二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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小さな書庫の騒動【短編集】
日時: 2016/03/19 18:19
名前: ブレイジング・フレア・ドラゴン (ID: zSZyy9Vi)

ようこそ我が小さな書庫へ。ここでは様々な著者が綴っていった作品を保管しており、皆様に楽しく読んでいただくために図書館として併用している保管庫です。

あ、だからといって貸し出しは厳禁ですよ?

では、この書庫の様々な作品をお楽しみ下さい。



タグ1:ヴァンガード ヴァイスシュヴァルツ リリカルなのは スマブラ ダン戦 ぷよぷよ ポップン オリキャラ ミルキィホームズ

タグ2:キャラ崩壊 オリジナル要素 百合表現あり なのフェイ


お知らせ>>638


『今は抹消したい駄作』

とあるキャラの諸事情>>1-2
祝福の風は一陣の風となりて>>3-5
聖夜のドタバタ体験記>>8-10
ヴァンガード認識試験>>17-18
クレイについて(2013年番)>>30-33


『依頼書まとめ』

QUEST1>>346-352
QUEST2>>361-367
QUEST3>>400-407
QUEST4>>499-505
QUEST5>>538-547
QUEST6>>816-821
QUEST7>>843-848

『映画を基にした本』

[天空の国エンジェランド]

第1章>>11-12
第2章>>15-16
第3章>>35-38
第4章>>39-42
第5章>>45-50

[怪盗と探偵の争奪劇]

前書き>>641-642
怪盗>>643-645
探偵>>651-653
争奪>>654-658



『長く続いた日記』


[行楽の秋]

旅館編>>55-58
宴会編>>66-68
一日の終わり>>85-87
特別編>>100-105
紅葉狩り編>>114-119
季節外れの肝試し編>>126-130


[jokerに繋がるストーリー]

むらくも>>256-258
エンジェルフェザー>>259-261
ネオネクタール1>>291-292
ダークイレギュラーズ&グリムホロウ>>293-295


[記憶喪失と夏祭りレース!]

前編>>416-421
中編>>428-433
後編>>439-446


[死と隣り合わせの料理会]

準備編>>571-575
前編>>582-586
後編>>601-607
結果発表>>624-629


[2ちゃんネタシリーズ]

ヴァンガちゃんねる1>>328-330 2>>338-340
すまちゃっと>>477-478
だっちゃんねる>>662-665


『色々なオムニバス』

祝福の風の厄日>>19-25

ハロウィン狂騒曲>>77-80

本当に酷い赤ずきんの話>>136-140

異世界を巻き込んだ事件

前編>>149-153
後編>>164-168

新たなオリキャラとシスコン同盟会>>182-186

ダンボール戦機とリンクジョーカーでアンジャッシュネタ>>198-201

テストネタ>>209-213

金髪(かなかみ)乱れて修羅となりて>>226-231

THE・没ネタ>>242-245 2nd>>518-521

二つのスピカは相対する。>>263-268

人魚の報復物語>>274-279

ゲームの世界にようこそ!>>301-306

GWでも騒動はやってくる1>>310-311 2>>312-314

氷の狙撃手と光の剣士の先導者1>>374-378 2>>389-394

あっちこっちパロで質問ネタ>>455-460

プロローグ>>485
伊吹コウジ君の退屈>>486-487 桜庭道子ちゃんの憂鬱>>488-489
新春混沌すごろく祭>>560-566

Fleet of silver soul>>673-678

ポケホームアローン>>694-697 ポケホームアローン2>>705-709 答え合せと悪ふざけしたおまけ>>721

桜の花と共に来た依頼>>722-728

ショートランドの艦これ日和>>739-744>>758-762

君がいた夏は……>>768-772 後半戦>>783-792

戦姫絶唱しないシンフォギア番外編>>803-806

錬金術師とのカードバトル>>834-839

先導者と定理者>>858-860

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177



QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その6 ( No.543 )
日時: 2014/12/09 20:18
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)


