二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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小さな書庫の騒動【短編集】
日時: 2016/03/19 18:19
名前: ブレイジング・フレア・ドラゴン (ID: zSZyy9Vi)

ようこそ我が小さな書庫へ。ここでは様々な著者が綴っていった作品を保管しており、皆様に楽しく読んでいただくために図書館として併用している保管庫です。

あ、だからといって貸し出しは厳禁ですよ?

では、この書庫の様々な作品をお楽しみ下さい。



タグ1:ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは スマブラ ダン戦 ぷよぷよ ポップン オリキャラ ミルキィホームズ

タグ2:キャラ崩壊 オリジナル要素 百合表現あり なのフェイ


お知らせ>>638


『今は抹消したい駄作』

とあるキャラの諸事情>>1-2
祝福の風は一陣の風となりて>>3-5
聖夜のドタバタ体験記>>8-10
ヴァンガード認識試験>>17-18
クレイについて(2013年番)>>30-33


『依頼書まとめ』

QUEST1>>346-352
QUEST2>>361-367
QUEST3>>400-407
QUEST4>>499-505
QUEST5>>538-547
QUEST6>>816-821
QUEST7>>843-848

『映画を基にした本』

[天空の国エンジェランド]

第1章>>11-12
第2章>>15-16
第3章>>35-38
第4章>>39-42
第5章>>45-50

[怪盗と探偵の争奪劇]

前書き>>641-642
怪盗>>643-645
探偵>>651-653
争奪>>654-658



『長く続いた日記』


[行楽の秋]

旅館編>>55-58
宴会編>>66-68
一日の終わり>>85-87
特別編>>100-105
紅葉狩り編>>114-119
季節外れの肝試し編>>126-130


[jokerに繋がるストーリー]

むらくも>>256-258
エンジェルフェザー>>259-261
ネオネクタール1>>291-292
ダークイレギュラーズ&グリムホロウ>>293-295


[記憶喪失と夏祭りレース!]

前編>>416-421
中編>>428-433
後編>>439-446


[死と隣り合わせの料理会]

準備編>>571-575
前編>>582-586
後編>>601-607
結果発表>>624-629


[2ちゃんネタシリーズ]

ヴァンガちゃんねる1>>328-330 2>>338-340
すまちゃっと>>477-478
だっちゃんねる>>662-665


『色々なオムニバス』

祝福の風の厄日>>19-25

ハロウィン狂騒曲>>77-80

本当に酷い赤ずきんの話>>136-140

異世界を巻き込んだ事件

前編>>149-153
後編>>164-168

新たなオリキャラとシスコン同盟会>>182-186

ダンボール戦機とリンクジョーカーでアンジャッシュネタ>>198-201

テストネタ>>209-213

金髪(かなかみ)乱れて修羅となりて>>226-231

THE・没ネタ>>242-245 2nd>>518-521

二つのスピカは相対する。>>263-268

人魚の報復物語>>274-279

ゲームの世界にようこそ!>>301-306

GWでも騒動はやってくる1>>310-311 2>>312-314

氷の狙撃手と光の剣士の先導者1>>374-378 2>>389-394

あっちこっちパロで質問ネタ>>455-460

プロローグ>>485
伊吹コウジ君の退屈>>486-487 桜庭道子ちゃんの憂鬱>>488-489
新春混沌すごろく祭>>560-566

Fleet of silver soul>>673-678

ポケホームアローン>>694-697 ポケホームアローン2>>705-709 答え合せと悪ふざけしたおまけ>>721

桜の花と共に来た依頼>>722-728

ショートランドの艦これ日和>>739-744>>758-762

君がいた夏は……>>768-772 後半戦>>783-792

戦姫絶唱しないシンフォギア番外編>>803-806

錬金術師とのカードバトル>>834-839

先導者と定理者>>858-860

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177



先導者(ヴァンガード)と定理者(ロジカリスト):その1 ( No.858 )
日時: 2016/01/28 11:59
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

ちょっと息抜きにとあるカードゲームの新規参戦ネタ(八雲サイドに導入するわけじゃありません)


