二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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小さな書庫の騒動【短編集】
日時: 2016/03/19 18:19
名前: ブレイジング・フレア・ドラゴン (ID: zSZyy9Vi)

ようこそ我が小さな書庫へ。ここでは様々な著者が綴っていった作品を保管しており、皆様に楽しく読んでいただくために図書館として併用している保管庫です。

あ、だからといって貸し出しは厳禁ですよ?

では、この書庫の様々な作品をお楽しみ下さい。



タグ1:ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは スマブラ ダン戦 ぷよぷよ ポップン オリキャラ ミルキィホームズ

タグ2:キャラ崩壊 オリジナル要素 百合表現あり なのフェイ


お知らせ>>638


『今は抹消したい駄作』

とあるキャラの諸事情>>1-2
祝福の風は一陣の風となりて>>3-5
聖夜のドタバタ体験記>>8-10
ヴァンガード認識試験>>17-18
クレイについて(2013年番)>>30-33


『依頼書まとめ』

QUEST1>>346-352
QUEST2>>361-367
QUEST3>>400-407
QUEST4>>499-505
QUEST5>>538-547
QUEST6>>816-821
QUEST7>>843-848

『映画を基にした本』

[天空の国エンジェランド]

第1章>>11-12
第2章>>15-16
第3章>>35-38
第4章>>39-42
第5章>>45-50

[怪盗と探偵の争奪劇]

前書き>>641-642
怪盗>>643-645
探偵>>651-653
争奪>>654-658



『長く続いた日記』


[行楽の秋]

旅館編>>55-58
宴会編>>66-68
一日の終わり>>85-87
特別編>>100-105
紅葉狩り編>>114-119
季節外れの肝試し編>>126-130


[jokerに繋がるストーリー]

むらくも>>256-258
エンジェルフェザー>>259-261
ネオネクタール1>>291-292
ダークイレギュラーズ&グリムホロウ>>293-295


[記憶喪失と夏祭りレース!]

前編>>416-421
中編>>428-433
後編>>439-446


[死と隣り合わせの料理会]

準備編>>571-575
前編>>582-586
後編>>601-607
結果発表>>624-629


[2ちゃんネタシリーズ]

ヴァンガちゃんねる1>>328-330 2>>338-340
すまちゃっと>>477-478
だっちゃんねる>>662-665


『色々なオムニバス』

祝福の風の厄日>>19-25

ハロウィン狂騒曲>>77-80

本当に酷い赤ずきんの話>>136-140

異世界を巻き込んだ事件

前編>>149-153
後編>>164-168

新たなオリキャラとシスコン同盟会>>182-186

ダンボール戦機とリンクジョーカーでアンジャッシュネタ>>198-201

テストネタ>>209-213

金髪(かなかみ)乱れて修羅となりて>>226-231

THE・没ネタ>>242-245 2nd>>518-521

二つのスピカは相対する。>>263-268

人魚の報復物語>>274-279

ゲームの世界にようこそ!>>301-306

GWでも騒動はやってくる1>>310-311 2>>312-314

氷の狙撃手と光の剣士の先導者1>>374-378 2>>389-394

あっちこっちパロで質問ネタ>>455-460

プロローグ>>485
伊吹コウジ君の退屈>>486-487 桜庭道子ちゃんの憂鬱>>488-489
新春混沌すごろく祭>>560-566

Fleet of silver soul>>673-678

ポケホームアローン>>694-697 ポケホームアローン2>>705-709 答え合せと悪ふざけしたおまけ>>721

桜の花と共に来た依頼>>722-728

ショートランドの艦これ日和>>739-744>>758-762

君がいた夏は……>>768-772 後半戦>>783-792

戦姫絶唱しないシンフォギア番外編>>803-806

錬金術師とのカードバトル>>834-839

先導者と定理者>>858-860

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QUEST5:マジックアイテムを生成せよ! ( No.538 )
日時: 2014/12/10 22:32
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

今回はグレイディアさんと琴葉姫さんのコラボ。
2つの依頼の同時進行は初です!因みにαサファイアをプレイ中。今日色違いのジュゴンを見つけました。無論ゲットしましたが何か?




北風の厳しい季節の中のクロスオーバー館にて。
タクトはソファで読書し、れいは弓の手入れ、セレナはみんなにココアを淹れている。
リビングの中になだれ込むようにアリサとなのはと和人が入ってきた。

なのは「うぅ〜寒かったぁ〜;」

クロノ「そう言うな。冬でも晴れの日は暖かいんだから」

リズベット「お疲れー。頼んだ素材は……うん、全部集まったみたいね」

和人「そっか。にしても雪山の鉱石を頼むって、無茶言うよなこんな季節に;」

タクト「まぁまぁ;でも、和人さんたちはリズさんにはお世話になってるんですよね」

明日奈「うん。リズのお店が無かったらクリア時間ももっと長くなっていたかも」

外の冷気に震えながら会話をしていく4人。
そこにセレナが人数分のホットココアを持ってくる。

セレナ「皆さん、ホットココアを用意しました。これで温まってください」

明日奈「ありがとうございます」

素材集めに行ったのは雪山と今の季節には厳しい場所だ。すぐさまホットココアに手を伸ばして冷え切った身体を温める。
ここからは自由時間であり、各々やりたい事をする。すると……


ピンポーン!


