二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

cross the world
日時: 2022/11/29 17:49
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)

どうも、初めましての人は初めまして、僕はこの度クロスオーバー小説をやり直させていただくjunrisです。この度はキャラ設定に無理があったのでやり直す事にしました。

<注意 この小説はめちゃギャグってる日常のリメイク版で一部の設定を引き継いでます>

【本編:目次】

【日常】

 【chapter1】

宴に乱入した謎の『クローン』>>12-17
予告編(エイプリルフールネタ)>>18-19
CFH紹介(夢見草さんとのコラボ付き)>>22-32
ドッキリ誕生会(誕生日スペシャル)>>33-41
カードゲーム始めました >>42-46
わにゃとくり>>49-50
とある2人のキャラの日常の比較(苗木とパワプロ)>>55-61
小ネタ集>>63-66
1スレ短編集>>76
ハロウィンはワイワイとホラーどちらがお好き?>>95-99
タイマーのイメージ向上大作戦(W683のコラボ付き)>>100-105
ちょっと短いクリスマスパーティ>>109
CFHの忘年会>>110
新年の挨拶>>114
新たなカード 『ソウルシンクロカード』誕生 >>118-119
亀のゲーム屋との商談 >>120-121
junris?の日常>>140

 【chapter1-1.5】

誕生パーティとパラレルワールド >>165
東谷の日常>>166-167
札勝負〜大富豪編〜>>168-176
秘密を手に入れろ! VSjunris?>>177-182 ←NEW!
マジックでパニック!?復讐のハロウィンパーティ >>183-187
肉(2×9)の恨みはいつもより18倍恐ろしい!? >>188 ←NEW!

【とある日の依頼】

廃墟研究所を調査せよ! >>86-91


【クロストーク】


【ストーリー(クローン編)】

新たな切り札(タイマー編)>>67-75
研究室の謎と新たな情報>>82
早撃ちガンバトル(VSCフォース)>>92
男を見せろ!パワフル高校の外野手ランナー>>106-107
勝負師の謎>>108
超高校級の野球選手 桑田の秘密>>115-117

【chapter1:クローンバトルラッシュ(予選)】

『クローン軍始動』 >>122
『大会』に向けて >>125-126
『クローンバトルラッシュ』のルール >>127-128
Round1 『song hit music』(チャレンジャー:赤松、最原、ゲスト)>>129-131
Round2 『運試し』(チャレンジャー:苗木)>>132
『アンドロイド』と『ペンダント』>>133
Round3 『ソウルファイターズ』(チャレンジャー:junris) >>136-138
もう一つのクローン >>141-142
『セルノ社』の謎 >>143
セルノの正体(第4回戦の前日談)>>144-145
第4回戦: combat battle(チャレンジャー:マリオ&ルイージ)>>152-154
Final Round 『Baseball』(チャレンジャー:パワフル高校一同) >>155-162

【おまけ】

逃走中特別編予告編>>139
エイプリルフール予告編>>149-151

【レギュラーキャラの簡易紹介】構想中



【この小説閲覧にあたっての注意事項】

・この小説はクロスオーバー物なのでたくさんのジャンルのキャラクターが登場します。レギュラー等もあってか出番数に差があります。

・一部のキャラクターには原作を元にしたオリジナル設定やネタバレ要素があります。もちろんキャラ崩壊の可能性もあるので閲覧の際にはご注意ください。

・スレ主のジャンルの知識はあまり乏しいものため一部のキャラオリ設定も含まれています。(現在はある程度の知識を身につけていますが)

・勿論、違うジャンルとの交流もあります。(仲良くする程度ですが)

・メインジャンル以外のキャラも出てきます。

・スレ主の文才はあまり大したことありません。

・誤字や脱字が出る事もあります

・投稿ペースは不定期更新です。

・コメントやキャラの貸し出しはOKですが誹謗中傷や叩きコメントは一切受け付けません。また、うちのネタを引用するときはちゃんとカキコのコメントやtwitterのDMやpixivのメッセージ機能を使って、許可をとってください。←UPDATE!