なのは「許可条件もあるの?」

レオン「欠点はそこだ。これは応用は利くが地面や壁に術式を書いて発動するもの。空中では使えないし、許可条件が優先されるから使い勝手も悪い。範囲も書いた線とその内側しか発動しない。葛木と先導とバニングスは先に行け。シャマルは俺と一緒にこれの解除を」

シャマル「了解!」

アスナ「私も。元は」

エミ「それじゃあ早速……」

カムイ&アリサ「憑依!」

早速エミとカムイとアリサがパシフィカ、ジェノサイド・ジャック、ユウゼンをデバイスにセット。3人の背後に光の結晶として現れた3体のユニットが彼らと重なる。

クルト「……おい?」

エミ(パシフィカ)「大丈夫。憑依は成功しているから」

カムイ(ジャック)「ああ。先導者との憑依はそう負担もデメリットも無いからな」

アリサ(ユウゼン)「しかし、3人となるとちょっと不安だな。あと一人は……」

アリサに憑依したユウゼンがあと数人は欲しいと辺りを見渡す。ふと白雪に目が留まると、彼女に質問する。

アリサ(ユウゼン)「おい、お前属性は?」

白雪「え?炎だけど……」

アリサ(ユウゼン)「武器は?」

白雪「銃器以外色々。特に刀が多いかな?」

アリサ(ユウゼン)「そうか……」


—しばらくお待ち下さい—


白雪「って、何でいきなり縛られてるの!?」

エミ(パシフィカ)「先導者でなくても同じ属性だから負担も軽いって。大丈夫だって」

白雪「大丈夫要素どこ!?」

カムイ(ジャック)「とにかく腹を括って受け入れろ」

白雪「括れってそんないきな(強制終了」

この数秒後、爆炎火山から少女のものとは思えない悲鳴が雷のごとく轟いた。

クルト「……おい、大丈夫か?」

白雪(サーシャ)「何が?(*´∀`*)」

アスナ「わぁ、すっごい笑顔;」

アリサ(ユウゼン)「まさかここまで奴に適合するとは思わなかった;さすが星枷;」

適合した事により白雪に憑依したサーシャはあまりの居心地のよさに踊りだし、他の面々は思わず引いている。

白雪(サーシャ)「あー、こんなにあたしに適合するなんて思わなかったわー。刀もいいもの持ってるし、世界って広いねー!」

レオン「そ、そうか;とにかくお前達は先行しろ」

解除に当たったレオンに言われ、憑依状態となった者とロクサスとアスナが先に向かっていった。

はやて「……あれ?シグナムとなのはちゃんは?」

クルト「フェイトもいなくなってるぞ?」





アリサ(ユウゼン)「で、何故にお前たちがいる?」

なのは&シグナム&フェイト(グ)「すみませんでしたOTL」

100Mちょっとを進んだところで妙な事に気づいたユウゼンが尋ねた所、なのは、フェイト(グ)、シグナムが正座させられていた。

エミ(パシフィカ)「シグナムはともかく、フェイトちゃんやなのはちゃんまで憑依してたなんて;

