二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜
日時: 2016/02/03 13:27
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

凛音「タイトルコールです!せーの!」
茜「記念すべきユリカ版初の逃走中、舞台は遊園地!」
美結「作者が初めてプレイした思い入れあるバージョン、『ラピストリア』をテーマにした最新式のテーマパークですわ!」
嶺二「逃走者は人気のスマブラファイター、学生から冒険者まで様々!僕ちんもとってもワクワクしてるよ!」
藍「ハンターの脅威から逃げ切り、賞金を手にするのは果たして誰なのか。読者の皆さんもぜひ見守ってほしいな」
蘭丸「予告の通り新ジャンルも追加だ。どこで披露されるかも楽しみにしとけ」(ったく…)
カミュ「今回は初めての逃走中ということでレギュラーが多めだ。色々拙いところもあるかもしれないが温かく見守ってほしい」(俺たちも新ジャンルだがな)
大牙「うおおおおおー!!!!!マイ・スイート・エンジェル・鈴花ああああああああああー!!!!!頑張ってくれええええええええええー!!!!!」
カムイ「おい大牙、落ち着け!つか妹可愛さに暴走すんじゃねえよ!?」
カグラ「この企画自体リニューアルですので大目に見ていただきたいです;…では凛音様、最後の締めをお願いしますわ」
凛音「はーい!…それでは、どうぞ!皆さん存分にお楽しみください♪」






皆さんこんにちは!初めての方は始めまして!ユリカと申します!ずっと更新をストップしていた逃走中をリニューアルし、投稿し直すことになりました。更新を楽しみにしていた読者の皆さん、申し訳ありません;
初めての執筆ですので不安はありますが、どうぞよろしくお願いします!本格的な執筆は2月中旬からになると思いますので、どうぞお楽しみに!


「WARNING!」
・キャラ崩壊要注意。二次創作ならではのオリジナル設定が多いので注意してください(一部のキャラの不憫化、ギャグとカオス大好物組化、極め付けには裸族化など;)
・不定期更新の上、小説の更新はかなり遅いので注意
・カップリング要素があります。NLですが苦手な方は注意してください。
・荒らしや誹謗中傷、他の方が見て気分を害する書き込みはやめてください。見つけたら即削除します。

「逃走者情報」 >>6-9 >>18-25








タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ ゲーム 漫画 ポップン スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウイッチーズ うたプリ オリジナルキャラクター キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり カオス NL 裸族

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通報部隊の恐怖 ( No.365 )
日時: 2016/03/22 12:19
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

前回の展開で多くの読者さんから衝撃のコメントが寄せられました;さて、逃走者の運命やいかに…?



「前回のあらすじ」



マリオ・獄卒「どうしてじゃああああああああああー!!!!?」
ユリカ「うぎゃあああああー!!?何でいるのよあんたたち!?」
マリオ「どうして我らが裸友からの差し入れシーンがたったの1行で済ませられたんじゃああああああああああー!!!!?」
獄卒「抜間さんのウルズから送られた裸族DVDと晴哉さんの霜ノ助から送られた『土下裸』についての書籍に関するコメントや反応、あわよくば我らが裸友からのエールがないなんて…!これは抗議せずにはいられないよ!!!」
ユリカ「んなもん当たり前でしょ!?そうそう何回も裸族シーンに時間と文章を割いている暇はないのよ!!?」



何とうちの裸族であるマリオと獄卒が某エクソシスト状態で作者であるユリカに抗議してきたのだー!?
理由はというとせっかく送られてきた裸族の差し入れに関する説明がわずか1行しかなかったから。そもそも前回の更新は「ラストミッション完結・ドラマパート完結・衝撃の通報部隊出現」とどこからどう見ても目白押しの展開揃いだったため、裸族の差し入れに時間を割いている暇がなかったのだ。



