二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜
- 日時: 2016/02/03 13:27
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
凛音「タイトルコールです!せーの!」
茜「記念すべきユリカ版初の逃走中、舞台は遊園地!」
美結「作者が初めてプレイした思い入れあるバージョン、『ラピストリア』をテーマにした最新式のテーマパークですわ!」
嶺二「逃走者は人気のスマブラファイター、学生から冒険者まで様々!僕ちんもとってもワクワクしてるよ!」
藍「ハンターの脅威から逃げ切り、賞金を手にするのは果たして誰なのか。読者の皆さんもぜひ見守ってほしいな」
蘭丸「予告の通り新ジャンルも追加だ。どこで披露されるかも楽しみにしとけ」(ったく…)
カミュ「今回は初めての逃走中ということでレギュラーが多めだ。色々拙いところもあるかもしれないが温かく見守ってほしい」(俺たちも新ジャンルだがな)
大牙「うおおおおおー!!!!!マイ・スイート・エンジェル・鈴花ああああああああああー!!!!!頑張ってくれええええええええええー!!!!!」
カムイ「おい大牙、落ち着け!つか妹可愛さに暴走すんじゃねえよ!?」
カグラ「この企画自体リニューアルですので大目に見ていただきたいです;…では凛音様、最後の締めをお願いしますわ」
凛音「はーい!…それでは、どうぞ!皆さん存分にお楽しみください♪」
皆さんこんにちは!初めての方は始めまして!ユリカと申します!ずっと更新をストップしていた逃走中をリニューアルし、投稿し直すことになりました。更新を楽しみにしていた読者の皆さん、申し訳ありません;
初めての執筆ですので不安はありますが、どうぞよろしくお願いします!本格的な執筆は2月中旬からになると思いますので、どうぞお楽しみに!
「WARNING!」
・キャラ崩壊要注意。二次創作ならではのオリジナル設定が多いので注意してください(一部のキャラの不憫化、ギャグとカオス大好物組化、極め付けには裸族化など;)
・不定期更新の上、小説の更新はかなり遅いので注意
・カップリング要素があります。NLですが苦手な方は注意してください。
・荒らしや誹謗中傷、他の方が見て気分を害する書き込みはやめてください。見つけたら即削除します。
「逃走者情報」 >>6-9 >>18-25
タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ ゲーム 漫画 ポップン スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウイッチーズ うたプリ オリジナルキャラクター キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり カオス NL 裸族
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- 最後まで笑顔で ( No.340 )
- 日時: 2016/03/18 15:13
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
仲間のおかげで宝玉の隠し場所を発見した一同は回収に向かう!果たして逃走者たちは…!?
あと前回出てきた黒幕のブラッドの名前の由来は「ブラッドストーン」という実在する宝石です(石言葉は生命力、一途な愛、勇気と献身などで安産祈願にも使用されることも。ドラマの展開とは大きく違うのが皮肉だ…;)。あとミッションについてですが、ミッション失敗になるのは逃走者が9人になった時点です。10人未満と書けば良かったな…;訂正しておきます。混乱させてしまい申し訳ありません;
ルフレ「連絡を取り合わないとまずいぞ…!」
復活したイーリスの軍師は確保された仲間の代わりにスマホを操作。難易度の高いミッション攻略のため、全体の指揮を執る!
ルフレ「このミッションは10人集まらないと失敗になってしまう!何人かは噴水近くに待機しておいた方がいい…繋がった!」
ルフリ「もしもし?」
ルフレ「ルフリか!?繋がって良かった!このミッションなんだが、人が減るとまずいことになる…。ルフリ、何人かピックアップして噴水前で待機していてくれないか?まだ宝玉の場所へは行ってないんだろう?」
ルフリ「ええ!分かりました。こちらも噴水に向かいつつ、逃走者の皆さんに声をかけてみますね。ルフレはどうするのですか?」
ルフレ「僕はある程度声をかけたら1番近いアトラクションへ行ってみる。復活した身だ、どこかで貢献出来ないと申し訳ない…!」
ロッシュ「着いたな。フレイムボルケーノ…」
アーサー「ううっ、見るだけで暑いぜ;ダークジュエルはなくなったはずなのに、どうしてここが選ばれたんだ…?」
むらびと「本当になんでだろう…。あっ!」
日向「ここが宝玉のある場所だよな?…見るだけで熱いんだけど…;」
ルビーハーバーのフレイムボルケーノにはこの4人が集っていた。だが、ダークジュエルは破壊したはずなのに…?ラストミッションの影響かと気持ちを切り替え、アトラクション内を進む。と、彼らの目の前に美しい紅き宝玉が現れた!これこそミッションクリアに必要なアイテム・宝玉だ!
