二次創作小説(紙ほか)

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【マギ】〜光陰の姫巫女〜 最後のお知らせ
日時: 2015/03/18 19:09
名前: リーフ (ID: gC.HkZm.)
プロフ: http://sakurasaku

初めまして、リーフと申します。
この度、マギで二次小説を書きたいと思いました!!
ちなみに高校生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っい目で見てやってください_(._.)_

でわでわ、次回スレッドより詳細を。


【目次(章別)】  >>2
【アイデア募集】  >>35
【オリキャラソング】>>105 >>117
《読者の皆様へ!!》
お話は○章で構成されています。各章の章数前の印にご注目下さい。

*…ほぼ本作の真髄。半分以上が重要です(多分)!
#…日常編です。伏線は無いに等しいです。
@…↑どちらもです。注意して読むと…おや?

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.206 )
日時: 2014/07/12 17:09
名前: しゅう (ID: OS.29i1w)
プロフ: http://s.ameblo.jp/4371533/entry-11893022877.html

夏だっ!

海だっ!

み・ず・ぎ・だぁぁぁっっっ!!

はい、取り乱してすいません。
絵が完成しました。

私は、リリィの髪を弄るのが大好きらしいですね。
でも!
私は断固としてノエル派ですよ!!
どうですか?
リーフさん。

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.207 )
日時: 2014/07/12 22:04
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

うわあああああああ!!!
す、素晴らしすぎるうううう!!!!

二人の表情も、着ている水着もナイスチョイス!そして、胸も……((((*゜▽゜*))))

第五章は若シン組のお話にしようと思っていたのですが、考えてみれば海が似合う季節ですねー。

よし、第五章はシンドリアで海開きじゃー!!!

***

ちなみに絵にセリフを付けてみました。

「ねえお姉様? ビーチバレーいたしません?」
「こんな熱砂の上で、誰が運動などするか。私はやらん!」
「せっかくの海と、しゅう様のご用意くださった水着ですのに?」
「……影を使うが?」
「けっこうですわ。…私の光に焼かれませぬようご注意なされませ。」
「ほう……上等だ。」

この姉妹、ガチでゲームとかしたらすげー事になりそう(笑

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.208 )
日時: 2014/07/19 12:13
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

#五章 夏と申せばなんとやら

48話
49話
50話

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.209 )
日時: 2014/07/29 18:08
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

補習期間オワタ。これからは少しずつ更新していけると思います。
今回は、夏と言えば? というお話です。多分今回は、一話ずつが長いです。


48話(怪談編:ノエル)

常夏の島国シンドリアといえども、季節というものは存在する。西方から低気圧が多く流れてくれば強風になるし、梅雨前線なるものが訪れれば雨は多い。
そして、季節ごとに合わせた行事も存在する。国王の性格上シンドリアは毎週のようになんらかの宴を開いているが、国民の中にもやはり季節の流行というものが存在する。
そんな南海のシンドリア王国。国民たちの間で毎年の夏に流行るものの一つ…それは、怪談である。

***

明かりも消された王宮内。詰めれば十数人は座れるであろう円卓に、8人の人間が座っていた。すなわちその顔ぶれは、ノエル、アラジン、アリババ、モルジアナ、シンドバッド、シャルルカン、ヤムライハ、ピスティの8人である。
集まった理由は他でもない。シンドバッドがいつものように、気まぐれで怪談を始めたのである。といっても、語り手を務めるのはノエル、アラジン、アリババの三人だ。ヤムライハなどは怪奇現象を全く信じていないし、シンドバッドたち他三名は好奇心だ。モルジアナに至っては、アラジンとアリババが参加するなら自分も…という心境だろう。
しかしこの世界の常識において、幽霊などというものは基本的に存在しない。なので今回のテーマは、『不思議な体験』だ。

「さて…では私からだな。」

入り込む月明かりが、ノエルの白い肌、藍色の髪を照らし出す。顔を上げた一瞬、灰色の双眸がきらりと光った。

「…これは、私がまだ一人で旅をしていたころの話だ。もうどこを旅していたのか覚えていないが、体験自体は不可思議だったので覚えている。」

ノエルはその堅苦しい話し方から、無感情になりがちだ。今回も例に漏れることなく話には不気味に色が付き、アリババとシャルルカンは師弟そろってこくりと唾を飲み込んだ。
それを見てノエルは苦笑してから話を続ける。

「まあ今にして思えば、そんなに怖い体験というわけではなかったんだがな…。その日は小規模ながらも嵐で、私は日が暮れてからも彷徨い続けていた。雨宿りのための洞窟を見つけたかったんだが、なかなか見つからなくてな。…そんな時、子猫のような動物が現れた。」
「わぁ、何だか可愛いねぇ!」
「あぁ、可愛かったよ。…子猫は人間の私に警戒もせず、それどころかいきなり懐いてきたんだ。足にすり寄ったりしてな…ひとしきり私にじゃれついた後、子猫は案内するかのように私の前を歩き出した。」

ここでまたアリババとシャルルカンが生唾を飲み込む。今度はヤムライハが、そんなシャルルカンを隣で鼻で笑った。
シンドバッドは、興味津々と身を乗り出しノエルに続きを促した。

「子猫についていくと、そこには洞窟があった。小さいながらも奥行きはあって、中の地面は乾いていたよ。…先に子猫が中に入り、乾いた地面を駆け回ってから私を見た。まるで『ほら、ここなら大丈夫だよ!』とでも言うようにな。私は早速荷を下ろし、濡れた服を乾かした。…ふと気が付いたら子猫がいなくなっていて、私は妙なことに気が付いた。」
「み、妙なことって…?」
「な、なんだよアリババ。怖いのかよ?」
「な、ち、違いますよッ!」

恐怖を紛わす為か言い合いを始める二人を、冷静にモルジアナが止める。彼女も話の結末が気になるようで、「ノエルさん」と先を促した。

「そう、妙なこと…まず、こんな嵐の日にどうして動物がいたのかと。いや、もしかしたらその時は、ただ群れから逸れていただけかもしれないと思ったさ。だが次に気が付いたのは、洞窟の中に残された薪で火を熾そうとしていた時。」

ひゅうっと、冷たい風が吹く。同じくらい冷たい光を双眸に称えて、ノエルはそっと、呟くように続けた。

「あの子猫の体は、何故濡れていなかったのかと…な。」

カツンっ——!!

『うおぉぉぁああああっ!!!??』
「うるっさいわね! あんたらさっきから怖がりすぎっ!!」
「でも、今の甲高い音は…?」

ノエルの話の終了と共に鳴り響く不明音。モルジアナがきょろきょろと辺りを見回すと、アラジンが申し訳なさそうに手を上げた。

「ごめんよアリババくん、シャルルカンお兄さん。ウーゴ君の笛が、机にあたってしまったようだよ。」

えへへと笑って、胸元から金属製の笛を取り出した。それをみて、盛大に叫んだ二人がほっと溜息をつく。

「な、なんだよ脅かすなよな〜。」
「本当だぜ、頼むぜアラジン!」
「うん、ゴメンよぅ。」
「ふふ、やれやれ。」

こうして、ノエルの体験談は語られた。次に語るのは……。

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&リク募集 ( No.210 )
日時: 2014/07/29 23:53
名前: アリス (ID: oKgfAMd9)

リーフ様、アリス参上!


……………私何がしたかったんだろう。
私会談好きー!

この話、楽しみにしてます。
アリババとシャルルカンの驚きっぷりときたら………(笑)
とっても笑えました。(笑)


では、今日はこのへんで!


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