二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜月の巫女と闇の巫女の星に願いを〜
日時: 2015/02/03 20:23
名前: 桜 (ID: ak9ikTR3)

今回の逃走中の舞台はアズサの根城、「リリン帝国」。闇の巫女、アズサはスターフルートとスターフルートの所持者の「スターフルートの君」と呼ばれるゼオを滅し、ランの前世であるルナを生き返らせて桜が創造主の世界をアズサの世界=自分とルナだけが残り、アズサがイザナギ、ルナがイザナミになって新しい歴史を築く世界を作るため、リリン城のディメンジョンミラーを持って信者(リリン帝国国民や他の仲間)を集めて逃走者達を待ち受けていた。


その逃走者達は憤怒の流星に憑かれているアズサの目を覚まさせるために信者と戦うことになる!


しかし、リリン帝国国民はともかくアズサの手下がとんでもなく強いことを逃走者達は知らなかった・・・。謀略渦巻く帝国の中で190分間逃げ切り、アズサの目を覚まさせ、賞金114万円を手にするのは誰だ!?






タグ:逃走中 クロスオーバー スマブラ ドラえもん クレヨンしんちゃん ケロロ軍曹 ぷよぷよ ポップン VOCALOID 聖魔導物語 オリキャラ キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり ゲストあり

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リリン城の部屋6:???の部屋 その2 ( No.342 )
日時: 2015/05/07 22:32
名前: 桜 (ID: 3nikXZtz)

ツーストは曲刀を構えながらロードに攻撃しようとするが、ロードが夢見る程度の能力で出したカッターの波動によりツーストはカウンターをせざるを得なかった。


ツースト「カ、カウンター!くっ・・・!」
クロス「・・・(ツーストの前に現れ、天羽々斬でツーストをドカッと殴る」
ツースト「うわぁ!!」
ウルフ「おい・・・!?ロードの奴、さっきからツーストの攻撃が全然効いてないぞ・・・!?」
トゥーン「それどころか、ツーストが一方的にやられちゃってるよ・・・!?」
プリン「あのままだとツーストが・・・!」


一同がツーストの心配をする中、ツーストは曲刀の一点にパワーを集めてロードに攻撃しようとする!


ツースト「でやあああああっ!!!」
ロード「・・・(素手でツーストの曲刀の先を掴んで引っ張る」
ツースト「・・・えっ」


ザッ・・・


シヴァ「・・・えっ!?」
DBドラグーン(アルト)「あいつ、自分から・・・!?」


ロードは自分から刺され・・・てはなかった。なぜなら・・・






ロードが夢見る程度の能力で硬い身体になり、曲刀が折れたからだ・・・!


BGM:コロコロ好き好きなうp主さんの漫画「夢物語シリーズ」の17話後編の黒幕がカービィに一撃必殺で圧倒するBGM(こちらも曲名は知らない)






ロード「ね、分かったでしょう?キミじゃボクを倒せない」


ロードはツーストの額を中心に熱の帯びた光を集めた。そして・・・


ロード「ようこそ・・・」






ロード「星の楽器の処刑場の部屋へ」






ドッカァァァァァン・・・!!!






ロードの一撃必殺による爆発に一同は驚愕と唖然を隠せず、特にあいりは自分の大事な人が目の前でロードに攻撃されたショックで驚きが隠せなかった。


あいり「ウソ・・・?ツースト・・・?ツースト!!!」
ププル「ツーストさん・・・!!」


あいり含む大半の一同がツーストに駆け寄ろうとするが、危険を感じたパワえもんとタママに止められる。


パワえもん「行くんじゃない!!!」
ファルコ「!?パワえもん、タママ、どうしてだよ!!?何で止めんだよ!!」
タママ「ボク達がロードの夢見る程度の能力を危険視してるからです。仮にも弱いあなた達が助けに行っても何の役にも立てるとでも思ってるのですか?ロードに立ち向かってあそこにいる三人と同じようにされるのがオチですよ」
ププル「・・・っ!」
パワえもん「タママの言うとおりだ。それに今のぼく達の役目はお前らを守ること何だ。止めるのは当然だろう」
あいり「そんなこと言ったって・・・!ツーストが・・・!」