アーサー「やりい!見つけたぜ!すっげー綺麗な宝玉じゃん!!!」
むらびと「見るだけで心洗われるような宝石ですね…。これがジュエルランドに眠っている伝説の宝石…」
日向「これが必要てことはドラマパートではとんでもないことになってるんだろうな…。内容もシャーロットに力を貸せってやつだし」
ロッシュ「そうだな。じゃあさっそく持って行って…おい、離れろ!変な空気がする…!!!」
宝玉を手にしようとした一同だが、リーダー格のロッシュがそれを制する。緊急回避を使って場を離れると、一同が今までいた場所には燃え盛る業火が放たれていた…。もし直撃していたら大ダメージは避けられなかっただろう。冷や汗をかく全員のもとに、まるで宝玉を守るかのようにあるものが現れた。それは美しく妖艶な女性であり、頭に生えた赤い角と大きな黒い羽根、下半身がまるで竜のようになっているのが特徴だった。いきなりあらわれた人物?に全員目を丸くする…。
ロッシュ「お前は誰だ!?」
イフリータ「あたしはイフリータ。まあ簡単に言うとこの宝玉を守っているボスよ。一部では四台精霊の1人とか言われているらしいけど…。まあそれはいいわ。宝玉を持っていきたいならあたしを倒すことね」
日向「はあっ!?何だよそれ…?」
むらびと「ちょっと待ってください!看板にこんなのが…」
すま村の村長が見つけたプレートには情報が書かれていた。どうやら宝玉はそれぞれ1人ずつ四大精霊と呼ばれる上級の精霊が守っているらしく、持ち運ぶには彼らを倒す必要がある。ミッション3で戦ったボスも強力な敵ばかりだったが、こちらは自然の元素を操る最上級レベルの精霊たちばかりであり、苦戦するのは間違いない…。戦うことを覚悟した4人は炎の精霊に向き合い、武器を構える!
イフリータ「あんたたちは根性ありそうだし、楽しませてくれそうね!手始めに一発お見舞いしてあげる!ファイアストーム!!!」
炎の精霊は自分の力で作り出した業火の球体を逃走者4人にぶつける。慌てて避けるものの掠ってしまい、ダメージを負う。しかも彼女にとってはこれでも中級レベルの術らしく楽々次の炎魔法を使用する。
アーサー「熱っ!?ちょっと掠っただけでもキツイんだけど…」
日向「最後に戦うやつがこんなのってアリかよ…!?」
むらびと「相手は自然四大元素をを司る精霊…。宝玉が4つという時点で何課嫌な予感はしてたけど、まさか敵がこんなのなんて…;」
ロッシュ「隊列を組め!攻撃されてばかりでたまるか…。反撃するぞ!!!」
イフリータ「ふーん、意外とやるじゃん。あたしの魔法を食らったら一撃ダウンするのが普通なんだけどねー…。だったら本気を出せるね!出ておいで、サラマンダー!!!」
炎の精霊が呼び出したのは全身燃え盛る赤い竜のような風貌をしたトカゲだった。トカゲは主の声に応えるように咆哮を挙げ、逃走者たちに向かって火を噴く!
