二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜
日時: 2016/02/03 13:27
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

凛音「タイトルコールです!せーの!」
茜「記念すべきユリカ版初の逃走中、舞台は遊園地!」
美結「作者が初めてプレイした思い入れあるバージョン、『ラピストリア』をテーマにした最新式のテーマパークですわ!」
嶺二「逃走者は人気のスマブラファイター、学生から冒険者まで様々!僕ちんもとってもワクワクしてるよ!」
藍「ハンターの脅威から逃げ切り、賞金を手にするのは果たして誰なのか。読者の皆さんもぜひ見守ってほしいな」
蘭丸「予告の通り新ジャンルも追加だ。どこで披露されるかも楽しみにしとけ」(ったく…)
カミュ「今回は初めての逃走中ということでレギュラーが多めだ。色々拙いところもあるかもしれないが温かく見守ってほしい」(俺たちも新ジャンルだがな)
大牙「うおおおおおー!!!!!マイ・スイート・エンジェル・鈴花ああああああああああー!!!!!頑張ってくれええええええええええー!!!!!」
カムイ「おい大牙、落ち着け!つか妹可愛さに暴走すんじゃねえよ!?」
カグラ「この企画自体リニューアルですので大目に見ていただきたいです;…では凛音様、最後の締めをお願いしますわ」
凛音「はーい!…それでは、どうぞ!皆さん存分にお楽しみください♪」






皆さんこんにちは!初めての方は始めまして!ユリカと申します!ずっと更新をストップしていた逃走中をリニューアルし、投稿し直すことになりました。更新を楽しみにしていた読者の皆さん、申し訳ありません;
初めての執筆ですので不安はありますが、どうぞよろしくお願いします!本格的な執筆は2月中旬からになると思いますので、どうぞお楽しみに!


「WARNING!」
・キャラ崩壊要注意。二次創作ならではのオリジナル設定が多いので注意してください(一部のキャラの不憫化、ギャグとカオス大好物組化、極め付けには裸族化など;)
・不定期更新の上、小説の更新はかなり遅いので注意
・カップリング要素があります。NLですが苦手な方は注意してください。
・荒らしや誹謗中傷、他の方が見て気分を害する書き込みはやめてください。見つけたら即削除します。

「逃走者情報」 >>6-9 >>18-25








タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ ゲーム 漫画 ポップン スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウイッチーズ うたプリ オリジナルキャラクター キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり カオス NL 裸族

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タブー戦 ( No.225 )
日時: 2016/03/07 18:54
名前: ユリカ (ID: 6..SoyUU)

狛枝「とっても禍々しい空気だね…」



アドバンテージを終了させた5人はワープホールでホーンテッド・テラーへと飛ばされた。このアトラクションは古いホテル風の洋館をイメージした建物であり、特に何もなければ洒落ていていい雰囲気だと思うだろう。が、ホラーアトラクションを名乗るだけあり、どこか寂しげで不気味な雰囲気が漂っている。これにはホラーに耐性のある狛枝も少し恐怖を覚える。
とりあえず周りを確認すると、仲間の1人である真理子の姿を確認出来た。が、他の3人はいない。幼馴染であり大親友の姿が見当たらないことに動き出そうとした真理子だが、それを狛枝が制した。



狛枝「矢島さん達がいなくて不安に思うのは分かるよ。だけど、今はまずやるべきことがあるんじゃないかな?」
真理子「… あっ、そうだ!まずはマップの確認!」



ホラーゲームにも慣れている彼女は速やかにマップの確認を行う。このステージは東館と西館に分かれており、現在自分達がいるのは東館だ。図に表すと…。



「東館」
4階:4階客室、展望台(本来ならここがアトラクションの乗り場であり、幽霊との交流とフリーフォールを楽しめる)
3階:3階客室、視聴覚室(パソコン有り)
2階:2階客室、救護室
1階:ロビー、ホール