れい「あれ?誰か来たわね?」

どうやら客が来たらしい。一番近くにいたれいが扉を開ける。
訪れた客は……



シグバール「なぁ、ここが依頼を受けてくれる場所だって聞いたけど、ここであってるか?」

マールーシャ「地図によるとここだが……」




バタン!!(勢い良く扉を閉めた音)



セレナ「……あの、依頼者じゃないんですか?」

れい「ううん。悪質なイタズラだった」

和人「嘘吐け、門前払いしただろ」

いきなりの門前払いに黒の剣士がツッコミを入れる。だが、鍵世界の異世界の少女は冷静に倉庫室に入る。

れい「ねぇ詩乃。確かこの倉庫室に置き場所に困ってた機関銃があったよね?」

詩乃「あるにはあるけど……でもそれ車とかに装備する奴よ?」

和人「いや、それをなんでお前が持っているんだ;」

引きずり出した機関銃を正面にセットし、もう一度ノックする。そして扉が開き……







ズババババババババババババ!!!!!



ぎゃあああああああああー!!!!!!



れい「殲滅完了!」

和人「どこが!?明らかに依頼者だっただろ今!!挨拶無用のガトリングならぬ、門前払いの機関銃か!!」

れい「だったら入り口のドアにこう書いたら?『裸族及び外道キャラはお断り』って」

タクト「それ以前に後ろにロクサス君とゼクシオンさんがいたよね?せめてあの2人だけでも治療をさせてやらないと……」

和人「お前もサラッと酷い事を言ったな;」



ピンポーン



なのは「また?」

フェイト「早く機関銃を片付けて;ちょっと待って下さーい!」

続けてきた来客に掃射直後の機関銃を倉庫室に仕舞う。そしてフェイトが対応に出る。









プレシア「ちょっといい?頼みたg……」



バタン!!(勢い良く扉を閉めた音)


なのは「……フェイトちゃん?」

フェイト「…………釘とお札、貸して」

なのは( ・ω・)つ釘とお札

フェイト「ありがと」


トントン!カンカン!トントン!カンカン!


フェイト「よし!」

和人「閉じ込めるな!!」

今度はフェイトが釘とお札で完全に封じ込めました(笑)。おい、2度も締め出すな。

アルフ「おい、今のって……;」

フェイト「大丈夫だよ。お母さんは天国でおねえちゃんとリニスと一緒に私とアルフを見守っているから……(遠い目」

なのは「フェイトちゃん、帰ってきて〜;」

明日奈「とりあえず、アルフとなのはちゃんはフェイトちゃんを連れて別の場所に行っててね;」

泣きじゃくる数秒前の顔になってしまっているフェイトを連れて隣の部屋へ撤退。改めて釘を外しきった和人が対応に出た。

和人「さっきはほんとに失礼……」







プレシア「娘に嫌われた……OTL」

和人「……少しでもいいから話を進めさせてくれ;」

その後、何とか心と体の治療を済ませて話を聞く事に。
ってか、大丈夫か……;

明日奈「……で、話ってなんですか?」

プレシア「え、えぇ……;さっきはごめんなさい……;」

『依頼名』
作品完成を手伝って!

『依頼者』
プレシア・テスタロッサ

『依頼内容』
グレイディアがマジックアイテムを作ってるのは知ってるよね?
今回も作ってたんだけど、誰かに材料の一部を盗まれたらしいの。
私達で何とかしてあげたかったけど、カオス組が大暴れしたせいで半分が治療中だし、そうじゃない人も仕事でどうにもならない状況なんだ
だから八雲さん所の皆で、以下の材料を集めて欲しいんだ(勿論、私達も手伝うよ)



明日奈「なるほど……キリト君、そっちは?」

れい「本当に申し訳ありませんでしたOTL」

シグバール「気にするな、ってハナシだ。眼帯がもう一つ増えるか否かの瀬戸際で済んだから」

マールーシャ「あれだろ?私達を裸族と勘違いしたんだろ?私もギャグカオス好物組の雷と響と鉢合わせしたら馬鹿デカい鋏で真っ二つにしてるからな?」

れい「遠慮無しにマシンガンを撃って申し訳ありませんOTL」

和人「まぁいい。それで、依頼があって来たんですよね?」




依頼名
「デバイスの使い方を教えてください」

依頼者
「琴葉姫&シグバール&ゼクシオン&マールーシャ&ロクサス」

依頼内容
「突然申し訳ありません。琴葉姫です。俺のレスでちょっとだけ言ったんですが、13機関の嫁達にリリカルなのはのデバイスを武器としてプレゼントしたんですが、中々うまく使えないようで…俺自身なのはもKHもにわかなので良くわかっていないのもあるのでプロの方達にご指導お願いしたいな、と…」

成功条件
「とりあえずまともに戦闘できるようになる」



和人「デバイス?そんなのあったんですか?」

琴葉姫「まぁな。でも、グレイディアさんと一緒になるなんて思わなかった……(震え声」

和人「大丈夫か;まぁ寧ろ、タイミング的に良かったんじゃないか?」

ロクサス「どういうことだ?」

明日奈「どうやら、こっちでもとんでもない事が起きてるみたいなの」

一方で明日奈のほうでもどうやらただ事では無いらしい。琴葉姫達も加えて改めて聞くことに。

プレシア「私達の世界ではマジックアイテムの品評会があるのよ。うちの作者もたまにそれに参加して、評価を貰っていたの。でも、今回はちょっと事態がね……」

和人「と言うと?」

明日奈「今回は作るための素材が誰かに盗まれたのよ」

里香「はぁ!?って事は何?そいつはグレイディアさん所から奪ったアイテムで品評会に出るつもり!?」

プレシア「そうなるわ。グレイディアの調べでは、クリート氏の企業みたいなのよ。人気が出てきたのも時期的に重なるわ」

里香「ふざけやがって……!」

その犯人は密かに無境館から素材アイテムを盗み、妨害を試みたのだろう。同じ鍛冶職人であるリズこと里香にも怒りが湧き上がる。
これも理由に判明し、本クエストと同時進行でクリートの行動も調べる事を決定した。
これだけでも十分と判断した和人は早速タクトと打ち合わせを行おうとするが……