日向「…っつぅ…」
イフリータ「あたしのサラマンダーの攻撃はすごいよ!耐えられるかな?」
ロッシュ「耐えてみせるさ!そして宝玉を必ず手にする…!!!」
精霊たちは強いです
- 最後まで笑顔で ( No.341 )
- 日時: 2016/03/18 16:03
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
一方、こちらはアメジストディスカバリーにあるホーンテッド・テラー。格闘少女と心優しき少女、ウィッチの2人は精霊であるノームと戦闘中だった。ノームは大地の精霊であり、地下に住む小人の民族、コロボックルを大量に償還した攻撃を行ってくる…。コロボックルは大地のエネルギーを込めた爆弾を使用してけん制し、その隙に本体である精霊のノームが攻撃してくるのだ。
矢島「まどろっこしい攻撃しやがって…。チッ!」
奏「芳佳さんとサーニャさんは飛行して避けてください!天の光よ…。ライトフィールド!!!」
宮藤「うん!体力は大丈夫?…フルヒールサークル!!!」
サーニャ「ボスが召喚系だと手こずるよね…;トールハンマー!…からのコールドバニッシュ!!!」
メインウェポンである矢島の格闘術と召喚タイプの攻撃方法は相性が悪く、苦戦中…。その間にもノームとコロボックルの攻撃は続いており、宮藤の高い回復術で補うものの、徐々に体力が削られていく…。
サーニャ「相性のいい氷属性の攻撃でもきついかも…;」
奏「さすがは四大元素を司る精霊ということはありますね…」
矢島「いくら召喚されたコロボックルにダメージを与えても、本体に影響ないなら意味ないぞ…」
宮藤「うん…;コロボックルがダメージを肩代わりしている部分もあるし…」
厄介な攻撃方法に苦戦する一同。だが、突破口は必ずあるはずだ。そう信じて攻撃を続けていく。…しかしこのミッションは時間制限があり、時間ばかりかけてはいられない。さらにダウンするものが出るのは情況的に芳しくなく、補う宮藤の回復スキルも限りがある…。
宮藤「リフレッシュヒール!…時間がないよ!」
矢島「どうすんだこれ…ん?おい、サーニャ!香水だ!あれを使え!!!」
サーニャ「え…?」
ここで格闘少女が何かを閃いたらしく、儚いナイトウィッチにアイテムのジュエルスプレー使用を呼びかける。一瞬呆気にとられるものの、突破口になればとサーニャはコロボックルたちにスプレーを振り掛ける。すると…。
コロボックル「…!」
奏「動きが止まりました!?」
宮藤「嘘、どうして?」
矢島「あれハンター止める効果があるんだよ!もしかしたらと思ったけど…こういう敵にも効果があるじゃんか!!!」
サーニャ「そうだったんだ!持っていて良かった…!!!」
奏「コロボックルたちの動きが止まったから攻撃がヒットしますね?攻撃します!セイクリッドクロス!!!」
動けずあたふたするコロボックルたちに向かって光魔法を使い、大量に償還された小人たちを一気に殲滅する奏。それを見て顔色を変えたノームはまた新たに手下を召喚しようとしたが…。
サーニャ「そうはさせないよ?ウィッチスプレー!そしてこれでも食らいなさい!コンゲラート・フィンブル!!!」
手下を召喚される前にサーニャが最大出力の氷魔法を使い、相手の動きを完全に封じる!手足を凍らされればいくら強い力を持つ精霊でもかなわない…。最後に多くダメージを食らった矢島が扶桑の医術師の回復術で体力を回復させ…。
矢島「一発キツイの、食らいやがれ…!!!」
渾身の一撃を叩き込んだ!元々弱点属性の攻撃を食らっていたのと大ダメージのこぶしを受けたことから精霊は倒れ、紫の宝玉の入手に成功する!
宮藤「やったあ!これが紫の宝玉だね…!」
奏「そうですね!早く持っていきましょう!」
矢島「んだな…おい、ハンターがいるぞ!?」
ハンター「!」
しかし、運悪く出たところをハンターに見つかってしまった!狙われたのは…。
サーニャ「私ー!?」
儚いナイトウィッチだ…。彼女は先ほどの戦闘で体力を使い果たしたのと、手持ちの香水を使ってしまったことで足止めができない…。
ビーーーーー!
