二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- フェアリーテイル小説
- 日時: 2016/12/12 21:27
- 名前: ミカン (ID: 98AXyywb)
フェアリーテイルの小説書きます!
恋愛系や、シビア、面白いのも書きます。
リクエストも歓迎です!
短編長編はその時によります。
更新ペースは気にしないでください…。
ではSTART!
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- Re: フェアリーテイル小説 ( No.134 )
- 日時: 2016/05/31 00:17
- 名前: Panda (ID: 98AXyywb)
ヒビキも入れて下さい!!
- Re: フェアリーテイル小説 ( No.135 )
- 日時: 2016/05/31 19:28
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
Pandaさま → 了解しました(''◇'')ゞ
では、本文↓
『あ、リサーナ。あとでちょっといいか?』
『うん、わかった』
そんな話を居たのは、ついさっき。
私はナツに呼び出されて、約束した場所に足を進めていた。
はぁ、昨日のことって…。やっぱりあれかな。 (詳しくは、>>133 )
「リサーナ!!」
満面の笑みでこちらを見ている。
昨日は、あんなにべろんべろんだったのに。
「ナツ!どうしたの?」
ばつの悪そうな顔をしたかと思ったら、いきなり頭を下げてきた。
「ごめん!!」
「え、なにナツ?どうしたの?」
思い当たるのは、唇がかすった、ということだけだった。
「昨日俺が、立った時。口…当たっただろ?」
やっぱり…。
「大丈夫だよ」
「でも…」
ナツが好きだから、嬉しかったんだ。って言えたらどんなに楽だろう。
「とにかく私は平気!!わたし先戻ってるね」
なにか声が聞こえた気がしたが、私は振り返らずに走る。
きっと、ナツの方が嫌だったんだ。
大丈夫。
初めてのキス、あんなんだったけど。
ナツでよかったじゃない。
「待てって!」
俺はとっさに声をかけたが、リサーナは行ってしまった。
「はぁ」
それほど嫌だったんだよな。
「ナツ」
「ルーシィ…」
声がふいに聞こえ振り返ると、腕を組んだルーシィが仁王立ちをしていた。
「なんだよ、ルーシィ!盗み聞きはよくないぜ…」
「気づいてるくせに!!」
何もなかったことにして帰ろうと鎧を脱いだ心に、矢が刺さる。
「何が…」
「あんたはリサーナが好き。リサーナも好きなんだよ?
気づいてたよね!
なのに、あんな態度でさぁ。気付いてるなら、いいなよ。
一番傷付いてるのは、リサーナなの!!
しかも今の会話何?最低最低最低!!
早く追いかけてあげてよ。
まだ、まだ間に合うから。
もう時間が立つと、取り返しのつかないことにだってなるから…」
所々で、イラッとする部分がった。
でも、ルーシィは、話すのが辛そうで最後の方は、涙が出てて、詰まっていた。
とうちゃんのことや、アクエリアスのことを気にしてるんだってわかった。
だから、最後の部分は、胸にとても刺さった。
そして、気づいてしまった。ルーシィの気持ちにも。
「ルーシィ」
「!!」
抱きしめた。
優しく、頭を撫でる。
「気づいてたの?」
「まさか、何のこと?」
いつもの笑った顔で答える。
ルーシィは、袖で目元をぬぐって言った。
「早く行ってあげて」
もう、ルーシィは限界そうだった。
頷き走っていく。
数秒後、倒れる音と、嗚咽が聞こえる。
ごめん、と心の中で唱えて走っていった。
ずっと好きで、たまらなかった女性。
今、「すきだ」を言うために、全力で走っていった。
まだ、冷たい風が吹く日だった。
END
- Re: フェアリーテイル小説 ( No.136 )
- 日時: 2016/06/05 22:08
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
修学旅行に行ってきました!!
中学最後の修学旅行でした!
と、ここでおみくじ1つ。
ミカン「ぎゃー、吉!!」
男子A「大吉—♪…安産、だと……」
って感じです。
では、FTのおみくじはいかがか…。
女 → ルーシィ 男 → スティング 構成 → 恋愛系
もうわたくし、ルーシィ出た瞬間にテンション上がりました↑↑
では、本編です↓
「ルーシィちゃん!今日もCOOL!!今日もイケてるね」
まだ、これは解散した当時の話です。
「ありがとうございます!!えっと、今日は…」
「剣咬の虎(セイバートゥース)で、取材だよ!!」
セイバーか…。
スティング、いるかな…。
顔が赤くなっていることに気づいた。
「あれ、ルーシィちゃん顔赤いよ??そっか、セイバーには、気になる彼がいたんだっけ?」
「や、やめてください!!」
ななななんで!!
いや、ジェイソンさん適当に言ったんだわ。
「まぁ、いっか。入ろう!!」
「…はい…」
ギルドは、やはりあの頃と違い活気づいていた。
ふと、右の髪が揺れる。
目を向けると、金髪の顔には不釣り合いな真っ赤な顔をした男が歩いてきた。
「お、スティング君!!今日もCOOL!!!」
「あ、どうも。ルーシィさんも…」
「あ、うん」
なんだか顔赤いスティング見てる私も恥ずかしいよ…。
てか…熱い。
「今度取材来てくださいよ」
社交辞令をサラッといえるっていいな。
「もちろんさ!でもその時はルーシィだよ!」
「え?!」
私?!