伊村「はぁ〜。いやはやごっつ寒ぅなったな〜」

櫂「そうだだな」

冬空の街の一角、櫂と伊村は私用を終えて帰路に着く中、コンビニで買った肉まんをほおばっていた。

伊村「それはそうと、最近妙なニュースを聞かへん?」

櫂「ニュース?あぁ、その話なら聞いた。確かその現場って……ここらへんだな?」

ここ最近、この世界では奇妙な事件が発生していた。上空に文様が現れたと思ったら、その真下を中心に出現した怪物による被害のニュースが相次いでいる。怪物が去った後の被害者の症状は軽い記憶障害と人命に関わる物ではないが、既に被害者は10人を越えており、解決策も今のところ無い。
そんな時、こちらも私用で外に出ていたのか、明日奈と平乃と鉢合わせする。

伊村「意外やな。こないな所で会うなんて。あと、映画化おめでとさん」

櫂「特に平乃は久しぶりの登場だな。最後に見たの1期の何話だ?」

平乃「それは言わないで下さいOTL」

明日奈「あはは……;って、そこは置いといて、ヴァンガードの方も来月や春から色々あるんでしょ?明日川君の使うゴルパラのTDやヴァイスシュヴァルツの新規タイトル……」

平乃「そうですわね。色々ネタも多くなりますわ〜v」

明日奈(そういやこの人も腐女子だった;)

なんて事のないただの日常的な雑談に過ぎない。会話が終わればすぐに家に帰って温まりたい所。だが、そんな日常的な風景を伊村のデッキから出てきたカノンが警告音を打ち鳴らす。

カノン「ワーニング!ワーニング!早急にこの場所から避難せよ!繰り返す!早急にこの場所から避難せよ!」

伊村「なんや、どないした!?」

カノン「ワーニング!ワーニング!早急にこの場所から避難せよ!繰り返す!早急にこの場所から避難せよ!」

伊村が何度もカタパルト・カノンに呼びかけるも、当の本人は警鐘を鳴らしっぱなしであり、伊村の命令を受け付けない。

その次の瞬間、ジャングルジムの上に何かが降り立った。赤黒い巨躯を誇り、絶えず噴き出す蒸気はまるで天女の羽衣のようなものを纏っているように錯覚する。だが、それは羽衣でもなければ纏っている者は天女でもなく、憤怒を思わせる形相の赤鬼だ。いきなり音も無く現れた事もそうだが、着地したジャングルジムのパイプに着地したにも拘らず、そのパイプが歪んでいないのだ。あんな巨躯で重力に逆らわず着地したにも関わらず、パイプは先ほどと同様に真っ直ぐなままだった。

伊村「……ぎ、ギア4の麦わら?」

平乃「そんな訳無いですよ!伊村さんはお下がりください!」

明日奈「とりあえず、単なるワンピースファンじゃないみたいのは確かね」

すかさず伊村以外の3人が戦闘態勢に入る。相手は自分達の見たことの無い生物だ。警戒に越した事は無い。因みに作者はアニメやバーニングブラッドで見たギア4(フォース)は完全に歌舞伎か何かかと思いました。コナンも20周年の2週連続1時間スペシャルで歌舞伎俳優本人がゲスト登場したばっかだから、完全に歌舞伎俳優にしか見えねぇよ。
だが相手は先手必勝といわんばかりにジャングルジムから飛び降り、いきなりパンチを繰り出してきた。重さの乗ったパンチは櫂達がついさっきいた場所の地面を粉砕し、小規模のクレーターを作った。

アスナ「結構大振りね。けど貰った!」

大振りな一撃を回避し、アスナと平乃が赤鬼の両脇腹に攻撃しようとした。



ドシュン!


平乃&アスナ「!?」

その時、突然アームが伸びて攻撃しようとした2人を掴み、引き戻される。櫂も突然2人が引き戻されて思わず攻撃を中断。赤鬼の攻撃を間一髪バックステップで回避する。その相手は、背中のカタパルトを伸縮アームに換装したカノンだった。

櫂「おい、邪魔しているのか!?」

伊村「え!?あ、ちゃうって!カノンが勝手に動き出しよって……!」

カノン「危険!危険!危険!未確認生命体を中心に解析不能の破壊組織を含有したフィールドを展開を確認!フィールドは現在も展開中!」

伊村「なんやと?フィールド?」

見ると、確かに赤鬼の足元を中心に地面や物体——というか、その空間そのもの——を侵食していくように広がっている。恐らくカノンの言うフィールドだろう。

カノン「櫂トシキ、結城明日奈、長谷川平乃がこのフィールド内で戦闘不能になるまでの活動時間……0.0000000000128%!」

平乃「つまり、触れたら最後って事ですよね?」

簡単に言うならそういうことである。この面子に中距離以上の攻撃ができる人物はカノンのみだ。侵食され続けるフィールドを考えると彼を中心に迎撃したほうが最良だ。すぐに背中の砲塔の砲口を赤鬼に向ける。