タママ「ツーストさん、言ったでしょう?「自分を信じろ」って」
あいり「えっ?」






タママの言葉に一同は喚くのはやめた。すると、タママは一同を諭すように言う。


タママ「だったら、あなた達はツーストさんのことを信じてやればいいんじゃないですか?」


すると、煙りが消えて身体が震えながらも立ち上がろうとするツーストの姿が見える。そして、パワえもんはこう言った。


パワえもん「だって、あの馬鹿は全くくたばっちゃいないんだからな」
ツースト&タママ&ロード&操られたクロス以外全員「!」


BGM:コロコロ好き好きなうp主さんの漫画「夢物語シリーズ」の17話後編の圧倒されながらもカービィが諦めずに黒幕に立ち向かうBGM(今回の一部のBGMの曲名は知らないですごめんなさいOTL)


ツースト「へへっ・・・パワえもんとタママの奴、意外と俺のこと分かってんじゃん(身体が震えながらも立ち上がる」
YUMA「ツースト・・・!」
あいり「良かった・・・!(でも・・・!」


今のツーストは実に満身創痍の状態だ。何度攻撃されても立ち上がろうとするツーストにロードは聞く。






ツースト・・・

リリン城の部屋6:???の部屋 その3 ( No.343 )
日時: 2015/05/07 22:36
名前: 桜 (ID: 3nikXZtz)

ロードの暴走






ロード「ねぇ、キミは・・・どうしてそこまで頑張れるの?」
ツースト「!」
ロード「ゼオとクロスのため?みんなのため?それとも自分のため?みんなとずっと一緒にいられるためのこの世界の終焉がそんなに嫌なのかな・・・それともゼオと一緒にいるのが嫌なのかな?」


優しく冷たく笑いながら意味深長な発言をするロードにツーストは戸惑う。


ツースト「・・・どういうことだよ?」
ロード「長い間、一緒にいたキミなら分かるでしょう?彼の迷惑さが。少しはちゃんと世間や恋愛のことを知る努力を親にしてもらえばいいのにね・・・自分の故郷でもこんな性格をしてたから、彼の妹から言われてたよ」






ロード「「もう一緒にいてもらわなくていい」って」






ロード「キミも同じ何でしょう?ゼオのこと邪魔何でしょう?気持ち悪いんでしょう?早く消えてもらいたいから、そんなに頑張ってるんだよねぇ?」


どんどん暴走するロードにツーストは強く言い放った!






ツースト「違うっ!!!」






ツースト「確かにゼオはお邪魔虫だし、無知だし・・・最初は嫌な時もあったよ。それにお前の言うとおり、ゼオとププルがいなくなれば俺の毎日はすげえ平和だったと思う」


はっきりと言うツーストは「・・・でもな」と付け足しながら言う。


ツースト「ゼオが書き置きを残して失踪した時、俺は気付いたらゼオを探しに行ってた・・・あいつに何かあったらって思うと、心がすっげー心配になってきたんだ・・・!きっと、ゼオも同じ気持ちだったんだと思う・・・自分の師匠や仲間のことをすっげー心配しながら悲しんでいたから・・・」
ロード「だったら「それでもゼオは!!」
ツースト「その辛いのを全部一人で抱え込んで我慢してしまうんだ・・・どんなに悲しくても辛くても絶対に我慢しちまうんだ!!俺はそんなゼオの辛さを投げられて何とかしたいんだよ!!」


ツーストの心からの思いにゼオは眠りながら・・・






左頬に一筋の涙がつぅっと流していた・・・






ロード「・・・だからさぁ」


自分に攻撃しようとするツーストの攻撃をロードは鎌で防ぐ。


ロード「それを馬鹿だって言ってるのに。誰かに頼ってまで泣きたい時に泣いて一緒に悲しむという馬鹿なことに一体、何の意味があるって言うの?(鎌でバキッとツーストを殴る」
ツースト「うわぁ!!(飛ばされる」
ププル(!ツーストさん!!)


ツーストの戦いを見ていたププルは自分の無力さに痛感する。そして、戦いを怖いと思った。


ププル(戦うのが怖いなんて初めてだ。ボクはランみたいな魔力もツーストさんのような強さもない。帰りたい。逃げ出したい・・・!)