LOCK ON SANYA
サーニャ「こんなところで…!!!」ポン
27:88 サーニャ・V リトヴャク確保 残り19人
サーニャ「こういう時にスプレーを使いたかったけど、ボスを倒せたから文句はないよ。3人共、絶対宝玉を噴水まで運んでね…!!!」
健闘したナイトウィッチ、残った仲間に願いを託す!
ナカジ「封魔の札!…チッ、あまり効いてねえぞ…」
タロー「嘘ー!?やっぱりボスクラスに封じはきついの!?」
リック「すばしっこいのに動きとめられないのはキツイな…」
苗木「僕らの銃撃もかわされてるし…!」
シルフ「ほらほら、捕まえられるなら捕まえてみなよ?」
こちらではハニーフォレストで精霊の1人であるシルフ相手に4人が苦戦中。シルフは風の精霊なので自分自身を風と同化させて攻撃を行ったり、味方の陣形を崩すことにたけていた。札を使えるナカジが止められないかと挑戦してみたものの、効果は薄かった…。風の精霊は彼らをあざ笑うように飛び続ける…。
ナカジ「クソッタレが!」
リック「このままだと俺らが一方的に翻弄されるだけで宝玉を手に出来ないぞ…!?」
タロー「何か方法はないのー!!?」
タローの水魔法やナカジの重力魔法も相性が悪く、翻弄され続ける4人。いくら精度の高いリックの銃撃も当たる前に避けるため、ダメージは薄かったのだ…。苗木はどうにかならないのかと頭をフルで働かせ、霧切から託されたジュエルスプレーを握りしめる…。と、ここで彼もまたジュエルスプレーが敵にも効果があるかもしれないという希望に行き着いた。
苗木「皆、ちょっと聞いてくれる?これならいけるかもしれない…」
リック「…マジか。でもそれ、通用するのか…?」
タロー「でもやってみる価値はあると思う!ナカジ、俺たちいけるよね?」
ナカジ「ああ…!!!」
反撃に転じる4人は隊列を整え、苗木が全員に少量のスプレーをかける!これにはシルフも驚くが、すぐに陣形を崩そうと動く。しかし、先ほどまでのような効果はなかった。
シルフ「…!?どうして?私の技が効かないの!?」
リック「何でだろうな?とりあえず、一発食らいやがれ!フリーズバラージ!!!」
シルフ「痛い痛い冷たい!!!」
香水の効果で体が重くなった4人は多少の風魔法では体が動かなくなった。それに動揺し、焦る精霊へ高火力の弾丸をお見舞い。立て続けに放たれる弾丸に思わず痛手を食らう精霊だが、彼女の目の前にギラギラメガネ団の2人も立ちふさがる!
タロー「やられた分は取り返さないとね!ナカジ、いっくよー!!!」
ナカジ「今までの例だ!4倍にして返してやらあ!!!」
そういって彼らが精霊に投げつけたのはジュエルスプレーの瓶だった。何が起こったのか分からず唖然とするシルフだったが、次の瞬間容器が破裂し、彼女に大量の香水が降りかかる。そう、苗木が2人が投げつけた香水に向かって銃撃を放ったのだ。
シルフ「体が重い…。動かない!?」
苗木「このスプレーは強力だからね。2つ持っていて良かったよ…」
リック「霧切から譲り受けたんだよな?お前、凄いな…;」
苗木「こういう場面でこそ輝くだろうって霧切さんも言ってたんだ。的中してよかったよ。さて、風の精霊さん?ちょっと自分の力を過信しすぎたんじゃないのかな?…少し、頭 冷 や そ う か?」
シルフ「!?」
宝玉を手にするため、今同じ時間頑張っている仲間のため、自分を信じてくれる恋人のため、彼は武器のエスポワールを砲撃モードに変形する。詠唱呪文を唱えて最強威力の魔法を発動させようとする姿に恐怖を覚え、シルフは逃げ出そうとするも香水の力で動けない…!」
苗木「ちょっと痛いけど仕方ないよね?…スターライトブレイカー・EX!!!」
シルフ「いやああああああああああー!!!!!」
