二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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フェアリーテイル小説  
日時: 2016/12/12 21:27
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)

フェアリーテイルの小説書きます!

恋愛系や、シビア、面白いのも書きます。

リクエストも歓迎です!
短編長編はその時によります。
更新ペースは気にしないでください…。

ではSTART!

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Re: フェアリーテイル小説 ( No.4 )
日時: 2015/11/21 20:25
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)


 『涙の結晶』

ただ、泣いていた。
声を殺して、誰にも気づかれぬように。
最愛の女性の墓の前で、女性が死んだことを受け入れたくなくて。

その日は雨が降っていた。
涙がわからないように、声に気づかせないように。

ただ、その魔法は、最愛の女性をなくした男のことを愛している女性だった。


「ルーシィ」
「どうしたのグレイ?」

その声をきいただけでむしずがはしった。
その声をきいただけで体の底からあらゆる感情があふれ出した。

でも、まだあの人が自分を覚えてくれてたから、制御できた。
そして、もう1つ理由があった。


 To be continued

Re: フェアリーテイル小説 ( No.6 )
日時: 2015/11/22 08:35
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)

少年はルーシィが大好きだった。
でも、少年は恋をしたことがないから何の感情かわからずにいた。

でも、墓の前に腰を下ろしルーシィのことを思い出すと、涙が出た。
あふれて、あふれて止まらなかった。胸が痛かった。

その時分かってしまった。


自分はルーシィが好きなんだと。


つらかった。
悔しくて悔しくて。死ぬ前に気持ちを言えなくて…。
自分に腹が立った。



「ルーシィ」
「どうしたのグレイ?」

ルーシィが好きだった。
でも、あいつと話しているのを見ると、なぜか胸が締め付けられた。
でも、たぶん、ルーシィはあいつが好きなんだ。
そう考えると、うすうす感づいていた『恋』という名の感情は引き出しに入った。




墓を見て思っていた、少年の背中を見ていた少女がいた。



 「 ナツ 」


To be continued

Re: フェアリーテイル小説 ( No.7 )
日時: 2015/11/22 08:39
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)

なんか自分で書いてるのに、ごちゃごちゃしてきた。

誰が出てるかわかるかな?

5人出てるよ!
1番最後に出てきた人は誰だったんでしょうね(笑)

Re: フェアリーテイル小説 ( No.8 )
日時: 2015/11/22 08:56
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)


少女はナツが好きだった。
いつも一緒にいるルーシィは好きではなかった。
いや、むしろ嫌いだった。



ルーシィが死んだとき、悲しいという感情の前に嬉しいという感情が来た。
そしたら、ナツはきっと私を見てくれる。
昔みたいに私と一緒にいてくれる。

そしたら、ルーシィという名のフォルダを消して、私のフォルダを作るんだ!



たまたま墓の前を通った。
伝えられて皆と行った日以外、まったく足を運んでいない。

なぜか、入ってしまった。
足は、ルーシィの墓へ的確に進んでいる。

泣き声が聞こえた。
大好きな彼の…泣き声だった。
木の陰に反射的に隠れた。
なぜ隠れたのか自分もわからなかった。

でも、その姿を見ていると、涙が出そうになった。

その時気づいた。

なんてことを私は思ったのだろうと。
どんなに嫌でも仲間であり、家族である。
その不幸を喜んだ自分が惨めでたまらなかった。

この場所にいるのがつらかった。
一目散に家に走り出した。

足音を聞いて、ナツは言った。




 「…リサーナ」


To be continued


役者は全員そろいました!
もうすぐ終わりそうです。

Re: フェアリーテイル小説 ( No.9 )
日時: 2015/11/22 09:33
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)

ルーシィはきづいていた。
いや、感づいていた。

自分に死がちかづいているということを。
そして、それは殺される。
きっと、ギルドの仲間に殺されると言うことを。

多分その時は遠くない。
はやく、支度をしなければ。

ルーシィはまず、皆に手紙を書いていた。
私が死ぬときは多分この部屋だから、犯人にも読んでもらえるように。

好きなところへ行って、好きなものをたくさん食べた。

ロキ達にも手紙を書いた。



ピーンポーン

その日はまえぶれもなくきた。
もちろん、すぐにわかった。

「いらっしゃいあがって」

上についたときだった。

「ルーシィごめん。さよなら」

ルーシィの腹から血が出た。
でも、ルーシィは………笑っていた。

「え?な、なんで」
「い、いま、まで…。あり、ありが、と、う…」

涙を流して伝えた言葉。
犯人に伝わったかわからない。
1つ言えるのは、涙を流した、ということ。





そして、何日後かに手紙が渡された。

グレイの手紙には、あらかじめ予知していたということが乗っていた。


迷惑をかけるから言えなかった。
大好き、ありがとう。


最後の文字が滲んでいた。

それは、ルーシィかグレイの涙かわからない。


 To be continued

次で終わりです!


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