「西館」
4階:4階客室、音楽ホール(ピアノ有り)
3階:3階客室、多目的室
2階:2階客室、図書室
1階:キッチン

「中央ホール」
ここはかつてレストランとして使用されており、大きなステージなども設置され、有名アーティストも来たという。1階部分にはレストランが、2階部分には出演アーティストの衣装部屋がある。



真理子「えっと…。2階から4階にはそれぞれ客室があるんだね。各階にはそれぞれ東館と西館を繋ぐ通路があって…」(面倒くさいなー;
狛枝「真理子さん、敵だ!」
真理子「ええっ!?」



マップの確認中に突然敵の奇襲。襲ってきたのは植木鉢とコインケースであり、よくよく見ると邪悪な魔力が感じられた。幽霊が操っているのは間違いなく、近くに元の幽霊の姿が!



狛枝「アシストするよ!封魔の方陣!…これで動きは取れないね」
真理子「隠れても無駄無駄♪スパークラッシュ!ダガーエッジ!」
幽霊「グギャー!」



2人はタイミング良く攻撃し、幽霊を撃退する。アシストに長ける狛枝が方陣の能力で幽霊を封じ込め、素早さと連続攻撃が持ち味の真理子がナイフ術で確実に幽霊を滅した。全ての幽霊を撃退したところで、2人は決めポーズ。



真理子「逃走中のためにあたしは特訓を重ねてきたんだよ♪どうよ?」
狛枝「希望に値する攻撃だね…!あれ?通信が来ているよ?」





♪♪♪〜



カグラ「アシスタントのカグラです!戦闘は素晴らしかったですわ。情報をお伝えしますね?このステージはダークジュエルの影響で幽霊達が凶暴化していますの。そのような悪霊が彷徨いていますので、探索には十分お気をつけくださいな!」
狛枝「分かりました。あと、今まで通りダークジュエルを持つ敵を倒せばいいんだよね?」
カムイ「ああ。マップはあるし楽に移動出来るように思えるが、今回はそう上手く行かないぞ。試しにちょっと、そこの廊下を進んでくれ」
真理子「廊下を?えっと…」



言われた通り廊下を進む2人だったが、ある程度進んだその時、いきなり西館の3階客室前に移動したのだ!?驚いた2人が後ずさりすると元の場所に戻る。と、いうことは…。



真理子「うわ;ダークジュエルのせいで空間が歪んでるのね;」
カグラ「その通りですわ。どこにワープするかメモしておくのも良いかと思われます。ですが彷徨く敵の中には空間を歪ませたものもいますので、それを倒せば空間も元に戻りますわ。伝えられるのはここまでです。それでは、ご健闘をお祈りします!」



空間が歪んだ状態でのボス討伐は難易度が高いと判断した2人はとりあえず空間を元に戻すことを優先させる。今の場所に目印を付けたのち、先に進む。そこには予想通り幽霊が…。



ルイージ・りんご「あばばばばばばば;」
リンク「これ、ホラー系が苦手な奴にとっては地獄だな…。ルイージとりんごに当たらなくて良かったよ;」
ネリア「ホラーが苦手な方がメンバーにいるとランクの低下もあり得そうですね…;」
ノワール「そう考えると、今回のメンバーで割と良かったのかもね;」
渚「…あれ?そういえばだけど、矢島さんは今、どこに…!?」
全員「!」





矢島「空間が歪んでるとは思ってなかったぞ…;」



その頃、彼女は1人で西館にいた。どうやら運悪く1人で飛ばされてしまったらしく、彼女は単独行動中だった。別にホラーは苦手ではないものの、さすがに1人での行動は少し不安に思う。矢島は格闘術がメインなので攻撃力は申し分ないが、遠距離攻撃や不意打ちは苦手な部類に入る。だが、幸いレアアイテムの聖なる弓矢は手元にあるので、強敵と遭遇した場合は一時的にしのげる。



矢島「真理子、どこにいるんだ…?」



頼りになる幼馴染の行方を探そうと、インカムを使用したが空間の歪みのせいか通じない。しばらくは1人で戦うしかないかと切り替え、西館の2階へ向かおうとしたが…。





ガタッ!ガタガタッ!!!



