二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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小さな書庫の騒動【短編集】
日時: 2016/03/19 18:19
名前: ブレイジング・フレア・ドラゴン (ID: zSZyy9Vi)

ようこそ我が小さな書庫へ。ここでは様々な著者が綴っていった作品を保管しており、皆様に楽しく読んでいただくために図書館として併用している保管庫です。

あ、だからといって貸し出しは厳禁ですよ?

では、この書庫の様々な作品をお楽しみ下さい。



タグ1:ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは スマブラ ダン戦 ぷよぷよ ポップン オリキャラ ミルキィホームズ

タグ2:キャラ崩壊 オリジナル要素 百合表現あり なのフェイ


お知らせ>>638


『今は抹消したい駄作』

とあるキャラの諸事情>>1-2
祝福の風は一陣の風となりて>>3-5
聖夜のドタバタ体験記>>8-10
ヴァンガード認識試験>>17-18
クレイについて(2013年番)>>30-33


『依頼書まとめ』

QUEST1>>346-352
QUEST2>>361-367
QUEST3>>400-407
QUEST4>>499-505
QUEST5>>538-547
QUEST6>>816-821
QUEST7>>843-848

『映画を基にした本』

[天空の国エンジェランド]

第1章>>11-12
第2章>>15-16
第3章>>35-38
第4章>>39-42
第5章>>45-50

[怪盗と探偵の争奪劇]

前書き>>641-642
怪盗>>643-645
探偵>>651-653
争奪>>654-658



『長く続いた日記』


[行楽の秋]

旅館編>>55-58
宴会編>>66-68
一日の終わり>>85-87
特別編>>100-105
紅葉狩り編>>114-119
季節外れの肝試し編>>126-130


[jokerに繋がるストーリー]

むらくも>>256-258
エンジェルフェザー>>259-261
ネオネクタール1>>291-292
ダークイレギュラーズ&グリムホロウ>>293-295


[記憶喪失と夏祭りレース!]

前編>>416-421
中編>>428-433
後編>>439-446


[死と隣り合わせの料理会]

準備編>>571-575
前編>>582-586
後編>>601-607
結果発表>>624-629


[2ちゃんネタシリーズ]

ヴァンガちゃんねる1>>328-330 2>>338-340
すまちゃっと>>477-478
だっちゃんねる>>662-665


『色々なオムニバス』

祝福の風の厄日>>19-25

ハロウィン狂騒曲>>77-80

本当に酷い赤ずきんの話>>136-140

異世界を巻き込んだ事件

前編>>149-153
後編>>164-168

新たなオリキャラとシスコン同盟会>>182-186

ダンボール戦機とリンクジョーカーでアンジャッシュネタ>>198-201

テストネタ>>209-213

金髪(かなかみ)乱れて修羅となりて>>226-231

THE・没ネタ>>242-245 2nd>>518-521

二つのスピカは相対する。>>263-268

人魚の報復物語>>274-279

ゲームの世界にようこそ!>>301-306

GWでも騒動はやってくる1>>310-311 2>>312-314

氷の狙撃手と光の剣士の先導者1>>374-378 2>>389-394

あっちこっちパロで質問ネタ>>455-460

プロローグ>>485
伊吹コウジ君の退屈>>486-487 桜庭道子ちゃんの憂鬱>>488-489
新春混沌すごろく祭>>560-566

Fleet of silver soul>>673-678

ポケホームアローン>>694-697 ポケホームアローン2>>705-709 答え合せと悪ふざけしたおまけ>>721

桜の花と共に来た依頼>>722-728

ショートランドの艦これ日和>>739-744>>758-762

君がいた夏は……>>768-772 後半戦>>783-792

戦姫絶唱しないシンフォギア番外編>>803-806

錬金術師とのカードバトル>>834-839

先導者と定理者>>858-860

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177



Re: 小さな書庫の騒動【短編集】 ( No.498 )
日時: 2014/09/30 20:11
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)