マリオ「だったら通報部隊の説明を減らして裸友のシーンに充てればいいだけだろう!?何であいつらのためにわざわざ3レスも使ってんだよ!?」
獄卒「当初は抜間さんのウルズと晴哉さんの霜ノ助が牢獄に乱入する構成もあったじゃないか!何でボツになったのさー!?きょきょー!!?」
ユリカ「これ以上詰め込むと容量オーバーになりかねないし何回も同じ展開になるのはあり得ないんだってば!?あとあいつら呼ばわりはやめろや!シアンちゃんとマヤちゃんをあいつら呼ばわりするのはこの私が許さないわよ!!!…つか、その状態で追っかけてくんのはいい加減やめろや!?」
マリオ「だったら作者の周りでちく寿司のロンドを踊るぞ!これで該当部分を改変しようとする気になるはずだ!!!」
獄卒「それでも動かないというならこの本を読んで習得した『土下裸』を披露するよ!この土下裸の美しさにはさすがの作者も跪くこと間違いなしだよ!うっきょきょー!!!」
ユリカ「お前ら…いい加減にしろやああああああああああー!!!!!リリィランス!!!聖なる白百合の懺悔!!!エターナルリリィセイバー!!!!!」
裸族「あんぎゃああああああああああー!!!!!」



…えー、皆さん。裸族が暴れて申し訳ありませんでした。では本来のあらすじを。





「前回のあらすじ」昨日の友は今日の敵



確保者全員「ざっくりし過ぎじゃない!?」





「医務室 DE トーク」



ナカジ「おーい、ケン兄!むらちゃん!お前ら宛てにも差し入れが届いたぞ!ほら、ゆめひめさんから生八つ橋だとよ」
ケン「おお、これはこれは…。ゆめひめさん、かたじけない!!!」
むらびと「ありがとうございます!…あれ?何だかあっちから叫び声が聞こえるんですけど…;」
ナカジ「バカが暴れているだけだから気にすんな(毒)。…しっかし最後の最後でこういう展開になるなんて、な…」
風雅「だよね…。終盤でこれは厳しいんじゃないかな?;」
サイモン「全員ここが山場だぞ。一体どうなるか…」
マック「そうッスね。皆には頑張って欲しいッス!!!」
ルナ「…これでおしまい。次からお話。どうぞ」



裸族共www

通報部隊の恐怖 ( No.366 )
日時: 2016/03/22 13:44
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

現在エリア内には6体のハンターと8組の通報部隊がそれぞれ巡回している!黒い影は逃走者の姿を捉えるなり見えなくなるまで追跡。通報部隊は手持ちのベルでハンターに逃走者の位置情報を伝える!もし彼らに遭遇すると逃走成功への道が困難になる…!
この展開に、逃走者たちはというと…。



苗木「嘘でしょ!?シアンさんたちが通報者として登場するなんて…!?」



ダンガンロンパの主人公はエリアの1つ、ラピスアイランドの大観覧車前の階段で驚愕していた…。かつて自分たちと親しくなり共闘した人物たちがこうなっていたら誰だって驚く。所持していたジュエルスプレーが彼らに使えたら良かったのだが、通達によりここから先は自力で逃げるしかない…。



苗木「…正直、僕はもう体力が少ない…。もしハンターや通報部隊に見つかったら絶対逃げられないよ。だからゲーム終了までここに身を隠す。見つかるか見つからないか、それで勝負だ!もし最後まで逃げ切れば僕の勝ちだ…!!!」



どうやら残りの体力との兼ね合いもあり、ゲーム終了までは身を隠すようだ…。この逃走中はゲーム終了時まで逃げ切った者の勝利となる。見つかればそれまでだが、苗木は最後の賭けとばかりに見定めた隠れ場所でやり過ごす…!





リック「ふざけんなよ!?あいつらが通報部隊なんて…!!!」



こちらも同じように戦闘ミッションで共闘した人物の登場に衝撃を覚えるのは、苗木の銃の師匠でもあるハイ・ラガートのガンナー…。



リック「…あれ?俺ってあいつらに顔を知られているから余計まずくないか…!?」



一応通報部隊に現時点まで残っている逃走者の情報は伝えられているが、やはり直接会ったことのある者はより印象に残っており、狙われやすくなることが予想される…。



リック「…上等だ!やってやる!ハイ・ラガートの冒険者を舐めるんじゃねえ!!!」



逃走成功への意気込みを高めるリック。だが、エリアには…。





クロウ「…なあ、何だか俺たち見られてないか?さっきから金髪の女やカメラを構えた黒髪の女を見たんだけど…;」
シアン「このベルが目立つのかな?…それより、逃走者の皆はどこにゃん?」
クロウ「そうだな!余計なことを考えてる暇はねえ!逃走者を通報してあいつら全員俺様たちの家畜にしてやる!!!」



