二次創作小説(新・総合)

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cross the world
日時: 2022/11/29 17:49
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)

どうも、初めましての人は初めまして、僕はこの度クロスオーバー小説をやり直させていただくjunrisです。この度はキャラ設定に無理があったのでやり直す事にしました。

<注意 この小説はめちゃギャグってる日常のリメイク版で一部の設定を引き継いでます>

【本編:目次】

【日常】

 【chapter1】

宴に乱入した謎の『クローン』>>12-17
予告編(エイプリルフールネタ)>>18-19
CFH紹介(夢見草さんとのコラボ付き)>>22-32
ドッキリ誕生会(誕生日スペシャル)>>33-41
カードゲーム始めました >>42-46
わにゃとくり>>49-50
とある2人のキャラの日常の比較(苗木とパワプロ)>>55-61
小ネタ集>>63-66
1スレ短編集>>76
ハロウィンはワイワイとホラーどちらがお好き?>>95-99
タイマーのイメージ向上大作戦(W683のコラボ付き)>>100-105
ちょっと短いクリスマスパーティ>>109
CFHの忘年会>>110
新年の挨拶>>114
新たなカード 『ソウルシンクロカード』誕生 >>118-119
亀のゲーム屋との商談 >>120-121
junris?の日常>>140

 【chapter1-1.5】

誕生パーティとパラレルワールド >>165
東谷の日常>>166-167
札勝負〜大富豪編〜>>168-176
秘密を手に入れろ! VSjunris?>>177-182 ←NEW!
マジックでパニック!?復讐のハロウィンパーティ >>183-187
肉(2×9)の恨みはいつもより18倍恐ろしい!? >>188 ←NEW!

【とある日の依頼】

廃墟研究所を調査せよ! >>86-91


【クロストーク】


【ストーリー(クローン編)】

新たな切り札(タイマー編)>>67-75
研究室の謎と新たな情報>>82
早撃ちガンバトル(VSCフォース)>>92
男を見せろ!パワフル高校の外野手ランナー>>106-107
勝負師の謎>>108
超高校級の野球選手 桑田の秘密>>115-117

【chapter1:クローンバトルラッシュ(予選)】

『クローン軍始動』 >>122
『大会』に向けて >>125-126
『クローンバトルラッシュ』のルール >>127-128
Round1 『song hit music』(チャレンジャー:赤松、最原、ゲスト)>>129-131
Round2 『運試し』(チャレンジャー:苗木)>>132
『アンドロイド』と『ペンダント』>>133
Round3 『ソウルファイターズ』(チャレンジャー:junris) >>136-138
もう一つのクローン >>141-142
『セルノ社』の謎 >>143
セルノの正体(第4回戦の前日談)>>144-145
第4回戦: combat battle(チャレンジャー:マリオ&ルイージ)>>152-154
Final Round 『Baseball』(チャレンジャー:パワフル高校一同) >>155-162

【おまけ】

逃走中特別編予告編>>139
エイプリルフール予告編>>149-151

【レギュラーキャラの簡易紹介】構想中



【この小説閲覧にあたっての注意事項】

・この小説はクロスオーバー物なのでたくさんのジャンルのキャラクターが登場します。レギュラー等もあってか出番数に差があります。

・一部のキャラクターには原作を元にしたオリジナル設定やネタバレ要素があります。もちろんキャラ崩壊の可能性もあるので閲覧の際にはご注意ください。

・スレ主のジャンルの知識はあまり乏しいものため一部のキャラオリ設定も含まれています。(現在はある程度の知識を身につけていますが)

・勿論、違うジャンルとの交流もあります。(仲良くする程度ですが)

・メインジャンル以外のキャラも出てきます。

・スレ主の文才はあまり大したことありません。

・誤字や脱字が出る事もあります

・投稿ペースは不定期更新です。

・コメントやキャラの貸し出しはOKですが誹謗中傷や叩きコメントは一切受け付けません。また、うちのネタを引用するときはちゃんとカキコのコメントやtwitterのDMやpixivのメッセージ機能を使って、許可をとってください。←UPDATE!

これらの要素が苦手な方は閲覧を控えるのがお勧めです。それでも良い方は何なりとお楽しみください。

<コメントルール>

<コメントOK例>

小説の感想が入っている。(それが入っていればある程度宣伝してもかまいません。)
感想OKのタイミングでのコメント


<コメントNG例>

小説の感想が入っていない(例:宣伝のみ)
感想まだのタイミングでのコメント

以上の注意事項を理解してどうぞお楽しみください。

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2022.11.29 最新話更新

Re: Round1 『song hit music』 ( No.130 )
日時: 2022/01/29 23:38
名前: junris (ID: n3KkzCZy)


 赤松達が声のする方向のところへ行くとそこには...