でも…スティングのところか…。
スティング顔真っ赤。嫌、なのかな。
「おっと、もうすぐ時間だ!!」
「あ、じゃあどーぞ!俺もう行くんで。ルーシィさんゆっくりと」
そういって、出て行ってしまった。
「じゃあ行こうか!」
「はい!!」
「早く取材したいな…」
「なんか言った?」
「いえ!!なんでも」
今日は、ルーシィさんがローグの取材に来るらしい。
なぜ、俺ではないのだ!!
「おい、スティング、すねるな」
「すねてなんかねえよ」
すねてるはずなんかねえよ。
この前もオレオところに来てくれたし…一人で。
「いい加減認めたらどうだ」
「な、なにを?!」
「ルーシィさんのこと」
「!!!」
考えてないはずなのに真っ赤になる。
図星だと教えてるようなものだ。
「図星か。もうすぐ時間だから俺は行く」
「おお…」
ローグの後姿を見る。…なんか気に入らねぇ。
まぁいいか。
すたすたと歩いた時に、右の方の司会に、きれいな金髪の女が目に入る。
あわわわわわ!!
とにかく何か言わなきゃ!!
「今度取材来てくださいよ」
何とか言った。
「もちろんさ!でもその時はルーシィだよ!」
「え?!」
え!!って…。そんなにいやか。
俺の顔、真っ赤だろうな。
ルーシィさんも赤い。
「おっと、もうすぐ時間だ!!」
「あ、じゃあどーぞ!俺もう行くんで。ルーシィさんゆっくりと」
おっさに癒えた言葉はこれしかなかった。
俺が外に出ようとした時、声が聞こえた。
「早く取材したいな」
多分、それは俺がドラゴンスレイヤーだから。
でも嬉しくてそっと目を閉じた。
「早く取材来ないかな」
「どうしたんですか、スティング君?」
「何でもないよレクター」
「教えてくださいよ!!さっきまであんな真っ赤な顔だったのに!」
「今度な!!」
そういって走り出す。
ルーシィさんにエールを送るために。
「待ってくださいよ!」
そして後ろにはいやいやながらも、嬉しそうについてくるレクターがいた。
END
- Re: フェアリーテイル小説 ( No.137 )
- 日時: 2016/06/07 21:13
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
これからは内容が予想できちゃうので、構成は書きません!!
多分、構成があってどんな話かやっとわかってる感じだと思うので、しっかり伝われるように頑張ります。
ではさっそく。
女 → ミラ 男 → ナツ
です!!
では、次回を当ご期待!!
- Re: フェアリーテイル小説 ( No.138 )
- 日時: 2016/06/13 22:47
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
「…」
今年に入って、ミラが消えた。
最後の言葉は、『買い物行ってくるね』だった。
体にも異常はなかったし、魔法も全然使えた。悩みは…なかったと思うのに。
消えた時、エルフマンは泣かなかった。
リサーナはずっと笑顔でいた。
きっと心の隅で思っているのだろう。
私のように・リサーナのようにエドラスに飛ばされてるんじゃないか。
そして今日で、一か月が経った。
ギルド内の空気は、まだ、修復できていない。
じっちゃんは、小さく見えた。
エルザは、弱そうに見えた。
ルーシィは静かになった。
グレイは、ちゃん付けをしなくなった。
リサーナは、すぐに髪を切るようになった。
エルフマンは、時々しか来なくなった。
ガジル、ウェンディおれの3人をもってしても、探せなかった。
臭いでたどり着けなかった。
今日で一年。
じっちゃんは、小さな年寄りにしか見えなかった。
エルザは、髪をバッサリ切った。
ルーシィは、話さなくなった。
グレイは、カウンターに近づかなくなった。
リサーナは髪の色を変えた。
エルフマンは来なくなった。
もう、無理だった。
何もかもが、ちぐはぐで。
全てが嘘にみえて。
皆が毎日イライラしている。
ミラが癒しを与えていたから、その役割をする人がいない。
ミラの存在は大きかった。
「これ行ってくる」
ルーシィの声を久しぶりに聞いた。
か細くて、小さくて、いつ消えるかわからなかった。
「…気をつけてな…」
すぐ後だった。
「みんな!!!」
「どうした?」
リサ−ナが、走ってきた。
息切れが激しく、ずっと下を向いていた。
でもすぐになぜずっと下を向いてたかわかった。
泣いていた。
「ミラねぇが…」
一瞬重い空気が軽くなった。
「…遺体で発見されたの…」
すぐに戻ってきた。あの空気が。
ダン!!
いつの間にか、机をたたいていた。
「ミラは死んじまった。
悲しい。すげー悲しい。
でも、こんな空気じゃだめだ。
ミラは、明るくて、楽しくて…そんなのが好きなんだ!
リサーナがいなくなった時も、泣いてた。
でも、帰ってきたら、ちゃんと笑ってた。
死んで帰ってきて笑えっていうのは、凄く嫌だと思う。
でも、帰ってきたんだ!
どんな形であろうと、ミラは家に帰ってきた!
しっかり言わないといけない言葉があるだろ!!」
最後のほうは、涙や鼻水で分からなかった。
でも、ナツが手を高々に挙げると、皆も続々と上げていった。
「リサーナ、言うんじゃ」
マスターは、威厳を持った声で言った。
「…おかえり、ミラ、姉」
皆は、泣き笑いの顔だった。
「ねぇ、ナツ。ルーシィは?」
「仕事だ」
「ひ、一人で」
リサーナの顔が曇る。
皆も、どうしたのかと集まってくる。
「ミラねぇを襲ったの、グラビアが好きで好きでたまらなかった人らしいの…」
END
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