なのは(しふぉん)「なのはちゃんの顔を久しぶりに見たくなっったのですが、何か困っていたので;」

シグナム(タマモ)「ちょっと覗いたら面白いのを見つけたので」

どうやら自分のユニットに憑依されていたらしく、自分の意思とは違っていたらしい。

フェイト(グ:アリシア)「妹に会おうと思ったので」

アリサ(ユウゼン)「ったく……;とにかく俺とパシフィカは憑依を解除しろ。千鶴もな」

白雪(サーシャ)「えー?いやよ、こんな適合した身体を離れるなんて」

アリサ(ユウゼン)「もうこのバカは放って置くか」

千鶴さん、どうやら完全に気に入っちゃったようです。とにかく彼女以外の全員が憑依を解除する。

フェイト(グ)「あれ?私なんでこんな所に?」

なのは「憑依してたっけ?」

シグナム「またかOTL」

憑依を解除した所で再び進んでいく。そしてついに最奥までたどり着いた。
だが、先頭を進んでいた白雪が突然岩陰に隠れる。

ロクサス「どうした?」

白雪(サーシャ)「誰かいる。一人や二人じゃない、20人はくだらないけど、人の気配がやけに少ない……」

こっそりシグナムが奥を見てみると、数十人の中の過半数が人と呼ぶには余りにも異形な姿をしている。その姿に烈火の将は見覚えがあった。

シグナム「どうやらあれはプラーガらしいな。それに向こうはリッカー……ハンターまでいるのか?」

なのは「B.O.W.が何でこんな所に?しかもあんなに」

フェイト(グ)「そんな事言ってる場合じゃないよ。奴らがいるところって紅蓮の魔石が採れる場所だから何とかしないと……」

どうやらアイテムは生物兵器が群がっている所が一番取れるらしい。このままでは最悪根こそぎ取られてしまう可能性もある。
そんな時、突然何体かのリッカーがこちらに舌を伸ばしてきた。

アリサ「やばっ、気付かれた!」

シグナム「あれは我々が引き止める。お前達はその隙に」

白雪(サーシャ)「ちょ、アリサが行くならあたしも!」

アリサ「ううん。千鶴はエミ達の護衛に周って。あたしもあんたらに守ってばっかじゃいられないし」

心配する千鶴にアリサは心配無いとなだめる。
そしてタイミングを見計らい、一気に5人がリッカー達の元に飛び出した。

黒服A「おい、誰か来たぞ!」

黒服B「あれは無境館の奴!封呪術式結界を乗り越えたのか!?」

5人に気付いた黒服が拳銃を取り出して撃とうとする。その直前にカムイとシグナムが高速で駆け込み、レヴァンティンとアルカナロードで拳銃を叩き斬った。

黒服s「い!?」

シグナム「大人しくしていろ」

カムイ「3人とも、こっちはOKだ!そっちはどうだ?」

なのは「こっちは平気!フォルムセット、『タイプ:ろりぽっぷ』!」

アリサ「セット!ユウゼン、テリークロス!ブレイズガトリングアッパー!!」

ロクサス「スライドターンからの……ソニックレイド!乱れ撃ち!」

生物兵器相手に3人も応戦する。
なのはは『バトルシスターろりぽっぷ』を読み込ませて魔力の巨大鉄球を生成してプラーガに叩きつけ、アリサはテリークロスとユウゼンを読み込ませたスカーレットアイズが武器腕となり、アッパーカットを放って生物兵器を吹っ飛ばす。
反撃に出たスカルミリオーネがロクサスを襲うが、滑る様に背後に回って2つのデバイスで斬り裂いた。

スカルミリオーネ「アァァ……!」

アリサ「やばっ……!そっちに1体来たわ!早く——」


斬斬斬!

ドスドスドスッ!!

ズドンズドンズドン!!!


白雪(サーシャ)&アスナ&フェイト(グ)「邪魔!!」

アリサ「うわっ……一撃で……;」

どさくさにまぎれて採掘班を襲ってきたスカルミリオーネを一瞬のうちに捌いて活造りにしてしまった。あ、まだ動いてる。

エミ「何か、やられるほうがかわいそうに思えてきた;」

それから5分後、結界を解除しているレオン達がやってきた。

レオン「派手に暴れたな。魔石は?」

アスナ「大丈夫。ばっちりゲットできたよ!」

白雪(サーシャ)「ついでに妙な黒服も捕まえといたよ。誰かに頼まれたみたい」

黒服も気になるところだが、これで3つのアイテムが全て揃ったのだ。黒服を連れ、急いで帰っていくのであった。




何とか揃った!

