二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜
- 日時: 2016/02/03 13:27
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
凛音「タイトルコールです!せーの!」
茜「記念すべきユリカ版初の逃走中、舞台は遊園地!」
美結「作者が初めてプレイした思い入れあるバージョン、『ラピストリア』をテーマにした最新式のテーマパークですわ!」
嶺二「逃走者は人気のスマブラファイター、学生から冒険者まで様々!僕ちんもとってもワクワクしてるよ!」
藍「ハンターの脅威から逃げ切り、賞金を手にするのは果たして誰なのか。読者の皆さんもぜひ見守ってほしいな」
蘭丸「予告の通り新ジャンルも追加だ。どこで披露されるかも楽しみにしとけ」(ったく…)
カミュ「今回は初めての逃走中ということでレギュラーが多めだ。色々拙いところもあるかもしれないが温かく見守ってほしい」(俺たちも新ジャンルだがな)
大牙「うおおおおおー!!!!!マイ・スイート・エンジェル・鈴花ああああああああああー!!!!!頑張ってくれええええええええええー!!!!!」
カムイ「おい大牙、落ち着け!つか妹可愛さに暴走すんじゃねえよ!?」
カグラ「この企画自体リニューアルですので大目に見ていただきたいです;…では凛音様、最後の締めをお願いしますわ」
凛音「はーい!…それでは、どうぞ!皆さん存分にお楽しみください♪」
皆さんこんにちは!初めての方は始めまして!ユリカと申します!ずっと更新をストップしていた逃走中をリニューアルし、投稿し直すことになりました。更新を楽しみにしていた読者の皆さん、申し訳ありません;
初めての執筆ですので不安はありますが、どうぞよろしくお願いします!本格的な執筆は2月中旬からになると思いますので、どうぞお楽しみに!
「WARNING!」
・キャラ崩壊要注意。二次創作ならではのオリジナル設定が多いので注意してください(一部のキャラの不憫化、ギャグとカオス大好物組化、極め付けには裸族化など;)
・不定期更新の上、小説の更新はかなり遅いので注意
・カップリング要素があります。NLですが苦手な方は注意してください。
・荒らしや誹謗中傷、他の方が見て気分を害する書き込みはやめてください。見つけたら即削除します。
「逃走者情報」 >>6-9 >>18-25
タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ ゲーム 漫画 ポップン スマブラ ぷよぷよ ダンガンロンパ 世界樹の迷宮 ストライクウイッチーズ うたプリ オリジナルキャラクター キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり カオス NL 裸族
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- Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.164 )
- 日時: 2016/02/15 15:16
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
チュチュ「…明後日のお祭り、ですか…」
レトリー・モア「……」
ルイージ「…どうしたの?顔色が悪いみたいだけど…」
アイオーン「…チュチュ…」
チュチュ「はっ!い、いえ、何でもありませんわ…」
烈「…本当に、かよ?」(全然普通じゃねーぞ…!?)