これらの要素が苦手な方は閲覧を控えるのがお勧めです。それでも良い方は何なりとお楽しみください。

<コメントルール>

<コメントOK例>

小説の感想が入っている。(それが入っていればある程度宣伝してもかまいません。)
感想OKのタイミングでのコメント


<コメントNG例>

小説の感想が入っていない(例:宣伝のみ)
感想まだのタイミングでのコメント

以上の注意事項を理解してどうぞお楽しみください。

タグ クロスオーバー ダンガンロンパ 東方project パワプロシリーズ ポップン 遊☆戯☆王 オリキャラ キャラオリ設定 オリジナルカードゲーム クローン オリジナル設定 【不憫化 ギャグカオス化 キャラ崩壊要注意(キャラ属性撤廃)】(随時更新予定)

2022.11.29 最新話更新

Re: Final Round 『Baseball』 ( No.155 )
日時: 2022/04/22 21:32
名前: junris (ID: rDOQFxsS)


 どうも、junrisです。第1幕も間も無くクライマックスです!

junris「...」

 本部ではjunrisが資料を読んでいた。なんでも、第4回戦で勝った報酬らしい。ちなみに今読んでいるページはクローン社の初代社長時代は軍事産業を主要事業にしているところらしい

junris「それにしても、何だったんだろう...この前のもう一人の僕は...」

ーーーーーー

 <おろさんの依頼後>

junris「こんな凄い力をどうやって出せたの?」

 この前、そっくりさんが依頼時に敵に対してものすごくダメージを与えたことに彼は興味を持った

junris?「ごめん。全く、覚えていないんだ」

 ところが、彼はそのことに全く記憶がないらしい...

junris「覚えてないの?」

junris?「そうなんだ...それが何度も起こってるんだけど、何が原因か未だわからないんだ...」

 どうやら、彼の記憶喪失は頻繁に起きているようだ...

ーーーーーー

junris「確か、苗木から聞いた話だと『何かのアイテム』が原因だと聞いたらしいけど...ん?」

 突然、彼にあるページを見てなにか驚いたような表情をした

 【しかし、才葉の養子が役員会議を開き、そこで新社長となり、軍事事業から撤退し、エンターテイメント、人材事業を中心に置き換えた】

junris「...」

――――――

「『あいつ』のせいでクローン社は乗っ取られ、元社長までもが行方不明な事になったんだ!」

「全く、傍迷惑なやつね。マスターはあくまで戦って勝っただけ。それ以外の何物でもないはず」

――――――

junris「もしかしたら、養子は『〇〇〇』にそっくりな姿をしており、『クローン社』を掌握したんだろう...」

 彼は養子がクローン社を乗っ取り、前社長が行方不明になったと推理していた

junris「とりあえず、今は彼らの勝利を祈るしかないみたい...ん?」

 彼は第5回戦の戦いで勝利する事を祈りながらページをめくると...

junris「これは...」

 何と彼は何かを見つけた...しかしそれは既に破られた後だったからだ

Re: Final Round 『Baseball』 ( No.156 )
日時: 2022/04/25 22:01
名前: junris (ID: rDOQFxsS)

 <市民球場>

 その頃...

パワプロ「『参加票』によるとクローンとの対戦場所はここだけど...」

 パワプロ達12名がとある球場で待機していた。

 と言っても、12人のうち10名は似たり寄ったりの同じ顔であるが...(失礼だな!byザコプロ一同)

ザコプロ1「キャプテン、さっき『クローン』といったけど、一体何の関係があるんですか?」

 そんな中一人の高校球児がパワプロに尋ねた

パワプロ「ああ...それは、こっちの話だ。今は練習試合だと思って試合に集中すればいい」

 パワプロはその質問には答えず、今は目の前にある試合に集中するように伝えた。ちなみに彼が人数集めたのはあくまでクローンの事を内緒にするように練習試合を組んできたという建前で行ったのだ

矢部「(パワプロ君...まだ内緒にするでやんすか?)」

パワプロ「(ああ、クローンの事を言って信じてもらえるとは限らないし、それなら実物を見させたほうがいいと思うんだ)」

 そう、ザコプロ達はクローンの事を知らないため、パワプロが話しても信じてもらえるとは限らない。だからこそあえて秘密にしたのだろう...