ミチ「またやりたいわね!」

武「もうゴメンだよ畜生OTL」


>桜さん

戦闘ミッションのお誘いありがとうございます!そうですね……煉獄竜帝ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレートと煉獄竜ドラゴニック・ネオフレイムなんてどうでしょうか?ユニット設定をどぞ。

煉獄竜帝ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート

改変世界に設立された特殊部隊《煉獄》を統べる指揮官。この世界では好敵手である「ブラスター・ブレード」と出会わなかったため、禁断の力、反転の力に触れる必要もなかった。その結果、必要に応じて純粋に力を求め、形態進化を繰り返した姿こそ、この「グレート」なのである。しかし、これほどの力を手にしながら、彼は己という存在に違和感を覚えていた。その答えを握る鍵が、このクレイに迫っている。彼方にて待つ『敵』を見据え、大君主は今、その両翼を力強く広げる。


戦闘スタイル&備考:巨大な1対の剣を使っての剣術。ただし、原寸サイズなので技で押すより力でねじ伏せるほう。必要に応じて戦闘中に『一度だけ』ネオフレイムと双闘(レギオン)する(ただし、作者が双闘を宣言しなくてはならない)。一人称は我。



「ドラゴニック・オーバーロード」が形態進化の過程で排出した余剰魔力が、突然変異を起こして形となった存在で、厳密にはドラゴンではなく、魔力で出来た特異生命体である。取り分け強大な戦士から生まれた為か、強い自我と高い知能を持ち、必要とあらば主以外の命令にも従う。


戦闘スタイル:火炎ブレスや突進、火炎弾をメインにオーバーロードのサポートを重視する。双闘状態は上記に加え、オーバーロードの腕にまとわりついてグローブ状になる。因みにゴン後能力は無く、人語を喋る事は無い。


こんなんでどうでしょうか?


>ヤマビコさん

設定集どうもです。今現在執筆中ですが、慣れないものは大変ですね;


>羽清アユカさん

まさしく超次元ドッジボールです。しかも、小茂井と伊吹が声優ネタ乱発するうえにありえない能力を使いまくってますからね。怖いよ。
なのはもなんであんな技を繰り出した。あぁ、俺が書いたんだった。

デート大作戦!?:その1 ( No.499 )
日時: 2014/10/05 08:11
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)


今回はヤマビコさんとの依頼。ほむまどのデートの大作戦!!
正直こういうのは初挑戦なので長い目でお願いします;




残暑も治まりつつある日のクロスオーバー館。
新しく来た伊村は珪子とリップと共に自分の契約キャラ達とピナとヒップと遊んでおり、クラウスとサトシはスマブラで対戦中。そしてわかばとリンクは中庭で剣術のトレーニングをしていた。

リップ「随分ちっこいね。これって契約キャラの普段の姿なの?」

伊村「せや。これなら本来の姿よりも維持する力が抑えられるし、スキルもあらかた使えへんからな」

カノン(`・ω・)つΨシャキーン!

ピナ「ピキャー!」

珪子「おぉ!ピナに跨って竜騎士みたいです!」



クラウス「さぁ行くぞ……殴って殴って殴って……打ったあああああー!」

サトシ「伸びる伸びる。記録は……更新したぞ!」



わかば「はぁっ!てぇい!」

リンク「甘い……!回転斬り!」

いつもと変わらない光景。そんな時、扉を叩く音が。

珪子「あれ?お客さんみたい。はーい」

吹雪「こんにちはー!」

天龍「邪魔するぜ」

挨拶しに来たのはヤマビコサイドの駆逐艦娘の吹雪と軽巡洋艦娘の天龍だ。何かの用事があるらしいのか、珪子は彼女を上がらせる。

伊村「珪ちゃん、どない——何や吹雪に天龍か。一体いつ迷い出たんや?」

吹雪「えっ?Σ(Д・;)」

天龍「会ったっけ……?」

珪子「いや、この子ヤマビコさんの艦娘ですよ」

どうやら伊村は自分のデッキのキャラと間違えたらしい。まぁ彼は黄と緑の混色だが。
そしてその依頼というのは……





八雲サイド「デート???」

吹雪「そうです」


依頼:デートを成功させよ!!