すると、ププルが見たのは一筋の涙を流しなながら眠っているゼオの姿だった。そして、ドクンドクンと胸が高鳴りながらこう思った。


ププル(ボクはあそこまで、ゼオに対して精一杯支えたんだろうか。あそこまで真摯にゼオと向き合ったんだろうか。ボクもあそこまでゼオやヴァイオリンに身も心も捧げてみたい!燃焼してみたい!「進め」ーーーって響いてくる・・・!)


すると・・・






カッ!(何かが光る音)


全員「!?」






すると、何かが光り出した。その光り出したものはジュノに変身したフランツから届けられた黄色いヴァイオリン・・・スターヴァイオリンだった!


ププル「スターヴァイオリンがボクに近づいてる!?」
Sヴァイオリン『そなたの想い、確かに受け取った。そなたが私を奏でることを許そう。あの銀髪の男に力を与えたいのなら、私を奏でるがよい』
ププル「・・・うん!」
Sヴァイオリン『それにあの異世界の娘も我らの仲間であるスターハープを持っていたからな』
ポワン「!・・・」


ポワンは光り出したスターハープを取り出す。そのスターハープは仲間の気配を感じて喋り出した。


Sハープ『やあ、スターヴァイオリン君。キミと再会できて嬉しいよ』
Sヴァイオリン『そんなことは今はどうでもよい。まずは捕らわれたスターフルートとその所持者に我らの音を聞かせるのだ!曲は分かっておるな?』
ププル「・・・うん!」
ポワン「OK!」


ププルはスターヴァイオリンで、ポワンはスターハープで奏でる。曲は・・・






BGM:ププルのヴァイオリンとアークサイドのポワンのハープ版Arrabbiata






共鳴する二つの音に全員はあてられている。その中でププルはこう思う。


ププル(ゼオ、辛いのは我慢しなくていい。キミは一人で行かなくていい。ただーーーせめて、キミのフルートでツーストさんに力を与えてあげて。キミがボクのためにフルートを吹いてくれたように。またその背中を追いかけさせて)






ププル(ボクのヒーロー!)






すると、ゼオは二つの共鳴する音でそっと目を覚ました。そして、ゼオはスターフルートでツーストの曲を吹く。

リリン城の部屋6:???の部屋 その4 ( No.344 )
日時: 2015/05/07 22:39
名前: 桜 (ID: 3nikXZtz)

BGM:ププルのヴァイオリンとアークサイドのポワンのハープ版Arrabbiata(途中からゼオのフルートが加入)


クロス「あ・・・ああ・・・」


すると、クロスは操られながら何かを思い出す。それは400年くらい前に王ドラとよく似たーーーいや、王ドラ本人と話した時・・・






クロス『!また星の楽器を直しているのか』
王ドラ『うん!僕は唯一の星の楽器の修理者(スターインストロメンツレピヤー)で、あの暗殺組織を倒すためとして直して欲しい演奏者もいるからね〜。いつか、あの暗殺組織が壊滅して、星の楽器の修理者(スターインストロメンツレピヤー)である僕には頼らず演奏者が幸せや悲しみなどでイメージして表現者となってくれるのが夢がなんだ・・・僕もその表現者のそういう一人になりたいんだよ』
クロス『そうだな・・・お前のその夢はいつか叶えられるよーーー』






クロス『“カナタ”』






クロス「うあああああああああああああああああー!!!」
ロード「!チッ、僕の操りが弱まったか・・・!」
ツースト「・・・!」


ツーストは星の楽器による精神世界に飛び出す。すると、ツーストはある声が聞こえた。


???『ツー・・・スト・・・!』


すると、ツーストはある人物の幻影を見る。その人物は声を押し殺して泣いており、今よりも幼い15歳くらいのゼオだった。その証拠に学校の制服まで着ている・・・。


ツースト「・・・ゼオ・・・?」
ゼオ『お願いだ・・・!ツースト・・・!俺を・・・俺を助けて・・・』


ゼオはそう言いながら声を押し殺して泣きながら涙を拭っていた。「助けて」。それはゼオがいくら辛くても悲しくても決して言おうとしなかった言葉。ゼオはツーストの顔を見て、気付いて泣き止む。そのツーストの顔は・・・