矢島「!?」



感想まだ

Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.226 )
日時: 2016/03/07 19:44
名前: ユリカ (ID: E6/XiT63)

近くのトイレから物音が響いた。音は男子トイレからであり、奥から二番目の扉から激しい音がする・・・。正直あまり調べたくないのだが、放置すると厄介な事になりそうなので迷いなく進み、男子トイレの扉を開ける。調べるとそこにいたのは・・・。





ゴボゴボゴボゴボ・・・





マリオ・獄卒「美味しいカレーはバーモンド!!!」
矢島「いぎゃあああああー!!!!!」



何と、男子トイレの洋式便所からマリオと獄卒が出現したのだー!?カオスを生み出す裸族の登場に彼女はパニックになり、何を思ったのかトイレによくあるキュッポンを手にしたのち、奴らの顔面に押し付けた(!?)



矢島「ああああああああああー!!!!!」
マリオ「ちょっ!?何をするんだ!たった秒で流すって酷くねぇか!!」
獄卒「仲間なんだからちょっとは丁寧に扱ってよ!?溺れちゃうよー!?」
矢島「とりあえず流れやがれええええええええええー!!!!!」
裸族「ウンコの国には行きたくねえええええー!!!」



裸族が流れると、矢島は手にしたキュッポンやトイレにあるガムテープや掃除用具でふたが開かないように固定し、レバーを大の方にずっと固定。裸族をトイレで流した彼女はふと座り込む・・・。



矢島「あんなのだったら幽霊やお化けの方が1万倍マシなんだけど・・・」
???「お姉さん、私に会いたいの?」
矢島「ああ、そうだよ!・・・って、え・・・?」



振り向くと、そこには可愛らしい少女がいた。彼女はまだ幼く、肌は透き通るように白い。金髪に青い目、可愛らしい青いドレスが特徴的な彼女は・・・。



???「怖くないの?」
矢島「アレを見た瞬間、誰もお前を怖がるやつなんていない;・・・1つ聞くが、あんたはこのアトラクションの幽霊か・・・?」
???「そうだよ!私はメアリー!このホーンテッド・テラーの幽霊で999人目の住人です!よろしくね!てへっ♪」



可愛らしく挨拶をするメアリーに矢島は落ち着きを取り戻す。もともと子供が好きな彼女はメアリーの話を聞くことにする。



メアリー「お姉さん、さっきは何か叫んでいたけど・・・。大丈夫?」
矢島「平気だ;・・・お前はあたしの敵なのか?」
メアリー「敵じゃないよ!むしろ味方よ!私はね、お姉さんみた人を待ってたの」
矢島「は?」



トイレよりもっと落ち着いて話せる場所に行こうといわれた彼女は移動する。そこは東館の客室であり、落ち着ける場所でメアリーと対話する。



メアリー「ここは私を含めた999人の幽霊が住んでいるの。皆とっても仲良しだし、家族みたいなの。だけどここに悪い力を持つ宝石と変な人が来ちゃったの・・・。その人は悪い力を持つ宝石を持っていて、その力で幽霊の皆がおかしなことに・・・!!!」
矢島「ダークジュエルか・・・!」



笑顔だったメアリーだが次第に表情が暗くなり、青い瞳からポロポロと涙が零れ落ちる・・・。大事な仲間が操られて人を襲うようになってしまい、同じ幽霊として心に深い傷を負ってしまったのだろう・・・。話の内容からしてダークジュエルが必ず関係しているに違いない。



メアリー「お願い、お姉さん!皆を助けて!本当はとってもいい人たちなの・・・!!!」
矢島「分かった!それにここにはあたしの友達がいるから、そいつらも協力してくれる。・・・そうだろ、真理子?狛枝?」
狛枝「あ、ばれちゃった?」
真理子「やっと繋がったよー;」



機能してなかった通信機能もようやく連絡が可能になった。2人ともメアリーの話は一部始終聞いており、勿論助ける気はある。



真理子「メアリーちゃん、大丈夫!お姉さんたちに任せなさい!」
狛枝「僕らが君の仲間を救い、君に希望を届けるよ・・・!」
メアリー「ありがとう・・・!!!」





「レスキューミッション」悪霊を撃退せよ!





