二次創作小説(新・総合)

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cross the world
日時: 2022/11/29 17:49
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)

どうも、初めましての人は初めまして、僕はこの度クロスオーバー小説をやり直させていただくjunrisです。この度はキャラ設定に無理があったのでやり直す事にしました。

<注意 この小説はめちゃギャグってる日常のリメイク版で一部の設定を引き継いでます>

【本編:目次】

【日常】

 【chapter1】

宴に乱入した謎の『クローン』>>12-17
予告編(エイプリルフールネタ)>>18-19
CFH紹介(夢見草さんとのコラボ付き)>>22-32
ドッキリ誕生会(誕生日スペシャル)>>33-41
カードゲーム始めました >>42-46
わにゃとくり>>49-50
とある2人のキャラの日常の比較(苗木とパワプロ)>>55-61
小ネタ集>>63-66
1スレ短編集>>76
ハロウィンはワイワイとホラーどちらがお好き?>>95-99
タイマーのイメージ向上大作戦(W683のコラボ付き)>>100-105
ちょっと短いクリスマスパーティ>>109
CFHの忘年会>>110
新年の挨拶>>114
新たなカード 『ソウルシンクロカード』誕生 >>118-119
亀のゲーム屋との商談 >>120-121
junris?の日常>>140

 【chapter1-1.5】

誕生パーティとパラレルワールド >>165
東谷の日常>>166-167
札勝負〜大富豪編〜>>168-176
秘密を手に入れろ! VSjunris?>>177-182 ←NEW!
マジックでパニック!?復讐のハロウィンパーティ >>183-187
肉(2×9)の恨みはいつもより18倍恐ろしい!? >>188 ←NEW!

【とある日の依頼】

廃墟研究所を調査せよ! >>86-91


【クロストーク】


【ストーリー(クローン編)】

新たな切り札(タイマー編)>>67-75
研究室の謎と新たな情報>>82
早撃ちガンバトル(VSCフォース)>>92
男を見せろ!パワフル高校の外野手ランナー>>106-107
勝負師の謎>>108
超高校級の野球選手 桑田の秘密>>115-117

【chapter1:クローンバトルラッシュ(予選)】

『クローン軍始動』 >>122
『大会』に向けて >>125-126
『クローンバトルラッシュ』のルール >>127-128
Round1 『song hit music』(チャレンジャー:赤松、最原、ゲスト)>>129-131
Round2 『運試し』(チャレンジャー:苗木)>>132
『アンドロイド』と『ペンダント』>>133
Round3 『ソウルファイターズ』(チャレンジャー:junris) >>136-138
もう一つのクローン >>141-142
『セルノ社』の謎 >>143
セルノの正体(第4回戦の前日談)>>144-145
第4回戦: combat battle(チャレンジャー:マリオ&ルイージ)>>152-154
Final Round 『Baseball』(チャレンジャー:パワフル高校一同) >>155-162

【おまけ】

逃走中特別編予告編>>139
エイプリルフール予告編>>149-151

【レギュラーキャラの簡易紹介】構想中



【この小説閲覧にあたっての注意事項】

・この小説はクロスオーバー物なのでたくさんのジャンルのキャラクターが登場します。レギュラー等もあってか出番数に差があります。

・一部のキャラクターには原作を元にしたオリジナル設定やネタバレ要素があります。もちろんキャラ崩壊の可能性もあるので閲覧の際にはご注意ください。

・スレ主のジャンルの知識はあまり乏しいものため一部のキャラオリ設定も含まれています。(現在はある程度の知識を身につけていますが)

・勿論、違うジャンルとの交流もあります。(仲良くする程度ですが)

・メインジャンル以外のキャラも出てきます。

・スレ主の文才はあまり大したことありません。

・誤字や脱字が出る事もあります

・投稿ペースは不定期更新です。

・コメントやキャラの貸し出しはOKですが誹謗中傷や叩きコメントは一切受け付けません。また、うちのネタを引用するときはちゃんとカキコのコメントやtwitterのDMやpixivのメッセージ機能を使って、許可をとってください。←UPDATE!