???「なるほど?あえて内緒にするのか...」

???「随分、消極的な考えでやんすね」

ザコプロ1「ん?キャプテン。今何か言いませんでしたか?」

矢部「え?パワプロ君は何も言ってないでやんすが...」

パワプロ「きっと、『奴ら』が来たんだ!」

 突然、パワプロ達が自分達に似た声が聞こえた。一人のザコプロが『キャプテンが何か言った』のかと思い尋ねたが、当の本人達は何も言ってないと言った。となれば...

パワプロ?「ふーん?もう察しをついているんだ」

矢部?「まあ、前にあって忘れるはずないでやんすけどね」

 すると、パワプロと矢部に似た人物ことクローンが姿を現した。紫の瞳こそがその証である

ザコプロ1「キャプテン達が二人!?」

ザコプロ2「これは一体どう言う事だ!?」

 するとパワプロは事情を説明した

パワプロ「ああ、あれが『クローン』なんだ...」

ザコプロ3「クローンって...」

 続いて矢部も説明した

矢部「君達は知らないでやんすが彼らは『オイラ達』に闘おうとする。『傍迷惑行為』をやってのける奴らでやんすよ」

C矢部「へぇー、そんな事を言うんだ。まあ、君たちからしたらそう言うのも仕方ないでやんすがね」

 クローンは自分達の行為を指摘されてもあっけらかんとしていた。しかし、パワプロは次にこういった

パワプロ「といっても、エネルギーを集めるためにそうしてんだろ?」

Cパワプロ「何故それを?いや、理由なんて関係ないか。今は勝負が先だからな」

 クローンはなぜ自分達の目的を彼らが知っているのかを気にせず勝負したがってたらしい

C矢部「まあ、君たちがここで負ける事になるでやんすがね」

矢部「そんなのやってみなきゃわからないでやんすよ!」

Cパワプロ「ふん、その意気だ」

 かくして、予選最後の勝負が始まろうとしていた

 一旦区切ります

Re:Final Round 『Baseball』 ( No.157 )
日時: 2022/05/17 18:18
名前: junris (ID: DYDcOtQz)

 (注:今回は他作者さんの小説の世界観に出てくる技術を応用した存在が現れます) 

前回のあらすじ

 予選最後の戦いが今始まろうとしていた

ーーーーーー

Cパワプロ『さて、最後の試合は...『野球試合』がいいだろう...』

 なんと、Cパワプロが出た言葉は最後にふさわしく野球試合でけりをつけるらしい...しかし...

矢部「ちょっと待つでやんす!野球は最低でも9人以上でやるはず」

パワプロ「お前ら二人だけじゃあ、野球ができないじゃないか!」

 そう、試合は基本9人以上のチームでなければ成り立たないのだ。一部は7人野球などのルールもあるがパワプロ達のルールは基本ルールで行くだろう。ともかく、クローンだけではチームとしては成り立たない。クローンはそれを聞くと少し黙ったあと笑みを浮かべた

Cパワプロ『なるほど?ところで...異世界の組織が例の魔物を生み出した時の物って覚えてるか?』

パワプロ「え?」

Cパワプロ『この前の依頼の話の事を聞いているんだ』

パワプロ「...まさか『例のアレ』の事?」

 パワプロはクローンが言ったこの前の異世界からの依頼に挑んだ魔物と戦った時のことを思い出しこう答えた。ちなみに『例のアレ』のことは『Cross Fighting Heroes』

Cパワプロ『そうさ、実はこの日のために『異世界の技術』を応用した例の物を完成させたのさ』

C矢部『それがこれでやんす』

 クローンが取り出したのは9つのブロックであった

矢部「それをどうする気でやんすか?」

C矢部『まあ、今にわかるでやんすよ。それっ!』

 そういうとクローンは10個のブロックを空に投げた

 グニュニュニュ...