???1「せっかく参加票を持ってきたのに勝負させてくれないなんておかしいよ!」

???2「おかしくないよ。ちゃんと参加票に書いてあったはずよ」

 なんと、そこには一人の男と仮面とロープを身に纏った女が交渉を難航していた

???1→仮面の女「だから、ここでは三人ちょうどじゃないと参加できないでしょ」

???2→男「そんなこと言われても僕一人来てないから仕方ないよ」

仮面の女「あなたの事情なんか関係ないの。とにかくあと二人来ないんじゃ勝負できな...ん?」

男「え?どうしたの?」

仮面の女「ちょうどいい。たった今二人が来たよ」

 仮面の女は交渉している途中で赤松と最原がやっていたことに気づいた。そして、男もそれに振り向いた

男「これはこれは!二人共ありがとうございます!」

赤松「えっ!いきなり何!?」

最原「えっ!?僕にもわからな...あっ!」

~~~~~~

最原「でも、何で僕と赤松さんが『代表者』なんだろう?そもそもこの参加票『1対3』の勝負と書かれているのに...」

~~~~~~

最原「そうか!きっとこの男は僕たちが来たおかげで人数不足を解決できたんだ!」

仮面の女「そういう事だよ。本来なら君と『1対1』で勝負したいけど『参加票』のルール上仕方ないから『1対3』で勝負してあげるって事さ」

 どうやら、参加票に書かれている『1対3』は仮面の女が一人で戦うという意味だった!

仮面の女「あ、そうそう。参加票といえば君はちゃんと持ってきたの?」

赤松「あ!そうだったね」

 そういうと彼女は参加票を出した

仮面の女「ふーん、ちゃんと持ってきたのね」

最原「勿論だよ」

仮面の女「よしいいわ。勝負は『song hit music』よ」

赤松「『song hit music』?」

 ここで読者の皆様にルールを説明しよう

【ルール説明】

【一人側の人がピアノで演奏を奏でた後、三人側がそれに続いて演奏する。但し、一度でもミスするとその人は演奏できなくなる。最後に曲名を当てれば三人側の勝ち。外せば一人側の勝ち】

仮面の女「以上だよ。わかった」

 その言葉の後に三人は頷くと仮面の女が指差した方向にある3つのピアノのところへ移動した

仮面の女「じゃ、そろそろ始めようか。まずは曲名を決めるためのくじ引きを引くよ」

 彼女は箱の入り口に手を入れて、しばらくすると手を取り出した。そしてその手を開いた後持っていた紙を開けると...
 
仮面の女「なるほど、『なかなかいい曲』を当てたもんだね」

 彼女はそれを見て余裕そうに笑みを浮かべた

仮面の女「さて、勝負を始めるわよ。『music start』!」

【曲名:〇〇(答え合わせまで内緒)】

 仮面の女がそういうとピアノを弾き始めた。そのさばきはまるで一流の人かと思わせるような物であり、しばらくすると演奏を終えたのであった

仮面の女「さて、次は君たちの番だよ。それぞれのピアノには役割分担されているからそれに合わせて演奏してね」

三人「ハイ!」

仮面の女「いい心掛けだね。では『music start』!」

 彼女がそういうと音楽が鳴り始めると同時に空中モニターが現れ、演奏ゲームで見かける譜面が映し出された

男「えっ!?」

赤松「一体何!?」

最原「まるで魔術のような...」

 三人が呆気なく気を取られているがゲームは止まることもなく最初の音符が赤松のところに降ってきた

赤松「おっと!」

最原「うわっ!」

男「危ない!」

 しかし、三人はミスる事なく無事に最初の音符を演奏できた。その後は順調に演奏できていたが...

男「うわっ!」 ブー!

 一人の男がミスってしまった...ここからは赤松と最原の二人が演奏する事になるが...

赤松「(なんかこの音楽多分弾いた事ある!あれは確か...)」

 赤松は今弾いている曲を思い浮かべなながらも演奏していた

最原「(この曲どこかで聞いたような...)」

 最原も自分が弾いている曲を思い浮かべていたが...

最原「うわっ!」 ブー!