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その7 ( No.544 )
日時: 2014/12/09 20:24
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)




リズベット武具店前


グレイディア「大丈夫かなあいつら……」

リズベット「大丈夫とは思うけど、遅いわね……」

全員「お待たせして悪かったなああああー!!!」

リズベット「ぎゃああああ?!あんたら、大丈夫なの!?」

ディオス「大丈夫だ!それより急げ!」

キリト「こっちも集めたぞ!」

リズベット武具店に仲間達がアイテムを持って到着した。同時にキリト達のほうも合流する。勿論、素材アイテムをたっぷり集めて。
すぐに持ってきたアイテムを工房に運び、マジックアイテムを生成していく。

グレイディア「まずは魔石を研磨しろ!そっちの素材は宝石の周りの装飾にぴったりだ」

プレシア(グ)「糸はつむいでからじゃないと意味が無いわ。普通の方法じゃ雷の魔力を逃がしてしまうから気をつけて!」

フェイト(グ)「マテリアの加工は任せて!」

琴葉姫「他のアイテムも使えますか?よかったら分けます!」

急ピッチでマジックアイテムの生成を急ぐグレイディアサイド。
リズベット達も生成を手伝い、急ピッチでアイテムを完成させた。

グレイディア「出来た……!」

ロクサス「これがマジックアイテム……!早く届けよう!闇の扉を開けるから、そこを経由してってくれ!」

出来上がりと同時にスタンバっていたⅩⅢ機関が闇の扉を開き、グレイディアと白雪(サーシャ)を含めた6人が扉に入っていった。
その数秒後に地平線から幾つもの黒服がこちらに向かってくるのが確認される。恐らくは自分達を狙おうと企業が仕向けてきた連中だ。

プレシア(グ)「来たみたいね」

フェイト(グ)「直前に出来上がってよかった…」

フェイト「母さん、皆、準備はいい?」

アルフ「勿論だろ?」



ディオス「グレイディア、足りるか解らないがあんたの借りはここで幾つか返してもらうぞ……!」

メルティア「そうね。暴れるにはもってこいの相手かしら?」

リインフォース「誰かを幸せにする、そういうのは彼も入るのだろ?」

ヴィータ「あたしらは関係ないけど、あの時みたいに暴れてやるか」

キリト「今度の相手は人だから、抵抗感も薄れるだろ」

アスナ「そうだけど……それは言わないで;」

なのは「あはは……;でも、きっちり足止めしないとね!」




はやて「正直人を傷つけるのは、ちょお嫌やけど、人様に迷惑かけるんやったら容赦せぇへんで……!」

シグナム「無理をなさらずに。我々も全力で迎え撃ちます」

シャマル「回復の方は任せて。ザフィーラ達は防御をお願い」

ザフィーラ「任せろ」

シャマル(グ)「連戦か……でも、ここで頑張らないと苦労も無駄に終わっちゃうよね?」

クルト「その通りだ。総員、何としても足止めさせろ!」

残った者達は武器を構えたり魔法の発動をする。何が何でも届けさせる……!




ユウ&アイチ「じゃあこっちも「うるせー!性別偽装詐欺ー!とっとと性転化剤飲んで一生メイドになってろー!」


暫くお待ち下さい。


ユウ「ったく、人を見た目でしか判断できないなんて寂しいな」

アイチ「全くです。見た目じゃわからない事もあるってのに……」

襲撃者「あがが……(ズタボロ」

残った人達(((;°Д°)))gkbrgkbr……










???「なるほど、証拠は既に奴らの手の内ですか。任せた男も警察へ連行。火山のB.O.W.も全滅……」

別の場所では部下からの報告にある人物が苛立っていた。机には例の3種類のアイテムが転がっており、紅蓮の魔石を手にして歯軋りを立てる。

???「最悪私が手を下す必要になるでしょう。闇の扉を使う可能性が高いので、ルート確保を頼みますよ」

指示を出すとアイテムを別の場所に送って自分も部屋を後にした。廊下の影で、その人物を見ていた別の誰かに気付かずに。


いよいよクライマックス。

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その8 ( No.545 )
日時: 2014/12/09 20:31
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)