まどかとほむらの2人が一泊二日の温泉旅行に当たった。これは2人の仲を親密にするチャンス。しかし、知っての通りまどかは恋愛ヘタレであり、これには部下の艦娘達も苦言を呈するほど。なんとかして旅行を成功させ、2人の仲を親密にしてほしい。


参加者:ビビオペチーム5人、伊村、サトシ、リンク。

報酬:50万円&KHシリーズの素材アイテム。

補足1:同日にリクと第六駆逐隊がそこに泊まってるとのウワサ。

補足2:今回は2人に羽を伸ばしてもらうので余計な手出しは厳禁!




あおい「あー、確かにまどかさん、これでもかと言う位にヘタレだったんですよね;」

吹雪「普段めったに起こらない私でさえマジギレしかけるんですよねあの恋愛面限定ダメ司令官はε(・ω・#`)」

わかば「あのね……;」

お察しの通りだと思うが、ヤマビコサイドのまどかは時折カリスマ性を見せるものの、ほむらの鈍感気質&恋愛面のヘタレ度が原因で中々発展せず、寛大な彼女でさえ怒ってしまうほどである。
あの温泉旅行の件は艦娘達は知っているので、緊急会議の結果、同行&応援という事になったのだ。

れい「それで、まどか達はどこに行ったんですか?」

吹雪「この旅館です」

あかね「ここ知ってる!場所もヤマビコさんの山沿いで避暑地にも人気だから夏休みでも人気だって」

吹雪「良く知ってますね。司令官達は既にこの旅館に滞在しています!」

サトシ「あぁ!先回りするんだな!あ、あいつらのお土産でも「今すぐでお願いします」え?」

早速出かける準備に吹雪型駆逐艦1番艦は待ったを掛ける。その顔はどこか青く感じ、冷や汗も流れている。

吹雪「実は……司令官の寝坊が原因で今日出発しちゃったんです……;多分、到着する頃は夕方かと……;」

八雲サイド「……」

















わかば「ちょっとおおおおおお!?なんでそんな重大な事を先に言わなかったのよおおおお!」

天龍「仕方ないだろ!話だと鹿目司令が寝坊してバス停まで直行して行ったんだぞ!作者にも事情ってのがあるんだぞ!」

あおい「そういう発言は後にしてください!」

サトシ「とにかく準備だ!40……いや20秒で支度しろ!」

ドタバタと大急ぎで準備する八雲サイド。本当に20秒で仕上げ、吹雪が示した例の旅館に行くのだった。後日、この情報の提供主が青葉だったのを知り、吹雪が彼女にドロップキックを見舞ったのを記載する。

クラウス&珪子「いってらっしゃーい(・ω・)ノシ」



まさかの手違いってねぇよwww感想まだ。

デート大作戦!?:その2 ( No.500 )
日時: 2014/10/06 10:47
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)


旅館。


息を切らせて到着した頃には既に山々が夕焼けに染まっていた。

リンク「車もバスも結構あるな。司令官とやらはここに?」

武蔵「ああ。提督がチケットを見せてくれたから覚えている。つか、呼吸一つ乱れてないなオイ」

エレン「おーい!こっちこっちー!」

さっき息を切らせてと記したが、リンクだけ呼吸一つ乱さず到着したようだ。
呼吸を整えている所、ヤマビコサイドのエレン・イェーガーが呼びかける。早速自分たちもチェックインし、エレン達のいる部屋にお邪魔する。