赤松「最原くん!」

 最原もミスしてしまい、残りは赤松だけとなった

赤松「(どうしようやばいよ...)」

 赤松は自分一人になって動揺しかけたが、それでもなんとか演奏をミスなくこなせたのであった

仮面の女「どうやら、演奏が終わったみたいね。さあ、私の弾いた曲はなんでしょうか?」

 さあ、ここで解答タイムだ。正解すれば赤松達の勝ちであるがそうでなければ負けである

仮面の女「答えがわかったら私のところでメガホンでそれをいう事」

 赤松はしばらく考えると女のところへ行き

赤松「答えは...ゴニョゴニョ...」

仮面の女「...正解よ」

赤松「やった!」

仮面の女「答えは『ドビュッシーの月の光』。やるわね...」

 なんと、答えはあっていたのだ!勝負は赤松達の勝ちだ!

最原「赤松さん...やった!」

男「ありがとうございます!勝ってくれて!」

 赤松が買った事によって二人は喜んだ

仮面の女「なかなかやるわね。約束の褒美を後で送ってあげるわ」

 女がそういうと後始末の準備をし、それが終わるとこう言った

仮面の女「さて、今回は負けを認めるけど次はそう簡単にはいかないよ」

 そういうと女はテレポートで消えていった

赤松「いったい何だったのかしら...」

一旦、区切ります

Re: Round1 『song hit music』 ( No.131 )
日時: 2022/01/29 23:42
名前: junris (ID: n3KkzCZy)


 そっくりさんとの勝負に勝って、資料と『セルノ製アンドロイド』をもらった赤松達であった

赤松「取り敢えず勝ってよかったですね」

中堅企業系ギルド代表者「ええ、これで次の勝負から負けても安心です」

赤松「負けても安心って...トーナメント戦じゃないの?」

中堅企業系ギルド代表者「ええ、予選ではトーナメント戦と違って全勝するのではなく勝率が高い方が予選を通過できるんです」

最原「つまりそちらも勝ち続ければ予選通過ってわけなんだね」

中堅企業系ギルド代表者「いえ、僕は予選の報酬で十分です。予選通過が決まっても辞退を考えておりますし」

「あっ、そうか。本戦は辞退可能だったんだ」

中堅企業系ギルド代表者「マスターが言うには『本戦は嫌な予感がするから辞退した方がいい』っていうわけですからね」

赤松「本戦が嫌な予感がする?」

中堅企業系ギルド代表者「ハハッ...ちょっと大袈裟みたいだと思うでしょ?でも、僕はそんな勇気がないからね」

中堅企業系ギルド代表者「では、僕はこれで失礼します。なるべく多くの『アンドロイド』を獲得できるよう健闘を祈ります」

 そういうと彼は立ち去っていった

赤松「本戦が嫌な予感する?いや、気のせいだよね」

最原「そうだといいけど...」

ーーーーーー

<CFH本部>

junris「なるほど、これが褒美の『資料』と『アンドロイド』ってわけなんだ」

 そして、本部では赤松と最原が持って帰った『賞品』をjunrisとMZDに献上した

最原「なんでも、『本戦は嫌な予感する』って言ったけどどういう事なんだろう」

MZD「今はわからない」

最原「そうなんだ...でも僕は知らなきゃ行けない気がするんだ。だから僕はこれで失礼するよ」

赤松「え?待ってよ!最原くん!」

 そういうと最原は去っていきそれを赤松が追った

MZD「さて、俺がそのアンドロイドを解析してくるからお前さんは資料を読んでくれ」

「資料ってどんなことを書かれているんだろう」

 そう思って彼はクローンとの戦いで勝利した報酬の封筒を開けると中には会社のパンフレットみたいな物が入っていた。そして彼はそれを開いたのであった

【セルノとは?】

【セルノは〇〇の子会社であって、人材不足解決を主にした事業を生業としている】

 パンフレットには会社に関する説明が載せられていた

【経営戦略は基本的に人手が足りない会社にセルノ社員が訪問し、〇〇との雇用契約を交わす。そうする事によって、無駄な人員を採用しなくて済む事になる】

「へえー、ずいぶんいいことをしてくれるじゃん...」

 確かにこの方法なら契約する企業においても得するので何の問題もないのだ

「ん?」

 なんと、パンフレットの最後に付録のような袋閉じがあった

「こんなところに...」

 彼は付録を開けるとそこにはメッセージが入っていた

「どれどれ...え?」

 彼はそのメッセージを読んで見たがなんとこの先の内容は彼にとってショックを受けるようなものだった

<???>

 その頃...