琴葉姫「あのー、だったら俺の分は保留でも良かったんじゃ……?」

明日奈「うん。グレイディアさんのところなら素材が無くても採取場所に行って採って来ればいいのに……」

話を聞いていた琴葉姫さんだ。
確かに普通なら琴葉姫さんを巻き込む事は無いはずだろう。

プレシア「本来なら確かにそうしたいけど……うちのギャグカオス好物組と裸族が大暴れしたせいで大半が動けない状態になってるのよ;もっと細かく言えば3割がジルのドラム缶、3割が裸族技の餌食、2割がウェスカーの暴走の巻き添えで大怪我したわ」

セレナ「どんな事をしたらそうなるんですか!?」

シグバール「つまり身内の所為で人手不足になったってハナシか;」

これで準備完了。グレイディアはリズベットと共にアイテム生成、琴葉姫さんは監視塔でクリートの情報を捜索する。


キリト「と言う訳で、今回は2人の作者の依頼です」

タクト「場所は3箇所、それぞれマジックアイテムの素材の収集。そして完成したアイテムの運輸。琴葉姫さんの依頼はデバイスを使いこなせるようにする事であるので、グレイディアさんの依頼と同時進行で行います」

数時間後、リビングルームで作戦会議を行う一行。
今回の作戦は上述の任務とクリート氏の調査の2種類を行うのだ。

タクト「素材の情報はグレイディアさんが予め送られています。あとはメンバー分けですが……」

キリト「属性やコンディションを考えて……こんなんでどうだ?」




流氷の渓谷:プレシア、イサラ、マールーシャ、シリカ、???、すずか、セレナ、ユーノ、フェイト、ナオキ、アルフ、ユウ


爆炎火山:フェイト(グ)、クルト、ロクサス、???、アリサ、千鶴、カムイ、エミ、はやて、なのは、レオン、アスナ、ヴィータ


招雷の遺跡:シャマル(グ)、シグバール、???、ユーリ、シグナム、リーファ、アイチ、コーリン、シノン、リインフォース、ザフィーラ、ユキ


調査:志木、ツヴァイ、ユイ、ゼクシオン、ディアーチェ、ウィズ、ミサキ

制作:リズベット、新田、シンゴ、キリト




1:最初に3つの素材を入手する(琴葉姫さんの依頼もここで同時に行う)。

2:その後、グレイディアさんの無境館に送り、マジックアイテム工房でアイテム制作。

3:調査メンバーはその間にクリート氏の調査をする。

4:最後にアイテムを会場に運び完了。





大体の内容は理解した。
早速行動しようとした時、こちらのフェイトがグレイディアサイドのフェイトにあるものを渡す。

フェイト「あの、これを……」

フェイト(グ)「え?」

渡されたのは1つのお守り袋であり、カード1枚分のサイズはありそうだ。

フェイト「私の大切なお守り。しばらく貸してあげる」

フェイト(グ)「ありがとう。終わったらちゃんと返すからね」

フェイト(グ)は何かと思ったが、あえて聞かずにそのお守りを懐に入れて行った。




今回はWで!無謀だったかな……;

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その2 ( No.539 )
日時: 2014/12/09 19:45
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)

これが5回目なのは前回タイトルを付け忘れたからでしたOTL


『流氷のマテリア班』


マールーシャ「ここが最初の素材があるところだな?」

プレシア「ええ。でも、ここは本当に地獄だわ……;」

一行がいる白銀の世界は青天にも拘らず気温はマイナス値を記録している。
当然防寒着を着なければ1時間もすれば体温をごっそり奪われるだろう。

セレナ「本当に極楽ですねー♪」

イサラ「何故にあなたはメイド服一丁で平気な顔してるんですか!?」

すずか「あー、セレナは寒さは平気だもんね;」

メルティア「貴方も同じようなものでしょ」

訂正。約二名は平気なようです。セレナは極寒の氷海で産まれ、すずかは魔力素質の変換の影響で寒さにはある程度平気である。
因みにここは寒さと同様にこの環境に慣れたモンスターが出る場所だ。

イサラ「肝心のマテリアは、サメのモンスターに埋め込まれているんです」

アルフ「サメの?」

イサラ「はい。時々地上の動物でさえも獲物にするんだとか……」

ナオキ「お、言ってる間に来たみたいぜ?」

会話の最中についに最奥のエリアへと到達した。

イサラ「確かこの辺りのはずですが……」

アルフ「何もないね?」

すずか「ひょっとして、まだ来てないとか……あれ?」

ユウ「どうしたすずか?って、何だこれ?」

すずか「ここだけ氷が薄いみたいですよ」

すずかとユウがふと足元を見ると、一部の氷が薄くなっていた。一応追記しておくが、ここは海面が凍りついて雪が積もり、地面の代わりとなっている。
何故ここだけ氷が薄いのか疑問に思っていると、ふとイサラの言葉を思い出す。


——時々地上の動物も獲物にしているとか——


すずか「まさか……!」

バゴォッ!!