伊村「カノン、はよ頼む!」

カノン「了解!ターゲットロック……発射!」

放たれた砲撃は赤鬼を確実に捕らえ、直撃した——はずだった。


先導者(ヴァンガード)と定理者(ロジカリスト):その2 ( No.859 )
日時: 2016/01/28 12:00
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)




櫂「……!?」

平乃「貫いた!?」

アスナ「貫いたというより……寧ろ……」

伊村「『すり抜けた』……やと……!?」

その砲撃は確かに赤鬼の身体を確実に捕らえ、直撃していた。だが、直撃したと思われた瞬間、標的はまるで霊体になったように砲撃をすり抜けたのだ。当然標的を外した砲撃はそのまま空の彼方に飛んでいった。

櫂「……」

伊村「………」

平乃「…………」

アスナ「……………」

















伊村「全力で、逃げろおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

その一言と同時、4人と1機は一斉に逃走する。当然赤鬼も4人を追いかけつつ侵食フィールドを広げていく。

アスナ「攻撃が効かない相手なんて、どうやって戦えって言うのよ!?」

平乃「倒しようがないから逃げてるんじゃないんですか!?」

櫂「とにかく今は奴を撒くしかない!コール!バリィ、ジャラン、テージャス!」

伊村「せやな!カノン、デッキに戻りぃ!」

伊村はすぐにカノンをデッキに戻し、櫂のコールしたワイバーンナイト3体に乗り込んで逃走を図る。相手も跳躍で飛び上がり、空中を蹴る要領でワイバーン達に迫る。

櫂「宙を蹴って飛ぶだと!?」

伊村「ますます本家になってきよったで!いや、六式にもあったっけ?」

空中でもフィールドの侵食は続いている。ここにきて平乃の頭『追いつかれる=即死』の方程式が完成していた。そして赤鬼が拳を振り翳した。

赤鬼「——ウゴゥッ!?」

赤鬼が殴りかかろうとし、櫂が反撃に出ようとした時、赤鬼が突然盛大にのけぞった。勝手にのけぞったのではない。頭部に何かが直撃したかのように見える。いきなりの事で目を見開いて目の前の事態をみるだけの中、更に背後から飛来したと思わしき物体が赤鬼を通り過ぎた瞬間、その赤鬼の胴体が真っ二つに斬り裂かれた。

平乃「い、一体何が……?」

櫂「狙撃の後、誰かが奴を斬り倒した。最低でも2人いる」

アスナ「斬り倒したって、あんなスピードで!?」

伊村「多分、初速の後で重力に従って突っ込んできたんやと思う。あないなスピード、ミサイルや零戦の比や無いで!にしても、さっきの零戦もどきもせやけど、さっきの狙撃手もどこにおったんや!?」

櫂「紅雷牙、位置の計測を」

上空での一瞬の出来事の後、櫂が自分のデバイスで狙撃者の位置を計測する。恐らく先ほどの相手より狙撃した人物の方が速いと思ったのだろう。紅雷牙の計測が終了し、バリィの真後ろ300メートルのビルの最上階にいると計算結果が出た。

櫂「なるほど……!バリィ、ワイバーン借りるぞ!」

バリィ「え?ちょ、ちょっと待て!」

バリィの制止も聞かず、櫂がいきなりワイバーンのコントロールを乗っ取り狙撃者へと向かう。バリィのワイバーンにはテージャスやジャランなどと比べて搭載している火器は少なく、スピードも時速5キロほど遅い。だが防護フィールドはバリィのワイバーンのみ搭載されており、範囲は限定的だがパワーを増強させれば砲撃の一発や二発ではかすり傷一つ着く事も無い強力な防御魔法発生装置を施している。かげろうはこれを応用して前方に防護フィールドを張りつつ、搭乗者が脱出して無人になったワイバーンが敵陣に突っ込ませるという荒技を使うという。っておい、まさか櫂がこれからやる事って……;

