二次創作小説(紙ほか)
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- 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 最後のお知らせ
- 日時: 2015/03/18 19:09
- 名前: リーフ (ID: gC.HkZm.)
- プロフ: http://sakurasaku
初めまして、リーフと申します。
この度、マギで二次小説を書きたいと思いました!!
ちなみに高校生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っい目で見てやってください_(._.)_
でわでわ、次回スレッドより詳細を。
【目次(章別)】 >>2
【アイデア募集】 >>35
【オリキャラソング】>>105 >>117
《読者の皆様へ!!》
お話は○章で構成されています。各章の章数前の印にご注目下さい。
*…ほぼ本作の真髄。半分以上が重要です(多分)!
#…日常編です。伏線は無いに等しいです。
@…↑どちらもです。注意して読むと…おや?
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.176 )
- 日時: 2014/06/02 17:34
- 名前: リーフ (ID: AwUzQTp7)
そろそろこの章終わるかなー。
次は何しましょう…ふふふ。
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.177 )
- 日時: 2014/06/07 16:41
- 名前: 瀬都 ◆xE0jp/I1ws (ID: HtzPaCR.)
久しぶりすぎて話がすげぇ進んでた(°△°)
瀬都だけど覚えてる?
久しぶり過ぎてこの世に覚えている人がいないかもしれない←
ノエルの記憶が……そしてリリィが気になる!
リリィは今どこにいるんですか!!
てかしゅうさんの絵(特にリリィ)はなんて素敵なんです!?←
まぁとりあえず、最近は忙しくなくなってきたからたくさんこれると思うの。
ぼちぼち見に来るね!楽しみにしてるよ〜^^
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.178 )
- 日時: 2014/06/07 20:11
- 名前: リーフ (ID: 8ZwPSH9J)
おおお、瀬都だアアア!!
もちろん覚えているともさ!!
来てくれてありがとー!リリィはねー…。章終了前に少し登場する予定です!
これからも更新頑張るね〜!
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.179 )
- 日時: 2014/06/08 15:10
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
44話
良く晴れた日の昼下がり。ノエルは珍しく研究室を出たヤムライハと茶を飲んで休息をとっていた。
ノエルがシンドリアで過ごすようになってから、もうすぐ一か月が経とうとしている。八人将の日常や行動パターンを覚えてきたところだった。
「うんうん、空の下でするお茶もいいわよね。…ところでノエル?」
「何だ?」
「サエ姫様から届いた書簡…熱心に読んでたけど調子はどう?」
「あぁ、そのことか…。」
かちゃりとカップを戻し、はあ、と小さくため息をつく。
風化の所為で殆ど読めなかった書簡だが、原因はそれだけではなかった。書簡には何らかの魔術的封印が施してあり、届いた直後には開く事さえできなかった。
魔法に殆ど精通していないノエルはお手上げだったが、この封印を解いたのが是国の天才魔導士ヤムライハその人である。書簡に興味を持った彼女からは、読み終わったら調べさせてくれと言われており、ノエルは快諾していたのであった。
「封印を解いて開いたら開いたで、中は風化で殆ど読めなかったんだ。読めたのは、ほんのおとぎ話のような文だけだな。」
「それは残念ね…。ねぇ、そのおとぎ話って?」
「あぁ、確か…。」
ノエルは語りだした。手がかりを探しすっかり暗唱してしまった、おとぎ話の一部分を。
『遠い遠い時間の中、遠い遠いどこかの場所にその者たちは生きていた。光を操り闇を忍ばせ、世界の均衡を保ち支えながら、彼女はその者たちの王であった。王であり、偉大な姫であり巫女であった。彼女の光は一族に希望をもたらし、彼女の陰は一族に安らかな安寧をもたらした。やがて人々はかの女王を、光陰の姫巫女と呼び称え続けた。』
それ以上はよくわからない、というように首を振るとヤムライハはノエルに焼き菓子を差し出してにっこり笑う。
「大丈夫よ!いざとなったら、この天才魔導士が何とかしてあげる!」
「それは……ふふ、頼もしい限りだな。」
ノエルは焼き菓子を口に入れ、中に入れられた木の実の酸味に、少しだけ眉をよせ笑った。
***
レイファル国上空。魔導士の男と共に、一人の少女がいた。男の顔は布で覆われほとんど見えないが、雰囲気は黒く不気味なものだ。
一方少女の外見は見目麗しい。長い藍色の髪を風になびかせ、露出の少ない肌は陶磁器のように白い。
本当に美しい少女だ。……その眼が、氷のように冷たい事を除けば。
「……失敗したようですわね。」
「そのようですな。」
「せっかく私が案を出してやりくりしましたのに…使えない男でしたのね、あのアベルと仰るお方は。」
「我らの人選ミスといったところ…あの姫の強さも計算外でした。」
反省しているようで反省していない男のセリフと声に何を言い返すでもなく、彼女はただ自分の腕にある腕輪を見た。
ノエルが嵌めているものと、全く同じその腕輪を。
「まあいいでしょう。私も、シンドリアにお姉様がいらしたという点が計算外でしたわ。今回は仕方ありません。……計画はまだあるのでしょう?」
「勿論です……リリィ様。」
強い風が吹き、リリィの髪は大きく広がる。目を細めたのは不快だったのか否か。もう腕輪には目もくれない。
重力魔法で浮いた体を,まるで浮いているのが当然のように容易く操り、リリィは身を翻した。
行きつく先は東。極東の大国。
「いつか教えて差し上げますお姉様…。残酷な真実を。あなたが背負うべき…その罪を!」
リリィの呟きは、風に乗ってやがて…消えた。
***
はい、第三章は終了です!
お楽しみいただけましたか?次章をお楽しみに。
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.180 )
- 日時: 2014/07/12 22:00
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
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