怯える様子を見せる彼女を目にし、苗木が前に出る。交渉術を得意とする彼はゆっくり、穏やかに言葉を紡ぐ。
苗木「チュチュさん、もし何かあったなら遠慮しないで僕らに話してほしいんだ。さっき言ったんだけど、僕らは『あるもの』を探してここに来た。それは人や…もしかするとミューモンにも悪影響を及ぼすかもしれないものなんだよ。もし何か情報があるなら教えてほしいな。それが君やシアンさんやプラマジの皆を苦しめているものを救えるかもしれない。正直君の様子を見ると、ただ事には思えないよ」
ルフリ「ええ…。関係のない部外者と思うかもしれませんが、私たちはこういう事態のスペシャリストでもあるのです。それに…。これは私事なのですが、私にはあなた方と年齢の近い娘がいます。娘のような少女を放っておくことは私には出来ません」
チュチュ「……」
チュチュ「…電話が、来たんです」
サーニャ「電話?」
チュチュ「ええ…。明後日のお祭りでの特設ステージで、私たちプラマジとシンガン、あともう1組知っているバンドがパフォーマンスを披露するのですが…。一週間ほど前からでしょうか。この事務所に電話が来たんです」
レトリー「…『プラズマジカ、今すぐ祭りの出場を辞退しろ。もしそうしなければあらゆる災厄がお前たちに降りかかる』って。最初はボクらを妬んだ誰かのイタズラだろうって、社長も皆も笑ってたし、本気で取り合わなかったんだ。でも段々エスカレートしてきて…。最近は事務所のポストに変な手紙もたくさん届くし、電話も1時間ごとに鳴り響くようになってきて…!」
モア「…モアたち、とっても怖いぴゅる…。しかも昨日の電話なんだけど、『出場をやめないならお前たち4人の命を奪う』って…!!!」
ルイージ「何それ…!?」
サーニャ「それ、立派な脅迫行為よ!?しかも最後のは完全に殺人教唆…!!!」
いたいけな少女たちを狙う卑劣な行為に5人は憤りを覚える。それは同じ事務所の仲間であるシンガンのメンバーも同じであり、顔を歪めている…。
苗木「…怖かったよね。教えてくれてありがとう。それは立派な脅迫、つまり犯罪だよ。犯人は君たちを狙っているんだね。…一応聞くけど、他の人の恨みを買うような行為は絶対していないよね?人気があって妬まれることはあるにせよ、これはあまりに異常だから…」
シアン「恨み…。シアン達が他の人をいじめたり、悪いことをしたってこと?」
苗木「うん。君たちはそういうことをしそうにはないけど、一応聞いて「シアン(チュチュ・レトリー・モア)がそんなことをする訳ないだろ!!!」…うん、一応ね。一応だからね!?だからそんなに睨まないで!?;」
シアン「人をいじめたりするのはいけないことだって、お母さんやお父さんから言われてきたにゃん!そんなひどいことは皆していないにゃん!」
苗木「それを聞けて安心したよ。…ねえ、証拠の手紙や電話の音声は保管してあるかな?それがあればだいぶ有利にはなるよ!」
ヤイバ「故に手紙は。しかし、電話の音声は…」
と、その時、事務所の電話が鳴り響く。途端に少女たちは怯え、シンガンは彼女たちの傍に寄る。迷わずダンガンロンパ主人公が立ち上がり、電話を取る。
苗木「…もしもし」
???「プラズマジカのメンバーに次ぐ。明後日の祭りへの出場を取りやめろ。さもなくばお前たちの命を奪うぞ!」
苗木「ふーん…。ねえ、こんなことをして何が楽しいの?」
???「!?」
苗木「僕は彼女らのことはそこまで詳しいわけじゃないよ。でも人の恨みを買うような人物にはとても見えない。嫉妬するにしてもこれはやり過ぎじゃないかな。何よりとても卑怯だよ?これは立派な殺人教唆だし、犯罪だからね?悪いことは言わないよ。今すぐこんな行為はやめた方が良い。じゃないと…どうなるかはもう分かってるよね?分かっているからやっているんだよね?…明後日のステージに彼女たちは必ず立つ。やめさせはしないよ、僕らが。絶対ね」
苗木の淡々と、だがはっきりした口調に相手は一方的に電話を切る。見ると彼の手にはいつの間にかボイスレコーダーが握られており、スイッチを押すと先ほどのやり取りが流れ出した。
烈「苗木…」
苗木「何かあるときのために一応持っておいて良かったよ;ああいう連中には強く出た方が良いからね」
サーニャ「…さすがはロンパチームのリーダーね;」
ルフリ「鮮やかすぎる対応、お見事でした」
ロム「すごいなお前…;;;」
苗木「そんな目で見ないで;…残念だけどヘリウムか何かで声を変えてるみたいで、音声は大した証拠になりゃしないね。でも手紙を保存していてくれて助かったよ。これで筆跡鑑定はごまかせない。証拠がイコールではっきりすればこの音声もはっきりした証拠にはなるし、イーブンだけどね」
レトリー「…あんた、警察か何か?;」
苗木「ち、違うよ!?僕はただの学生だよ!?;」
全員「あれのどこが『ただ』なんだよ」
ルイージ「…まあ、苗木はこういう物事への対応を多くしているからね。安心していいよ。僕らも君たちを守る」
サーニャ「うん!勿論よ!」
烈「俺もこういう卑怯なことは大嫌いなんだ!協力するぜ!」
ルフリ「ええ、私たち5人がお手伝いしますからね」
チュチュ「ありがとうございます…!!!」
苗木(もしかして、これが今回のレスキューミッション…!?)