最大出力の攻撃を食らった精霊は防御壁を張るものの風の前のともしびに過ぎない。避けることさえ許されず倒れ、4人は宝玉を手にした…。
スプレーの本領発揮。あとLSB怖いお
- 最後まで笑顔で ( No.342 )
- 日時: 2016/03/18 16:43
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
だが…。
ルフリ「噴水に向かいます…!」
りんご「最後の最後でミッション失敗はキツイです!ルフリさんから呼び出されましたし、噴水へ行きますよ…!」
リンク「ここまで皆無事に来れるといいんだけどな…!」
ミッション失敗を危惧し、保険として待機したり噴水へ向かうメンバーもいる中、サファイアラグーンのマーメイドスプラッシュでは…。
逃走者「ぜえ、ぜえ…」
ウミヘビ「……」
ここでは逃走者であるゲッコウガと烈、世界樹組の2人、そして合流したルフレが毒蛇に苦戦していた…。こちらでは精霊であるウンディーネ自体は楽に倒せたものの、置き土産として最後に彼女が召喚したウミヘビがかなり厄介だった…。こいつは巨大化かつ武装しており元々はウンディーネを守るために作られた存在。彼女を倒した逃走者へは容赦なく牙を剥いたのだ。しかも奴には手があり、自身の毒をつけた剣や斧や弓や槍などの武器を持つ。毒は猛毒と考えられるので喰らわない方がいい…。
ゲッコウガ「影分身!畳返し!…さすがにここまでのものとは思っていなかったでござる;」
烈「だよな…って牙を剥いてきたー!?」
ミシェル「フロントガード!烈は距離を取っての炎攻撃に専念して!ルフレのトロンで仕留めたいわね…。皆、それまで耐えられる!?」
ケン「承知!ルフレ殿、隙を見てトロンを!」
ルフレ「うん…。詠唱呪文を唱えて威力を挙げるから、ちょっとだけ待っていてくれないかな!?」
烈「OK!準備出来たら言えよ!」
ルフレの十八番である雷魔法は強力であり、弱点属性も兼ねているので討伐可能な威力がある。それを信じてほかの4人は地道にダメージを与えたり攻撃をかわして耐えたりする。そして…!
ルフレ「チャージ完了!最大パワーでトロン!!!」
蛇「グシャアアアアアアアアアアー!!!!!」
動きの鈍ったウミヘビを雷の閃光で滅した!倒れるモンスターに全員歓声を挙げて喜ぶ。そして澄み渡った蒼く美しい宝玉をミシェルが手にした。
ゲッコウガ「危なかったでござるな…。もし、一瞬でもかわし遅れていたら…;」
烈「あいつの攻撃はヤバかったし、一撃離脱もあり得たぞ…;」
ルフレ「そうならなかったのは喜ばしいね;皆の協力のおかげだ!ありがとう!」
ミシェル「あなたもお疲れ様。それじゃあ、行きましょうか…」
ガッ
烈「どうした?今の音は…ってケン兄?」
ケン「ぐぅ…。足元が見難くてな、躓いてしまったのだ;」
ミシェル「あんた、何してるのよ…;ここからは噴水を目指して走るのよ?立てるの?」
ルフレ「…ちょっと顔色悪くない?大丈夫?」
ケン「問題ない!先ほどの戦いは苦戦はしたが心躍るものだったからな。暫し動き過ぎたのか疲れが…;リーダー、皆を連れて先に行っていてほしい」
ミシェル「そうなの?…分かったわ。でも何かあったらすぐ連絡するのよ!」
ゲッコウガ「無事を祈る!噴水で落ち合おう…!」
ルフレ「…そっちも気を付けて!」
烈「あとで合流しような!」
宝玉を4人に託し、彼は仲間を笑顔で見送る。だがその姿が見えなくなった瞬間、膝から崩れ落ちた。
ケン「無念な…!ここで終わるなどあり得ない…。体よ、動け…!リーダーと共に行きたいのに…!!!」
残念だが、彼は4人を追うことは出来なかった。息は荒く、顔色は悪く苦しげに歪んでいた…。何故なら…。
彼の背中に猛毒の牙が深く刺さっていたからだった…。
ケン(厳しい戦いだったな…;しかし、無事討伐出来たようで何より。早く宝玉を持って…!?)