そう思った次の瞬間、地面から蒼く、背やヒレを氷の鎧を纏ったサメ、トールシャークが襲い掛かってきた。

ナオキ「今の何だ!?海中から出てきたぞ!?」

すずか「やっぱり水の中に生息していたんだ!」

セレナ「なるほど、この場所に迷い込んだ動物を捕食していたんでしょう。私が奴を引き寄せますから、皆さんは出てきたところをお願いします!」

すかさずセレナが氷海へと飛び込む。続けて「私も!」とすずかも追う様に飛び込んだ。

ナオキ「常に水中にいるのか。だったら飛び掛ったところで一撃ぶちかますってのはどうだ?」

ユウ「いや、獲物目掛けて飛び込んでくるなら喰われる危険がある。真正面から突っ込まずに側面から攻めたほうが良い。イサラ、あいつって何分くらい陸で活動できるんだ?」

プレシア「いいの!?女の子2人が飛び込んだのよ!?」

なんとかして地上に引きずり出す方法を考えなければこちらが不利だ。セレナとすずかが水中で頑張っている間に対策を練らなければならない。

イサラ「(ナレーター、貴方もですか;)図鑑での情報ですが、獲物を獲った後すぐにもぐれない時でも、1時間は陸上で活動できます」

シリカ「つまり、リミットは1時間……氷を壊して水中の敵に当てるのは……流石に魔力の無駄遣いですね」

ユウ「いや、氷をぶち壊すって案はいいかもしれないぞ?」

シリカの言葉を聞いたユウが何かを閃いたらしい。早速思念通話でセレナとすずかに伝える。

ユウ「イサラ、ナオキ、お前らは地面の氷を出来るだけ砕いて奴が出やすいようにするんだ。爆薬とかもあるんだったらそれも使え。アルフとユーノ、フェイトとプレシアは出てきたところをバインドで封じろ。あと、この中で氷魔法を使える奴は手伝ってくれ。出口を凍らせるぞ」

メルティア「私は使えるわ……って、無視!?こんな所で寒中水泳なんかしたら、冷凍人間が2つ浮かんでくるよ!?」

フェイト「確か、マールーシャは相手にカウントを与えるやつが使えたんだよね?」

マールーシャ「あぁ、死の宣告か。確かにあれなら効くかもしれん。待ってろ」

早速取り出したガラスのペンダントの待機状態のデバイスを取り出し、起動する。

『Stund,Up.』

手にしたペンダントから電子音声が鳴り、刃がガラスのように透き通った鎌が現れる。

マールーシャ「お前達は奴を引きずり出す準備を!」

約2名のツッコミを無視し、最初に氷を砕く。ユウとメルティアが氷属性の魔法を詠唱待機する。

イサラ「これを壊すんですね。爆砕斬・牢!」

ナオキ「爆砕ブロー!」

まず、ナオキとイサラが地面の氷を砕いていく。

フェイト「セレナさん、すずか!氷が砕けたからこっちにおびき寄せて!」

セレナ『了解しました!お嬢様、こちらへ!』

すずか『うん!』

水中でトールシャークと戦闘をしていたセレナとすずかが早速海面へと飛ぶ。それに続き、トールシャークも牙を向けて飛び上がる。

ユウ「今だ!アイスフィード!」

メルティア「アイストーネード!」

アルフ「ストラグルバインド!」

ユーノ「チェーンバインド!」

フェイト「ライトニングロック!」

出てきたと同時に海面を凍らせ、トールシャークの動きを封じ、海面を凍らせて出口を封じる。
だが、出口が封じられたと知るや否や浮遊魔法を使い、浮かぶ。

マールーシャ「出口を封じたか……アルストロメリア!」

『Death,Countdwon』

浮遊魔法を使った直後にマールーシャがトールシャークの耳元で呪詛を囁く。その瞬間トールシャークの頭上に『5』の数字が現れる。
一方でトールシャークが地上に引きずり出されたと同時に配下のミョルニルシャークが数十匹現れた。

プレシア「マールーシャを筆頭に地属性を使える人はトールシャークの討伐に当たって!雷属性を吸収するから、雷系の術技を使う人はミョルニルシャークの討伐を!」

プレシアが上げた指示に従い、それぞれ行動に移る。

シリカ「背中は無理です!硬すぎて攻撃が通りません!」

ユーノ「僕とシリカが空で囮をするから、3人は攻撃を!」

硬い氷の鎧に攻撃は効かないと判断し、上空から攻撃して注意をひきつける。
すぐにトールシャークが上空の2人に向かって鋭い牙で噛み付いてくる。

マールーシャ「ダンス・マカブル!」

ユウ「ガイアソード・ロックジャベリン!」

アルフ「バリア・ブレイク!」

トールシャーク「ガアアアアアアア!!!」

激戦の末にトールシャークを撃破。相手が気絶している間に流氷のマテリアを獲る。

フェイト「ほんのり冷たい……これがマジックアイテムの素材ね」

シリカ「前にリズさんが使ってたけど、氷属性の能力が上昇して、ウンディーネには必須アイテムらしいですよ」

イサラ「休憩は後です。まずは帰りましょう」

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その3 ( No.540 )
日時: 2014/12/09 19:54
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)






