二次創作小説(紙ほか)
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- 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 最後のお知らせ
- 日時: 2015/03/18 19:09
- 名前: リーフ (ID: gC.HkZm.)
- プロフ: http://sakurasaku
初めまして、リーフと申します。
この度、マギで二次小説を書きたいと思いました!!
ちなみに高校生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っい目で見てやってください_(._.)_
でわでわ、次回スレッドより詳細を。
【目次(章別)】 >>2
【アイデア募集】 >>35
【オリキャラソング】>>105 >>117
《読者の皆様へ!!》
お話は○章で構成されています。各章の章数前の印にご注目下さい。
*…ほぼ本作の真髄。半分以上が重要です(多分)!
#…日常編です。伏線は無いに等しいです。
@…↑どちらもです。注意して読むと…おや?
- Re: 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 参照四千突破感謝! ( No.342 )
- 日時: 2014/11/03 10:34
- 名前: マーフィ (ID: PBOj5esF)
- プロフ: http://www.pixiv.net/member.php?id
行ってらっしゃーい(*'▽'*)
いいなぁカラオケ。今日塾だわ(゜◇゜)
もちろん友達と行くんだよね?いいなー。
- Re: 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 参照四千突破感謝! ( No.344 )
- 日時: 2014/11/03 18:24
- 名前: チェルシー (ID: uM6Nt9B0)
カラオケですか!羨ましいなぁ。
楽しんできてくださいね!
- Re: 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 参照四千突破感謝! ( No.345 )
- 日時: 2014/11/03 22:54
- 名前: リーフ (ID: uM6Nt9B0)
〉〉マーフィ
もちろん友達と! 気心知れた友達だから、色んな歌で盛り上がったよ!
そろそろ学校で歌のテストがあるから、今度は一人で行くかもしれないけどね(笑)
〉〉チェルシーさん
楽しんできましたよー!
マギやハマトラなどのアニソンはもちろん、ボカロも歌いまくりました!
- Re: 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 参照四千突破感謝! ( No.346 )
- 日時: 2014/11/05 21:37
- 名前: リーフ (ID: uM6Nt9B0)
テスト終わったのにあんまりパソコンに触れません……。
もう次のお話は半分くらい書いてあるから、はやくパソコン使いたいなぁ。
- Re: 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 参照四千突破感謝! ( No.347 )
- 日時: 2014/11/08 17:27
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
注・ヤムライハの使う魔法やそのネーミングは、リーフの捏造です。
53話
ヤムライハの一喝に、その場にいた八人将が一斉に殺気立つ。アラジン達3人もその場で構え、シンドバッドは油断なく辺りを見回した。
ひゅっ、と吹いた風。広間を照らしていた蝋燭の火が一斉に消え、辺りは薄ら闇に包まれる。
そしてヤムライハが光魔法を唱える前に、彼女は姿を現した。
「ごきげんよう、皆様。今宵は風が心地よいですわね」
星の光が差し込む窓辺に、長い藍色の髪を揺らしながら彼女——リリィは現れた。
聖女のような笑みを浮かべて、するりと自分の唇をなぞりながら。
「お前は……!」
「その節は。お怪我の加減はいかがです、ジャーファル様?」
「リリィ……」
ジャーファルが呟いたその名前に、その場にいる全員が本格的に臨戦態勢に入った。
一方何人もの殺気を一身に受けるリリィは怯えることもなく、ただただ緩慢に全員を眺めため息をついた。
「無粋ですわね。確かに正式な入国ではありませんでしたが、それはこうでもしないとお話できないと思ってのことですのよ?」
「貴様と話すことなど…っ!?」
「落ち着けジャーファル」
今にもその両腕の眷属器を動かしかねないジャーファルを制したのは、主シンドバッドだ。片手で部下たちを制すると、にこやかな男前とも呼ぶべきその笑顔をリリィに向け一歩前へ進む。
「やぁ月のように美しいお嬢さん。夜空の下で見る我が国はいかがだったかな?」
「とても素晴らしい王国ですわ。ジュダル様が好むのも納得がいくぐらい、あなたの光で満ち溢れていらっしゃる」
「ご満足いただけたなら何より。…さて、お嬢さんの用事は何かな?」
一オクターブ下がっても、声音の甘さは変わらない。だがそのセリフの裏には、内容次第ではただではおかないという王の殺気が込められていることも確かだ。
「私はシンドリアそのものに危害を加えるつもりはございません。用があるのは…あなたですわ、ノエルお姉様」
「…………」
貫く様なリリィの視線に、ノエルもまた沈黙で答える。リリィは続けた。
「前回お会いした時は、こちらから一方的に告げてしまいましたわね…あの日、奴らに連れ去られた私達…けれどお姉様とは途中ではぐれてしまった……覚えていらっしゃる?」
「……すまないが、記憶にないな」
「そう…お聞かせくださいなお姉様。いったい何を覚えていらっしゃいますの?」
その瞬間だけ殺気が消えて、こてんと可愛らしく小首を傾げるリリィに、ノエルは変わらずに答えた。
「幼いころ…お前と過ごした日々を断片的に。迷宮を攻略し、数日過ごし…わからない。そのあとは長く時間が飛び、気が付けば私は森の中に倒れていた。…それだけだ」
「嘘ですわッ!!」
「な、に…?」
「あの日を、あの瞬間を、あの出来事を!…忘れるなんて絶対にできませんわ!!少なくとも私は……一瞬たりとも忘れたことはなくってよ?」
静かに呟いたリリィは顔を上げ…その顔は笑っていたのか、否か。
不意に右手をかざした。
「いつか、いつか思い出しますわお姉様。あなたは絶対に赦されることのない罪を背負っているのだから!!」
一瞬にしてリリィの手に大きな光玉が現れる。そこにあるだけで目も眩むような光を放つそれを、リリィはノエル達に投げつけた。
「ッ!!!」
リリィ。
その声は届いたのか否か。視界の端で、アリババがアラジンとモルジアナを胸に抱き庇うのが見えた。
ノエルの影ならばこの光を相殺させられたであろうが、彼女は今迫りくる光に、記憶の中と先ほどの妹の面影を重ねていた。
「みんな伏せて!!」
ノエルの意識を引きもどしたのは、最前線に出てきた海色の魔導士の一喝。彼女は杖を構え、自慢の魔法を放ったのだった。
「シャラール・ラーキィル(霧の目隠し)!!」
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