シャロン「…にしても逃走者は個性豊かですわね。女子もいるようですし、彼女たちから通報しましょうか?」
セリオス「そうだな…。だが女性のうち1人は大本命枠だ。やはり狙うなら奏だろうな。悪いがそこまで足が速そうには見えないし、通報すれば確実にハンターに確保されるだろう」
シャロン「そうですわね。では、悪いですが奏さんを中心に探しましょうか」



ユリ「ぎゃぼー!?こっちにはいないよー!!!」
メディア「ハンターならいるのにね…;」
ヤンヤン「ムキー!仕方ないアル…。別エリアに移動するアル!!!」
タイガ「案外客の中に混ざっとるんちゃうか?」



ハンターと通報部隊が巡回している…。





ルフレ「これは油断出来ないよね…;」



アメジストディスカバリーでは復活組最後の1人であるイーリスの軍師が歩いていた。エリアでハンターの警戒を怠らない彼だが、あと少し頑張れば逃走成功へとぐっと近づく。だが、それを妨げるのは…。



ハンター「……」



多くの逃走者や彼の仲間を葬ってきた黒い影…。しかも運悪いことに、いま彼と進んでいる反対方向からやって来ている…!
そして…。



ルフレ「これまでに色々な出来事が起こっているし、やっぱり逃走中は厳しいな…」



ハンター「!」



見つかった…!



ルフレ「通報部隊は皆個性豊かだからすぐ分かる…ハンター!?」



進行方向から接近してくるハンターにルフレは驚き、走り出す。だが至近距離での発見であるのと、脚力の差から距離はどんどん縮まっていく…。最早、逃走不可能…。





ルフレ「こんなところで…!!!」ポン





6:82 ルフレ確保 残り10人





ルフレ「あと少しだったのに…;ゲッコウガ、スマブラ代表とFor組代表として頼んだよ…!!!」



復活した天才軍師、ここでゲームオーバーだ…。





ピピピピピ!





ラクーナ「メールだわ!『確保情報。アメジストディスカバリーのホーンテッド・テラー付近にてルフレ確保。残り10人』ルフレが確保されたわ…!」
全員「あああああー!!!!!」
シュルク「復活組がこれで全滅した!?」
シェゾ「そうだな…。スマブラチームはこれで残り1人だ…!」
ルイージ「残りはゲッコウガだけだよね!?あと少しだから踏ん張れ!!!」
鈴花「烈君、つぎドカラストとしてお願い!頑張ってー!!!」
真理子「ハンターと通報者に負けるなー!!!」




ゲッコウガ「ルフレ殿まで…!これでスマブラチームは拙者のみか!?」



通報部隊は脅威といえど、逃走者を確保するのはあくまでハンター。ハンターへの警戒を怠ってはいけない…!!!

通報部隊の恐怖 ( No.367 )
日時: 2016/03/22 14:26
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

隠れる者、動き続ける者…



奏「怖い…!」



心優しき少女はマーメイドスプラッシュの入り口付近に隠れていた。彼女は通報部隊の多くに顔を知られており、自分が狙われやすくなるであろうことは理解していた。なら出来る限り見つからないようにしようとゲーム終了まで隠れることを決めたのだ。勿論気付かれたらそれまでと覚悟した上での判断だ。



奏「もう体力もないし、通報されたら絶対捕まっちゃう…。でも最後の最後まで逃げ切ればこっちの勝ち…来た!!!」
ミュー「ここに誰かいそうな気がするのです。トンちゃんが反応しているのです」
ユウ「ミューちゃんのトンちゃんは凄いもんね;」
ラスク「だよねー。でも、どこにいるんだろ?」
アロエ「ここって人魚さんの出てくるアトラクションだよね?…よーし、探してみようよ!」
3人「うん!」
奏「……」



そこへ、QMAの生徒であり通報部隊の飛び級組の生徒たちが接近…!彼らはマーメイドスプラッシュ付近を散策するつもりであり、逃走者の姿がないか隅々まで探す。そしてその中の1人であるアロエが奏の隠れる場所まで接近する!少女は息を潜め、見つからないことをただ祈るのみ…!