数秒前、敵を討伐したことを確認し喜ぶ中で彼は巨大ウミヘビの様子がおかしいことに気付いた。奴は宝玉を手にしたミシェルの心臓部分を狙っており、猛毒の牙をむき出しにして最後の抵抗とばかりに襲い掛かったのだ。大切なリーダーを狙われたことに気付いたブシドーの体は自然と前に出ていた…。
ガッ!
毒牙の餌食になった彼だが心配をかけたくないばかりに最後は笑顔でいることに決めた。体を蝕む毒は厳しいものだったが踏ん張った結果、4人の姿が見えなくなるまで気力で耐えた…。
ケン「リーダーからはまた怒られるのであろうな…。はは…」
24:61 ケン棄権 残り18人
ルナ「…!!!」
マック「棄権者ッスか!?…ってケンさんが!?大丈夫ッスか…!!?」
ドクター「命に別状はない。毒のせいで一時安静は余儀なくされるがな。皆、静かにしていてくれ」
サイモン「…お前も人のことは言えないだろう…」
風雅「こんなことになるなんて…」
この危険なラストミッションに医務室や牢獄も騒然となる。彼らに出来るのは残った逃走者が無事にミッションクリアすることを祈ることのみ…。
ゲッコウガ「そんな…」
ミシェル「…あの、バカ…!!!」
ウミヘビは実際猛毒なので注意。多くのダイバーも命を奪われています
- 最後まで笑顔で ( No.343 )
- 日時: 2016/03/18 17:22
- 名前: ユリカ (ID: 07aYTU12)
その頃、始めに精霊を討伐した3人が噴水前へたどり着いた!その場にいたのはリンクとルフリとりんごであり、彼女らの到着を喜ぶ。そして宮藤が宝玉を噴水の穴場に設置した…。
1つ目の宝玉設置 残り3つ
リンク「よくやってくれた!お前たちなら必ずやり遂げると信じていたぞ!」
ルフリ「ご苦労様でした。お水がありますので休んでくださいな」
矢島「ああ、ありがとうな…」
休憩を取る3人だが、そこへ…。
ハンター「!」
黒い影が接近!それを視力に優れるりんごがいち早く見つける!
りんご「さっき棄権情報がありましたけど、大丈夫でしょうか…ってハンター!?」
奏「嘘でしょ…!?」
追われることになった彼らは必至に逃げる。狙われたのは…。
宮藤「こっちに来た…!」
扶桑の医術師だ!
宮藤「復活したこの身、捕まってたまるもんですか…!」
必至に逃げる宮藤だが、元々の脚力の差と先ほど戦ったことによる体力の差もある。粘るものの…。
ビーーーーー!
LOCK ON YOSIKA MIYAHUJI
宮藤「せっかく復活したのにー!!?」ポン
21:93 宮藤芳佳確保(再) 残り17人
宮藤「もっと貢献したかった…;でも、1つ宝玉は運べたわ!」
ここで散ったものの、宝玉の運搬に成功し、前向きに考えるようだ…。
だが、この近くではまたも宝玉を運ぼうとトパーズコーストから移動してきた4人がいた!1度は狙われるものの、残っていた苗木の香水で撃退。しかし、運悪く宮藤を確保したハンターが襲い掛かる…!