吹雪「えー、本日は皆様お忙しい所をお越し頂いてまことにありがとうございます。これより第105回、『さっきネットで調べてみたらまどマギ続編が来ると知った(9/19現在)記念にほむまど司令官の距離を縮めちゃおう作戦』を開催いたします!」

あかね「凄いタイトルだね〜。でも、まどかちゃんってそんなにヘタレなの?」

ソラ「酷いも何も、俺らの見てきた限りじゃ……」



1.メールで『ほむらの肩に手を回せ』とダイレクトなメールを送ったのに紅葉みたいに顔を真っ赤にしているだけで実行できず。

2.湯上りの浴衣姿のほむらを見てまどか氏頭を暴発してダウン。

3.卓球で遊んでいても、ほむらのHSさにラリーが続かずゲームエンド。結果ほむらの完封勝ち。



赤城「えー、これにも他百件余りありますが、これ以上はキリが無いので省略いたします」

おい、他にも百件近い事をして成果ゼロかよ!?まどかのヘタレさもそうだが、ほむらの鈍感さも酷い……;

伊村「こら常軌を逸したヘタレぶりやな;」

れい「これは1ミリでも縮めようとするのは骨ね;」

かなりのヘタレぶりに八雲サイドのかなり苦労しそうだと覚悟する。

ひまわり「それで、今2人は?」

赤城「今現在夕食を食べに食堂です。バイキングだったはずなのに急に中止になったみたいですよ」

れい「質問。バイキングはおいしかったですか?」

赤城「はい!(`・ω・´)」

どうやら赤城がバイキングの料理を根こそぎ食べきったらしい。お前は1カビさんの大食い探偵(仮)か。なお、赤城が答えた瞬間吹雪に滅多打ちに遭いました。
とにかく今は夕食時を利用したシュチエーションをしなければならない。善は急げといわんばかりに早速行動に出る。
因みに協力者は以下の通り。



艦これ:大和、青葉、赤城、吹雪、天龍、扶桑、日向

進撃:エレン、アルミン、リヴァイ










所変わって食堂。

まどか「本当にごめんね。本当はバイキングになるはずだったのに……」

ほむら「ううん。私もこっちのほうが好きだから。それにしても、バイキングの料理をすべて喰らい尽くすとは……いろんな意味で侮れないわね;」

今回距離を縮めさせる標的(本人たちは知らずに)であるまどかとほむら。夕食はバイキングの予定だったが赤城が原因で食堂で食べる羽目になったのだ。

店員「いらっしゃーい」

まどか「えーっと……この潜水カレーをお願いします」

ほむら「私はヤマメの唐揚げと山菜合え定食を」

注文したその数分後に料理が届く。一方は出来立てのカレーであり、もう一方はさっぱり揚げたヤマメとドレッシングであえた数種類の山菜の盛り合わせの料理が配られた。

まどか「変わったカレーだね。味は……わ!中からお肉が出てきた!しかもご丁寧に下ごしらえしているし!それにニンジンが兎や犬の形になってる!」

ほむら「この山菜の天ぷらも味がしつこくなくておいしいわ」

隣同士の窓際の席で紅葉を見ながら食事を楽しんでいると、マナーモードにしてあるまどかの携帯が鳴る。

まどか(誰からだろう?)

隣のほむらに気付かれないように携帯を開く。どうやら吹雪かららしい。そのメールを開けてみると……












メール内容:デートには「あーんv」が鉄則です!(メール送信者:珪子)

まどか(この子何言ってんの!?)

はい、見事に心の中で悲鳴を上げました。まぁこれでもまだ軽い方だろう。

まどか「(もう……;)あ、あの……ほむらちゃん……」

ほむら「ん?なー……」


しゅっ!パクッ!