櫂「安心しろ、銃撃だけだ!」

あ、そう。——っと、いかんいかん。
バリィのワイバーンの口に搭載されているマシンガンの射程範囲内にまで到達すると、ビルの最上階にいる狙撃手に照準を定め、発砲する。ばら撒かれた弾丸を狙撃手は後方に跳んで回避。直後、飛来した先ほどの物体が櫂を強襲。ギリギリのタイミングで回避したものの、ワイバーンは寸断されて爆破。空中の櫂は飛行魔法を発動させて空中で留まって落下を防いだが、その僅かな隙を見越して既に2人ともその場から消えていた。

櫂「……逃したか」

完全に相手を逃した櫂は舌打ちし、ワイバーンと共に着地。

平乃「さっきのは一体何だったのでしょうか?」

伊村「解らへん。カノン、例のフィールドは?」

カノン「ターゲットロスト。フィールドの消失を確認。18メートル前方に生命反応を確認」

相手が消失した事により、安堵する4人。上空の文様もいつのまにか消失しており、カノンが言う場所に行くと一人の男性が倒れていた。

明日奈「早く救急車に連絡を。にしても、一体なんだったの今の?」

平乃「解りませんわ。櫂さん、さっきのは……?」

櫂「すまない、逃がした」

その5分後、救急車が到着。後で解った事だが、先ほどの男性も前の事件の被害者同様の症状だったという。

先導者(ヴァンガード)と定理者(ロジカリスト):その3 ( No.860 )
日時: 2016/01/28 21:59
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

里香「なるほど、そりゃ大変な目に遭ったわね」

圭子「その怪物って一体何者だったんでしょうか?」

明日奈「私だって解らないわよ。私も見たことが無かったし」

翌日、学校帰りのSAO女子3人は昨日の明日奈の会話に興じていた。昨日明日奈達が遭遇した事件は今朝の一面を飾り、学校でもその話題で質問攻めの袋叩きにされたのだった。恐らく櫂や平乃、伊村も同じ目に遭っていただろう。そんな時、圭子が違う話題を切り出してきた。

圭子「そういえば、ちらっと掲示板を見たんですが、近くのゲーセンで新しいゲームが稼動されるみたいですよ。えーっと、確か……論理の扉がどうとか……?」

里香「何それ?遊戯王みたいに複雑なルールでもあるの?障害者の作者には無理なんじゃない?」

圭子「いえ、先行体験会に行ってきた作者によると、結構簡単だって言いましたよ」

明日奈「ってか、それ作者が聞いたら傷つくんじゃないの;」

ええ、現在進行形で障害者の自分は容認&傷心しております(泣)。あの事件以降上空の文様と被害者の増加は打ち止めとなり、事実上事件解決になった。




そして同じ場所で、数人の学生たちが帰路についていた。

金髪の少女「にしてもさー、まさかラクロジでバグの被害に遭うとは思わなかったよね〜」

メガネの少女「学(まな)、本当に大丈夫だった?帰った後で家に見てもらってみる?気のせいならいいけど」

ヘッドフォンの少女「……平気」

背の高い少年「そのバグも、今日のメンテナンスで撃滅するらしいぜ。明日になればまたいつもの様に向こうで会えるんだ」

背の低い少年「そっかー。学の新しい合理体見たかったのになー(がっかりしながら学と呼ばれた少女の肩によりかかる」

ヘッドフォンの少女「……邪魔なんだけど?」

金髪の少女「それでもどかそうとしない所を見ると、まんざらでもないんじゃないの?」

ヘッドフォンの少女「……///」

こちらも何気ない下校風景である。そんな時、携帯から着信音が鳴り、背の高い少年が通話に出る。だが、ただメールを見るというより、携帯機器の画面の中にいる金髪の女性に話しかけているみたいに見える。

金髪の女性『メールですね。誰からですか?』

背の高い少年「ちょっと待て……あぁ、妹からだ。そういや明日親父の誕生日だったっけな。返信は……あれ?何か重くないか?」

白い毛並みの虎の獣人『誕生日プレゼントの相談って奴か?』

中国風の金髪の少女『ほほぅ、孝行的な妹じゃな』

背の高い少年「小玲(シャオメイ)にタイガ?何で揺音とクロエの使者(フォーリナー)がいるんだ?」

白い毛並みの虎の獣人『俺らだけじゃないぞ』

タイガと呼ばれた白い毛並みの虎の獣人が親指で後方を指す。すると画面の右上から褐色の女性と隻眼のコウモリがデフォルメされた姿で入ってきた。それに比例して当然少年の携帯の処理速度が落ちて行きます。