ロクサス「着いた!」

シグバール「会場の座標と合わせておいた。直進すればすぐだぜ」

会場前に到着した一行。あとは制作したアイテムを会場へ運ぶだけだ。
だが、あと少しというところでマールーシャが足を止める。

マールーシャ「ちょっと待て!真上から何か来る!」

真上から接近していることに気付いた一行は戦闘態勢に。上空から巨大なドラゴンが現れる。
だが、その見た目は……


















KH2のゼムナス戦の最初あたりに出る竜の城だった。


マールーシャ&シグバール(2.5が発売されたからここまで出張か!?)

フェイク「図に乗るのもそこまでだ!あのお方の命でグレイディアの妨害をしてきたが、よもや他のチームと手を組むことになったとは……!せめてアイテムだけでも届けないようにしてくれる!」

グレイディア「あれ?コイツフォーゲルん所の執事か?」

フェイク「ああそうだグレイディア!妨害をしたのに……!」

グレイディア「やっぱお前達の仕業か!仮にそんな方法で優勝しても本当の勝利じゃない!」

フェイク「黙れ!企業の勝利ならば手段は選ばん……!お前の所から奪ったアイテムを使ってもなぁ!」

コクピットからボタンを押すと、口からレーザーを発射する。
と言うか、今フェイクは何て言った?奪ったアイテムを使って……?

白雪(サーシャ)「コイツ、グレイディアさんのアイテムを奪ったのか!?」

フェイク「その通り!あのアイテムの中で特に紅蓮の魔石はこの装置の最高の適合値をたたき出した!最も、これを見せられなかったのは残念だったがなぁ!」

シグバール「ついでに見た目もうちから盗ったってハナシか?ゼムナスが黙っちゃいねぇぞ、がむしゃら行進曲ⅩⅢ機関コーラスバージョンで行進してくるぞ!!」

ロクサス「何か矛先違くね?」

突っ込みに矛盾点があるが、勝手に使ったアイテムに怒りを覚えた彼らは巨大ドラゴンと戦闘に入る!

ロクサス「ジャッジメントラッシュ!」

マールーシャ「ストライドエッジ!」

シグバール「ガトリングチェンジ!撃ちまくるぜぇぇぇ!」

白雪(サーシャ)「爆煉刃!」

フェイク「甘いわ!」

見た目はKH2のラスボス風だが性能は段違い。攻撃を防ぐやいなや素早くビルの残骸を亜空間から引っ張り出して投げて攻撃し、避けた所をレーザーで追撃し、最後に紅いレーザーを大量発射!

ロクサス「うわっ!」

マールーシャ「ロクサス!」

フェイク「他を心配してる場合か!」

シグバール「動き回るな!照準が定まらない!」

白雪(サーシャ)「コイツ、ゾンビよりタチ悪いわよ!」

途轍もない攻撃に一方的に体力が削がれていってしまう。
そして会場に向かうグレイディアに矛先を向ける。

マールーシャ「やばい、あいつグレイディアさんのほうへ……!」

フェイク「コイツの手にあるアイテムを消せば我が企業の勝利は確実だ!」

完全に勝利を確信したフェイクがグレイディアに向けてレーザーを放とうと攻撃しようとしたその時……!



ドガァァン!!!


フェイク「何事!?って、右翼と右エンジンと動力が潰されたああああ!?」

突然の爆発と同時に右翼と右エンジンと動力が同時に破壊された。バランスを崩すも、何とかサブ動力を起動して空中に留まる。

ミサキ「あんたたち大丈夫!?」

マールーシャ「戸倉!今の、お前たちか!?」

ディアーチェ「まぁな。志木が動力を潰したから碌な攻撃はできぬぞ!」

グレイディア「助かった!じゃあ一発頼む!」

一瞬の隙を逃さず、全員最大必殺技を放つ!