これらの要素が苦手な方は閲覧を控えるのがお勧めです。それでも良い方は何なりとお楽しみください。

<コメントルール>

<コメントOK例>

小説の感想が入っている。(それが入っていればある程度宣伝してもかまいません。)
感想OKのタイミングでのコメント


<コメントNG例>

小説の感想が入っていない(例:宣伝のみ)
感想まだのタイミングでのコメント

以上の注意事項を理解してどうぞお楽しみください。

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2022.11.29 最新話更新

Re: 秘密を手に入れろ! VSjunris? ( No.180 )
日時: 2022/10/27 08:24
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)


 3ゲーム目に入ってシャッフルとカード配りを終わらせ、彼の配札はこうなった

【junrisの手札】
 2,10,Q,7,4,K

 なかなかいい手札であって、イレブンバックを起こされても問題のない配牌である。そして、カード交換の後、手札は以下の通りである

【junrisの手札】
 2,10,Q,7,5,K

junris「(そう来たか…となればやはり1番大きな数を言えば…)」

 より自分の勝ちを近づけられる。そう思っていたが…

junris?「なんかさ、2戦やって来たけれどお互い強いカードを指摘するだけでお互い戦力を減らせてるしかないんじゃひきの悪い方が損をするんじゃない?」

junris?「そこで今回からは数じゃなくて相手のカードを1枚選んで捨てさせる事だけのゲームルール変更でいいかな?」

junris「それはつまり、相手のカードを捨てさせることだけは運を天にまかすしかないって事?」

junris?「そう。これなら引きが悪い方にもチャンスがあるじゃないか。それとも君がそうなっては勝てないというんじゃないだろうね?」

junris「そ…それは…」

junris?「まあ、やってみりゃ君の実力がわかるさ。但し、勝てればだけどね?」

junris「…」

 そっくりさんは2戦目までの消化気味を察し、ルール変更をしたのだろう。彼はそう思っていたが『自分が非力ではないのかと』煽られた時の悔しさが途中のルール変更による驚きよりも強いだろう

junris?「なぁに、今まで通り君が勝つ度にヒントを教えるという約束は守るからさ。さあ、どのカードを捨てさせる?」

 junrisはしばらく考えた。彼の狙いは以下の通りだ

・『3』(『暗殺』を防ぐ)
・『A』(相手の最強手札が『J』以下になる)
・『8』(場を流させない)

 そして相手の手札の中に2~3枚は持っている。ここで当たる確率は3分の1から2分の1である

junris「これだ!」

 彼は右から5番目のカードを選択した。そして表向きに向かれると…

 そこには『9』のカードが描かれていた

junris「…くそっ!」

junris?「惜しかったね。後一つ少ない数の『8』だったら相当の戦略を減らせたのに…さて、次は僕の番だ」

 彼もまたしばらく考えていた。お互いそう簡単には決められないだろう…

junris「(僕の手札から予測すると奴の狙いは少なくとも『2』だけ。それを知ってるのは僕しかいない、それにこれは相当の勘が強くないと難しい事。大丈夫、『同じ自分』だからこそ勘はそんなに強くないはず)」

【junrisの手札】
 2,10,Q,7,5,K

 彼のいう通り『2』を当てる確率は6分の1。ましてそっくりさんから見れば『2』が中央の伏せカードにある可能性がある。確率から見てそう簡単に当てることはないと彼はそう簡単には当たらないだろう...そんな中

junris「(一体どこを見ているんだ?)」

 彼が見たところには相手がカードではなく真下の方向を見ているのである

junris?「…どうしたの?」

junris「いや何でもないよ」

 相手が振り向くと同時に彼は問いを返した。相手は疑うような眼差しで見たがすぐに...

junris?「…そうかい。ここはそれを捨てさせるかな?」

junris「…!」

 考えたそっくりさんは左から1番目のカードに指を指した

junris「(そんな…)」

 彼の指を指したところには『2』のカード。つまり、彼は当てているのであった。このまま捨てられるのかと思った…が!