仮面の男は「ハハハ...そういうことか...」

 仮面の男は彼の表情から察するに単純に企業が得するような仕組みではないことに気づき彼は怪しき笑みを浮かべていた

 果たして、このメッセージに書かれていたのは何だ!?

<???>

 そして、その頃...仮面の女は...

音符の髪飾りをつけた仮面の女「ふふふ...あれが『オリジナル』の私ね。マスターが言った事は嘘じゃなかったみたい。安心したわ」

 そう言って仮面を外すと...

音符の髪飾りをつけた仮面の女「『赤松楓』。また会うのが楽しみだよ」

 なんと、その正体は『赤松楓』に似ているが瞳が『橙色』に光っていた女であった!これは一体どういう事か...それを話すのは近い話である

 続く

 感想をお願いします!

Re:Round2 『運試し』 ( No.132 )
日時: 2022/02/05 00:10
名前: junris (ID: xTLxRpAm)

 どうも、時々ストーリーの箸休めに単発物を出したいと思っているjunrisです。それにしても短編でこだわりすぎているのは気のせいかしら?

<CFHダンガンロンパ支部>

ジジジジジ...

左右田「どうだ?調子は」

不二咲「それが...びっくりするぐらい綿密に作りこまれていて長い時間がかかっちゃうんだよね」

 CFHダンガンロンパ支部では頭脳派の不二咲達がクローンを解析していた...えっ?MZDが何とかするんじゃなかったのって言いたいの?それは次回の話のお楽しみにって事(つまり、次回にわかる)で