「レスキューミッション」プラズマジカのメンバーを守れ!
霊夢「…え?何だかいきなりシリアスに…;」
風雅「やっぱり頭を使う要素はあったか…」(烈、大丈夫かな?;)
矢島「…にしても犯人は許せないな。あいつらを脅迫するなんて…!」
奏「絶対犯人を暴かなくちゃいけませんね…!」
いきなりのシリアス。プラマジファンの皆さん、マジでごめんなさいOTL
- Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.165 )
- 日時: 2016/02/15 16:08
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
その後彼らは落ち着いたらしく、ステージのリハーサルがあるから見学していかないかと声をかけてくれた。護衛も兼ね了承し、ついて行こうとする。と、シアンが近寄り、話しかけてきた。
シアン「あの…。お祭りを楽しみにしていたのは本当にゃん。このお祭りに出られるのはとっても嬉しいことで、シアンも勿論だけど、チュチュもレトリーもモアも喜んでたにゃん!…だけどあの脅迫のせいで皆元気がなくなっちゃって…。最近の演奏も何となくバラバラで、そういう意味でもとっても怖かったの。だから…!」
ルフリ「大丈夫ですよ。私たちが来たからにはあなたたちを傷つけさせはしません。許せない行為をした犯人を暴き、あなたたちが安心して素敵な演奏を披露できるようにするのが私たちの使命です」
烈「そうだそうだ!んな卑怯なことをする奴を野放しになんてしねーよ!」
シアン「ありがとうにゃん!じゃあ、先に外に出ているからね!」
シアンが出た隙を見計らい、アイテムのメモブックを開く。すると今まで出会った人物の情報や現在の状況が記されていた。
サーニャ「…ねえ、何となくなんだけど、犯人は女性なんじゃないかな?」
烈「は?えーっと…。何でだよ?」
ルフリ「なるほど…。男女問わず出場者を脅迫したいならシンガンクリムソンズの皆さんにも影響が出ているはずですからね」
ルイージ「…いや、プラマジの皆を手籠めにしたくてストーカー行為が変な方向に行った例もあり得るよ。最悪なケースだけどね;」
苗木「今だと情報がなさすぎる…。リハーサルに行こう。何かが分かるかも」
情報が少なすぎると彼らはリハーサルに向かう。出場者の関係者ということで見学は了承された。チューニングをする2組のバンドの元へ、挨拶にやって来た少女たちがいた。
ピンク色の髪の少女「シアンさん!」
シアン「ロージア!皆、元気だった?」
ロージア「そりゃーもう!…でも今回のライブは負けないわよ!このロージアちゃんたちの新曲を披露するんだから!対バンはこの『クリティクリスタ』の大勝利よ!」
水色の髪の少女「ロージア、とっても張り切ってるの」
緑色の髪の少女「久々のプラマジとの対バンだから思い入れが人一倍違うんやわ〜」
ロージア「ちょ、そんなんじゃないってば!ツキノ、ジャクリン、早く挨拶しなさい!」
焦げ茶の髪の少女「そうですよ。…あ、そちらの皆さんも初めましてですね。私たちはバンド『クリティクリスタ』と言います。今回のステージに出場します。私はホルミー。あちらからロージア、ツキノ、ジャクリンです」
ツキノ「見学の人?よろしくお願いするの」
ジャクリン「よろしくな〜!ジャクリン達の演奏も聞いて、ぜひぜひ応援してや〜!」
サーニャ「ええ、よろしくね」(クリクリも出てきた…;)
知っているキャラの登場に再び驚くも、平常心を保って挨拶をする。と、向こう側から3人、全く知らないミューモンが現れた。
スタッフ「プラズマジカの皆さん、シンガンクリムソンズの皆さん、クリティクリスタの皆さん!今回彼女たちがソロでパフォーマンスを披露するミューモンの皆さんですよ」
チュチュ「ソロの方ですか。よろしくお願いしますね」
???1「へー、あんた達が最近人気のバンドかー。あたしはマチルダ。このMIDICITYのアイドルを目指してんの。ま、負けないよ?」
???2「…エルーサですわ」
???3「アリスクルよ。お嬢ちゃんたち、坊やたち、今回はよろしくねv」
クロウ「やいやいやい!俺達は坊やじゃねーよ!」
烈「すっげーキャラ濃いんだけど…;」(つか、こいつら知らないミューモンだな…?)