調査班


ウィズ「さて、そろそろこっちも情報収集を始めるぞ」

ミサキ「ゼクシオン、デバイスの調子は?」

ゼクシオン「ばっちりです。管理塔の情報もこっちから受け取ってすぐに位置が割り出せました」

一方、調査班はクリートの経営する企業の本社ビルがある街に来ていた。
ビルの周辺にはインテリア系の店が並び、上質なインテリアが栄える。

ディアーチェ「なんだ?マジックアイテムが一つも無いぞ?」

ゼクシオン「いえ、本業は家具系の制作を行っているみたいです。マジックアイテム系は寧ろサブで、3桁の社員の中でも社長を含めた十数人しか作業に当たれないそうです」

ディアーチェ「たった十数人か。それなら本業にこぎつけるだけでも一苦労であろうな」

ユイ「ですね。って、ツヴァイと先生はどこに行ったんですか?さっきから姿が……」

志木「すまんすまん!待たせてしもうた!」

ウィズ「ったく、一体どこに……」








志木&リイン:某世直しの旅をする隠居の時代劇31部に登場する強力(ごうりき)忍者と連れている少女の服。



ミサキ「不審者を届けたよー(近くの交番に連行」

志木「待て待て待て待て待て!いきなり何をする!?」

ツヴァイ「リイン達も調査するんですー!」

ユイ「だったらその衣装は止めて下さい。つか、時代考慮して下さい」

そりゃそうだ。志木はともかく、ツヴァイは意味も知らずに悪乗りしているだけであるから性質が悪い。さっさと服を換えさせる。

志木「すまぬすまぬ。こっちでどうだ?」



志木&リイン:某時代劇の浪人とその子供の衣装。



ウィズ「そこの2人、いい加減にしないと本気で連行するぞ(・ω・#)」

志木&リイン(´・ω・`)

バカ2名は置いといて、改めて捜索を開始する。
聞き込みやレキシコン・ファントムを使って企業やそれに関係するニュースを調べてみる。

ゼクシオン「あ、これを見てください」

リイン「えーっと……『X交差点で玉突き事故発生。事故原因は突然赤信号に変わり、運転手の対応が遅れた為であると推測。幸いにもこの事故での死傷者は出なかった』これってこの辺りですよね?」

ユイ「あ、怪我人の中にある企業の制作班の人もいます」

事故のニュースらしい。時期は3週間前であり、更に遡ってみると同じ様な事故がいくつもあった。

ゼクシオン「……ファントム、ここ半年の品評会のと事故の時期を照らし合わせてくれますか?」

『Yes.』

何かに気付いたゼクシオンがデバイスに事故と品評会の時期を合わせてみる。
数十秒後、データを集計した結果が現れる。

ミサキ「こっちは大体終わったよ」

ディアーチェ「最も、それらしいのは点で見つからなかったが……って、どうした?」

情報収集から帰ってきた4人も、ベンチでデータ集計を終えた直後の3人に合流する。
ミサキがゼクシオンのデバイスの画面を覗く。

ミサキ「これは……事故と品評会の時期?」

ディアーチェ「いやに時期が重なっているな……例の妨害と関係があるようだな」

志木「とはいえ、これだけでは有力な情報とは言えぬ。他に何かあればいいんじゃが……」

?「誰かー!そいつを捕まえてくれー!」

いきなり誰かが声を張り上げる。何事かと声のするほうを向くと、カバンを抱えた男が駆け足でこちらに向かって来るではないか。
恐らく逃げた男は引ったくりなのだろう。とにかく警察に連絡を……


バキャッ!(ウィズ氏がひったくりの首に上段回し蹴りを決めた音)


訂正。一撃でひったくりを倒しちゃいました。あ、警察に連絡と言ってもウィズも警察だったっけ。ディメポリだけど。

ディアーチェ「見事に一撃で倒したな;ほれ、カバンだ」

男「助かった。中身は……よし、全部ある!」

ミサキ「にしても、何でそんなものを狙って……?」

男「そっか。それじゃあ……向こうで話を。そっちのほうがいいだろうし」

男が辺りを見渡し、近くのファミレスに案内していった。


QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その4 ( No.541 )
日時: 2014/12/09 20:09
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)



招雷の遺跡


アイチ「ここが2つ目のアイテムが取れる所……」

キリト「向こうの山で雨みたいに雷が降ってるぞ」

招雷の遺跡に訪れた一行。ここで紫電の糸を入手するのだ。

クリス「ここは昔、雷を糸にして布を織る技術があったらしい」

リインフォース「雷の糸?聞いた事無いな」

シャマル(グ)「この地域を治めていた長が、儀式のために羽織っていたみたい。今はその装置だけが働いていて、そこでアイテムが手に入れられるのよ」

シグバール「ひとりでに?落雷のショックで動き出したのか?」

コーリン「推測は後。まずはその装置と糸を捜しましょう。ユキが先に行って大抵の罠を解除しているわ」

早速コーリンを筆頭に遺跡の中に入る。が……

アイチ「あの、なんで僕の腕を掴んでるんですか?」

コーリン「罠に掛からないようによ。パーティ分断に時間をとられる訳にいかないでしょ」

シノン「……」

がしっ(シノンがアイチの腕を掴む)