ザコプロ1「な...何だ!?」

ザコプロ2「ブロックが急に変形していくぞ!?」

 なんと、投げ出された10つのブロックが5人のCパワプロと5人のC矢部の姿に変形したかと思うとそいつらは着地した

ザコプロ1「な...何だこいつらは!?」

矢部「そっくりさんが一気に増えたでやんすよ!?」

パワプロ「それに量産型というにはなんか怖そうじゃないのか?」

 確かにパワプロ達が見ているのは量産型というには冷たい表情しており、何故か迫力が怖い意味で伝わっていた

Cパワプロ『そうさ、こいつらは元社員が身につけた異世界の秘術を元にした戦士。名付けるとしたら『コンバッター』と言ったところかな?』

パワプロ「『コンバッター』?」

矢部「やけに戦闘好きそうな名前でやんすね」

 クローンという例のアレとはコンバッターという複製生命体の事であり、素体のクローンを元にして生まれた戦士だったのだ

C矢部『ちなみにこいつらはあくまで『試作品』みたいな物でやんすがオイラからすれば全く問題ないでやんすけどね』

矢部「『試作品』?どういう事でやんすか?」

C矢部『まあ、そのうちわかるでやんすよ?』

 矢部は『コンバッター』が試作品なのがどういう事かと聞いたがクローンはそれさえも気にしないかのような口振りをしたのであった

Cパワプロ『さあ、始めようか。『試合』を』

 こうして、試合が始まった

 一旦区切ります

Re:Final Round 『Baseball』 ( No.158 )
日時: 2022/05/17 18:21
名前: junris (ID: DYDcOtQz)

 『プレイボール!』

 今回の野球試合では先攻はクローン軍で後攻はパワフル高校という事になった。(ちなみに審判員は公平性を記すためかパワフル高校側のメンバーがやるらしい。(ちなみにクローン軍はそれを提案していたらしい))

 <1回表:クローン軍の攻撃>

打順

1:CBパワプロ1
2:CB矢部1
3:CBパワプロ2
4:CB矢部2
5:CBパワプロ3
6:CB矢部3
7:CBパワプロ4
8:CB矢部4
9:CBパワプロ5

パワプロ「それにしても、意外だな...『同じパワプロ』同士との戦いだなんて...」(投手)

 そう言いながらもパワプロはボールを投げた

CBパワプロ1『...』

 スパーン!

 『ストライク!』

 スパーン!

 『ツーストライク!』

 スパーン!

 『スリーストライク!バッターアウト!』

パワプロ「(見送った?いや、油断させるためにあえてやったかもしれない)」

 続いて、2番のCB矢部1も見送り三振に終わったのであった。そして、3番はCBパワプロ2の出番である

パワプロ「(また見送りか?『コンバッター』だから血の気が盛んなやつだと思っていたが...)」

 大した事ないんじゃと思い、ボールを投げた






 しかし...!

 カキーン!

パワプロ「えっ!?」

 何と、それは真芯で捉えられ、それはあっさりフェンスを越えていた

Cパワプロ『ふん、油断したな。おかげで奴はホームランを打てたよ』

パワプロ「そ...そんな...」

Cパワプロ『まあ、1点取れればそれで十分だ。点数をたくさん取ったらあんまりだと思うからね』

パワプロ「え?どういう事?」

Cパワプロ『まあ、今にわかるさ』

 その後、4番のCB矢部2は見送り三振となりチェンジとなった

<1回裏:パワフル高校の攻撃>

打順

1:ザコプロ1
2:ザコプロ2
3:C矢部
4:パワプロ
5:ザコプロ3
6:ザコプロ4
7:ザコプロ5
8:ザコプロ6
9:ザコプロ7

ザコプロ1「(あいつ、1点取れれば十分とか舐めてるのか?思い知らせてやるぞ)」

 そう言いつつ1番のザコプロ1は構えたのだが...

CBパワプロ2『...!』シュ!