背の高い少年「俺の携帯いつの間にか集合場所!?」

背の低い少年「ちょwww集合場所って言うか自分の家感覚じゃんこれwww」

金髪の少女「完全にリラックスしちゃってんじゃんwww」

メガネの少女「いやいやいや、笑ってる場合じゃないよね?何、人の携帯の中に勝手に入ってるの?」

金髪の女性『私が招待しました』

背の高い少年「お前何やってんだよ!」

うん、何やってんだ。背の高い少年の携帯は自分のを含めて5人分の完全にデータの処理速度が落ち、まるでパラパラ漫画の様に画像が切り替わるほどにまで落ちていた。というか、5人とも画面にぎゅうぎゅう詰めになっている。よく要領オーバーにならないよな。

褐色の女性『それにしても、狭……;』

隻眼のコウモリ『つ、潰れる……;』

金髪の少女「大容量メモリでも買ったら?」

背の高い少年「いやそれ以前にお前ら一旦自分の所に帰ったらどうなんだよ!?」

まるで5人ではなく、10人での大所帯のような携帯の画面越しの人物とのやりとり。そんな2組は会話をしながら、同じ場所をすれ違って行った。



——約数名、昨日会ったばかりだという者も気付かぬままに。



















BGM:STORY(ラクエンロジックOP)


『あとがき』

今回はラクエンロジックとの短編コラボをお送りしました。では知らない人のためにもラクロジについて少々説明をば。


大まかなストーリー:地球によく似た人間界セプトピア。そこでは異世界の門(ゲート)を開き、侵略の意思を見せる者達の脅威に立たされていた。彼らに対抗する方法はただ一つ。覚醒した定理者(ロジカリスト)と、異世界から来た使者(フォーリナー)と盟約を果たし、合体体(トランスユニオン)となることだった……。


とまあ、原作はこんな感じ。なお、櫂達がCMを見た途端に飛び出し、4人ともゲーセンに集合。その後、気がかりな点を解く為にゲームに参加する展開は面倒&時間が無かったのでキャンセルしました。

なお、こちらでは使者は『ロックマンEXEシリーズ』や『サマーウォズ』のネットナビやアバターのようなものであり、世界観やゲームシステムは『魔法少女リリカルなのはINNOCENT』の機能に似たものです。因みに背の低い少年と隻眼のコウモリ以外の全員は公式に存在します。金髪の少女ことクロエ・マクスウェルとメガネの少女こと揺音玉姫(ゆりね たまき)はTCG基準、背の高い少年こと剣美親(つるぎ よしちか)とヘッドフォンの少女明日葉学(あすは まな)はアニメ基準です。

そんな訳で、感想おkです。多分感想少ないと思うけど。

復帰イベント! ( No.861 )
日時: 2016/03/19 18:40
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

今回はユウキさん復活記念イベントのコラボ。新しいキャラも登場します。



クロスオーバー館。八雲の部屋。

八雲「よし、これだ……」

自室で八雲が1枚の計画書を広げた。それは、近日に行うイベントの計画書であり、今度行うものだった……!

八雲「くくく……あーっはっはっはhhげぼぉ!!ゴホゴホッ!む、むぜだ……;」

肝心な所で決まんないんだな。(やかましいわ!by八雲)





数日後。午前11時。


八雲「えー……これより!作者主催ヲタク大王さんもとい、ユウキさん復活記念イベントを開催いたします!!」

ユウキ「えーっと……マジで執り行うんですか!?」

八雲「……さて、ルールを説明します」

ユウキ「無視!?」

広場に呼んだ参加者達に届くような拡声器の声と共に、隣にいたヲタク大王ことユウキさんが仰天したような表情で隣にいる八雲に尋ねた。だがそれをスルーし、ルール説明に入る。



1.参加者は2人以上1組でチームを組み、それぞれチェックポイントでスタンプを貰ってスタート地点に戻ってくる。6チームの到達時間を計り、最も短時間でゴールしたチームが優勝。

2.チェックポイントのヒントは開始前に配られる写真のみ。街の人に尋ねてもよい。チェックポイントではミニゲームをクリアしなければスタンプはもらえない(メンバー全員が揃っていなくてもスタンプはもらえる)。