アイチ「ちょ、シノンさん?」

シノン「パーティ分断の阻止だからね」

シノン、お前もか;
とにかく先へ進み、紫電の糸を捜索する。

ディオス「うおっ!槍が出てきたぞ!」

クリス「これが例の罠か。他にもまだあるから気をつけろ」

数百年前の侵入者避けの罠も誤作動無く起動している。歩いている途中で既に起動した罠も見かける。恐らくユキが起動させたのだろう。

ユーリ「けど、このダンジョンの地下ってかなり複雑ですね。モンスターも人造物系が多いですし、骨もちらほら……;」

クリス「魔物や盗掘団の成れの果て、らしいな」

リーファ「下手をしたらあたし達も仲間入り、ですか?」

縁起でもない言葉を聴いたユーリは顔をしかめながらも休憩と手頃な石に座る。
しかし次の瞬間、入ってきた扉が閉まって分断される。

リーファ「え!?ちょ、何?!」

キリト「おい、どうしたんだ!?いきなり扉が閉じたぞ!?」

ユーリ「まさか、私が罠を起動させたんじゃ……;」

紫天の盟主が顔を青くして呟いた直後、天井にトゲが飛び出し、そして一気に下がってきた。


ズガァン!


キリト「スグ!?」

アイチ「クリスさん!?」

リインフォース「ユーリ!?」

轟音の直後に閉じた扉が開く。が、そこに3人の姿は影も形も無い。
まさか潰されたのでは。そう思った一行だったが、罠のある部屋の外に脱出マジックで使われる箱がある事に気付く。

シグバール「なんだこりゃ?」

ユーリ「ごわじででぐだざい……」

中からユーリの言葉がそんな事を言う。言われた通りに箱を破壊すると、中からユーリ達が出てきた。

シャマル(グ)「いつの間に!」

ユーリ「トリックマジック、パニックエスケイプ……何とか脱出できました……;」

アイチ「それでよく脱出できたね。あれって大人一人分しか出来ないんでしょ?」

ユーリ「無理矢理押し込めて何とか……;でもぎゅうぎゅうで潰されるかと思いました;」

3名除く全サイド「……あぁ、なるほど」

クリス「お前ら、俺を見るな(・ω・#)」

無理も無い。クリス(グレイディアさんはバイオハザードの方)はかなり体格がでかい。大人一人分と言っても一般的な体格の大人だ。その体格ゆえに「ゴリス」なんて呼ばれてるしwww。
ともかく助かった3人と合流した一行は更に奥へと進んでいく。

ユキ「みんなー!うーうー!」

コーリン「ユキ!」

先行していたユキがアイチ達と合流してきた。
飛び跳ねてコーリン達の元に来る。一応彼女はボスが待ち構えているエリアには立ち入らないよう言っておいた。現に待ちわびていたように見えた。

キリト「この先がボスか。皆、準備はいいな?」

ユキ「この先、すっごい大きな竜がいたよー!」

リーファ「は?」

入る直前、ユキがわけの解らない事を言う。普通、ガーディアンと言うのは普通、分厚い鎧に身を包んだ騎士風のモンスターであるのが定番である。
その言葉に首を傾げつつ最終フロアに入る。


















待ち構えていた魔物:黒金の鎧で全身を覆ったドラゴンと数十体のゴーレム。

ユキ以外全員()            °Д°

待ち構えていた竜に全員お顔ドコー状態。え?ヘル・ガーディアンなのに?

アイチ「え?何なのあれ?ドラゴンだよね?ガーディアンどこ?」

コーリン「まさかの掟破り!?普通、ガーディアンって人型でしょ!?」

シグバール「そんな事言ってる場合かぁぁ!!あいつ、ヤバイ魔法を唱えてるぞ!」

シグバールがツッコミを入れてる間にヘル・ガーディアンがグランドダッシャーを詠唱する。

クリス「とにかく奴を倒さなければ糸は手に入らない!奴を倒すぞ!」

シグバール「ったく、傍迷惑にも限度ってもんがあるだろうが!アテル!」

『Ready.』

戦闘開始するや否や、シグバールが黒色のガンアロー型のデバイスを出現させて銃撃を放つ。

クリス「シャマルととシノンは俺と共に銃で援護!アイチ、キリト!お前らは雑魚ゴーレムを頼む!(レイジングストームで発砲」

シノン「了解(ヘカートⅡを展開」

シャマル(グ)「はい!(グロック17を構える」

リーファ&キリト「いや、待て待て待て待て待て!!」

シャマル(グ)が銃を装備した瞬間、桐ヶ谷兄妹からツッコミを入れる。
おい、突っ込みの勢いでシャマルが倒れたぞ。

リーファ「ちょっと待って何持ったの今!?」

シノン「お、グロック17?結構マイナーなものを使ってるのね」

キリト「使ってるのねじゃねぇよ!何で平然と解説できるんだ?!つか、それどこで手に入れた!?」

シャマル(グ)「どこでってラクーンシティでですよ?(死者の町の記録参照」

キリト「平然と答えるな平然と!!」

ツッコミの言い合いをしている最中にもヘル・ガーディアンは爪でギャースカ言い合っている一行を切り裂こうと振り下ろす。

シャマル(グ)「危ない!ランパート!」

攻撃に気付いたシャマルがクラールウィンドをシールドフォームに変形。真正面の攻撃をシャットアウトする。

ザフィーラ「もう原形とどめてないな;」

キリト「全くだ;」

クリス「言いたい事は山々だが、とにかくあいつを倒すのが先決だ!グランドダッシャー!」

リーファ「エアスラッシュ!」

ディオス「蒼破刃!」

クリスとリーファ、ディオスが応戦するが、ヘル・ガーディアンは羽ばたいて回避する。

シグバール「あの野朗、見かけ以上に早いな……あの機動力を何とかしねぇとろくに迎撃できねぇぞ?」

シャマル(グ)「せめて、羽をどうにかしないと……」

ユキ「動きを封じるの?だったらユキがやる」

ユーリ「私にも方法があります。お願いできますか?」

何か策があるのか、2人が前に出る。強力な魔法の上に飛行するのであればきりが無い。ここは一つ掛けてみることにしよう。
それをクリスが許可するとユキがアイチの元へ駆け出した。