奏(距離が近い!アロエちゃんの足音が聞こえる…!!!)
アロエ「ここにはいないのかな?」
奏(来ないで!来ないで!来ないで…!!!)










ラスク「こっちには誰もいなかったよー!」
ユウ「僕も!誰もいなかったよ?」
アロエ「うーん、ここにはいないみたい!」
ミュー「勘違いだったのかもしれません。次の場所へ行くのです」
ラスク「そうだね!よーし、次に行くぞー!!!」
アロエ・ユウ・ミュー「おー!」




奏「…はあっ…」



上手く、やり過ごしたようだ。



奏「心臓が止まるかと思った…;このままここでやり過ごす…!!!」



誰も来ないことを祈り、ゲーム終了まで姿を隠す…。
そうする逃走者がいる一方で、ハンターや通報者を欺こうと絶えず動き続ける逃走者もいた。だが、動き続けるということはそれだけ見つかりやすくなるということ…!





タロー「誰もいないよね…っていた!」
アイコ「あーっ!逃走者だ!!!」
ハルト「ベルを出せ!通報するぞ!!!」



こちらはポップンの水の魔導師。トパーズコーストにいた彼は通報部隊の1人であるアイコ・ハルト組と遭遇してしまったのだ。ベルを鳴らして彼の位置情報を伝える通報者たち。それに反応し、ハンターがやって来た!!!



ハンター「!」
タロー「ポップン学園組代表として、ギラギラメガネ団のメンバーとして捕まるわけにはいかないよ!!!」



エリアの特徴でもある多くの建物や障害物をジグザグに進み、持ち前の体力とスピードで翻弄するタロー。そして…。



ハンター「……」



上手く撒いたようだ…。



タロー「はあ、はあ…。やった!上手く撒けたよ!!!」



アイコ「あーっ!逃げられたー!!!」
ハルト「くっ…!何故こうなったのだ!?」



例え通報されてもそれが確保に直結するとは限らない…!!!





ミシェル「最後の最後で確保はゴメンよ…」



ルビーハーバーを歩くのはハイ・ラガートのパラディン。今まで確保されたギルドメンバーのことを思い、逃げ切ることを胸に誓う。だが、その近くには…。



セリオス「シャロン、逃走者はいたか?」
シャロン「いえ、見ていませんわ」



運悪く通報者の姿が…!



ミシェル「うちのチームは残り3人だけど、全滅しないとも限らないのよね。私がしっかりしないと…ってあれ、通報部隊の子達じゃない!?」



いち早くその姿を捉え、近くの建物に姿を隠す…。



シャロン「…あれ?何だかこの近くに誰かがいたような気がしたのですが…」
セリオス「本当か?なら探すぞ」
シャロン「ええ…」
ミシェル「……」





セリオス「!…いたぞ!逃走者だ!!!」
シャロン「本当ですわ!ベルを鳴らしましょう!!!」
ミシェル「見つかったわ…!!!」



見つかった…!彼らはベルを取り出し、彼女の位置情報をハンターへと伝える。急いで走り出すミシェルだったが、そこへベルの音を聞いて黒い影が迫る…!!!



ハンター「!」



ミシェル「最悪…!ハンターがこっちに…!!!」



一ギルドのリーダーであるミシェルは走力・体力共々一般女性の水準以上ある。距離を生かして振り切ろうと走り続けるものの、長い逃走中を乗り越えてきたことからか体力の限界はある…。





ミシェル「こっちに来るんじゃないわよ…!!!」ポン





6:02 ミシェル・ラ・フランソワーズ確保 残り9人





ミシェル「…これじゃあ皆に見せる顔がないわ…!!!」



フランソワーズのリーダー、通報部隊により潰える…。





ピピピピピ!