苗木「……」
マチルダは赤い髪が特徴的なイヌ族のミューモンであり、少し露出が多めの衣装を身にまとったキツそうな少女。エルーサは金髪を1つ結びにしたネコ族のミューモン。…有名なあの映画は関係ないと思いたい。最後のアリスクルは紫の髪をしたヤギ族のミューモンであり、胸元がガッと開いたセクシー系の衣装を身にまとったミューモンだ。と、アリスクルが苗木とルイージと烈に近づき…。
アリスクル「…ふーん?あなた達、中々いい感じじゃない。ね、今日のリハが終わったらお姉さんと食事でもしない?サービスするわよ?うふふv」
ルイージ「え、えーっと…。遠慮します。今日は用事があって;」
烈「ルイージに賛成。というか俺、鈴花以外には興味ないし」
苗木「今日は僕たち、少しやらなきゃいけないことがあるんですよ。だからごめんなさい;」
アリスクル「あらそう?残念ね。せっかくお姉さま特性のお料理を披露しようと思ったのに」
スタッフ「皆さん、リハーサルが始まりますよー!!!」
そんなこんなでリハーサルが始まった。まずはソロで歌を披露する3人がステージに上がる。彼らをよく観察しつつ、5人は作戦会議をする。
烈「…なー、あいつら怪しくねーか?」
サーニャ「烈君も思った?ちょっと怪しいかも」
ルフリ「わざわざ既存キャラ以外のミューモンが出るということは…。そういうことですよね」
ルイージ「あの3人の情報は抑えた方が良いかもね」
苗木「そうだね。まずクリクリが犯人っていうのはないと思う。ロージアさんは本気で対バンを楽しみにしていたみたいだしね。あとメタ発言になっちゃうけど、既存キャラを悪役にするのはどう考えてもあり得ないと思う;ついでに作者の嫁の1人がいるし」
3人のパフォーマンスは見る限りはそれぞれ良く、スタッフも拍手をする。が、疑いの目を向ける5人にとっては歌や演技はあまり目に入らない。怪しい行動をしていないか、何か変わったところはないか…?
やがてリハーサルは進み、3組のバンドの演奏は終わる。何事もなかったことを喜ぶ5人だったが、事件はリハ後に起きた…!
スタッフ「それでは、今日はこれで解散「きゃあああああああああああー!!!!!」
クロウ「シアン!?シアン達の声が聞こえたぞ!?」
ルイージ「一体何が…!?」
ロージア「シアンさん!?」
悲鳴はプラマジの楽屋から聞こえた!彼女らの危険に真っ先にシンガンメンバーが動き、次に5人とクリクリが続く。楽屋に着いてみると腰を抜かしたシアンとやっとのところで立っているチュチュ、レトリー、モアがいた。4人にケガがないことを喜ぶが、彼女らの様子から何かがあったことはうかがえた。楽屋の中を覗き込むと、そこには…!
ツキノ・ホルミー・ジャクリン「…!?」
ルフリ「…これは…」
サーニャ「ひどい…!」
苗木「…誰が、こんなことを…?」
そこには荒らしに荒らされた挙句衣装はズタズタに引き裂かれ、真っ赤な肉球の後で壁一面が覆われたため様変わりした楽屋の姿があった…!!!
