのなら
あなたの弟さん…どうなっても知りません」
( 悲劇の歌 )
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