二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【マギ】〜光陰の姫巫女〜 最後のお知らせ
- 日時: 2015/03/18 19:09
- 名前: リーフ (ID: gC.HkZm.)
- プロフ: http://sakurasaku
初めまして、リーフと申します。
この度、マギで二次小説を書きたいと思いました!!
ちなみに高校生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っい目で見てやってください_(._.)_
でわでわ、次回スレッドより詳細を。
【目次(章別)】 >>2
【アイデア募集】 >>35
【オリキャラソング】>>105 >>117
《読者の皆様へ!!》
お話は○章で構成されています。各章の章数前の印にご注目下さい。
*…ほぼ本作の真髄。半分以上が重要です(多分)!
#…日常編です。伏線は無いに等しいです。
@…↑どちらもです。注意して読むと…おや?
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳− ( No.16 )
- 日時: 2014/01/06 11:56
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
6話
リリィが飛ばす。ジャーファルがそれを弾く。しかし、最初は互角に見えていた攻防も、少しずつ均衡が崩れてきていた。
「うふふ、そぉれっ!」
「く、っ!」
リリィの得物である光るナイフは、次から次へと無限に出現してはジャーファルに襲い掛かる。それに比べて、ジャーファルの操る暗殺器は、彼の両腕によるものだ。当然、体力は限界に近づいていく。
「…はあ。終わりですわね、あなた」
リリィがつまらなそうにため息をつき、すっと手を上げる。
その緩慢な動作を、ジャーファルは利用した。
ヒュンヒュンと、数個の塊がリリィに向かって投げられる。
「はぁっ!」
「な…何!?……石?」
そう。それはジャーファルが、戦いの中密かに拾っていた石だった。子供騙しの様だが、隙を突くには十分すぎる。
「なんて小賢しい!…いっ……ああ!」
コツンコツンと当たる石を払い終えたとき、既にジャーファルは、狭い路地から姿を消していた。
リリィがスッと目を細めた。
「……逃がしませんわ」
*
夜の闇に落ちた街を、ジャーファルは駆けていた。
実を言うと、リリィのナイフにより、彼は右腕をやられていた。運が悪かったのか、腕に巻かれている暗殺器の紐は斬られてしまい、左腕の物しか使えない。
「く…彼女はいったい…」
目前に海が見え、近くの洞くつで軽く治療でもしようと考えた時。
「…逃がさない」
声が聞こえ、左足に鋭い熱と痛みが走った。
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳− ( No.17 )
- 日時: 2014/01/08 23:35
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
7話
鋭い痛みと熱を感じた足を動かし続ける事ができず、ジャーファルは地面を転がった。
「く…っ!」
崖から落ちそうになったところを、何とか下半身のみに留めて耐える。
痛みを感じた左足を見ると、突き刺さった光のナイフが、溶けるように
消えるところだった。
「獲物は必ず仕留める…これぞ、暗殺者の基本ですわ」
ゆらり、ゆらりと、光のナイフを片手にリリィが薄く微笑む。そして、ジャーファルの首元に狙いを定めた。
一息で掻っ切るために。
「ああ。夜の海は、さぞ冷たくて暗いでしょうね…でも大丈夫」
にいぃっと笑みを深め、ナイフを持ち上げる。
「すぐに、何もわからなくなる…!」
心から歓喜の表情を浮かべるリリィは、美しく悍ましかった。しかし、ここでも彼女はミスをした。
リリィは、ジャーファルという人間を知らなさ過ぎたのだ。
「私は…」
「え?」
呟きに動きを止めたリリィを蛇のような眼で睨み、彼は崖から…。
「な、何を!?」
彼は崖を手放し、幾メートル下の漆黒の海へ身を投げた。
唖然としたりりぃの顔が、視界の隅をよぎって消える。
「ああ…」
これは、死ぬかもしれないな……。
自嘲気味に笑い。
心の中に浮かんだ、最も敬愛する主に、軽く詫びながら。
———ジャーファルは、黒い海に沈んだ。
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−参照百超感謝! ( No.18 )
- 日時: 2014/01/09 00:02
- 名前: ペコちゃん (ID: H6c/o5GF)
初めまして!
小説めっちゃ面白いです
わたしも今年で受験生になるので、いろいろと忙しくなると思います。
リーフさんもお身体は壊さない程度に勉強頑張ってください!
…でも、ごめんなさい。
続きを早く読みたいと思ってしまう自分がいます…<m(__)m>
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−参照百超感謝コメ下さい ( No.19 )
- 日時: 2014/01/09 18:28
- 名前: リーフ (ID: O72/xQMk)
>>ペコちゃん 様
コメありがとうございます!光栄です。
そうですね。書き溜めてはあるのですが、何しろ時間がありません。
もう少しお待ちください。
追伸・タメでもいいですか?私はいいです。
- Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−参照超感謝コメ下さい ( No.20 )
- 日時: 2014/01/09 23:49
- 名前: ペコちゃん (ID: H6c/o5GF)
うわあああ
嬉しいです(≧▽≦)
では、これからはタメで!
よろしくっ
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82