リック「もうすぐだな…っておい、ハンター!?」
苗木「正面から来る!僕がスプレーを使って…」
ナカジ「オイコラハンター!俺はここにいるぞ!」
タロー「ナカジ!?」
何とここでギラギラメガネ団のリーダーが前に進み出てハンターを呼び寄せたのだ!?彼の行動に苗木は驚くも、声を掛けられはっと我に帰る。そして彼の行動を理解したタローとリックもバラバラの方向へ走り出した…。
ナカジ「おい苗木!ここでスプレーを使うくらいなら全員いる噴水の場面で使いやがれ!もう2回分しか残ってないんだろ!?貴重なレアアイテムを無駄使いすんじゃねえよ!!!」
苗木「ナカジ君…ってタロー君とリック君も!?何で!?」
リック「苗木、俺らが引きつけているうちにさっさと噴水へ行け!3人分散すれば確実にお前は噴水へ辿り着ける!」
タロー「宝玉を持っているのは苗木でしょ?大丈夫、俺たちなら捕まらないからさ!」
苗木「…うん!ありがとう!気をつけてね!!!」
宝玉を手にした苗木が確実に噴水に辿り着けるよう、他3人はばらけて逃げる!見つかったのは…。
ナカジ「チッ、やっぱり俺か…!!!」
ギラギラメガネ団のリーダーだ…。頭は良いものの、元々彼はそこまで運動が得意な部類ではない。時間を稼ぐために必死に走り続けるも、戦闘後の逃走なので体力はなく、もはや逃走不可能…。
ナカジ「ここまで残れたなら上等じゃねえか?」ポン
20:14 ナカジ確保 残り16人
ナカジ「…諦めるんじゃねえぞ…」
いつも仏頂面の彼だが、最後には笑顔を見せた…。
ピピピピピ!
奏「メール…!『ラピスアイランドにて宮藤芳佳、ナカジ確保。残り16人』。芳佳さん、逃げられなかったんだ…。しかもナカジさんまで…!!!」
烈「ナカジ確保!?しかもストパンチームが全滅しやがった…!?」
ルフレ「やっぱり戦闘後の逃走は厳しいな…。このままだとどんどん減っていく!被害が大きくなる前に急いで行こう!」
ミシェル「ええ…!!!」
苗木「ナカジ君、ありがとう…。僕、色々な人に助けられてばかりだね…!」
だがナカジ達が足止めしたおかげでダンガンロンパの主人公は無事噴水に辿り着いた!彼は自分に力を与えてくれた霧切と身を挺して守ってくれたナカジとタロー、リックに感謝し、宝玉をはめる…。
2個目の宝玉設置 残り2個
- 最後まで笑顔で ( No.344 )
- 日時: 2016/03/18 18:29
- 名前: ユリカ (ID: 07aYTU12)
サラマンダー「キシャアアアアアー!!!!!」
日向「パニックトークアクション!!!」
むらびと「スリングショット!!!」
イフリータ「かわしてかわしてー。…バーナングフレア!!!」
アーサー「グハッ!?」
ロッシュ「アーサー!!!」
フレイムボルケーノでは逃走者達とイフリータが戦闘を繰り広げていた。イフリータは精霊4人の中でも1番強く、召喚獣であるサラマンダーの攻撃も強烈とあって中々ダメージを与えられない。それどころか、こちらのダメージもどんどん大きくなるばかり…。ダメージは痛いが、特に体力の低めなむらびとと後衛型であるアーサーの消耗が激しい…。
ロッシュ「アーサー、まだ戦えるな?無理は絶対するなよ!?」
アーサー「平気だっつーの!まだいけるぜ!!!」
日向「剣術でも銃撃でもダメージが…」
イフリータ「あらあら、あんた達はここまでなの?せっかく根性ある人間が来たから全力で戦えると思ってたのに」
ロッシュ「まだだ!俺たちの実力はこんなものじゃないぞ!」
むらびと「でも、どうしたら…あっ!」
効率よくこの精霊とモンスターに攻撃を仕掛けたいが、イフリータとサラマンダーのコンビネーションは抜群であり、互いが互いを補って攻撃と回避をしているので厳しい。出来れば一気に討伐したい。…そう考えていたむらびとはあることを思い出す。
むらびと「そうだ!ロッシュさんと日向君はジュエルスプレーを持っていたよね!?あれなら何とか出来るかもしれない!!!」
アーサー「ジュエルスプレー?…ってあの香水のことかよ?でも、何で?」
日向「…そっか!あれは物の動きを止める力があるって言ってたな!ボスにも効くかもしれないぞ!」
ロッシュ「…あああああー!!!!!ジュエルスプレーのことをすっかり忘れてた;あれのことを頭から放して戦闘してた…:」
正攻法でないと撃破不可能かと思っていたらしく、彼らはジュエルスプレーを使うことすら念頭に置いていなかった。おかげで体力は相当削られたが、まだ勝機はある!