MZD「今回のレスキューミッションはボーナスタイプだ。必ず倒さなければいけない敵は3、4体だが他のも倒せばボーナスや高ランクに繋がるぜ?」
ロラン「やっと繋がりましたね・・・。あれ?映像が一部見えないのですが・・・;」
ゼルダ「空間がゆがめられている影響でしょうか・・・?別行動をしている方の様子は伺えないのですね・・・;」
スミス「それは危険なんじゃないですか!?別行動は危険なのに!?」
実渕「何も悪いことが起こらないことを祈りましょう・・・;レスキューミッションですけど、私なら遠回りしても全部討伐するわ!ボーナスになるしね♪」
霊夢「どうやって彼らは攻略するのかしら・・・?」
ローズ(美結)「・・・あのー、皆さん、今回のボスなのですけど、何か情報は聞いていますか?私何も聞いていなくて不安なのですけど・・・;」
シャロ(凛音)「えっと・・・。聞いてないよ?」
ルビー(蘭丸)「大牙、テメェが今回の担当だろ?何か知ってんじゃねえのか?俺らはざっとどんなボスかは聞いてたぞ?」
トパーズ(大牙)「いや、聞いていないけど・・・。・・・あれ・・・?;」
ガーナ(茜)「何だか嫌な予感がするぞ・・・;」



一部が不安になる中、彼らはインカム越しに作戦会議をする。



真理子「華ちゃん、あたしと狛枝君はこっちで何かないか調べてみるね!」
矢島「助かる!こっちもちゃんと進めるように全力を尽くす・・・!客室には何かないのか?」



調べると客室には何かの欠片と図書室の鍵があった。だがどう持ち運ぼうかと悩んでいると、メアリーが下げていたポーチを取り出す。



メアリー「持ち物はこの中に入れてね!あと、この館は私の家も同然だから大体どこに何があるかは分かるわ。強力な悪霊には気をつけてね!」



メアリーに礼を言うと、再び行動に移る。どうやら合流できるのはだいぶ先になりそうだ・・・。





奏「先輩たち、大丈夫でしょうか・・・」
宮藤「3人を信じよう?メアリーちゃんっていう強力な助っ人もいるし・・・」
苗木「そうだね、3人を信じれば大丈夫だ!」
十神(ん?3人・・・?)

Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.227 )
日時: 2016/03/07 20:17
名前: ユリカ (ID: E6/XiT63)

真理子・狛枝「多目的室に着いたぞー!!!」



多目的室に着いた真理子と狛枝はドアを勢いよく開ける。部屋には敵はおらず、怪しいものはない。だが、このような場所に来ると逆に恐怖が増す・・・・部屋には怪しいものはないかと調べ、目についた本や機材を1つずつ調べていく。最後にそこにあったソファーと椅子、机を調べると、中に音楽ホールの鍵を発見。目当てのものを入手したのでさっさとおさらばしようとしたその時・・・!



ガタッ!ガタガタ・・・



狛枝「あれ?扉が開かない・・・?何で・・・?」
真理子「!?・・・狛枝君、アラクネを構えて!!!」



その言葉と同時にいきなり2人のいた場所に花瓶が降ってきた。当たれば大怪我は避けられず、ドクドクいう心臓を押さえる・・・。ドアは完全に閉まっており、中からは出られない・・・。この状況を確認した瞬間、これは幽霊のせいだと確信する!