ロッシュ「メールだ…。『通報部隊によりルビーハーバーにてミシェル・ラ・フランソワーズ確保。残り9人』はあっ!?ミシェルが捕まった…!?」



矢島「マジかよ…。逃走者が一桁切ったぞ!?」



リック「フランソワーズが俺だけになった…!!!」





ラクーナ「ミシェル確保!?しかも通報部隊による確保ですって…;;;」
全員「えええええー!!!!?」
アーサー「マジかよ!?Wリーダーで逃げ切れると思ってたぞ!?」
バルクホルン「一ギルドの実力者でも通報されては適わなかったか…;」
マリー「リーダー…」(´・ω・`)





通報されても逃げ切れればいい。…逃げ切れればの話ですが。

通報部隊の恐怖 ( No.368 )
日時: 2016/03/22 15:33
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

ゲーム終了まで残り5分





ゲッコウガ「…ハンターに加え、通報部隊もおる。中々効率的には動けぬな…;」



スマブラチーム唯一の生き残りとなったゲッコウガ。だが彼の進もうとした先には通報部隊であるユリたちの姿が…。



ゲッコウガ「…だが、厳しい任務であればあるほど、拙者の忍びとしての心も燃え上がる…!このゲッコウガ、任務終了に全てを捧げる覚悟でござる!!!」



今まで確保された仲間のため、自分を信じてくれる主のため、そして何より自らのスマブラファイター・忍びポケモンとしての意地とプライドのため。必ず逃げ切りを目指す!!!





クララ「…あっ!逃走者の人がいたよ!」
カイル「本当ですか!?」
ロッシュ「チッ、見つかった…!!!」



戦友であり仲間であるミシェルの確保にショックを隠せないハイランダーの戦士。だがそこへ通報部隊の一組であるカイルとクララが接近した!彼らは運営から配布されたベルを鳴らし、ロッシュを通報する…!



ハンター「!」



ロッシュ「こっちに来やがった…!!!」



ベルの音色に導かれた黒い影はハイランダーの戦士の姿を捉え、彼を確保しようと走り出す…!



ロッシュ「うおおおおおおおおおおー!!!!!」



だが、彼は決して諦めなかった。見つかれば逃走はかなり厳しい一本道を全速力で走り抜ける!



ロッシュ「舐めてんじゃねえぞハンター共…!俺の背中には今まで確保されたラクーナ、リッキィ、マリー、アーサー、ミシェル…。限界までやりきったサイモンやルナやケンの気持ちを背負ってんだ…!!!」
ハンター「!」
ロッシュ「ミレニアムのリーダーを舐めんじゃねええええええええええー!!!!!」



今まで確保されたメンバーやリタイアしたメンバーのことが脳裏をよぎり、ロッシュはただひたすら駆け抜ける!その勝負は…。





ハンター「……」



ロッシュ「ぜえ、ぜえ…」



上手く、撒いたようだ…。





クララ「一本道でハンターを撒いた!?…すっごい気迫だったね…;;;」
カイル「はい…。かなり鬼気迫るものがありました…;彼が大槍を振るいメンバーを鼓舞する世界樹チームのリーダー…;;;」
クララ「見つけた逃走者が悪かったね…;」
カイル「そうですね…;」



その気迫は通報部隊の者でさえ唖然とさせる…。





レオン「うおおおおー!!!すっげえ!!!これがこのジュエルランド名物の大観覧車!!!」
ルキア「とっても大きいねー!これなら遊園地全体を見渡せそう!!!」
レオン「逃走中が終わったら乗ってみるか?…あー、でも俺観覧車で寝ちまうかも;」
ルキア「大丈夫大丈夫!たぶん私も寝ちゃうから!!!」
レオン「そっか!なら一緒に乗ろうぜ!」
ルキア「うん!」



メディア「あら、とっても大きな観覧車ね!素敵!」
タイガ「これが名物の大観覧車やなー。ほー、やっぱりデカいやん」
ヤンヤン「しかもキラキラ光ってるアル!一体これを作るのにいくらかけたアルか…?」
ユリ「うーん、観覧車かー;あたし寝ちゃうかも;」