偽りも穢れもない純粋で優しい天使のような微笑みだった・・・。






ツースト「今迎えに行くから、そこで待ってろ」


ツーストの言葉にゼオは少し驚きながらも涙を見せながら嬉しそうに優しく微笑んだ・・・。






BGM:コロコロ好き好きなうp主さんの漫画「夢物語シリーズ」の17話後編の圧倒されながらもカービィが諦めずに黒幕に立ち向かうBGMの終盤の部分


ツースト「はああああああああっ!」


三つの共鳴する星の楽器の力によってツーストの折れた曲刀は新しくなり、サイズがカービィのウルトラソードやユーリのダークムーン並にでかくなった。これを見たロードは少し気付きながらも・・・


ロード「(パワーが上がった・・・?でも)何をしても無駄だって・・・(夢を見る程度の能力で強力で硬いバリアを張ろうとする」


ピシッ(バリアがツーストのでかい曲刀によって壊れた音)


ロード「・・・え」
ツースト「おおおおおおおおおおおお!!」






ズバァン!(ロードの右腕がツーストの曲刀によって斬られる音)






すると、カービィのウルトラソードやユーリのダークムーン並に超強力なツーストの斬撃に地面がバキバキッと割られ始める。その凄まじい崩壊に一同も巻き込まれそうになった・・・。






そして、その崩壊が終わった後。一同は全員無事だった。そう、タママとパワえもんが赤いダイヤの力を使って大半の全員をかばってくれたからだ・・・。その証拠に二人ともボロボロな姿になりながら元の姿に戻った・・・。


タママ「うぅ・・・けほっ・・・」
パワえもん「全く、あの馬鹿は・・・勝手にしろとは言ったけど、やりすぎだよ・・・!」
大半の全員「!!」
アリエッタ「ちょっと二人とも・・・!大丈夫!?」
シヴァ「私達をかばって・・・!?」
タママ「・・・ボク達何かの心配よりも向こうの心配をしたらどうですか?」
あいり「・・・!ツースト・・・」
ププル「ゼオ・・・クロス・・・」


一同は暗闇の中の大きな光の空間の前を心配そうに見る。三人の無事を祈りながら・・・。






今回の話は綺麗だ・・・中盤までは(ぇ)

リリン城の部屋6:???の部屋 その5 ( No.345 )
日時: 2015/05/07 22:44
名前: 桜 (ID: 3nikXZtz)

クロスの質問






ロード「なっ・・・!?まさか、ボクは三つの星の楽器の音の共鳴の力に気付けなかったってこと!?」
クロス「・・・そのようだな」


チャキ(元に戻ったクロスの天羽々斬がロードの首に差し向ける音)


クロス「ここで死にたくなかったら大人しく投降しろ。ただし、投降したらお前は外の空気や日の光を浴びることさえできない場所に連れて行かれるがな」
ロード「・・・400年くらい前の暗殺組織の「ペールノエル」のルーンロード以外の中心メンバーを全員殺したと言われる式神がよく言えたもんだね。いつの間にやらそんな人を殺さなくなったのかな?今のキミじゃボクと勝負をしてもつまらないしね」


ロードは隙を窺って自分の切断された右腕を持ちながらテレポートで逃げた。そして、クロスはこう思う。


BGM:コロコロ好き好きなうp主さんの漫画「夢物語シリーズ」の17話後編のカービィに負けた黒幕がカービィに少しアリス(オリキャラ)のことで話をするBGM


クロス(私が・・・助けられた?そんな馬鹿な・・・)






クロス(式神は陰陽師にとって執事となるべき存在・・・いわゆる貴族の屋敷の使用人で言う召使いのようなもの・・・)






クロス(きっと、私のことを召使いとしか思っていないはずのロビンの生まれ変わりの陰陽師が・・・召使いの中の式神である私もなぜ・・・。・・・・・・・・・!)


すると、クロスは眠っているゼオと手を繋いでいるツーストを見る。その様子にクロスはふっと笑う。そして、ツーストにゼオのことでこう聞いた。


クロス「・・・なぁ、ツースト。少し話をしてもいいか?お前はゼオと一緒に過ごしてきて彼のことをどう思った?」
ツースト「・・・ゼオは・・・はっきり言って最悪だよな。わがままだし世間知らずだし図々しいし非常に無知だしジェットコースターのような性格だし。正直付き合わされてるこっちの身にもなれって奴だよ!」
クロス「・・・そうだな。確かにゼオは幼稚で魔性の男でうるさくて・・・すごく迷惑な奴だな。でも、それでいてな・・・本当は寂しがりやで強がりで・・・そのくせその弱さを決して人に見せようとはしないすごく面倒くさい奴何だ」


