二次創作小説(紙ほか)

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【マギ】〜光陰の姫巫女〜 最後のお知らせ
日時: 2015/03/18 19:09
名前: リーフ (ID: gC.HkZm.)
プロフ: http://sakurasaku

初めまして、リーフと申します。
この度、マギで二次小説を書きたいと思いました!!
ちなみに高校生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っい目で見てやってください_(._.)_

でわでわ、次回スレッドより詳細を。


【目次(章別)】  >>2
【アイデア募集】  >>35
【オリキャラソング】>>105 >>117
《読者の皆様へ!!》
お話は○章で構成されています。各章の章数前の印にご注目下さい。

*…ほぼ本作の真髄。半分以上が重要です(多分)!
#…日常編です。伏線は無いに等しいです。
@…↑どちらもです。注意して読むと…おや?

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&ネタ募集 ( No.116 )
日時: 2014/04/10 19:39
名前: キャンパス (ID: /g38w/zu)

リーフも見てくれてありがとう////


スッゴく嬉しいよ!!

頑張るぜ☆φ(..)カキカキ

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&ネタ募集 ( No.117 )
日時: 2014/04/16 22:03
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

ノエルに続いてナル姫様に作って頂いた、リリィのキャラソンです!
ノエルのものと同じく、若干ネタバレがあるかもしれません。

***

作詞  ナル姫 様
原曲  ポルノグラフティ『アゲハ蝶』
歌い手 リリィ(?)

***

ひらりひらりと舞い遊ぶように姿見せたアゲハ蝶
夏の夜の真ん中月のもと
過去の光栄のイエロー 今を憎んでるブルーに
闇の中で 遠き過去を想う


旅人に尋ねてみた どこまで行くのかと
いつになれば終えるのかと
旅人は答えた 答えが見つかるまで
終わらせることは出来ないと

そう、じゃぁ、お気をつけてと 私だけ知ってるのに
疑い、目を向けてる
答え(あれ)はあなた自身だと気づくのは いつになるのでしょう

答えを教えたい それが良かった 光を降らせたかった
それ以上の幸せはないのに
戻りたいと願ってしまった 戻れないのは知っていた
世の果てでは虚偽と意地が混じる


詩人がたった一片の言の葉に込めた
意味をついに知ることはない
そうそれはあなたが できるなら未来が
知れれば良いと思う

もし運命なのなら なんて酷いストーリーでしょう
進むことも 戻ることも 出来ずにただ独り
苦しんでいるだけなのだから

貴方が望むのならこの答え いつでも教えたって良い
降り注ぐ火の粉に塗れても
ただここに一握り残ったあなたの涙
掬い上げて払うようにまた捨てて


答えを教えたい それが良かった 光を降らせたかった
それ以上の幸せはないのに
戻りたいと願ってしまった 戻れないのは知っていた
世の果てでは虚偽と意地が混じる

荒野に咲いたアゲハ蝶 戻れない記憶の向こう
縮めることは出来ないこの距離
真実を知って下さい 私を愛して下さい
また飛び立ち 闇の中に消える

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&ネタ募集 ( No.118 )
日時: 2014/04/12 12:21
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

これから先、主な更新は休日になると思います。
ご理解のほどをよろしくお願いします。

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&ネタ募集 ( No.119 )
日時: 2014/04/13 22:27
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

35話

王宮の一角、月の光で照らされるテラスに二人の少女。
南国のシンドリアの夜は丁度よい気温で、酒の水面に満天の星空が映し出される。

「あまり強いものではないのだけれど…。ノエルさん、お酒はどれほど?」
「なに、嗜む程度ですよ。」
「まあ本当に? ふふ、実は私もです。」

そこに決して悪意はないが、二人とも真っ赤なウソである。口で嗜む程度と明言して本当に嗜む程度しか飲めないのは、ノエルが知る限りでもシンドリアの政務官、ジャーファルくらいだ。
ノエルは自他ともに認める酒豪だし、知る由もないにせよサエ姫も実は酒豪である。
国によって飲酒や喫煙の年齢規定が違うのでそのあたりは判断が難しいが、なんにせよ彼女たちは酒を飲める年齢だ。

「私、4か月ほど前に18歳になりましたの。祝い酒を試しに飲んだら、とても美味しくて!」
「そうでしたか。私はいつからか覚えていませんが…2年位前から自然に口に運んでいましたから、16歳くらいから飲めたのでしょう。」
「まあお早い。…でも、覚えてない、とおっしゃいますと?」

ノエルはサエに、自分の記憶が部分的に欠落していることを告げた。そして、ついでに故郷について知っているか尋ねる。あまり気は進まなかったが、影の能力を少しだけサエに披露して見せた。

「私、不躾でしたわね。申し訳ありません。」
「いえ、お気になさらず。…それでサエ姫。」
「ええ。その技は存じ上げないけれど…光と影の一族について、ある伝承を知っていますわ。」
「それは……どのような伝承で?」
「ええ。確か…。」

はるか昔より、誰の目にも触れぬどこかに、ある一族がいた。その一族は他の者達と何ら変わりなかったが、違う点が一つだけあった。
一族には必ず、長となる娘が生まれる。その娘は必ず、光と影を司り生まれた。一族は彼女の守りにより安寧の日々を過ごし、長く長く歴史を気づいた。その一族に名はなく、今でも知るものはわからない。だがしかし、その長の娘は、光陰の姫巫女と呼ばれたといわれる。

「こんな内容でしたかしら…。ごめんなさい、伝承を読んだのは何年も前なのよ。」
「光陰の、姫巫女…。」
「ええ。お心当たりがあって?」
「………残念ながら。申し訳ない。」
「そうですの。…まあこんな時こそ、悩みを忘れましょう?」

すっと酒瓶を持ち上げるサエは、ノエルに微笑みかけた。
つられて、ノエルも杯を持ち上げる。

「そうですね。飲みましょう。」

何もかも包み込んでしまうような星空が、二人の頭上で輝いていた。

Re: 【マギ】光と影−日常事件帳−コメ&ネタ募集 ( No.120 )
日時: 2014/04/16 22:02
名前: リーフ (ID: O72/xQMk)

ノエルとリリィの歌、改正し完全版となりました!
素晴らしい歌詞を提供してくださったナル姫様に感謝です。


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