シアン「うわあ…!クロウちゃんクロウちゃん!あれを見て!大観覧車にゃん!!!」
クロウ「うん?…おー、本当だ。すっげえデカいな!」
シアン「キラキラしていてとっても綺麗だにゃん!クロウちゃん、シアンあれに乗りたいにゃん!!!」
クロウ「マジで?だったら逃走中終わったら乗ろうぜ!」





苗木「……;」



通報部隊の面々が大観覧車に圧倒される中、大観覧車乗り場に隠れる苗木は気が気でなかった。このアトラクションはジュエルランド名物とだけあり、多くの者が注目するものでもある…。それゆえ注目を集めやすい場所ではあったが、苗木にはここが狙われないと確信する部分があった。



苗木「…大観覧車は確かに大きいし注目されやすいよ。だけど、遠くからその姿を見て満足する人が圧倒的に多い…。現にこの乗り場の方にはあまり人は来ないしね?通報部隊の皆も同じだ。大観覧車の姿にだけ圧倒されて、乗り場に注目する人なんていやしない…。ここなら相当気が付く人が来ない限り見つかることはないと思う…!!!」



ダンガンロンパ主人公の読みは当たるのか…?





日向「あと5分か…。うーん、人ごみに紛れてごまかすってのもありか?」



一方スーパーダンガンロンパ2の主人公はある策を練っていた。ジュエルランドは遊園にということもあり、ゲストのほかにもエキストラや普通の入園者も遊びに来ている。彼らに紛れ、ゲーム終了までやり過ごすことも勿論可能だ。



日向「俺は逃走者の中では目立たない外見をしてるし、アンテナさえなんとか出来ればモブかと間違えられて通報者たちをごまかせるんじゃないか?…お、キャラメルポップコーンだ。…七海が好きなんだよな…」



彼の目にふと映ったのはポップコーン販売の売店。多くの客が並んでいる中には仲良さげな少年少女2人がおり、彼らに自分と恋人である七海の姿を重ねる。日向が思い出したのはこの前某夢の国に自分たちと苗木・霧切とダブルデートで行った時の出来事…。



日向「あの時はアトラクション乗るときアンテナについてツッコまれたり、七海が美味しそうにキャラメルポップコーンを頬張ってたり、霧切が苗木の好きな味のポップコーンを手に入れるために全力疾走したりしたんだよなー…。ううっ、ダメだ!食いたくなってきた!…ハンターいないし、大丈夫だよな?もし来たら逃げればいいし…」



ハンターや通報部隊の姿がないことを確認し、ポップコーン売り場に並ぶ。逃走者たちには前もってチケットが渡されているためそれを渡せば無料で食べ物が貰えるのだ。…と、並んでいた少女にぶつかってしまった。



日向「うわっ!?…あっ、すみません;彼氏とデート中ですか?」
マヤ「こちらこそごめんなさい!…え、えーっと、デート、という訳じゃ…」
リック(QMA)「マヤ、大丈夫か!?…ああ、連れがすみません;」
日向「いやいやこちらこそ。仲睦まじいんですね…って、あれ?;」
マヤ・リック(QMA)「……;」
日向「……;」





日向・マヤ・リック(QMA)「ああああああああああー!!!!!」





何と運悪く目の前に並んでいた少年少女が通報部隊のマヤとリックだったのだー!?彼らは逃走者の姿を捉え、ベルを鳴らしてハンターに位置情報を伝える!その音色に反応し、黒い影が日向の確保に向かう!



ハンター「!」



日向「マジかよ!?人が多いところならなら大丈夫かと思ってたら…。最悪じゃああああああああああー!!!!!」



一般水準よりは走力のある日向だが、長時間に渡る逃走中での疲労と恐るべき脚力を持つハンターには適わない。最早逃走不可能…。



ビーーーーー!
LOCK ON HAJIME HINATA





日向「七海いいいいいいいいいいー!!!!!」ポン





3:99 日向創確保 残り8人





日向「ロンパ主人公Wで逃走成功ならなかった…!つかこんな確保のされ方ってあり!?絶対オンエアを見た狛枝や左右田や江ノ島やその他もろもろに色々言われるぞ!?不幸だああああああああああー!!!!!」





ピピピピピ!