入間「まっ、この天才のオレ様にかかれば容易いことだがな!」

左右田「そういうお前は今何してんだよ!」

入間「はぁ!?オレ様は今『寝たまま楽して生活できる発明』の事を考えて忙しいんだよ!だからこそ、わざわざお前ら『雑魚ども』に任せてんだよ!むしろ感謝しろよな!」

不二咲「『雑魚』ってそんな...ひどいよぉ...」

左右田「『雑魚』って...俺らは『雑魚』じゃねえええ!!」

入間「ひいい...そんなに怒るなよ...」

 あらら...こんな調子で本当に大丈夫かな...ちなみに入間の口の悪さと打たれ弱さは公式通りです。まぁ、その話は置いていて

左右田「うぉい!置くのかよ!」

~~~~~~

<希望ヶ峰学園:グラウンド>

苗木「それにしても『対戦相手』はまだ来ないね...」

 その頃苗木達は『参加票』に書かれた通りの場所が来たにもかかわらずどこを探しても『対戦相手』は見つからないらしい

霧切「そういえば何かおかしくない?『セルノ』ってなんか怪しい匂いがすると思うけどあなたはどうなの?」

苗木「え?いきなり何を言ってるの?」

霧切「こっちの話よ。気にしないで」

苗木「(霧切さん...)」

 苗木が霧切の言う『セルノ』の謎をちらかせる発言に初めは戸惑ったが少しするとそれをきにかけた

???「あ、こんなところにいたんだ」

霧切「苗木くん...なんて言った?」

苗木「え?何も言ってないけど」

霧切「やっぱり...これはまさか...」

 なんとどこから声が聞こえた。それは『苗木』に似たような声をしていた。しかし、当の本人は何も言ってない。となれば、『奴』じゃないのか?霧切はそう思っていた

???「フフフ...また会っ...じゃなくて初めましてだったかな?」

苗木「え?僕がもう一人!?」

霧切「いや、『クローン』というにはどこか雰囲気が違うわね」

 苗木が見たものは苗木本人に似ているが霧切というようにまるで空っぽのような白色の服を着ており、瞳色はそれを照らすようなオレンジ色だという『クローン』とは違って明るいようなものであった

???「ふーん、『クローン』か...なんか聞いたことあるような...まあ、自己紹介しておくけど僕の名は『セギエナ』で君と勝負しに来たんだ」

苗木「『セギエナ』?...まさか!?」

〜〜〜〜〜〜

 【やあ、私の名はセギエナ。『セルノ』社の一員でこの大会を主催しているものだ。このメールは大会参加チームの一つである『CFH』の皆さん宛に送ってきたんだ】

〜〜〜〜〜〜

苗木「君が『対戦相手』としてきたの!?」

セギエナ「そう。まさか、『セルノ社の一員』が勝負に挑むなんて思っていなかったでしょ?でも、ルールに書いてあったよね?」

霧切「ルール...」

〜〜〜〜〜〜

 【但し、本番は違う。君たちが挑めるのは『クローン』だけじゃないよ。まあ、やってみれば早いよ。ただ...一つ言える事があるとしたら...『参加者は君たちだけじゃない』って事かな?】

〜〜〜〜〜〜

霧切「やはり、『セルノ社の一員』も勝負するって事ね」

セギエナ「まあ、刺客みたいだと思った方がいいのかな?さて、勝負は...おっと、君は『超高校級の幸運』だったね...」

苗木「えっ!?僕の事知ってるの!?」

セギエナ「さあね。ともかく勝負は『運試し』にするよ」

霧切「ちょっとまって、こんなところでどうやって勝負するの?単にくじ引きという地味なことはしないでしょうね?」

 霧切は勝負が地味みたいなもので行かないとふんでいる。となると...何かあるのか...セギエナはそれを聞くとこういった

セギエナ「大丈夫、『セルノ社』が開発した『対決ヘルメット』の出番だよ」

 セギエナがそう言うと近未来的なゴーグルを付けたヘルメットを2つ取り出した

セギエナ「さ、これを被って」

 そう行って彼は苗木にヘルメットを1つ渡し、もう一つのを被った

セギエナ「さ、君を被ってよ。そこには勝負が待ってるからさ」

 そう言われたとおりに苗木はヘルメットを被った...




 すると、そこには会場になっており、真ん中に5本のロープがぶら下がっていった

苗木「こ...これは...!」

セギエナ「どうだい?これをかぶるといつの間にが勝負場に来たようになるんだよ!ちなみに場所は移動していないし、これは『仮想空間』みたいなものと思ったほうが早いだろうね」

 ちなみにヘルメットをかぶっていないものは被っている人の様子が分からないのである

セギエナ「さて、ルールを説明しようか。『勝利条件は相手よりいい結果を出せたものの勝ちの1発勝負』という簡単なルールだよ。ちなみに演出は引けばわかるさ」

苗木「うん、わかった」

セギエナ「さて、まずは僕の番だ」

 彼はロープのところへ行った

セギエナ「うーん、どれを引こうかな?よし!これにしよう!」

 彼はしばらくロープ決めに悩むと右から2番めのロープの所へ行き、それを引いた








セギエナ「くそっ...何もおこらなかったか...これじゃあ相手が『ハズレ』を引き当てない限り僕は負けてしまいそうだ」

 セギエナが引いたのは下から2番めの結果だった。つまり、それより高い結果を引き当てるのは3分の4。つまり75%だろう

セギエナ「さて、君の番だよ」

苗木「うん」

 苗木がそういうとロープのところへ行き、しばらく悩んでいると...

苗木「よし、これだ!」

 苗木は右から1番目のロープの所へ行き、それを引いた...








 しばらくすると...

ビシャーン!

セギエナ「えっ?」

苗木「そ...そんな...」

 なんと、苗木はあろうことが『タライに入っていた水』を引き当ててしまい水浸しとなってしまった

セギエナ「あれ?勝っちゃったよ...」

 勝負はセギエナの勝ちだったが...運に救われた形なので驚いたような表情したのであった。ちなみに苗木は『超高校級の幸運』であるが原作では不運な出来事に見舞われることもしばしばである。しかしそれは短期的な話でそこには秘密が...それは別の話


 勝負が終わって二人はヘルメットを外した

セギエナ「ふーん、君が噂されている奴って聞いたから期待していたけど、今は大した事ないみたいだね。まあ、ここで負けても勝っても僕としては関係ないけどね?」

 セギエナの放った言葉に霧切はピクっとした。『クローン』の目的が『オリジナルを超える』事であるにも関わらず、『結果』なんて知ったことではないという振る舞いに『疑問』を覚えていたのだろう

霧切「『今』ってどういう事かしら...それにあなたが負けても関係ないって...」

セギエナ「さあね?それを知りたければ勝ちを増やすしかないよ。まあ、『戦う数』は『限られている』けどね」ピシュ!

 彼はそういうとヘルメットをとり去ろうとした

セギエナ「そうだ、一つ僕の正体を教えるよ。僕は『クローン』の端くれってところかな?」

 セギエナはそう言うとテレポートで消え去った

霧切「『戦う数は限られている』?だとすると...これは大変なことになったわね」

苗木「...」

 セギエナが去っていくのを見届けていた霧切は推理しているような表情し、苗木は落ち込んでいるままであった