メアリー「真理子お姉さんに凪斗お兄さん、もしかしてベルボーイさんとベルガールさんに会ったの!?あの2人はとっても強いんだよ!?気をつけてね!」
真理子「忠告ありがとう!・・・さーて、戦うよ!」
狛枝「了解!」



2人は武器を構え、果敢に立ち向かう。ヒットアンダウェイで戦うも幽霊の攻撃は強烈だった。しかも分が悪いことに、狛枝のスキルは弱体特化で攻撃はほぼ出来ない部類に入る。この2人で幽霊を相手するのは無理があり、ステージの逃走者やゲストは悲鳴を上げる・・・!



矢島「真理子たちはピンチなのか・・・!チクショウ!」
魔理沙「これ、分が悪すぎるぞ!?真理子はスピードアタッカーだけどパワーはそこまでないし、狛枝に至っては攻撃スキルそのものが・・・!」
晴哉「甘く見てるとこうなっちまうのか・・・!」
抜間さん「あいつら、パワーがあり過ぎるよ!?1体でも厄介なのに・・・!?」
ゆめひめ「攻撃力アップを使ってるみたいだけど、それでも苦戦してるみたい・・・!?」
サーニャ「真理子ちゃん・・・!!!」



真理子「はぁ・・・。はぁ・・・」
狛枝「くっ・・・」



回復も十分していない2人は息が乱れており、戦うには無理がある。だが、そんな彼らに追い討ちをかけるかのようにベルボーイの幽霊が跳び蹴りを仕掛けて来た!?



狛枝「あまり多用したくはなかったけど・・・。これの出番みたいだね」
真理子「え?どしたのどしたの?」
マリオ(抜)「狛枝のやつ、どうしたんだ?」
日向「ああ・・・。実はあいつは作者からちょっと能力について不安視されてな。今回の逃走中だけっていう条件であるスキルが与えられたんだよ!作者が尊敬しているある方の逃走中に出てきたスキルを参考視したらしいけど、詳しいことは聞いてないんだ」
茅野「そうだったんだ!システムがしっかりしてるね!」
文「そうですねー。これはぜひユリカさんに取材をしないと!」
霧切「狛枝君、どうやってこの状況を打開するのかしら・・・?」



狛枝は武器であるアラクネを天に掲げ、遂にそのスキルを発動する!





狛枝「コールマジック!終里さん!!!」





壮呪文を唱えた次の瞬間、狛枝の足元に魔方陣が出現した。と、魔方陣が光りだし、その中央からショートカットでナイスバディが特徴的な女子生徒が登場した。そう、狛枝のゲーム「スーパーダンガンロンパ2」に出てくる「超高級級の体操選手」こと終里赤音だ!



終里「おー!話は聞いてたけど、とうとうオレが呼び出されたのか!」
狛枝「終里さん、早速で悪いんだけどあの幽霊を倒してくれないかな?」
終里「OK!じゃあ任せとけ!」



そう、狛枝に与えられたのは召還スキル。これは知っているロンパキャラ(1、2問わず。ただし戦闘スキルのないものと逃走中に参加している苗木、霧切、日向、十神は呼び出し不可)を誰でも呼び出せる便利なスキルだ。多用は禁物だが、危うい場面では十分打開策となる!その言葉のとおり運動が得意でパワーもある彼女はその野性味あふれる攻撃で幽霊たちを圧倒していく・・・!!!





終里「これでも食らいやがれ!!!」





最後にソファーから宙返りした後、華麗な空中蹴りを食らわせ幽霊2体を楽々KOした!



終里「これでいいのか?あ、何か落ちてきたから渡しておくぜ。じゃーな!何かあったらまた呼べよ!」
真理子「ありがとー!お疲れ様!」



超高校級の体操選手から貰ったのは何かの破片であり、2人はそれを回収する。と、敵が倒れたことによって東館3階のゆがみが消えた!