苗木「音が大きいな…。確保情報?『通報部隊によりラピスアイランドで日向創確保。残り8人』。日向君が捕まった…!ロンパチームは残り僕だけ!?」



奏「日向さん確保されちゃったの!?逃げ切れそうだと思ってたけど…!?」



烈「…あれ?さっき何か日向の叫び声が聞こえたような気がするんだけど…?」





ラクーナ「通報部隊により日向君確保よ…!」
全員「うわあああああー!!!!!」
狛枝「日向君、ダメだったか…。君なら希望を実現できるかと思っていたけど…」
十神「これでロンパチームも残り1人か…」
霧切「ええ。残っているのは苗木君…!」





日向の確保シーンは気合を入れましたwww

通報部隊の恐怖 ( No.369 )
日時: 2016/03/22 16:47
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

ゲーム終了まで残り3分





矢島「ここまで来たなら最後までやりきってやる!…自首?しねえよ!!!」



タロー「ここには誰もいないよね?…絶対逃げ切る…!!!」



ロッシュ「あとちょっとだろ…!!!」



残り時間はあとわずか。逃走者たちがそれぞれ自らを奮い立たせる中…。





烈「あと3分逃げ切ればいいんだよな!?…鈴花、風雅、氷海、ばーちゃん、皆!見てろよ…!!!」



つぎドカの炎を操るリーダーはラピスアイランドの噴水付近を進んでいた。多くのミッションで活躍し、実力を証明した烈が目指すのは逃げ切り一本のみ。最後まで逃げ切れば賞金272万円が手に入る。応援する恋人や家族や大事な仲間のため、諦めず逃げ切ることを宣言する。
だが、そんな彼の近くに…。



ルキア「…ねえ、レオン。あの人って今回の逃走者じゃない?」
レオン「そっか?えーっと、ちょっと待ってろ。情報を確認するから…」



通報部隊の1人であるレオンとルキアの姿が…。また、その近くには。





リック「リーダーが確保された…!でもまだ、俺とロッシュがいる!世界樹組を全滅させてたまるかって…!!?」
マヤ「…あれ?ねえリック、今緑のロングコートを着た人がいなかった?ちょうど、彼のような…」
リック(QMA)「そうか!?だったらまだ近くにいるぞ!」
リック(早く別の場所へ行ってくれ…!!!)



通報部隊に狙われたハイ・ラガートのガンナーの姿が…!





レオン「…間違いねえ!あいつ逃走者だぜ!」
ルキア「やりい!じゃあベルを鳴らして通報しちゃおう!!!」



情報を確認し、逃走者である烈だと判断した2人は運営から配布されたベルを取り出し、ハンターに位置情報を伝える!





リリリリリ!!!





烈「ベルの音…ってあいつら通報部隊の奴らかよ!?クソッ!!!」



追われることになった烈は逃げる!幸い彼は足がかなり速い方に分類され、ベルの音を聞いて現れたハンターも距離がある。全力で走れば十分振り切ることが可能だ!





リック「ベルの音!?誰か近くにいるのか…!?」
マヤ「回り込んで…見つけたわ!」
リック(QMA)「よし!」
リック「しまった…!!!」



一方、ベルの音を聞いて少し動揺するリックだが、彼は狙撃手としても活動しているだけあり、ギリギリまで動かず粘ろうとする。しかし、ここで回り込んだマヤとリック(QMA)に見つかってしまう!!!



リック「見つかった…!でもあそこの噴水は周りに障害物が多くあるし、あれを利用すればハンターを撒けるかもしれない…!!!」



ベルを鳴らされ追われる彼だが、伊達にこのエリアで逃走して来た訳ではなく、逃げ道についての算段は立っていた。彼が目指す先にある噴水の周りには多くのアトラクションへと続く分かれ道があり、また障害物も多い。それを利用すればとハイ・ラガートのガンナーは知恵で逃げようとする…!