ロクサス「アッシュ・オブ・ラグナロク!」

マールーシャ「スカーレット・リッパー!」

シグバール「シルバーホーネット!蜂の巣ってハナシだあああああああ!!!」

白雪(サーシャ)「封竜点睛!焼き尽くせぇぇぇぇぇ!!!」

ディアーチェ「紫天に吼えよ、我が鼓動!出でよ巨獣、ジャガーノート!!」

フェイク「ちょ、サブエンジンまで壊れた!」











ミサキ「迷惑掛けた分、きっちり受け取ってね?サジタリウス・ストライク!!」


必殺技によりついに陥落。兵器は爆発し、搭乗者は悲鳴を上げながら星になった。
アイテムが兵器に使われた以前の問題も色々あった気がするが、とにかく今は会場へ急がなくては。





グレイディア「すみません、遅くなりました!!」

審査員長「グレイディアさん!まだ時間はありますから早く!」

時間ギリギリで物資を届けるのに成功し、これですべての依頼をクリアした。
急いで受付を済ませるとグレイディアは会場へ。あとはあの力作がどう評価されるか……!














司会「続きましてエントリー№015、グレイディアさんのフレアリングと蒼雷の首飾りです!」

ついにグレイディアのアイテムが発表される。内容は炎魔法強化と氷・雷属性への耐性強化を主に作り出したアイテムだ。
審査員達は丹念に鑑定し、そして席に戻った。


マールーシャ「うまくいったのか?」

シグバール「さぁな。つか、ゼクシオンはどこいったんだ?」

会場の廊下で話し合うⅩⅢ機関を余所に品評会は続き、最後の一品の発表も終わり、ついに結果発表へ。
審査員達が別室に入って10分。更に呼び出しを受けて参加者が別室に入って3分後、参加者が帰ってきた。