3.参加チームは自由に組んでよい。スタートからゴールまでのルートは自由。

4.能力やスキルは使ってもよいが、相手を故意に攻撃するのは禁止。




と、このような感じ。しかしここで問題が。それは……






大半の人達「裸族と組むのは絶対に嫌じゃあああああああああああああああああ!!!!!」

でしょうね(笑)。問題を起す事以外脳の無い奴と誰が組むものか。大体、見方も巻き添えを食らう可能性が大きいので絶対に足手まといになるのは事実。写真から場所を特定するだけでも難しいのに、裸族と組んだらRPGの最初で王様に、『勇者よ、とりあえずどく状態で盗賊を全滅させてくれ。あ、それ回復できないから』と言われるようなものです。だが……

アルセーヌ「え?マジで自由に組んで良いの?」

スイッチ『あざーっす!』

ロム「あんたら大丈夫か?つか、そこの3人は顔逸らして他人の振りをするな」

3人(石流&根津&アンリエット)「……;」

そして数分間のチーム決めタイム。時間になった時のチームはこんな感じ。





第1チーム:チュウたん&ウマたん、猛、姫路、土屋、土方

第2チーム:モ〜たん&メイたん、ボッスン、姫路、山崎、美波、琴葉姫

第3チーム:シマたん&キーたん、みにみく、ロム、ゼクシオン、眼蛇夢、たけジアン

第4チーム:ウサたん&ピヨたん、ほのベア、雄二、霧島、沖田、ユウキ

第5チーム:ドラたん&イヌたん、つしまバット、アイオーン、ヒメコ、秀吉

第6チーム:シャアたん&ウリたん、うみラビット、ヤイバ、クロウ、明久、愛子

第問題チーム:近藤、蜻蛉、獄卒、アンリエット、スイッチ(ユ)


待て第問題チーム。これ絶対大問題とかけてるよな?それに、干支神の後ろのつしまバットやほのベアって誰?

ユウキ「あのー、このみにみくとかって誰?」

琴葉姫「え?八雲さんのWS小説を見てたんじゃないんですか?」

八雲「正確にはユウキさんは前作のだけ。それ以降は向こうも色々忙しかったからあんまり理解していないのは無理ないですって」

近藤「うおぉぉぉぉぉーーーー!!!まさか八雲サイドと琴葉姫サイドからも裸族が出るとは思わなかったああああああ!!」

蜻蛉「私も先輩が来るとは思わなかったあああああ!!!(感涙」

獄卒「よっしゃああああああ!!いきなりとはいえ裸族技を——」

カオスクラッシャー一同「いきなりなにしとるんじゃあああああああ!!!」

裸族「ぎゃあああああああああ!!!」

バカ3人が黙った事で、改めて大会を開始。早速ジャックがメガホンを片手に参加者に伝える。

ジャック「んじゃあお前ら、1かあ5までの好きな数字を言ってくれ。ダブったらじゃんけんで決着な」

明久「1から5の?……じゃあ4」

モ〜たん「ミーはTwo(2番)ネ!」

ジャック「じゃあこれな。第2チームはこれ」

土方「ジグソーパズル?」

ジャックから手渡されたのは一つのジグソーパズルだった。よく見ると絵柄は写真のようであり、20ピースで構成されたパズルの入った箱を他のチームにも次々と渡していく。
全員に配り終わると、八雲が声を上げた。

八雲「そのジグソーはチェックポイントを記した写真だ。これを完成させた時点でスタートだ」

ヤイバ「ジグソーで場所を見つけるか。故に不可解かつ新鮮」

全員振り分けられたジグソーを一斉に完成させていく。ジグソー自体は解りやすく、2、3分後には全員ジグソーを完成させた。

チュウたん「ここからが本番だな。場所は……なんだ、ここは?」

ヒメコ「解けたとしても場所が解らへんかったら意味無いやろ?」

アイオーン「異界の使者より言の葉の雫を承り、目指す楽園へと導かれんということか(※訳:『解らないのなら人に聞いてみるのが一番早い』と言っています」

チェックポイントを割り出したチームはそれぞれチェックポイントへと向かっていった。


本編はかなり長くなるので覚悟してください。感想まだ。

Re: 小さな書庫の騒動【短編集】 ( No.862 )
日時: 2016/03/19 19:09
名前: 復帰イベント!その2 (ID: zSZyy9Vi)