 スパーン!

 『ストライク!』

ザコプロ1「えっ!?」

 スパーン!

 『ツーストライク!』

ザコプロ1「これは一体...」

 スパーン!

ザコプロ1「嘘!?」

 『スリーストライク!バッターアウト!』

ザコプロ1「なんであんなに早く球を早く投げれるんだ!?」

 投手のCBパワプロ2の投げる球があまりに早く、あっという間に三振となってしまった

Cパワプロ『(ふふふ...『コンバッター』はクローンほどではないがそれをベースにしているため、量産型より強くなっているんだ。まあ、こいつらはあくまで試作品故に『弱点』が備わっているがな...)』

 続く2番のザコプロ2もCBパワプロ2の球速により三振に終わった。そして、打順は3番の矢部に回った

矢部「オイラの番でやんすね」

CBパワプロ2『...』(シュ!)

 そう言って矢部が打席に立つとCBパワプロがボールを投げる

 カキーン!

 球はバットに当たり、その球は内野を越えて行った

矢部「よし!いけるでやんす!」

 ボールは外野手のCBパワプロ〇が追いかけた

 ポンポン...

CBパワプロ6『...!』

 彼がボールを拾うとすぐさま二塁手に投げたが、すでに二塁ベースを踏んでいるためセーフとなった

矢部「へへーん。オイラの足の速さを舐めるでないでやんすよ!」

 そして、打席は4番のパワプロに回った

パワプロ「(矢部くんがもらったチャンスを無駄にできない...)」

 ここでアウトをとるわけにはいかないためか彼は打つと決めた。その一方で...

CBパワプロ2『...!』

 コンバッターはどういうわけがやる気に満ちていた。そして...

 シュッ!

パワプロ「えっ!?」

 彼の投げた球が意外にも速く、パワプロは戸惑いながらもバットを振った

 カーン!

パワプロ「よし、なんとか打て...えっ!?」

CBパワプロ2『...!』

 ボールは外野の方へ飛んで行ったが落ちてくるところを外野手のCBパワプロ6が追いかけた

 バシッ!

 『アウト!チェンジ!』

 なんとボールはCBパワプロ6がキャッチしたのであった

ザコプロ4「なんだあいつら!?」

ザコプロ5「キャプテンが...そんな!?」

ザコプロ6「それより...キャプテンが打席に立った瞬間なんかさっきのとは違わないか!?」

 確かに急に速い球を流れるようになったり、あんなに速く走れるようなるなんて普通は思わないだろう。まるで勝手に本気が出されたみたいに...

Cパワプロ『(コンバッターの奴らも本気出せばなかなかやるじゃないか...だが、問題は彼らがそれ以外に手加減しているところだ。何せあいつらは『同じ自分』以外に興味がないからな...』

一旦区切ります

Re:Final Round 『Baseball』 ( No.159 )
日時: 2022/05/17 18:23
名前: junris (ID: DYDcOtQz)

 その後、試合はお互い一歩も譲らないまま、得点も手に入らず、パワフル高校2点ビハインドの状態で8回の裏パワフル高校の攻撃まで進んでいった

 <8回裏:パワフル高校の攻撃>

ザコプロ7「それにしても、『コンバッター』がここまで強いなんてな...」

 打順は9番のザコプロ7で、現在はノーアウト状態である

ザコプロ7「にしても...」

CBパワプロ2『...』

ザコプロ7「(なんかおかしくないか?あいつ...)」

 ザコプロ7が投手の方を見て彼が疲れているような表情を見ていた

ザコプロ7「まあ、『あんだけ投げれば疲れる』だろうよ。それにこれはチャンスでもあるからな...」

 しかし彼は『単にコンバッター』が疲れていただろうと見ていた

 シュッ!

ザコプロ7「それっ!」カーン!