junris?「と思ったけど、これはやめにして…」

junris?「やっぱり、これにしよう」

junris「...えっ?」

 彼は急に右から1番目のカードに変更した。なぜ変えたのか今のjunrisにはわからない

junris?「どうしたの?早く捨てないと」

junris「ああ…」

 早く勝負したいのかそっくりさんに急かされたような事を言われると彼は手札を捨てていた

junris?「あれ?惜しかったな…僕が狙ってたのとは2段階弱い数だったよ…」

 表向きに開かれたのは『K』のカード。junrisの手札の中で2番目に強い数だった

junris「(今回の場合は『K』がなくても問題ないけど、一体何故ピンポイントで当てられるんだ?『同じ自分だからって勘の強さが同じ』なのか…それとも…)」

 彼は相手がどうやって都合よく任意のカードを当てられているのか考えながらもいらないカードを伏せていた

【junrisの手札(ゲームスタート時)】
 2,10,Q,5

junris?「僕も伏せたよさあ、勝負と行こうか」

 相手もカードを1枚伏せると3回戦の勝負が始まった。まずjunrisが10を出したが…

junris?「君のやり方は全く甘い事するね…ならこっちは『J』でイレブンバック」

 これにより、このターンだけ強弱が逆転した。その後5に続いて4が出され、場は流れた

junris?「さて、Aで勝負有り」

 なんと、奴は勝負に出たのだった

junris「(一応確認だ)」

 彼は状況を整理し、作戦を立てた

【junrisの作戦】

 2で出して場を流す
→Qで出して上がり

・問題点

 相手の手札に3があること

junris「(待てよ?イレブンバックしたのならまずは3を出して場を流し、そこから4を出した後でAを出せばいいはず。なのにこうしなかったということは3は無いという事。その可能性に…)」

 賭けようとした時にまたある光景を見てしまう

junris「(また真下を見てる……なぜそんな無意味な事をそれで勝てるのなら苦労しないはず……)」

junris?「どうした?早いところ決めないと」

 奴に早くしてくれないとと言われ、彼はカードを裏向きにして出した

junris?「ついに出したんだ……なぜ裏向きにして出したのかわからないけど……まあいい表向きにしてみてよ」

 junrisはカードを表向きにした。それに描かれていたのは2だった





 彼はしばらく黙り込んだ後、こう言った

junris?「……やっぱり、2を持ってたんだ…」

junris「え?」

junris?「良かったよ…3を伏せてなくて…なら3を出そう」

 なんと彼は3のカードを出したのだ

junris「うそ……」

 なんと、まさかの『暗殺』!大富豪では基本ジョーカーを抜けば1番最強の『2』…しかしそれを1番最弱である『3』で打ち取られてしまうのが『暗殺』である!

 そう、そっくりさんはその下剋上を起こし、勝ちをもぎ取ったのだ!

junris「(バカな…この時のためにわざと外していたなんて…)」

 ともあれ3回戦はそっくりさんが勝ったのだ

junris「(ここは一旦落ち着かせたい……)」

 彼は次の勝負に差し支えがないよう落ち着かせる猶予が欲しいのだ

junris「4戦目と行こう……といきたいけどその前にトイレ行かせていい?一度落ち着かせたいんだ……」

junris?「いいよ」

 なんと奴はあっさり許可を入れたのだ。これは彼にとっても予想外だった……

junris?「どうしたの?早く行ってよ」

junris「あ、うん……(一体なぜ急かすんだ?何か都合の悪い事を持っているような……)」

 奴の動きを怪しみながらも彼は部屋から出ていった。そして、奴がまた真下を見るとそこには『ペンダント』を握られていた

junris?「(フフフ…この調子ならこのままでも勝てそうだな)」

 やはり、何かあったんだ!果たして奴の笑みとペンダントに何か関係でもあるのか!?

 一旦区切ります

Re: 秘密を手に入れろ! VSjunris? ( No.181 )
日時: 2022/10/30 00:37
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)


 <トイレ>

junris「…それにしてもあいつさっきからなんなんだろう……」

 彼は今、鏡の前で気分を落ち着かせているが、3戦目の奴の動きが気になっていた

junris「カードを選ぶときからちょくちょく真下を見て何がしたいんだろう…」

 彼は奴がやる気がないのかと考えていたが…

 『フフフ……』

junris「ん?」

 突然、鏡の方から誰かの笑い声がするが振り向くとそこは自分が写ってるだけだった。彼はとにかく推理を再開した

 【junris?が真下を見た時のタイミングとその結果】

・カードを指摘するとき→(その時は2を当てかけて、Kを当てた)
・junrisが2を出そうとしているとき(その時は3を出されてしまう)

junris「よく考えれば不自然じゃないのか?『まるでサインを見ているかのように』」

ズキッ!