まずは今までやられた分のお返しとばかりに日向とアーサーが銃撃と術式を発動。
日向「ダークネスバレット・フルパワー!!!」
アーサー「俺様の大氷結の術式を喰らえ!!!」
イフリータ「闇エネルギーの弾丸は分かるけど、炎属性のあたしに氷魔法?ちょっと見くびってない?…アトミックフレア・フルパワー!!!」
だがイフリータは炎属性の精霊。氷の術式は効果がないと思われたが…。
イフリータ「ほーら、何てことな…!?」
サラマンダー「グギャッ!?」
アーサー「バーカ!戦闘中は例えいかなる状況でも油断大敵!ロッシュとサイモンがいっつも口揃えて言ってんだ!!!」
日向「アーサーはロッシュの持っていたジュエルスプレーの成分を凝固させてお前たちにお見舞いしたんだ!そうでもなきゃわざわざ相性の悪い攻撃をぶつける訳ないだろ?」
イフリータ「嘘でしょー!?ってことは、その成分があたしとサラマンダーに降りかかって…!?」
ロッシュ「相性ばかりが戦闘じゃないってことだ!レギオンスラスト!バーニングスラスト!!!」
イフリータ・サラマンダー「ギャアアアアアアアー!!!!!」
ロッシュ渾身の一撃で大ダメージを負わせることに成功。イフリータの方は息絶えだが、硬い甲冑で身を守っている火吹きトカゲのサラマンダーにはあまり効いていない!!!
日向「思ったより効いてないぞ!?どうしよう…」
むらびと「…日向君、そのスプレーを僕の斧にかけて下さい」
アーサー「えっ?…お前、まさか…!」
むらびと「大丈夫、これなら突破出来ると思います。さ、早く!」
むらびとには考えがあるらしく、斧にジュエルスプレーを振りかけることを催促する。その思いに応え、日向は最後のスプレーを噴射。それは斧に降りかかったため重量と共に破壊力が増す…!!!
イフリータ「あんた、何する気なのよ…!?こうなったら…」
ロッシュ「!?…おいむらちゃん、やめろ!巻き込まれるぞ…!?」
むらびと「止めないで!ロッシュさんたちは宝玉を持って行って!!!」
最後の悪足掻きとばかりに準備をするイフリータとサラマンダーに怯えることなく、むらびとは重くなった斧を担いで真っ直ぐ敵を捉える。次の瞬間、サラマンダーは全身から炎を燃え上がらせ、炎の盾で自分と主を覆う!それでも村の村長は怯まずトカゲに特攻し、斧を振り回した挙句、全力を込めて甲冑に一撃を叩き込んだ…!!!
むらびと「うらああああああああああー!!!!!」
イフリータ「こんな人間、見たことないわよ…!?」
サラマンダー「グギャアアアアアアアアアアアアー!!!!!」
16:93 むらびと棄権 残り15人
燃え上がる業火を恐れず斧を叩き込んだむらびとの活躍で、四大精霊最強コンビであるイフリータとサラマンダーは共に倒れた…。その光景に圧倒され、しばらく言葉を失う3人だが、大事な仲間の撃破とあり茫然自失となる…。
アーサー「…チクショウ!皆、もっと自分を大事にしろよ…!!!」
日向「まさか、あの状態のむらちゃんが自分から斧を振るうなんて…」
ロッシュ「…お前ら、行くぞ。むらちゃんのおかげで手に入れた宝玉だ!これでミッションクリアが出来る!絶対持って行くぞ…!!!」
3人は赤い宝玉を抱え、噴水へと向かった…。次回、いよいよラストミッション完結!
次はデータ、感想まだ
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