駅近辺の桟橋。


姫路「写真の場所はここですね」

チェックポイントに到達した第1チーム。場所は主要の駅近くにある桟橋だった。今は作者が借りている状態であるので車の通りも無く、全く静かな桟橋となっている。

チュウたん「メイたんのバカが暴走しないように手を打っておいたのが正解だったな」

土方「誰かに声が似てたのか?」

姫路「声優ネタですか;」

猛「おーい、こんな所に盾があったんだけど?」








須川「ちょっと待て!」

花梨「ここを通るには、ミニゲームの攻略……」


姫路「須川君!?」

猛「もう一人は花梨か!お前らだな、ミニゲームの相手は!」

猛の問に花梨は小さく頷く。そして須川がルールの説明をしてきた。

須川「ルールは簡単だ。この無人の桟橋を渡って来い。チームの一人でもここに来れたらスタンプを進呈しよう」

チュウたん「それだけか?」

花梨「無論、簡単にはいかない……」

花梨がそう言った途端、鉄骨の影から全身黒ローブと黒布を着用した男が次々と現れ、須川が黒いローブに黒い布を装着。その姿はまさにどこぞの死神のようだ。
おい、この集団って……;

須川「宙を徘徊するは我らFFF団の特製機雷。足元には熱湯噴出す床トラップ!トドメは我らFFF団の熱湯水鉄砲!」

花梨「……熱湯地獄と、濡れ透け地獄で苦しんでもらう……!(肉食獣の目でスケブとペン装備」

チュウたん「ヘンタイかコイツ!?」

猛「お、俺はこれはありかも……(オイ」

姫路「あれ?土屋君が2人いる?」

土屋「……俺はここだ」

土方「いや、そうじゃねぇだろ」

バカの論争はさておき、問題はこの桟橋の突破方法だ。機雷はボッスンのスリングショットで破壊できるし、提供してある盾を使えばある程度防げる。最後の問題は道に仕込まれた地雷……!
と、その時ある人物が前に出る。

ウマたん「ウチが突出します!ウチが通ったわだちを通ってくださいませ!」

チュウたん「そんな……!?無謀すぎる!第一、そんな計画はお前ががずぶぬれになるぞ!!」

土屋「……馬だけじゃわだちは作れない」

ウマたんの無謀とも言えるアイデアに突っ込みを入れる子の干支神。というか、いつもネガティブなウマたんがこんなポジティブかつ特攻染みた作戦を思いつくとは思えない。自分の作戦を実行するべく準備するウマたんは、その準備を終えると語りだす。

ウマたん「毎度毎度、ウチから後の干支を忘れられていて、語呂の悪いウチだけど、もういいんです……」

土方「おい?何か死亡フラグ臭が漂ってんだけど?たかが干支の巳から先が解らないってだけの問題でか?」


〜ウマたんの回想〜


八雲「は?干支を順に言ってみろって?」

ウマたん「はい!」

モ〜たん「そういえば本編じゃ碌に言われてなかったネー」

八雲「えーっと」

シャアたん「どうせまた私で言いよどむ……」

ウマたん「縁起でもない事は止めてくだ——」



八雲「子丑虎卯辰未午未申酉戌亥だよな(亥までの時間僅か2秒」


ウマたん&モ〜たん&シャアたん「」


〜回想終了〜



ウマたん「八雲さん、子から亥までの十二支を秒速で言ってくれた……もう、いいんだ」











ウマたん「この戦いが終わったらウチ、エグゼシード(バトスピアニメ8期の主人公の初期エースカード)に伝えるんだ。『後は任せたぞ』って(めっちゃカッコいい笑顔で親指を立てる」

姫路「ウマたんさん!ダブルドライブはまだ1ヶ月先ですよ!死亡フラグ立てまくって何がしたいんですか!?」

ウマたんが壊れたあああああああ!?たかが呼ばれただけでここまで死亡フラグを立てるか!?いや、本編じゃ毎回シャアたんから先を言えてない人達だらけだったけど、言えた程度でそこまで死亡フラグを立てつつポジティブ特攻策を考えるか!?つか、姫路も声優ネタ絡みは無いのに知ってるならウマたんを止めてやれよ!?

チュウたん「自分以降の干支をサラッと言った所為で感極まって、自分の萌力(ソルラル)で暴走している!!我以上にタチ悪い状態だぞあれは!」

土方「こうなりゃ奴の案に乗るしかねぇ!全員ウマ女の後に続け!」

暴走するウマたんを止めるよりそのまま突っ走らせたほうが速いと考えた土方が暴走ウマたんの後に続き、土方や明久も続くのだった。


暴走させてみましたwww感想まだ。


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