junris「うっ!?」

 突然、彼に少しの頭痛が走った

junris「そういえば、『1回戦目の時』…」

〜〜〜〜〜〜

junris「わかった…次のゲームと行こう」

junris?「いいよ。でもその前に伏せたカードを開いておこう。イカサマ防止のためにね」

〜〜〜〜〜〜

junris「イカサマ……まさかとは思うが……」

 『よく気付いたね。そこがヒントでありターニングポイントだ』

junris「また!?」

 また鏡の方から声がしたかと思い、振り向いてみるとやはり自分が写っているだけだ

junris「ターニングポイントって……まさか相手の勝つ仕組みに弱点がある?でもどうやって…はっ!」

 <部屋>

junris?「トイレが帰って来た時、彼はどんな事してくるのか…まあ、『これがある限り』は……」

 ギィ……

junris?「ん?ようやく来たか…さて、4回戦の準備はいい?」

junris「うん」

 部屋ではそっくりさんが相手がどんな作戦を考えているのかを楽しみにしており、手には『ペンダント』が握られていた。そして、相手が帰って来たところで4回戦を始めることにした

 お互いがシャッフルした後にそっくりさんから先にカードを取り、7枚目のカードを裏向きで中央に置いた後、さっきと同じ方法でカードを配った

【junris?の手札】
5,8,6,J,K,10

 そして、カードの交換を済まし、以下の通りになった

【junris?の手札】
5,8,3,J,K,10

junris?「むむむ…この手札から見て勝つのは難しそうだな…(まあ、こっちには『ペンダント』があるしね)」

 そっくりさんは困ったふりをしていながらも、勝ちを確信していた。その時、junrisがある事を言った

junris「ちょっと待って、選択の前に手札をシャッフルしたいけどいい?」

junris?「…いいよ。好きにして」

 彼がそういうとjunrisはシャッフルをした後、カードを手に取った。しかし、そっくりさんの顔には笑みを浮かべていた

junris?「(ふふん……シャッフルでカードの位置を変えようとするんだね。でも、そんなことしてでも無駄だよ。何せ、君がカードを見た時点でこのペンダントが発揮されるからね)」

 奴はjunrisの狙いを見抜いていた。おそらく撹乱させようと企んでいたのだろうが、ペンダントの力の前では効果がない

junris?「さぁて、ここは…これにしよう!さあ、捨ててもらおうかな?」

junris「……」

 なんと彼が指摘したカードはAのカードだった。junrisの顔には嫌そうな顔をしていたのであった

junris?「(どうやら、君が立てた策は無駄だったみたいだね…結局、君では『あの因縁』に蹴りをつけるのは...)」

 そっくりさんは相手の作戦が無駄に終わったかと思い、勝ちを確信していた…ところが!

junris?「えっ!?」

 なんと、そっくりさんが『役不足』と言ったその時、junrisは手札をまたシャッフルした後、自分の膝下に伏せておいたのだ!junrisは何食わぬ顔で尋ねた

junris「どうしたの?何かまずいことでもあるのかい?」

junris?「いや、急にカードをシャッフルするならともかくカードを膝下に隠すなんて…」

junris「あれ?膝下にカードを置いてはいけないとルール説明の段階では言ってなかったよね?それとも手札を持ってもらわないと困ることがあるの?」

junris?「いや……何でもないけど、それより早くカードを決めた!(まさかこんな手を使われるなんて!これで100%勝てる勝負じゃなくなった…けど、大丈夫だ。冷静に行こう)」

 意表をつかれたそっくりさんは何かバレそうになったのをごまかし、カードを選ぶように促した。そして、彼が指摘したのはJだった。そして、そっくりさんがカードを1枚伏せた後、junrisはしばらく目を閉じるとカード1枚を前に出した。おそらくそれを伏せにする気だろう