クロスは優しく笑いながらツーストにもう一つのことを聞く。


クロス「なぁ、ツースト・・・ゼオは自分のせいで彼の師匠やププル以外の仲間達がアズサに捕らわれたと言っていたな。その時、彼がみなから責められることがあったら、お前は彼のことをかばってあげてくれるか?」
ツースト「・・・当たり前だ」






ツースト「俺らは友達何だから、助けるくらい当たり前だろ!」






ツーストの心からの返答にクロスは目を閉じて笑いながら言う。


クロス「そうか・・・それが聞けて良かっ・・・た・・・(膝が崩れ落ちる」
ツースト「!?クロス!!お前、まさか魔力が・・・!?」
クロス「すまないな、私の勘違いだったようだ。ロビンもお前もちゃんと自分以外の人のために思ってくれていたのに・・・魔力が残り少ししかない私はしばらく魔力が全回復するまで休むことにする」
ツースト「待て!クロス!休む前に聞きたいことがある。お前にとっての「王ドラ」は・・・一体、何だったんだ?」


ツーストの問いにクロスは笑顔ながらに答える。


クロス「・・・王ドラか?ふふっ・・・」






クロス「「彼」は「彼」。それ以外の何者でもない」






クロスは眠りに付く前にこう思った。


ーーーなぁ、“カナタ”・・・。


いつかお前は無くした記憶を思い出すのかもしれない。


それは過去のお前のように「苦しい」「辛い」とかそんな悲しい理由ではなくて、


ただ「みなを守りたい」「支えてもらいたい」から。


そんな理由でみなと向き合うことができたらいいな。






クロスが眠りに付く前に思うこと・・・

リリン城の部屋6:???の部屋 その6 ( No.346 )
日時: 2015/05/07 22:49
名前: 桜 (ID: 3nikXZtz)

クロスが眠りに付いた後に・・・






ツースト「クロス!!クロス!!(!良かった生きてる・・・シマリスの姿のまま眠っているが・・・」


ツーストは眠っているシマリス姿のクロスの無事を確認したが、そんな中でゼオはそっと目を覚ました。


BGM:コロコロ好き好きなうp主さんの漫画「夢物語シリーズ」の17話後編のカービィに負けた黒幕が消えた後にアリスが涙しながら謝ってカービィにありのままで伝えてもらうBGM


ゼオ「ツー・・・スト・・・」
ツースト「!ゼオ!目が覚めたんだな!?」
ゼオ「・・・・・・・・・・・・」
ツースト「良かった!このまま、目覚めなかったらどうしようかと・・・」
ゼオ「ツースト・・・ごめん・・・!」


ツーストは気付く。ゼオが震えて涙を流しながら謝っていることに。ゼオは震えて泣きながら話を続ける。


ゼオ「何でこんなことになったのかは分からない・・・でもこんなことになったのは全部俺のせい何だ・・・!ツーストが必死に戦ってくれてたのに・・・俺は何もできなかった・・・!ツーストに・・・ププル達に・・・酷いことをした・・・!」
ツースト「ゼオ・・・」
ゼオ「ごめん・・・!本当にごめん・・・!」
ツースト「・・・・・・・・・。だーっ、ったく、ゼオが泣きながら謝るとかやめろよ気持ち悪い!」
ゼオ「・・・!?」
ツースト「本当に悪いと思うなら・・・」


ツーストはゼオにスターフルートやルリリの卵などが入ったカバンをゼオに渡す。そしてニッと笑いながらこう言った。


ツースト「いつもみたいにお前のフルートで吹けよ!なっ、ゼオ」


ツーストのありのままの本心からの言葉にゼオは泣き止んで嬉しそうに頷く。


ゼオ「・・・ああ!ありがとうな!ツースト(ニカッ」
ツースト「・・・ああ!」


すると、その場所で眠っていたネオイクスとケンタ、ふぶき姫が目を覚ました。そして、三人はゼオとツーストに駆け寄る。


EガンダムType−XⅡVS(ネオイクス)「ロードを無事に撃退したの!?」
オーディンMk−2EX(ケンタ)「俺らも助けてくれたのか!?」
ふぶき姫「別に助けることなんてないのに・・・」
ゼオ「ネオイクスさん達!」
ツースト「ネオイクスさんとケンタはともかくふぶき姫は何言ってんだ;仲間だから、助けることは当たり前だろうに」
ゼオ「まあまあ、ツースト。じゃあ、ププル達のところに帰るか!みんな!」
ツースト「ああ・・・」
EガンダムType−XⅡVS(ネオイクス)&オーディンMk−2EX(ケンタ)「ああ!」
ふぶき姫「ええ!」