ユキ「アイチ!」

アイチ「うん!しっかり掴まってよ!」

真意を読み取ったアイチが逆立ちしてから回し蹴りをする。その脚の片方にユキが飛びつき、タイミングを合わせて蹴りを放つと同時に飛び上がる。
空中に飛び上がったユキは、袖から水風船と苦無を取り出して羽に投げつける。

ユキ「氷遁:縛氷の術!」

的中して印を結ぶと水風船が直撃した羽が凍りつき、バランスを崩したヘル・ガーディアンが落下する。

ユーリ「魄翼造形:束縛のヴァルゴ!」

落下した所に、ユーリが魄翼で造ったいくつもの鎖がヘル・ガーディアンを縛り、動きを封じる。

クリス「チャンスだ!畳み掛けるぞ!グランドダッシャー!」

シャマル「シルフィーネ!」

ディオス「爆火猛崔襲!」

ヘル・ガーディアン「グォアアアアアア!!!」

拘束した所に連続で攻撃を放つ。だが、すぐに鎖を引き千切り、氷を吹き飛ばした所を見るとあまり効果は無いように見える。

シノン「……ん?ねぇ、あいつの胸に光ってる宝石があるわよ?」

コーリン「……確かにあるわね。ひょっとして、あれが弱点?」

クリス「そう見て間違いないな。よし、銃の使える奴は俺の合図で一斉攻撃だ!」

アイチ「なら、僕達が狙いやすいようにします!ディオスさんも手伝って!」

ディオス「ああ!」

ザフィーラ「援護するぞ、アイチ!」

弱点が判明した事により、ゴーレムを全て片付けたアイチとザフィーラがすぐに行動する。
まず、ザフィーラが鋼の軛で壁に足場を作り、それをディオスとアイチが上っていく。
その隙にコーリンはを、リインフォースはへクサー、ヴェアヴォルフを、ユーリはターコイズ・ビーストテイマーVFグローブに読み込ませる。

ユーリ「封じの氷鎖!」

コーリン「ホーリーサンクチュアリ!」

まずユーリが氷の鞭でヘル・ガーディアンを封じると同時にステータスを下げ、コーリンが銃を使う4人に攻撃力上昇魔法を発動する。

『Blase,upper.』

『Werwolf,strike.』

アイチ「臥竜アッパー!」

ディオス「虎牙破斬!」

動きを封じられた事で更に顎からの一撃で上を向く。

クリス「今だ!全員掃射!」

ヘル・ガーディアン「グゥオアアアアアアアア!!!」

トドメの一斉掃射で宝石に大ダメージを喰らい、ついにヘル・ガーディアンが機能を停止した。

シグバール「漸く止まったか。つか、ここが最後だろ?糸を作ってる部屋なんて道中見かけなかったぞ?」

ユキ「うりゅ?ねぇ、体の中に何かあるよー」

キリト「ん?これは……」

倒したヘル・ガーディアンの宝石の填めた胸が取れ、中が見えるようになる。そこからは捜し求めていた紫電の糸が大量に見つかった。

リーファ「なるほど、角から得た雷を体内で糸と絡め、そして胸から紫電の糸を取り出していたんだ」

クリス「確かに紫電の糸は当時は貴重なものだ。他の民族からも狙われていただろう」

シグバール「つまり、コイツは糸の保管と生産、ついでに多種族からの防衛の3つを担っていたってハナシか?」

アイチ「これで手に入れたって事ですね。では、戻りましょう!」

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その5 ( No.542 )
日時: 2014/12/09 20:16
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)