真理子「危なかったねー;これで部屋から出られるけど、その前にやらなきゃいけないことがあるね」
狛枝「うん。まずは部屋を元に戻そう」


戦闘でひどい有様になった部屋を元通りにすると、敵意が消えた幽霊たちが笑顔になり彼らに何かを渡した。それは傷薬であり、さっきの罪滅ぼしとお礼だろう。2人はメアリーに仲間を助けた事を告げると、傷を癒した・・・。

タブー戦 ( No.228 )
日時: 2016/03/08 11:17
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

矢島「あいつら、相当地獄を見たのか…」
メアリー「2人とも、助けてくれてありがとう…」



インカム越しに聞こえる仲間の声に不安はあるものの、、瞬時に自分達も進まないといけないと気を引き締める格闘少女。歪みが消えたため、西館の一部を調べられるようになった。まずは1階を捜索しようと思い、キッチンを調べようとする。が、そこは鍵がかかっていた。見ると鍵穴には何か欠片をはめ込む穴が4つあり、それぞれ形が違う…?



矢島「キッチンに何かあるのか?…よく見るとこれ、さっき見つけた欠片と一部は一致するな…。これが関係あるんだな…?」
メアリー「キッチン…。うーん、特に何もないと思うんだけど…?」



ひとまずここは後回しにすることに。2階に上がることに成功し、客室を一通り調べる。…と、1つやたら大きい客室があり、関係あるのかと迷わず入室する。敵がいないことに安心するが、途端にメアリーがガタガタ震えだす…。



メアリー「華お姉さん、こことっても嫌な空気がする…!!!」
矢島「マジかよ!?早めに調べて出るぞ…!」



客室のデスクの中を開けると、そこにはパネル式の小さな宝箱があった。それは文字を当てはめる形式のものであり、問題は「スパイク・チュンソフトから発売されたハイスピード推理アクションゲームは○○○○ロンパ」。瞬時に正解し、宝箱を開ける!中身は視聴覚室のカギと何かの紙切れであり、そこには…。



矢島「何か書いてあるぞ?えっと、『テレーゼ』…?」
メアリー「お姉さん、クローゼット!!!」
矢島「え…?」



紙切れに書かれたキーワードを解こうとした瞬間、クローゼットからクリーチャーが出現した!そのクリーチャーは人間の体に三角形の兜のようなものを被った異様な姿のクリーチャーであり、手には黒ずんだ液体の付いた大鉈を持っている。動きそのものは遅いものの、クリーチャーは迷いなく矢島とメアリーに向けて鉈を振り下ろそうとする…!



マリオ(抜)「おい、あれ確か『サイレントヒル』に出てくる▲様じゃねーか!?」
ルフレ(晴)「有名ホラーゲームのトラウマ敵を配置しやがったああああああああああー!!!!?」
ルキナ(ゆ)「あれ確か原作でも厄介な敵の1体なんですよね!?2人とも大ピンチじゃないですか!?」
羽清「…っていつの間にか音が専用のものになってるしー!?」
サーニャ「▲様はやめてえええええええええええー!!!!!」



おどろおどろしい敵の登場に2人は飛び上がり、矢島はメアリーを抱えて逃げる。が、敵は足そのものは遅いものの執念深く、執拗に2人を襲ってくる…。振り下ろされる鉈が壁や廊下を破壊し、とんでもない物音が場に響く…。



真理子「華ちゃん、早く歪みを使って逃げて!!!」
矢島「そうしたいのはやまやまだけどさっきの戦闘で歪みが消えた…!しかもここは客室の廊下だから、出口が…!」
狛枝「…そうだ!矢島さん、アイテムの矢を使ってみて。もしかしたら…!」



手に持っている聖なる矢を飛ばすと大鉈を持ったクリーチャーは光に包まれて消えた。専用の音楽が消えた事に全員は安堵する…。



矢島「心臓止まるかと思ったぞ…;なあメアリー、もしかして悪霊って…?」
メアリー「うん…。ああいう悪い幽霊や化け物があなたたちの生命力を求めて彷徨っているの…。しかも、先に進めば進むほどああいうのに出会いやすくなっちゃうから、気を付けて…!」
狛枝「なるほど…。歪みが少なくなって、クリーチャーに出会いやすくなるんだね…」



ステージの仕様上、自分たちが進むほどさっきのようなクリーチャーに出会いやすくなる。ふざけんなと呟くも、その声はかき消されるかのように消えた…。クリーチャーや徘徊型の敵はどれも攻撃力が高く、体力やその他のステートも高いものが多いので討伐がかなり厳しい。回避するには歪みの利用や別室への避難、いざという時はレアアイテムである聖なる弓矢での撃退もありだが、数少ないレアアイテムの無駄遣いは禁物だ!