~~~~~~

 <CFH本部>

junris「ええっ!?まさか...負けた!?」

苗木「...」

 本部では苗木が『クローン』に負けたにもかかわらず無事で帰ってきたことにjunrisは驚いた。そして苗木がいうには彼にとってはここでとどめを刺してもつまらないという事らしい

junris「そうか...『彼』はここで勝ってもとどめを刺そうとしなかったんだね」

苗木「うん、この前のロボット工場の事がやっとわかったよ」

ミミ「ちょっと待って!じゃあ、この前の私のクローンが倒そうとしたのはどういう事なの!?」

霧切「少なくとも『オリジナルに勝つ』事が建前という可能性があるかもしれない」

junris「それか人それぞれかもだと思うんだ...」

~~~~~~

<セルノ本部>

赤松?「で、君は『苗木』という『オリジナル』に勝ったんだ」

 セルノ本部では前回に出てきた赤松そっくりの女性がセギエナの報告を受けていた...ん?ちょっと待て。なんでC苗木がセルノ社にいるんだ!?

セギエナ「ギリギリで負けるところだったけど...どうやら『今』は大したことないみたいだね」

 彼はギリギリで負けるところだったにもかかわらず余裕で勝てるようなことがを発していた

C日向「まあ、いい。ここで勝っても負けても『エネルギー』を集められたからな」

セギエナ「そうだね。そのエネルギーで『あの方』を蘇らす事が計画の第1段階だからね。『セウスタカマ』こと『赤松さん』?」

赤松?「フフフ...」

 『セウスタカマ』こと赤松にそっくりな女が指を鳴らしたかと思うと容姿が変わった。それはクローンと同じ黒い服装と紫の瞳を...ってまさか!彼女もクローンだったの!?

C赤松「むしろ...その時こそ本当の始まりよ...ね?『セギエナ』こと苗木?」

 『あの方』を蘇らす事が『クローン』の目的だと思ったら達成した後の事が本番みたいなこと言っちゃてるよ!『セウスタカマ』の事といい彼女の擬態みたいな容姿といい、いったいこの先どうなるんだ!?

 続く

 感想をお願いします!

Re:『アンドロイド』と『ペンダント』 ( No.133 )
日時: 2022/02/04 20:13
名前: junris (ID: xTLxRpAm)


<CFH本部>

MZD「うーむ、なるほどな...やはり、『あいつら』に任せて正解だったぜ」

 本部ではMZDがダンロン支部の機械担当達によって、解析がほぼ終わり、それを彼がその報告を聞いたのであった

MZD「あとは〇〇〇〇〇〇〇〇〇をすれば、『こいつ』は動けるようになるわけか...」

 彼はそう言いながらもポケットから手紙を取り出し、それを見ていたのであった

MZD「それにしても、まさか『〇〇〇』が出場しなければならないとは...」

〜〜〜〜〜〜

<数時間前>

 時は遡る事6時間前...その時のjunrisは自分にそっくりさんことjunris?と話していた。彼は体調が良くなったためかたまに外へ遊びに行ったりしているのである

junris「ところで、君は変わったペンダントを身につけているね」

 彼はjunris?の身につけているペンダントを見てこういった

junris?「うん、これを身につけていればきっと思い出すんじゃないのかなって...」

junris「やっぱり...本当に記憶ないんだ...」

junris?「うん、『ある1件』の事が起きている事がまるで抜けたようなそんな感じなんだ」

 junris?の思い出せない過去と謎のペンダントの話をしていると...



 プルルルル

 突然、junrisのタブレットにメールが届いた

junris「ちょっとまってね」

 彼はそのメールを開けたのであった

junris「どうやら、僕は『〇〇』に呼ばれたみたいだね」

 感想をお願いします!

Re: cross the world ( No.134 )
日時: 2022/02/04 20:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。久々(?)にコメントさせていただきます。

・・・とうとうクローンとの戦いが本格的になってきたというわけで、色々わかったのですか。

本来の目的が、『オリジナルを超える』事ではなく、エネルギーを集めてボスである『あのお方』を蘇らせるるって感じですか。何だかタチが悪い(あと個人的ににクローンの苗木がなんかねちっこく感じるです)感じですね・・・

千枝「そう言えば、こっちでも似たようなの(P4U)があったよね・・・」

陽介「そうだったな・・・しかもそっち側は、有無を言わさず勝負を申し込んで、勝敗無関係で計画を着々と進めるわけだから、余計厄介なんだよなぁ・・・」


・・・そして、そっくりさんがまた登場。

そんでもって誰かに呼び出されたのですか。一体どんなことが・・・


・・・それでは、今回はこれで失礼します。


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