ほむら「んむぅ!?」

何があったか説明。ほむらが口を開けた瞬間にスプーンですくったカレーをほむらの口に突っ込んだ。

まどか「決まった……やりとげたよ私……」

ほむら「むごっ……って、ま、まどか……何してるの?」

まどか「え!?あ、ちょ、これはその//////」

顔を真っ赤にして慌てふためくまどかを余所に、ほむらからの携帯が鳴る。

ほむら「ちょっと待って。誰からだろう……」

急に届いたメールを確認する。その内容は……











メール内容:して貰ったらさせ返す。鉄則だ!(メール送信者:ひまわり)


ほむら(何で半沢直樹風!?つかそれ倍返しじゃないよね!?)

これには鈍感なほむらでもこの有様です。しかし相手がしてくれたのに、自分がしないというのはいささか不公平だろう。そう思ったほむらはまだ手をつけていない山菜の天ぷらを箸で掴み……

ほむら「はい」

まどか「んむ」

仲良くさせ食べさせ合いをしてくれました。
これを見ていた大和達は……



大和「やっぱまどほむぷめぇです(^q^)」

天龍「お前……;でも、これで距離が縮まるはずだよな……って、おい?あとはどんどん食べてってるぞ?」

大和「ば、馬鹿な!もっとまどほむを……!って食べ終わったー!?ちくしょー!」

扶桑「少し黙れ(・ω・#)でも、このカレー誰が作ったんですか?」

伊村「あぁ、俺の知り合いや。野暮用で帰りが遅うなるから、作り置きを用意しておいたんやって」

武蔵の質問に伊村が挙手した。ナレーターたる自分が言うのもアレだが、本当は伊村ではなく彼の契約キャラが作ったのです。

わかば「あのー、ちょっといい?もう2人とも行っちゃったわよ;」

どうやら既に2人は部屋に行ってしまったようだ。これからの作戦は下手に踏み込むとばれてしまう可能性がある。同行者として吹雪達が入ったとしてもどうしてここに来たのかと問い詰められるだろう。
下手に手を出せない状況になった今、どうするべきか……。

アルミン「さて、どうするか……」

リク「お前ら、何ドタバタ騒いでるんだ?」

ソラ「あ、リク」

手こまねいていた一行に闇のキーブレード使いの少年と鉢合わせする。さっき依頼表で彼と駆逐艦第六艦隊も同行すると書いてあった。どうやらその噂は本当だったらしい。
何かいい手は無いかと考えていた青葉も、リクを見て何か閃いたようだ。

青葉「そうだ、ちょっと第六艦隊を借りるけどいいかな?」

リク「は?」

青葉が考えた内容とは……?

デート大作戦!?:その3 ( No.501 )
日時: 2014/10/06 10:56
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)


まどか「あー、びっくりした……;」

ほむら「いきなりあんなメール出されちゃ誰だって驚くよ;」

部屋に戻って一息吐く魔法少女たち。そりゃいきなりあんなメールを出されたら驚かないほうがおかしいだろう。
少し休んだら寝ようとそれぞれ布団を畳の上に敷く。

駆逐艦第六艦隊s「こんにちはー」

ほむら「あれ?第六艦隊のみんなじゃない。どうしてこんな所に来たの?」

響「実はリクと一緒にデートしてる最中なんだ」

まどか「そっか。それで偶然私たちと会ったんだね」

暁「そういうこと。まだ寝るには早いじゃない。で、折角だから2人も誘おうって決まったの」

確かに時間はまだ6時で、寝るにはまだ早い。遊んで時間を潰そうと言うのだ。
そういう暁型駆逐艦3番艦の手には、人数分の6本の未使用の割り箸が。定番の王様ゲームでもするのだろうか。

ほむら「王様ゲーム?」

雷「いやいや、ただの王様ゲームじゃ芸が無いわ。だから」

ごそごそとあるものを取り出した。それは……









雷&響「『ドキドキ!ムチャぶり告白ルーレット』!」

ほむまど&暁&電「」



ひまわり「ちょwヴァンガードTVTRYの奴www」

説明しよう!ムチャぶり告白ルーレットとは、クジの中にある当たりクジを引いた人に対し、それぞれ用意したシチュエーションが書かれたルーレットを使い、それに合うシチュエーションで相手に告白するのだ!
因みに元ネタのムチャぶりルーレットはゲストに対して針の止まったマスに書かれたお題の通りのシチュエーションを行うものである。
そして何故ひまわりが部屋の様子を確認できるかって?暁型駆逐艦3番艦のネクタイに盗聴マイクと小型カメラを仕掛けておいたのである。無論、リク経由で話を聞いた響と雷は即座に参加しました。