楽屋荒らし
- Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.166 )
- 日時: 2016/02/15 16:59
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
出演する人気バンドの楽屋が荒らされたということで、場は大騒ぎになった。一時はステージそのものの取りやめが検討されたが、ミューモン一同が楽しみにしている一大イベントであるし、今更取りやめるのは無理がある。とりあえずシアンらを落ち着かせ、事情聴取をすることに。
苗木「話を聞かせて。何があったの?」
チュチュ「…リハーサルが終わり、楽屋に1度戻ることになったんです。今回の衣装合わせはリハの後で行う予定でしたので。…でも戻ってみたら、こんなことに…!」
烈「だったら、プラマジの皆がリハーサルをやってる最中に起こったってことか!?」
ルイージ「そうとしか考えられないよね…。関係者を呼んで」
呼ばれたのは一部のスタッフとシンガンとクリクリ、そしてソロパフォーマーの3人だ。だがスタッフはその際全員仕事があり、楽屋に立ち入る時間はない。シンガンのリハーサルはプラマジのすぐ前だったのと、リハ直後にスタッフとの話し合いがあったので犯行には無理がある。何より、同じ事務所の仲間でありプラマジを大事にしているシンガンの犯行はまずあり得ない。必然的に疑われるのは…。
ルフリ「…クリティクリスタの皆さん、そしてソロのあなた方ということになりますね」
ホルミー「そんな…!」
そう、クリクリとソロの3人だ…!だがゲームで彼女らのことを知っている5人はクリクリの犯行はないと踏んでいる。疑うのはあくまでソロで歌を披露した3人だ。だが。
マチルダ「ふざけないでよ!あたし達が犯人!?あり得ないんだけど?…それより、あそこのJCバンドがやったんじゃないの?」
ロージア「何ですって!?」
マチルダ「だってそうでしょ?あんたらとプラマジはライバルでよく対バンをしてたみたいじゃん?あんな小娘共は蹴散らして、自分たちだけが目立とうと思ってたんでしょ?それでこれがいい機会だと思ってやったんでしょ?」
ホルミー「そんなことは私たちはしません!プラズマジカの皆さんとはいいライバルであり、同時に友人です!ステージの上ではライバルですがそれは互いの音楽の良さを競い、高めあうものです!そんな卑怯なことで優劣を決めたくありません…!!!」
エルーサ「どうかしら?女の争いは怖いものですし、あなた方も心の奥底では『自分たちの方が優れている』と思っていたのではなくて?」
マチルダ「そうそう。どうせ皆そう思ってるんだって。競い高めあう?あり得ないあり得ない。つかいい子ぶってんじゃないわよ!」
ツキノ「違う!違うの…!!!」
アリスクル「…ま、あたし達は知らないし。それよりあの子たちが可愛こぶって男たちを味方につけて犯行をもみ消そう…なーんてこともあり得るかもね」
エルーサ「若いし、何をしても許されると思っているのではありませんこと?」
アリスクル「あら、怖ーい」
ジャクリン「んなこと、うちらせえへんよ!考えたこともあらへん…!!!」
5人「……」
プラマジと多くの対バンをし、ライバル関係に当たるクリクリの4人が一方的に責められてしまう。容赦ない非難と言葉のナイフに場は一気に重く、険悪な空気に包まれる…。実力のあるバンドメンバーとはいえ、クリティクリスタの4人はまだ中学生。キツイ非難を一方的に受け、涙ぐむ子もいた…。そんな彼女らに可愛こぶるな、いい子ぶるな、どうせお前らがやったんだろと言葉を浴びせ続ける3人。
マチルダ「どうなの!?さっさと言ったらどう「バタン!!!」!?」
サーニャ「いい加減にして!!!」
遂に業を煮やしたある人物が場にあったテーブルを強く叩き、議論をやめさせた。その人物・北国のナイトウィッチの表情は怒りで歪んでおり、きつく彼女らを睨んでいた…。
マチルダ「…な、何よ、あんた…」