junris?「(手札を見ずに捨てて読まれないようにする気だな。けどそれを見ないでどう出すかな?)」

 そして、4回戦が始まりそっくりさんから始めることになった。

【junris?の手札】
3,8,10,5

junris?「(よりによってJを捨てられるとは…でも、大丈夫だ。無作為に2が捨てられるのは5分の1だ。そして2がきたところを3で取ればいい)」

 彼はそう考え、5を出した。そして、junrisが6を出してお互いの手札は3枚となった

junris?「(さて、ここはカードを出さずにあえてパスをしよう)パスだ」

junris「!?」

 そっくりさんがパスをした狙いは多分こうだろう

・手札を手に取ってみざるを得まい
・そこでペンダントの力が発揮される

junris?「(カードを膝下に隠す時には驚いたけど、それを出すには手に取らないとわからない。なら、ここはあえてカードを出させる)」

 そういうわけでこの場は流れることとなり、junrisからスタートとなった

junris?「(さあ、確認だ。このペンダントの力で…)」

 手札を見ようとしたそっくりさんだが…自分の脳内に1枚のカードの点滅が繰り返された映像が流れていた

junris?「(なんだこれは…?わざとやってる僕がいうのもなんだけど訳のわからないことしてくれるじゃないか…)」

 そして、junrisは9のカードを出した

junris?「(ふふふ…何をしてるか知らないけど奴の残り手札に2があるのは間違いない。さっき、ペンダントの力を使ったから知ってるのさ。ま、元々これは勝つために使っているわけではないけどね…ともかく、ここで10を出そう)」

 そう言って彼は10を出した

junris?「(これで…いや待てよ?もし相手の残り手札がQと2だったら?その時はQを出した後2で上がるはず!となれば勝ち目が…)」

 ないだろう。そして、彼の嫌な予感が現実になりかけるかのようにQのカードを出されていた。当前、junris?の残りカードは3と8なので出すことはできない。この場は流れる事になった

junris?「(やっぱり、彼は2を持っていたが最後に使う気だったんだ)」

 と思いきや、junrisの出すカードが予想外だったのだ!

junris?「え…7!?」

junris「ふぅー…」

junris?「(バカな…最後のカードが7って事はさては運よく2を捨てたのか!?)」

 そっくりさんが伏せられたのをめぐるそこには2が描かれていた。つまり、彼が捨てたのはあろうことが2のカード。ともあれ4回戦はjunrisが勝ったのだ!

junris?「(ここに来てヒキが強くなるとは…)よし、ヒントを教えてあげるよ。『色の種類は7つ』だ。最後の勝負を「待って」何?」

 最後の勝負に入る前にjunrisが申し出たのだ

junris「最後の試合だけはペンダントを中央に出してくれるかな?なんか前の試合から真下にある何かをみているそうじゃないか。それなのに都合よく当たるなんて不自然じゃない?」

junris?「(…!)」

 どうやら、junrisにはそっくりさんの仕組みに気づいており、それを防ごうとしているらしい。最もそれは勝つために使っているわけではないがそれをjunrisは知らない

junris?「わかった。最後の勝負はペンダントを中央に置こう。それでいつ気付いたんだ?」

junris「さっきのトイレ休憩さ」

ーーーーーー

 【回想】

junris「ターニングポイントって……まさか相手の勝つ仕組みに弱点がある?でもどうやって…はっ!」

 その時はそっくりさんの仕組みを見抜き、対策をしていたのであった

junris「そういえば、この時僕は手札を見ている。奴は真下にあるものを見て考えを見抜いていたのか?なら、それを潰す案が…そうだ!カードをなるべく見なければいいんだ!」

ーーーーーー

junris「というわけで僕はそれに欠けたわけだ」

 なるほど、これにはやられたよ。そっくりさんはしてやられたにも関わらず嬉し顔を浮かべた。なにしろ相手が期待外れではない事に安心していたのだ

junris?「さて、最後の勝負で君が勝ったら、特別ボーナスとしてペンダントの秘密も教えてあげるよ」

junris「え?」

junris?「そもそも、これはあえて見抜かれるために使ったわけで、君はうまく見抜けたってわけだ。そこでそれに敬意を払いボーナスをあげようと思っているんだ。話はそれっきりにして勝負を始めよう」

 果たして、junrisはペンダントの秘密を知る事ができるか!?『ワンスート大富豪』の最終戦開幕!