白雪(サーシャ)「結果は?」

グレイディア「結果は……」

























グレイディア「堂々の1位だった!」

結果は見事1位!その吉報に4人はガッツポーズをとって喜んだ。そんな中、拍手をしながら初老の男がグレイディアの元に訪れる。

フォーゲル「グレイディアさん、お見事です。やはりやってくれましたね」

グレイディア「フォーゲルさん……!」

どうやら例のクリート企業の社長らしい。ロクサス達が彼が出たことに警戒すると、フェイクが息を切らしてやってきた。

フェイク「ぜぇ、ぜぇ……!な、何故に社長の作品が優勝ではないのですか!」

フォーゲル「気にするな。彼の腕ならこれくらい当然だろ?それにしても遅いな……」

フェイク「は?何「おらぁぁぁ!!」がばあああ?!」

次の瞬間、サイドカー付きバイクがフェイク目掛けて突っ込んできた。体当たりを食らったフェイクは別室の扉まで吹っ飛ばされる。

ミサキ「ウィズ隊長、そちらはどうでしたか?」

ウィズ「ああ。大収穫だ」

メイカー「親父!」

フォーゲル「メイカー!ってか、大丈夫か?」

ディアーチェ「おぬしらも良く手伝ったな」

ゼクシオン「うぶっ……;もう、2度とジェットコースターには乗りませんよ……;」

ユイ「私なんで、ざらに1000倍速のコーズダー10回はへいぎでず……」

ツヴァイ「ウィズさーん、もう一回お願いしますー!」

ゼクシオン「元気なのはユイさんだけですか……;あ、これ抑えといた証拠です」

ユイ「ファントムさんも手伝ってくれたので、かなりいい感じに仕上がりました」

ユイがレキシコン・ファントムを渡し、メイカーも証拠を纏めたノートを渡す。

メイカー「ほれ、親父の頼んでた証拠の品々だ。もう観念したらどうだ?フェイクさんよ?」

志木「それで足りぬのなら、工場跡地の残骸を調べてみろ。優勝商品と同じ物が検出されるぞ」

次々と上がる証拠に起き上がったフェイクも言葉を失う。そこに怒りのオーラを携えたフォーゲル氏が……

フォーゲル「貴様……クリート社の名誉に泥を塗ったのはともかく、愛しい我が息子に手をかけるなど許さあああん!!」

フェイク&ツッコミ組一同「息子第一かよ!?」

社長の言葉に全員がツッコミを入れる。おい、お前も親バカか。とにかく呼んでおいた警察に引き渡される中、フォーゲルはグレイディアに向き直る。

フォーゲル「執事の所業の所為で迷惑を掛けてすまなかった。私はこれから迷惑を掛けてしまった企業へ謝罪に行く」

グレイディア「あ、ああ……;(自分の会社より息子なんてどうだよ;」

メイカー「これから信頼回復とか色々大変だからな……」

これからの事に溜息が出るメイカーにフォーゲルも「そうだな……」と頷く。そんな中、メイカーは改めてフォーゲルに向き直る。

メイカー「丁度いい機会だし、親父一人だけじゃまたなんか起きそうだし」

フォーゲル「え?それってつまり……」

メイカー「ああ。親父の所に戻って働き直すって事だよ」

フォーゲル「息子よ……」


















フォーゲル「よっしゃああああ!!今すぐ会社に戻ってお祝いじゃあああああああ!!!あ、確か小さい時に『お父さんのお嫁さんになる!』って笑顔で言ってたよね?だったら会場は結婚式風にして、私が新郎でタキシード、息子は新婦でドレス「くだばれクソオヤジぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

この後、クリート社社長が本社ビル前の公園の池に犬神家で発見されたと言う。

QUEST5:マジックアイテムを生成せよ!その9 ( No.546 )
日時: 2014/12/09 20:45
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: S5DpgI4u)




おまけ集


「うらめしや」



無境館の病室にて。

メルティア「それにしても、メイド服一枚でよくあんな寒い所にいられたよね?」

イサラ「そうですね。普通だったら自殺行為ですよ」

セレナ「こんな寒さへっちゃらですよ。6年ほど前にもっと寒い経験をしたんですから」

メルティア「もっと寒い?」

アリシア「うんうん。私も体験したし(フェイトに許可を貰って実体化した」

イムカ「実体験?」










セレナ&アリシア「一度死にました♪」

メルティア&イサラ&イムカ「」

3人とも死んだ発言して硬直。そりゃそうだろ、一度死んだ人間がぴんぴんして帰ってくるなんて。うちの作者をグレイディアさんと一緒にしてもらわないで欲しい。

セレナ「そうですね。ひょっとしたら……(ポニテを解いて顔に銀髪を晒す」

アリシア「みんなが寝静まってる間にみんなから魂を貰うとか……(ツインテを解いて顔に髪を晒す」

セレナ&アリシア「う〜ら〜め〜し〜や〜……」

イサラ&イムカ「ぎゃあああああああああああ!!!」


+暫くお待ち下さい+


セレナ&アリシア「あがが……(ズタボロ」

プレシア「貴方達、ふざけすぎ;」






「憑依」


クルト「何も覚えていない?」

白雪「はい。封呪結界の所まで覚えてるんですが……」

あの時以降の記憶に覚えが無い白雪が申し訳なさそうに答える。
現在入院中のキンジとお見舞いのアリアとジャンヌも奇妙そうに首を傾げた。

アリア「変わった話よね。そんな事ってありえるの?」

キンジ「ヒステリアモードとは違う、二重人格みたいなのか?」

アリサ「何の話?」

白雪「火山のあるところから全然記憶が無くて……」

千鶴「あぁ、憑依の事?あれはカードとなったあたし達が触れた人間からその性質などを……まぁ、纏めるとその人間の意識の上に乗るように人間の意識を上塗りするの。セパレートとかで離れると元の人間は元通りって訳。あたしもなのはの切り札のしふぉんが憑依できるとは思わなかったけど」

キンジ「じゃあ白雪がドラム缶で五右衛門風呂を満喫してるのはどういう事だ?」

現在、白雪は進行形で氷入り五右衛門風呂を楽しんでます。寒くないのか?