日向「でも、なんで青葉やひまわりが知ってたんだ?」

青葉「いやぁー、暇潰しにテレビをつけたら面白そうなのを見つけてね。思い出してネタにしたんだw」

ひまわり「ムチャ振りルーレットのキャラ崩壊覚悟のお題は毎度笑えるwww」

天龍「お前、いろんな意味で恐ろしいな……;」

わかば「何も知らない電ちゃんと暁ちゃんが可愛そう……;」

外野で会話が弾む中、いよいよゲームが開始される。



6人「いっせーのーでっ!」

ルールを理解した2人を含めた全員がくじを引く。最初に当たったのは……







まどか「私ー!?」

雷「では、ルーレットはこちらになりまーす!」

更にルーレットを使い、演出を決める。その内容は……
























「萌え度100%メイド」「ほむら」





響「はーい、決まりましたー!まどか司令官は、我れらがほむら司令官に萌え度100%メイドで告白しまーす!」

まどか「」

おい、よりにもよって一番恥ずかしそうな奴かよ!しかも告白する相手が「ほむら」以外無い。ご丁寧に色んな衣装まで用意してやがるよ。
元来ヘタレであるまどかにとってこれは100体の魔女を素手で討伐するより難題である。

まどか(萌え度って何!?え?メイド服着るの!?そしてほむらちゃんに対して告白しなきゃいけないの!?)

暁「正直気が引けるけど、ゲームだからお願いします!鹿目司令官!」

電「ドンマイなのです、鹿目司令……;」

周囲からも後押しするかのように鹿目司令コールが。顔をマグマ以上に真っ赤にしている魔法少女も、ついに覚悟したのか、メイド服に着替え(重ね着)、そして……












まどか「おおおお呼び出させて申し訳無いです!じじじじじ実はお話が……簡潔な用事であります!——だ、大好きでありますご主人様ああああ!!!」

ほむら「」

見事にガッチガチの告白をしでかしました。顔を真っ赤にしてまでやってのけた。

ほむら「あ、ありがと……」

まどか(やった……!やってのけたよ私……!)

響「いやー、お熱いですねぇ♪」

雷「そうですねぇ♪」

完全にニヤニヤと他人事の暁型駆逐艦2名。この時まどかはこの2人をブッ飛ばしてやると思った。
さて、次に当たりを引いてしまうのは……









暁「わ、私!?」

響「暁、姉として頑張りなさい。さて、ルーレットの内容は、と……」











「ツンから最後にデレる」「リク」


雷「さぁさぁ今度は一家の長女が挑戦いたします」

暁「殴っていい?」

ほむら「暁、無理しないでね;断っても良いのよ;」

もし自分がここにいたらこう言うだろう。「遠慮なく殺れ」と。
だが悪戯好きな暁型3番艦はひっそりと暁型1番艦に耳打ちする。

雷「このゲームに乗れば大人のレディーに十歩前進できるよ?」

暁「やるわ(キッパリ」

口車に乗せられてころりと承諾しました。














暁「アンタ、ここにこられたのに何も解ってないの?ば、馬鹿!言わせないでよ!雰囲気ってのがあるでしょ!もう……じゃあ改めて……あーもう!大好きだって言ってるのよリク!は?もう一度?何度も言わせないでよバカ!……大好きだよ、リク//////」