ウィズ「さぁて洗い浚い吐いて貰おうか」

ディアーチェ&ゼクシオン「ここで取調べするな(・ω・#)」

ファミレスで男から事情を聞いてもらう事となった調査班。
因みに話を聞くのは上の3人と志木。残りの3人はちゃっかりくつろいでいます(ツヴァイの保護を兼ねて)。

メイカー「俺はメイカー・クリート。FNを聞けば解るだろ?」

志木「わしらが調とるクリートと同じ名じゃな。息子か?」

メイカー「あぁ。その通りだ」

ゼクシオン「『フォーゲ氏は息子の家出に対して、「ナイアガラの様に愛情を惜しみなく注いだのにどうしてこうなったOTL」とコメント』新聞にもありますね」

ディアーチェ「待て待て、どんな愛情表現だ。ナイアガラって毎分何立方メートルの水が流れ落ちると思っている」

ゼクシオン「毎分11万立方メートルもの愛情にうたれたて平気な人間はいません」

多分、親バカすぎる親に嫌気が刺しての家出だろう。それが新聞に出てるってどんだけオーバーなんだ。

ウィズ「で、その親バカがお前に何を指示した?」

メイカー「親父から電話があったんだ。『最近私の周りで奇妙な事が起きている』ってな。その後で親父の企業が参加した品評会の日や準備期間に事故が起きているのを知った」

志木「それで、そのカバンの中身はなんじゃ?」

メイカー「親父側で集めた情報だよ。証拠になりそうなものも幾つかあったから、俺の家で調べようとしたらひったくりに遭って今に至るって訳だ」

ディアーチェ「話からその男、黒幕がよこしたのだろうな。いたのなら証拠になれるのだが……」

ウィズ「そいつなら近くの交番に渡したぜ。一通り終わったらこっちに引き渡してもらうか」

どうやら一連の事件はフォーゲ氏とは別の人物が動いているらしい。
バッグは無事に証拠品となる素材があるので、早速ゼクシオンがデバイスを使って情報を調べていく。

ユイ「でも、そうなると誰が犯人でしょうか?」

そこに、取り調べている4人の後ろの席からユイが顔を乗り出して質問する。

メイカー「心当たりなら、親父の執事で制作班班長のフェイク・ライアーが怪しいな。それに親父が紅蓮の魔石がどうとか言ってたな」

ユイ「紅蓮の魔石?それってママ達が向かってる爆炎火山じゃないですか!」

なんと、メイカーの心当たりとアスナ達の向かった場所が一致していた!最悪彼らと鉢合わせする可能性が高い……!




爆炎火山


一行「暑っ……;」

最後のアイテムである紅蓮の魔石を求めに訪れた一行。
常に噴火状態にあって全員高熱でダウンするのも——










千鶴「おーい!早くしてよー!」

ロクサス「早くしないと置いてくぞー?」

レオン「……」

訂正。3名は全然元気でした。

白雪「3人とも良く平気だね。特に千鶴さんは殆ど私服だし;」

アリサ「まぁ元は封竜だからここは平気だからね」

ともかく、こんな所でへばっている場合ではない。一刻も早く魔石を入手しなければならないのだ。
先に進んでいるロクサスに続き、シグナムとなのは、クルトが手早くモンスターを退治していく。

ロクサス「はっ!やっ!せやっ!」

シグナム「はっ!鬼竜一閃!火遁:火竜手裏剣!」

アリサ「瞬炎刃!炎皇爆破!」

クルト「フリージングエア!」

着実にモンスターを倒していき、奥へと進む一行。広い荒地に着く。

カムイ「で、その魔石の採れる最奥ってどこだ?」

フェイト(グ)「ここからだと……北の辺りがよく採掘できるの」

はやて「ふーん。あ!あんなところに人がおるよ!あの人に聞いてみたらええかな?」

ふとはやてが人を見つけたらしく、その人物に話を聞いてみる事にする。その間にフェイト(グ)はある質問を。

フェイト(グ)「ところで、なのはは何しているの?」

なのは(´・ω・つ)⊂←フェイト(グ)の背中にしがみ付いている。

シャマル「ごめんなさい!なのはちゃん、こっちのフェイトちゃんと別れて行動する事になっちゃったから多分その所為で……」

長らくフェイトと離れていた為、同一人物にしがみ付きたくなったのだろうか。迷惑にならないよう手早く引き剥がす。

なのは「だって、プレシアさんと一緒なんて何をされるか心配で……」

エミ「だからってしがみ付いちゃダメでしょ;」

はやて「おーい!この人、奥への道を知ってるってー!」

ヴィータ「本当か?ありが……」

やんややんやと会話しているうちにはやてが人を連れて帰っ——






はやてがつれている人:シュヴァヴォ(バイオ6のあれ)


ヴィータ&シグナム「主支援アターック!!」

シュヴァヴォ「ウボァーーーーー!!!」

2人の騎士の一撃で吹っ飛ばされたシュヴァヴォはそのままマグマの川へダイブ♪

はやて「なにするんや!見た目が酷いからって殴り飛ばす事あらへんやろ!」

ヴィータ「何で気付かないかな!?ゾンビを何で判断してたのさ!?」

シグナム「一つ聞きたいですが、主が知るゾンビって何ですか?」

はやて「えーっと……きちっとした服を着て、青紫の肌をしてて、薔薇を持ってる……」

ヴィータ「思いっきりロマリオじゃねぇか!!」

ラクーン生還者さん、頼むからこの子に本当のゾンビって奴を教えてあげてください;







がんっ!


フェイト(グ)「いたっ!」

ロクサス「どうした?」

クルト「何だ?通れないぞ?」

ロクサス「俺は普通に通れるぞ?」

はやて「私も無理やで?」

カムイ「何だ?ここから先は通れなくなってるぞ?」

どうやらここから先へ通れなくなっているようだ。周りには壁になるようなものは無いが、目の前に壁があるように先に進めない。
不振に思っていたが、良く探して見ると、通れない場所の空中に何か書いてあった。

レオン「これは……封呪術式結界か!」

シャマル「封呪?結界の基礎となる術式は知ってるけど」

レオン「解りやすく言うと、その術式を少し弄って設定した条件に当たる者を閉じ込めてしまう結界の一種だ」

クルト「なんて書いてある?」

アリサ「えーっと……」



※以下の条件に触れし者、この結果の立ち入りと通過を禁ずる。


1:人間。種族は問わない。


2:魔力を持つクローン及びプログラム。


3:ラクーンシティに足を踏み入れた者。



※ただし、以下の条件を満たす者はこの結果威を通り抜けられる。


1:惑星クレイのユニットに憑依された人間。種類は問わない。


2:人間以外で魔力を持つ者。




まさかの妨害!?


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