それから4人はこの洋館を探索しつつ、攻略を続けていく…。カギや何かの欠片や重要アイテムを見つけてはそれぞれ回収し、前に進む。その行く手を幽霊やさっきのような悪霊が阻むも決して立ち止まりはしない。そのおかげで歪みは少なくなり、安全地帯も確保できるようになった…。



ゲッコウガ「少しずつ攻略が進んできたな…。現在の状態は如何に…?」
サイモン「現在は4人とも東館にいるな。矢島サイドは3階の視聴覚室でPCの操作、真理子と狛枝は4階の展望台にいるぞ」
氷海「さっき真理子たちが救護室で傷薬と魔力回復アイテムをゲットしたわね。救護室は結界が張られているから安全地帯…」
ポワ太「今皆が持っているのは音楽室のカギと図書室のカギと何かの紙切れと欠片が2つでキュー」
ブレディ「…で、パソコンに悪霊が取りついてるから操作は出来ねーみたいだな…」
フレイ「めんどくさいね」(・ω・)
コール「どうやってかいじょするのかな」(・ω・)



同じ東館にいるので合流出来る可能性はあるものの、歪みがあるのでまだまだ先になることが予想される…。矢島とメアリーは視聴覚室でパソコンを起動しようとしたが、悪霊に阻まれログイン不可能。どうやらパスワードが必要らしく、仲間の2人にヘルプを求める。一方の2人は東館4階の展望台に到着。ドアを開けると、コウモリの大群が襲ってきた!



コウモリ「キキキキキー!!!!!」
狛枝「真理子さん、お願い!」
真理子「雷魔法が得意なあたしにとってあんたらはただのカモだよ!エレキフィールド!サンダーラッシュ!!!」
コウモリ「グギャー!!!」



慣れた手つきで撃退すると、場に4つあるアトラクション乗り場を調べる。と、狛枝が1番奥にあった乗り場に数字を発見。何か関係あると確信した彼は矢島に報告する。



真理子「華ちゃん、狛枝君が4ケタの数字を見つけたんだけど、ちょっと打ち込んでみてくれない?」
矢島「分かった」



素早くパスワードをキーボードに打つと悪霊駆除プログラムが発動され、パソコン内に潜む悪霊が消えた。すぐにフォルダを調べると、何かの暗号が書かれたファイルを発見。



矢島「ベートーヴェン…?」
メアリー「お姉さん、ベートーヴェンを知ってるの?私もベートーヴェンの曲は大好きなの!よくピアノで弾くんだよー♪」
真理子「いやいやメアリーちゃん、華ちゃんがクラシックに詳しいわけないって!だったこの「殴るぞ?」サーセンwwwクラシックならもっと詳しい友達がいるからそれで、ね。メアリーちゃんピアノ弾けるんだねー!…あれ?そういや幽霊ってどうやってピアノ弾くの?;」
メアリー「えーと、ここの音楽ホールにあるピアノには霊力があってね、それなら弾けるの!」
狛枝「なるほど…ね。ちょっと興味深いかな」
メアリー「そうなの?だったら行ったときに案内してあげる「ぎゃああああああああああー!!!!!」



ふとインカム越しに悲鳴が鳴り響いた。理由は言うまでもなく、クリーチャーに出現したのだろう…;





感想まだ

タブー戦 ( No.229 )
日時: 2016/03/08 11:48
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

真理子「今度はサイレンとかあり得ないんだけどー!?羽根屍人と蜘蛛屍人のコラボはやめてええええええええええー!!!!!」
狛枝「こんなの絶望でしかないよね!?来ないで!?来ないで!!?」



今度はクリーチャーが2体出現し、彼らはパニックに陥る。それは某ホラーゲームに出てくる「屍人」と呼ばれるものであり、飛行するものと地を這って追いかけてくるもの。このおぞましい化け物にステージにいるゲストも悲鳴を上げる。しかも羽根屍人の方は手にマシンガンを持っており、彼らに向けて乱射してきたのだ!?