 一旦区切ります

Re: 秘密を手に入れろ! VSjunris? ( No.182 )
日時: 2022/10/31 07:49
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)


junris「(これが最後の勝負。絶対勝ってペンダントの秘密を知りたい!)」

 最後の5戦目。二人はお互い山札をシャッフルし、junrisからカードを配られた。

【junrisの配札】
2,J,A,3,6,K

9,4,Q,5,10,7,8

 更にお互いのカード指摘や交換。任意のカードを捨てを行い最終的にはこうなった

【junrisの手札】
2,J,4,K

【その他】

・3(相手のところに行っている)
・A,6(捨て)
・9(相手の捨て)

junris「(ここはあえて2でいこう)」

 彼の作戦はあえて3を出させることでJバックをうまく費やす気だ

junris「よし、行くぞ!」

 junrisが2を出し、それを3で返され場は流れとなった。しかしここまではjunrisの計画通りであった

junris「(ここで10以下カードが出されたらJバックだ。そこで勝利を掴む)」

 彼はJバックと4を利用し勝ち上がる気らしい…ところが!

junris?「君はそれで僕に勝てると思ってるんだね?でも、そうはいかないよ」

 奴の顔には怪しき笑みを浮かべていた。そして、奴は8のカードを出した

junris「えっ?」

 8切りの効果が出たため、この場は流れとなった

junris?「さて、この場はどうしたものかな?」

 しばらく考えると彼の出したカードは9だった

junris「よし!Kのカード!」

junris?「くっ!」

 当然立ち向かえるカードがないため、この場は流れ

junris「4」

 彼の策はまだ尽きてなく、Jで上がりを狙っているらしい。何しろ最後の1枚では効果が発揮されても仕方ないからだ

junris?「パス」

 あろうことか彼はここでパスのためこの場は流れとなった

junris「よし、Jで上がり」

 何と最終戦はjunrisが勝ったのだ

junris?「ふふふ…負けたけど相当楽しめたよ。よし、よし、約束通り『ヒント』と『ペンダントの秘密』を教えてあげよう」

junris?「まず、『ヒント』だけど、『7つの色にはある法則性があり、全部集めると何かが出来る』」

junris「…」

junris?「そして、『ペンダントの秘密』だけど、これはかけてみれば早いよ」

junris「え?」

junris?「実のところちょうどいいタイミングがあるんだ。ハロウィンの日にある屋敷で正義の名を持つ者がある出来事に関わってくる。屋敷に行けばヒントが見つかるし、ペンダントを試すにはちょうどいい機会だ」

 そういうとそっくりさんは立ち去って行った

junris「屋敷に行けばヒント…?なんで彼がそんな事を?それよりカードを片付けないと…ん?」

 彼がカードを片付けるとある事を知ってしまった。何と彼は10のカードを出せていたところをわざとパスして勝たせたのだ

junris「まさかもう1人の僕は最初から秘密を教える気で勝たせたんじゃ…ああ…頭がこんがらがってきた…」

ーーーーーー

<???>

「ふふふ…確かにそっくりさんがそれを知っているのは不思議だね。まるで『前もって知っているかように』…これは面白くなりそうだね…それにしてもそっくりさんは何を思ってわざと負けたんだか」

 続く

<後書き>

 今回の話ではそっくりさんとの心理戦をやりましたが、執筆して表現するのに時間がかかると実感しました。さて、次回は遅れるかもしれませんがハロウィン回です

 感想をお願いします

Re: マジックでパニック!?復讐のハロウィンパーティ ( No.183 )
日時: 2022/10/31 16:25
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)


 どうも、白湯生活を始めたjunrisです。朝に白湯を飲んでコーヒーは眠気覚ましになるな...それはそうと今回はハロウィン回です。(ハロウィンの日が過ぎるまで書き切る保証はありませんが)そして、ギルド小説に出てきたカードファイターが登場します!