 予想通り球は最初のとは同じぐらい速くもなく、うまく当てる事ができた。そのため球は内野を越え、『コンバッター』がそれを取るが、ザコプロ7はもうベースを踏んでいた

 続く打席1番のザコプロ1に続き、2番のザコプロ2もヒットを打ったため、ノーアウト満塁となった

ザコプロ5「おお!いける!」

ザコプロ6「投手も疲れ切っている事だしな!!」

 一同は自分達の勝利を確信していた。しかし、彼らは忘れていたのだろう。『本物のクローン』が立ち塞がっているという事を...

Cパワプロ『(やはり弱点が露呈されたか...こいつらは『長時間戦には慣れておらず、長時間戦うと実力が落ちてしまう』んだ。しかし、まあいい)』

 それはそうと次の打順は3番の矢部である

矢部「ふっふっふっ...これは勝負あったでやんすね...『パワプロくん』が出なくともこのオイラが蹴りをつけてやるでうやんすよ!」

 矢部は勝利を確信したかのようにまるで悪役かのような笑みを浮かべながら自信満々な事を言った]

 しかし...その時、一つの大声があがった

Cパワプロ『『タイム』!』

矢部「え?」

Cパワプロ『ここからは俺が『ピッチャー』をやる。俺が出ないまま試合に勝っても満足しないんでな』

 なんと、Cパワプロがついに球場に降り立つ事になった。さらに、知らないかもしれないが、矢部は『チャンスに弱い男』である。大丈夫なのだろうか...

矢部「さあ、来るでやんす!」

Cパワプロ『言われなくともそうしてやるさ!』シュッ!

 スパーン!

 『ボール!』

矢部「え...なんでやんすか今の...」

Cパワプロ『何って投げただけだ...まぁ、久しぶりに力みすぎちまったがな』

矢部「それにしたって...(速すぎるでやんす...)」

 クローンの投げた球は『コンバッター』とは違う意味で速かったらしい

 シュッ!

 スパーン!

 『ボール!』

矢部「またでやんすか!」

 これでカウントはノーストライクツーボール。このままフォアボールになってしまうんじゃないかと矢部はそう思っていたが、クローンがそんなバカなはずもなく次はストライク。そんな事も考えていたらしい

Cパワプロ『まさか、コンバッターに注目して俺たちクローンの恐ろしさを忘れていたんじゃないだろうな?なら思い出させてやるか!』

 シュッ!

 スパーン!

 『ストライク!』

矢部「えっ!?」

 シュッ!

 スパーン!

 『ストライク!』

Cパワプロ『ふん...』

 なんと、2回連続ストライクということになり、これでカウントはツーストライクツーボールとなった

Cパワプロ『ちょっと早いが感覚が掴めたみたいだな...』

矢部「(いくらなんでも早くないでやんすか!?それより、次は何が来るでやんすか?)」

 矢部は次にどこを投げるのかを読もうとしていた

 シュッ!

矢部「そこでやんす!」 ブルン!







 カン!

矢部「しまったでやんす!」

 なんと、ボールを真芯とは少し下のところに打ってしまい、そこは内野に転がっていた。そして、それは『コンバッター』が拾い、一番近い三塁手に投げ出された

 バシッ!

 『アウト!』

ザコプロ7「くそっ!だが、俺のところに投げてももう遅いぞ!」

 彼はもうホームベースを踏んでいたため、得点を獲得する事が出来た。しかしそうなったということはコンバッターはせめて二塁をアウトにするだろう...

CB矢部『...!』シュッ!

矢部「えっ!?」

パワプロ「嘘だろ...!?」





パワプロ「あいつ、わざわざ二塁のところより一塁のところを選んだぞ」

 なんと、コンバッターは矢部がいる一塁のところへ投げていた

Cパワプロ『(コンバッターめ...)』

 このままではアウトになってしまう...!










バシッ!

 『セーフ!』

矢部「そうやすやすとやられてたまるでやんすか?」

 なんと、矢部の方がボールよりちょっと先にホームを踏むのが速かったようだ...矢部の攻撃は1アウトに留まったのであった。これでパワフル高校は1点を得る事が出来たものの1アウト1,2塁となってしまった。次はいよいよパワプロの番...

一旦区切ります


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40