雷「はい、見事なツンデレ告白ありがとうございました。解説の響さん、どうですか?」

響「はい。ツンデレは使い分けが巧みであればあるほど萌え度が高いです。暁さんや曙さんなら、まさに萌え度が最高潮と言えるでしょう」

雷「以上、実況席からでしたwww」

暁(マジで恥ずかしいOTL//////)

電「本当に容赦の無いゲームなのです…;」





一方、部屋の外は……

アルミン&リク「ガンガンガンガンガンガン(柱にロケット頭突き連打」

れい「アルミンとリクがロケット頭突きしていぅぅぅ!?」

リンク「威力高過ぎるなオイ」

扶桑「戦艦の主砲でも一撃で大破に追い込めませんよ;」

暁の告白にアルミンとリクが轟沈しましたwwwまぁ確かにあれなら戦艦並みの火力でも轟沈に出来ないだろう。

サトシ「全く、そんなんだからヘタレって言われてるんだよ」

エレン「アルミン、お前は史上最凶のゲスミンと言われる位頭の切れる男だろ?あの程度で混乱してどうするんだよ。そんなんじゃゲスミンの名が廃るぞ!」

大和「リヴァイさん、あんな後輩を持っていると大変ですよ」

あおい「あなたたちは人の事言う前止血して下さい」

リヴァイ「お前も突っ立ってないで手伝えよ!!大体お前らの鼻血や血痕を消すのに苦労してるんだからな!!」

あかね「うわぁ、血の痕がくっきり……;」

余波被害が凄いな……;マールーシャやアンセムがいたら運命を切り拓く物語の続編に登場するナマハゲ見たいな顔になっていただろう。
その後も色々ゲームをしていった(全員がそれぞれ1回ずつ告白した)。時計を見ると寝るには丁度良い時間なので、第六駆逐艦もまどかとほむらの部屋から出ていった。無論盗聴マイクと小型カメラを回収して。


ムチャブリルーレットやってみたかった。

デート大作戦!?:その4 ( No.502 )
日時: 2014/10/06 11:15
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Dxm/kZqm)



午後8時。

天龍「えー、請謁ながら天龍が今後のご予定を報告いたします」

リンク「兵長は頭突き痕を掃除しているからな。今後の行動は?」

リーダーシップの強い2人は掃除に熱中しているので、代わりに天龍が今後の2人の行動を報告する。

天龍「ここからバスまで5分間の徒歩距離がある。そしてバス発着時刻は15時35分。つまり15時30分に司令官はチェックアウトするってわけだ」

リンク「ならばその時の作戦の構想を組むぞ。子供達は明日も早いから寝たほうがいい」

もうすっかり日が落ち、子供たちが寝る頃合いだろう。
進撃キャラsと数名の艦娘とリンクを残し、他は全員就寝に就いたのだった。





リンク「全員起きたな?」

あかね「ばっちりだよー!」

翌朝。天気は生憎の雨である。
朝食を終えて加賀が取った部屋で会議を行う一行。リヴァイ兵長から資料を手渡した。

あかね「今日は卓球大会と紅葉オリエンテーリングがあるんだね」

ひまわり「卓球は12時まで、オリエンテーリングが15時まで。お昼は各自配られたお弁当を食べるみたい」

どっちも2人が参加するには申し分無い。だが、前者だとまだ3時間の空きがある。
自然の中で友情を深めようと言うわけである。早速オリエンテーリングの準備を済ませると、紅葉の散歩道へと向かった。

リヴァイ「もうすぐエントリーが締め切る。参加したい人はすぐに参加したほうがいい」

サトシ「うわ、早く急がないと!」

すぐにエントリーを済ませ、一部を除き参加する事になった。因みにエントリーしたのはあおい、ひまわり、吹雪、扶桑、エレン、リンクである。





紅葉の散歩道:山道


まどか「うわぁ、紅葉がきれいだなぁ〜」

ほむら「本当、来て良かったね」

一足先にオリエンテーリングを楽しむまどかとほむら。最初のチェックポイントはここから北の山の中腹にある。
森の中は道が整備されており、迷う事もない。そして辺りは紅葉でほぼ赤一色。