<???>

「こ…来ないで…」

『フフフフフ…』

 ある屋敷では一人の男の子が動く石像から逃げ回ってきたが、行き止まりに追い詰められた。石像は笑い声を上げると鼻穴や耳穴から紫色の煙が噴出された。

 プシュウウウウ…

「うわあああ!!『魔女の呪い』だ!」

 男の子は呪われると思い、うずくまったが煙はそんな彼の体内に入り込んでいった。それが消えていくと彼は振り向いた

「あれ?何ともなかった…?おかしいな…魔女の呪いは…」

 あったはずと言ったあたりから、男の子は眠気に襲われたかのように目を閉じて倒れ込んだ。その数十秒後に起き上がったが…彼の目に光を失っていた

ーーーーーー

 【10月30日:東谷の学校】

クラスの担任「さて、明日はハロウィンであるが、その前に今日は転校生を紹介しよう」

西部「(いきなりすぎるよ...)」

 担任の発表とともに少年が入って来た。見てくれは中学生のように見えているが…

少年「僕が転校生の…」

東谷「(むにゃむにゃ眠い…)」

 転校生の名前を聞くところで彼の眠気が催し、眠り始めた

 さて、話は変わるが今日は10月30日で明日がハロウィンである。その日は学校の生徒が仮装をして屋敷のハロウィンパーティに参加する事になったらしい。ちなみに主催グループは噂ではそんなに目立っていないらしいと聞いているがそれは置いておこう

西部「…くん。…くん」

東谷「はっ!ゴメン。眠ちまったよ!」

西部「東谷くん。今年はどう仮装するの?」

東谷「あ、いやここ最近、家の手伝いで考える時間がなかったんだ。だから決めてないんだ」

西部「そういえば君は家の仕事があったんだったね。ごめんね」

東谷「いやいいよ。今日はさ家の人に相談して今日だけ家の仕事を免除してくれたんだ!だから今日はどんな仮装がいいか考えて欲しいんだ!」

西部「そうなんだ!じゃ、今日の夜、僕の部屋で相談しよう!実はボクの店でハロウィンの仮装をするんだ。そこならいろんな服があるよ!」

東谷「そうだな!今日の『CFH』活動が終わった時が楽しみだ!」

 2人はCFH活動を終えた後、仮装相談する事に決めたのだ

 【昼休み】

 「おいおいおい、勘弁してくれよ」

 東谷が振り向いた方向には女らしく見える男の子がいやらしそうな二人に絡まれていた

東谷「(あの男はいつも見た目を理由にしてあの二人にからかわれているんだ!ちょっと見過ごせない!話をしてこよう!)」

 彼はそう言うと二人のところへいった

東谷「2人ともちょっといいか?」

イヤな男「何だお前は?」

イヤな男2「なんか用あんのかよ?」

東谷「あるさ、ハロウィンの事で男の子の着る物に文句でも…「大丈夫だよ!」えっ?」

 どうせまた、男の子を嫌がらせて楽しんでるだろうと問いただそうとしたその時、男の子が平気そうな顔で言ったのだ

男の子「実はね。2人がね魔女服を着ろと言われたらね。僕は喜んで着ると言ったんだ!」

東谷「え?そうなの?」

 東谷は男の子の返答にキョトンとしていた

男の子「うん!最初は王子服が良かったけど、屋敷を見てわかったんだよ!二人の言う通り」

イヤな男「とまあこんな感じだ。いつもなら嫌がるのに今日に限って喜んでいたんだよ」

イヤな男2「あんまり拍子抜けして呆れていたのさ。それどころか俺達を誘ってきたんだよ」

東谷「えっ?」

男の子「そうなんだ。せっかくのアイデアをくれたんだ。お礼として予行演習に付き合ってもらいたいんだよ」

東谷「…そうなんだ」

男の子「わかったらもう行っていいよ。僕らは忙しくなるんだからさ」

 男の子の言われるままに東谷は遠くへ行った

東谷「(それにしても今日のあいつ。なんかおかしくないか?うん、最初は王子コスが着たがっていて、魔女服を嫌がっていたはず。何よりあのイヤなやつを誘ったりと)」

 彼は男の子の様子がいつもと違う事に違和感を感じていた

男の子「じゃ、予行演習のために屋敷で会おうね!」

 男の子は2人にそう言って立ち去った。そして彼らの姿が見えなくなると…彼は普段の優しさとはかけ離れた悪しき笑みを浮かべた

男の子「ふふふ…まずは準備OK。やはり、『宿主』の記憶や情報は使い勝手がいいね。ボクの計画が捗るよ」

 彼の瞳には光を失われており、体には紫色のオーラが出ていた

少年「『宿主』?計画?そういえば屋敷にはある噂が関係しているが…あのオーラからして何か嫌なことが起こらないといいけど……」

 男の子の後ろには転校してきた少年が隠れており、1枚のカードを手にしていた。彼には男の子の放つオーラが目に見えおり、何かあると考えていた

 『いざとなったらボクの出番が来るの?』

少年「その時はそうだろうね」

一旦区切ります

Re: マジックでパニック!?復讐のハロウィンパーティ ( No.184 )
日時: 2022/11/03 00:00
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)