そして、五人は眠っているクロスを連れて光の空間を出ようとする。そして、空間の外では部屋がキラキラと光り出していた。


ファルコ「おい!光り出したぞ!」
シヴァ「星みたいに輝きだしてる・・・」
ウルフ「どうやら、この部屋は「星の部屋」らしい。どうやら、ツーストが撃退したロードが勝手にこの部屋を「星の楽器の処刑場」にしただけみたいだな」
トゥーン「そうなの!?・・・!みんな、見て!」
プリン「帰って来たー!」


一同が見たのは光の空間から出る五人(+眠っているクロス)の姿だった。その五人とクロスに関係者が駆け寄る!


アルト「二人とも!無事で良かった!」←ネオイクスとケンタ同様に元に戻った
ネオイクス「アルトくんも無事で良かった!」
ケンタ「ロードに眠らされた時は焦ったけどな;」


シヴァ「あんた、大丈夫だった?」
ふぶき姫「ええ、何とか。それよりも他のアーク四天王の二人やアーク様達のことが心配よ」
ポワン「ええ・・・」
アリエッタ「アーク様達や他のアーク四天王の二人、大丈夫かな〜;」


ププル「ゼオーーーーーーーー!!!ずっとずっと心配してたんだから!もうどこにも行かないでよね!(泣きながら無意識にゼオに抱きつく」
ゼオ「ププル!・・・ああ」
くぅちゃん「くー!」


あいり「ツーストーーーーーーーー!!!(泣きながらツーストに抱きつく」
ツースト「あいり!泣いているのか・・・?」
あいり「当たり前でしょ!?あの時、ツーストが死んだんだと思って悲しかったんですから!!」
ツースト「ごめん、ごめん。もうどこにも行かないよ(あいりにキスをする」
あいり「////////!」


関係者との再会を見ていた人達はそれぞれこう思った。


ウルフ「関係者と再会できて良かったな(安心させるようにプリンの頭を撫でる」
プリン「そうだね。ウルフ、くすぐったい・・・////////」
トゥーン「ゼオとププルは恋人フラグじゃない?うにゃにゃーん!」
タママ「ゼオさんの気持ち以外に関しては、ですぅ。つか、ツーたんとアイルー、リア充爆発しろ(いい意味で言ったらしい」
パワえもん「それぞれのカップルやカップルフラグが立っている人達はいいじゃん!ぼくとタママ君なんて独り身だよ!ヘタレでもフラグが立ってる人もいるしさー」
ファルコ「えっ?」←キャットとの恋人フラグ立ってる
フォックス「俺ら、何かしたか?」←クリスタルとは恋人同士
YUMA「・・・(両手でツーストの頭とゼオの頭をくしゃくしゃと頭を撫でる」
ゼオ「わっ!」
ツースト「YUMAさん!?」


YUMAは嬉しそうにしながらこう言った。


YUMA「私は誰かのために誰かを助けようとする奴は嫌いじゃない。だって、「自分のため」は欲望に支配されるばかりで何の役にも立たない。私はそういう無欲な奴こそ好きだぞ」
ツースト「・・・!」
ゼオ「・・・(嬉しそうにニコッと笑う」


すると・・・


ドカッ!ドカッ!ドカッ!(ドアが強い力で叩かれる音)


アルト「何だ!?」
ウルフ「敵かもしれない。敵だったら戦闘態勢に入るぞ!」
フォックス「おう!」


ドッカーン!!


全員が戦闘態勢に入る中、ドアを壊した人達は・・・






エターニャ&クリオラ&ギガディス(^ω^#####)
大半の全員(°Д°;;;)ゴスロリの女の子とグラマー女性と角の生えた男!?






何と、息切れしながら走ってきたエターニャとクリオラとキガディスだった!タママは多少怯えながらも門前払いしようとするが・・・






感動を返せ


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