ほむら「この辺りね。えーっと……」

まどか「あったよ!」

目的地に到着し、早速チェックポイントを発見。ほむらを呼び寄せてスタンプを入手した。



あかね「へぇ〜。このルートってまどかちゃん達のルートと近いんだね」

ひまわり「リンクが言うには、徹底的に調べ上げてここに設定したみたい。気付かれずに進むには丁度いいね」

どうやら昨日調べてまどか達のルートを決めたルートと近い場所を割り当てたのだ。ここからリンク達とまどか達のルートは分かれ、4つ目のチェックポイントで丁度合流する。

青葉「私達はオリエンテーリングをすると同時に、救護班のお手伝いをするんだね」

客「すみませーん、この場所ってどこを進むんですか?」

扶桑「ここは……あ、この先をまっすぐ進んで、次の分岐点で左ですよ」

そこから更に50メートル。救護係の手伝いを行っている青葉。因みにこのチームだけでなく、リンク&エレン、あかね&ひまわりペアも動揺にお手伝いをしています。

扶桑「何事も無ければいいんですけどね……」

貴女が言うと本当に嫌な事が起こりそうで怖いです;





その後、2つ目と3つ目のチェックポイントを越えたまどほむ。現在は4つ目のチェックポイント、すなわち合流地点に移動中。そして古びた橋の入り口に到着した。

ほむら「次は……ここを通らなきゃいけないのね;」

まどか「ほむらちゃんの時間停止も、自分以外みんな止まっちゃうから意味無いんだよね……立て札には大人2人以上同時に渡らないでって書いてあるから、一応セーフみたいだけど」

ほむら「じゃあ一緒に行く?(手を差し出す」

いきなり手を差し出されてまどか赤面。一人ずつ行くのも手だが、こんなチャンスを逃すわけにはいかない。
手を取って、慎重に一歩一歩渡る。だが次の瞬間!


バキィ!


まどか「きゃあぁ!?」

ほむら「まどか!?」

なんと板が折れてしまい、まどかが落下してしまう。すんでのところでほむらが手を掴んだ。

ひまわり「!あかね!2人とも落ちそうだよ!」

あかね「さっき聞いたけど、あそこって古いから取り壊そうとしてたんじゃないの!?」

ひまわり「でもそんな事言ってる場合じゃないでしょ!」

あかね「とにかくひまわりちゃんはそのロープを近くの木に結んで!」

遅れて駆けつけたあかねとひまわりが救助にあたる。板はまだ折れてないが、急いで2人はロープの一方を近くの木に結び、もう一方を諭し残しに結んで慎重に進む。

あかね「もうちょっと……よし!2人とも掴まって!」

なんとか橋が崩れる前に2人を救助して急いで戻る。橋を渡りきった直後に音を立てて崩れ落ちた。

ほむら「あ、ありがとう……;」

ひまわり「見てるこっちも冷や冷やしたよ;」

まどか「心配させてゴメンね;」

危い所で救助したあかねは地図を示して別ルートを示す。ほむらは礼を言うとその道に沿って進みだした。

まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「何?」

まどか「引っ張り上げようとした時、私の手を握ってたよね?」

ほむら「いや、急だったからつい……」

まどか「でも、こんな事言うのもなんだけどほむらちゃんの手って暖かいんだね」

ちょっと不躾だが、今のは最高のチャンスでもあったのだろう。因みに今現在も手を握ったままです。

まどか「で、調子に乗ってるみたいで悪いんだけど……もうちょっとこのままでいいかな?」

ほむら「……うん、まどかがそういうなら」

……ちょっと親密になったようです。以外と抜け目無いな。

まどか「そんな事言わないよ!」

ほむら「ん?どうかしたの?」

まどか「え?ううん!なんでもないよ!」


次要注意。


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