<CFHイベント施設>

 夕方頃、東谷達はハロウィンイベントの準備を手伝っていた。(もちろん部活はお休みである)

東谷「ところで、パワプロはどんな仮装をするの?」

パワプロ「ああ、俺は勇者のコスをやるんだ」

矢部「オイラはガンダーロボでやんす。キミはどうなんでやんすか?」

東谷「ああ…実は今日の夜西部のところで相談してくるんだ。明日になったら見せてあげるよ」

パワプロ「そうか、よし今日は忙しくなるぞ」

矢部「そうでやんすね」

ーーーーーー

東谷「あれからいつもより仕事が多くなってる…イベントの準備があるのはわかるけど、一体どうしたんだろう…「ブツブツ…」ん?何だあの声」

 廊下を歩いている時にある部屋から何らかの声が聞こえ、東谷はこっそり近づいた


「………………」

東谷「………………!?」

 彼がこっそり独り言を聞いているとある事に耳にした

ーーーーーー

 <魔女屋敷>

 夕方では東谷たちが屋敷周辺の茂みに隠れていた

西部「東谷くん。一体これはどういうこと?」

東谷「まあ、聞いてよ。実は…」

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 【東谷の回想】

junris「ハロウィンの日に魔女屋敷には魔女が憑依した体を使ってやりたい放題する噂が流れているらしい。そこから…」

東谷「(魔女屋敷?そういえば、3日前にあの男が掃除をしにいった場所だったよね…待てよ!)」

 東谷は魔女屋敷と聞き、ある事を迸った

 【東谷の考え】

・あの男の様子がおかしくなったのは2日前(この時は行方不明になってから発見された)
・あそこでは魔女が封印されており、他人に取り憑いてはやりたい放題と噂されている
・取り憑かれた人は男装魔女服を着ており、憎い相手に前夜祭を招待し、屋敷へ来たところ魔法を使って恐怖を植え付ける

 これらを考えると魔女屋敷で何かがあるらしい

東谷「(これはいいヒントを聞いたぞ…よし、俺たちも行こう)」

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西部「東谷くん……やっぱりやめた方がいいよ……」

東谷「大丈夫だって、こっちには『バトルディスク』があるし、いざという時はCFH通信機を使えばいいんだしさ!」

西部「それにしたって僕までも…(でも、本当は魔女がどんな人が見てみたい気もするんだけどね)」

 ガヤガヤガヤ…

東谷「(おっと、今朝のあの2人が来たぞ)」

西部「(本当だ隠れよう!)」

(魔女屋敷に入る)

 東谷たちは今朝のイヤなやつ2人組が魔女屋敷に近づいてるのを見て隠れ始めた。そして、彼らが屋敷に入るのを見て……

東谷「(よし、今だ!)」

 東谷と西部はすぐに駆け込み、屋敷にうまく入り込むことができた








 しばらくすると今朝の男の子が現れた。しかし、その光を失った瞳はまるで闇へ堕ちていったようなものであった

「ふふふ…今朝のでしゃばりとその連れがここに来たのは予定外だったけどまあいい。そろそろ僕の本来の姿に戻ろうかな」

 少年は指を鳴らすと体に青色の光が放ち始め、青色の煙が立ち込めた後、煙が晴れたところには少年とは明らかに違う姿をした存在がいた

 それは魔女服に似ているが違うのは男の子のように動きやすい服。そして何よりも緑の色の髪型をしていた

「さて、計画の第1段階として僕の力を試してやろうかな」

 そういって彼は杖を振った。すると、杖から出た光が屋敷へ飛んでいくと…

 ゴゴゴ…

 空が暗くなり、屋敷の周りにはゴーストが漂っていた

「これで舞台は完璧。罠や仕掛けもOK!さて、『宿主の望み』を叶える時だよ」

 宿主の望み?なんかイヤな予感がするけど…大丈夫なの!?東谷たち!

 一旦区切ります


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