千鶴「あー、憑依の副作用って奴ね。正規の先導者じゃなきゃそういうのがあるのよ」

クルト「つまりそれが原因で正月騒動の後リエラが熱を出して寝正月を過ごしたと言うわけか(納得」

千鶴&アリサ「本っ当に、申し訳ありませんでしたOTL」



「女王謁見」


なのは「うわ、もう氷が解けちゃってる」

セレナ「千鶴さんに憑依された副作用ですね。まだ掛かりそうですよ」

クリス「そうか。なるべく急ぎたいんだが……」

なのは「あぁ、ジルさんの事……;あの人、ドラム缶見たら見境無く転がしたくなるんですよね;」

セレナ「はい?」

クリス「あぁ……」













クリス「あいつがいなくて本当に良かった」

ジル(○ω○)←安堵するクリスの背後にいつの間にか降臨。

なのは&セレナ(°ω°)











ジル「ドラム缶キャッホォォォォォォォォイ!!!」

セレナ「転がさないで下さい!中に人がいますよ!?」



「恋愛」


シャマル(グ)「あの、正直テンパッてしまうと思うので最初に言っておきます」

コーリン「?なんなの改まって」

詩乃「話って何?」

グレイディア「正直に言うと……アイチと付き合ってるのお前らのどっち?」

コーリン&詩乃(°ε°)ぶふっ?!








コーリン「ば、ばべぼばぶべぼばばばばばば▼◇●ΦΩЯ!?」

詩乃「ごががばぼげがぐげごごげがごぶがば△◆○ΧΑS!?」

シャマル(グ)「ちょ、2人とも大丈夫!?」

グレイディア「テンパり過ぎだバカ!落ち着け!」


〜5分後〜


コーリン「な、何言ってるのよ!?アイチとはただの同僚よ!」

詩乃「そそそそそその通りよ!新川君と一緒にちょっと心の傷を癒してもらっただけ!変な感情を抱いた別けないでしょ!?」

グレイディア「……レッカ」

レッカ「あの2人ならアイチの事を気にしてるのは本当よ。この間なんか「レッカあああああああああ!!!」うわっ!?」

この後、2時間に渡って無境館で鬼ごっこが繰り広げられた。






「あとがき」

今回は初のW同時依頼でした。
それにしても一つで結構長くなっちゃったし、全体だと1万5千はくだらないかな……;
では、これ以上長くなるのもあれなのでこの辺で。



グレイディアさんの「死者の町の記録」「逃走中〜残るは希望か絶望か〜」「ちょっとした小話&ネタの詰め込みセット」

琴葉姫さんの「嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜」「【嫁で逃走中】薔薇と奇妙な美術館【頑張ってみる】」




を宜しくお願いします。感想OK。

Re: 小さな書庫の騒動【短編集】 ( No.547 )
日時: 2014/12/09 21:11
名前: トーチ ◆/MkMTfVD.6 (ID: /6p31nq7)

トーチです


新作まってました&お疲れ様です!


トーチ「相変わらずすごい人達だなぁ。」

ゴグマジオス「さわらぬ神に祟りなし.....か。当然の報いだな。」

ジュード「アイチくんは二人の気持ちにきづいているのかなぁ......?」


自分は今は戦国無双クロニクル3とスマブラWiiU、ドラクエ10三昧です。今週には妖怪ウォッチ真打も......。それでは


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