ハンター「!」



烈「ここで捕まってたまるかよ!?手に入れた賞金でつぎドカの皆やばーちゃんや学園の皆と美味いもんでも食べに行くんだ…!!!」



リック「ここで捕まったらフランソワーズの名折れだぞ!?絶対諦めない…!!!」



2人共全速力で逃げるが、ここで緊急事態発生。彼らはお互い噴水へ向かって逃げており、進行方向には相手がいるため、このまま進めば間違いなくぶつかる!それにはあとから追いかけてきた通報部隊のメンバーが気付いていた…。



レオン「これなら逃げ切れないだろ…ってあいつの進む先にガンナーのリックがいるぞ!?」
ルキア「本当だ!?このままだとぶつかっちゃうよ!?避けて!!!」



マヤ「上手く見つけられたわね…って向こうからもう1人逃走者が来るわよ!?」
リック(QMA)「嘘だろ!?このままだと間違いなくぶつかる…;おい、避けろ!!!」



だが、逃走者たちは気付かない。そのため、互いに突進していく形になり…;





烈「うおらああああああああああー!!!!!」
リック「噴水が見えた!あそこでの地の利を生かせば…って烈!?」
烈「どいてくれええええええええええー!!!!!」
レオン・ルキア・マヤ・リック(QMA)(  Д ) ゜ ゜





予想通り正面衝突してしまった。この時点で逃走不可能になり、一気に2人が確保された…。





1:44 烈 リック・ニコラウス確保 残り6人





烈「いてててて…。ごめん、俺前を見てなかった…;」
リック「いっつぅ…。いや、こっちも不注意だったし、お互い様だ…;」
ルキア「え、えーっと…。大丈夫?;」
リック(QMA)「リック、あとそこの彼も…。湿布あるけど、使うか?;」





2人はここで脱落…。





ピピピピピ!





ラクーナ「また確保情報だわ…!『通報部隊によりラピスアイランドの噴水付近にて烈、リック・ニコラウス確保。残り6人』!?一気に2人が消えたわ…!!!」
全員「うぎゃああああああああああー!!!!!」
鈴花「烈君が捕まっちゃった…!!!」
サユリ「烈君とリック君が捕まったってことは…。世界樹チームとポップンチームが残り1人ずつになったんだ!!!」
マリー「残っているのはゲッコウガと苗木君とロッシュとタロー君と華ちゃんと奏ちゃん!?」
マリオ「ゲッコウガ、あと少しで逃走成功だ…。スマブラ代表として踏ん張れよ!!!」
真理子「華ちゃん、奏ちゃん、あとちょっとだよ…!頑張って!!!」
ナカジ「…タロー、頼むぞ…!!!」
霧切「苗木君…!!!」



サイモン「あと1分半だな…。ロッシュ、頼む!!!」
マック「ゲッコウガ、頑張れ…!!!」
むらびと「お願いします、ゲッコウガさん!!!」
ルナ「…皆、頑張れ」










タロー「烈が捕まっちゃった!?…ってことはポップンチームは残り俺だけ!!?」



ゲッコウガ「…最後の最後まで油断ならないでござるな…。あとは人事を尽くして天命を待つのみ…!!!」



ロッシュ「リック、あとで何か奢るな;…世界樹組ラストは俺だけか…!全力で逃げ切ってやる!!!」



矢島「体が震えてやがる…。残り1分半…!!!」



奏「あと少し…。ううっ、怖いよ…!!!」



苗木「最後は自分次第だよね…!霧切さん、こまる、希望ヶ峰学園の皆…。あと少しだよ…!!!」





次回、逃走中決着!!!





「データ情報」



残り逃走者:ゲッコウガ、苗木、ロッシュ、タロー、矢島、奏










「確保者の言葉」37人目:ルフレ(再) 38人目:ミシェル 39人目:日向 40人目:烈 41人目:リック
ルフレ「復活組が全滅したね;あはははは…;。にしても、今回で5人確保って…;」
ミシェル「やっぱり通報部隊は厄介だったわね;気付かれなかったと思ったのだけど…」
日向「通報部隊に話しかけるって何してんだよ俺OTL…ロンパチームは残り苗木だけだ!チームリーダーの意地を見せろ!頑張れ!!!」
烈「つぎドカは全滅しちまったけど、たくさんのミッションで貢献出来たから悔いはないぜ!…でも、他人を巻き込んだのは良くなかったな…;」
リック「こっちもこっちだったから気にしてない;…次でいよいよ決着か…!!!」





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