真理子「うっざいなあもう!…こういう時こそローラーブレードの出番だよね!?狛枝君、しっかり掴まってね!矢とアイテムはお願い!」
狛枝「了解!」
真理子「いっくよー!『非常Σ式・禁月輪』!!!」



そう叫ぶとゲーマー少女の足元のローラーブレードが変形し、まるで巨大な車輪のようになる。だがその車輪をよく確認すると円型ノコギリであり、うかつに近寄ると身体ごと切り刻まれるだろう…。自らを中心に展開させた巨大円型ブレードに狛枝も乗せ、そのまま廊下を突進する!



真理子「特訓した甲斐があったね!すっごいスピードだし振り切れるかも♪」
狛枝「じゃあ、弓矢を投げちゃうねー」



マシンガン乱射と飛行能力を持つ厄介な敵を弓矢で撃破し、禁月輪の能力を生かして残り1体から逃げ切ろうとする。が、蜘蛛屍人は追尾タイプであり、ドアを閉めるか歪みを利用しないとどこまでも追いかけられる…!



真理子「ちょっと!?ここの客室全部閉まってるとかあり得ないんだけど!?どういうことなのー!?」
狛枝「来るなあああああああああああー!!!!!」



振り切れるかと思ったが避難手段が遮られていることに彼らは慌てる。目についたものを使って逃げようとし、消火器や花瓶を投げ飛ばす。だが、撃退方法が矢しかないため無駄な動きは出来ない。奴の驚異的なスピードもあってか距離はどんどん近くなり、もうダメかと思われた、その時。



シュン…



ラルド(嶺二)「あいつに触れる前にギリギリで移動できたんだ!?」
風雅「うわ…;見ているこっちの心臓にも悪いんだけど…;;;」
奏「アウト判定かと思ったんですが、無事で本当に良かったです…!!!」
魔理沙「これ、絶対地獄のステージだろ…;」
ルキナ(抜)「あばばばばばばばばばばば…;;;;;」
ピーチ「ルキナ、大丈夫?もし嫌なら席を外してもいいのよ?;」
バルクホルン「…なあ、私たちさっきから何かを忘れているような気がするんだが…?」
チルノ「うーん…。あたいも分かんないよ?」
ゼルダ「むしろ最初から何かを忘れているような気もするのですが…?」
店員(アン)「むしろ思い出さない方がいいような気がします…。何だか嫌な予感がしますし…;」





ドンガラガッシャーン!!!





真理子・狛枝「いっつぅ…;」



歪みを利用して逃げた先は今まで立ち入っていなかった中央ホールだった。そこは昔はレストランとして利用されていた場所であり、微かだが当時の華やかな雰囲気が残っている…。



真理子「ここ、昔はレストランだったんだよねー…」(もし出来るなら華ちゃんや奏ちゃんや凛ちゃんや美園と行ってみたいかも…。あ、あの子はアウトかwww)
狛枝「左右田君あたりを連れて来たら面白い反応をしそうだねwww…でも、ここは調べる価値がありそうだ。僕はこの1階部分を調べるから、真理子さんは2階をお願いできるかな?」
真理子「了解!」



ここに何かあると踏んだ2人は分担して調べる。1階には磨かれた銀の食事用ナイフとアンティーク調の手鏡、そして魔力回復薬。2階にはほとんどなく、調べるのはトイレと衣装部屋のみ。



真理子「トイレにはほとんど何もなかったなー…。あったのはこの傷薬だけ。最後にあの衣装部屋を調べたらおさらばしよう!」



ボソボソボソ…



真理子「!?」





次からギャグ&カオス警戒警報


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