サーニャ「クリティクリスタの子達が本当にやったという確信はあるの!?それでそう言っているの!?ふざけないで!いい大人が証拠も何もないのに中学生の子達を一方的に避難して、傷つけて…!恥ずかしくないの!?そんなの立派なパフォーマーや大人たちのすることなんかじゃないわ!!!」
エルーサ「し、しかし…」
ルフリ「言い訳はよしてください。聞きたくありません。…彼女らが本当に犯行を計画し、実行した確たる証拠があるなら存分に責めなさってください。ですが何もない今の状況で一方的に決めつけるのはやり過ぎではありませんこと?恥ずかしくはありません?」
烈「頭がそんなに良くない俺でも分かるぜ。今は証拠を探してやった犯人を捜す。誰かを責めるのはそれからだろ…」
ルイージ「そうだね。あと個人的な意見になっちゃうけど、今のあなた達はかなり醜い顔をしていたよ?それでステージに立っても美しかったり魅力的には見えないと思う。…ま、こんな卑劣な方法でライバルを蹴落とそうとした者のパフォーマンスなんて見たくもないけどね」
アリスクル「…あなた達、あたし達を疑っているの!?」
苗木「アリバイがあり、動機がありそうな人は全員、ね。とりあえず一言言っていい?…少し、頭冷やそうか?」
3人「……;」
苗木「あなた達にも事情を聴くから楽屋で待機していてください。まずはクリクリの子たちからしますからね?それまで待っていてくださいね?」
厳しい言葉を向けられたソロパフォーマーたちはうなだれ、それぞれの学者へと引っ込んでいった…。一方罵声を浴び、唇をかみしめ耐えたクリクリの4人を5人は慰める。
烈「あんな奴らのことなんて気にしなくていいよ。お前ら、やってないんだろ?」
ロージア「うん…!ロージア達はシアンさん達とはいいライバル同士だし、いつも楽しく対バンをしているの。だからあんな卑怯なことは絶対しないし、何よりしたくない!それにロージア達のプライドもある…!!!」
ホルミー「ええ…。例え卑怯なやり方でトップに立ったとしても長続きはしないと思っています。私も過去に苦しんだ経験はありましたが、今はこうしてステージに立てるまでになりました。…その自分の努力や仲間の努力、相手の方へ泥を塗りたくはありません…!」
ツキノ「ツキノ、とっても怖かったの…。すごく怖かったの…!!!」
ジャクリン「…ぐすっ…」
ルイージ「大丈夫だよ。僕らは君たちが犯人だとは思っていない…!」
ルフリ「…必ず、真犯人を暴きます。だから帰ってお休みなさってください。もう疲れたでしょう?」
ロージア「正直、とっても疲れたわ。あの人たちとは正直共演したくない…;」
苗木「早く気持ちを切り替えた方が良いよ。もう会わないかもしれないんだし、ね?」
傷心の彼女たちを送り出し、5人はふうっと息を吐く。彼女らの言葉は真意であり、間違いなく犯行にはかかわっていないと思われた。やはり怪しいのはあの3人…!!!
クリクリファンの皆さん、マジでごめんなさいOTL許してくださいOTL
- Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.167 )
- 日時: 2016/02/15 22:35
- 名前: ユリカ (ID: kOmP6qDh)
その後3人へは事情聴取を行い、会話はボイスレコーダーにしっかり録音。次に証拠を探そうと楽屋に入る。プラマジの荷物は幸い荒らされておらず、現金や貴重品などは無事だった。だがステージで着る予定だった衣装は悲惨の一言…。これを見たルフリはある提案をする。
ルフリ「よろしいでしょうか?この衣装ですが引き裂かれたとはいえ、完全に修復できない訳ではなさそうです。可能なら私に修復させてもらえませんか?こう見えても裁縫は得意なんです」
モア「え?大丈夫ぴゅるか?」
サーニャ「私も手伝うわ!裁縫は出来るしルフリさん1人で4人分は大変だし…。それに私も力になりたいの」
ルイージ「だったら僕も手伝うよ!こう見えても兄さんのボロボロになったオーバーオールとか毎日のように縫ってたしね;」
レトリー「…ありがとう…」
衣装の修繕の話をする間、苗木と烈は部屋の状態を撮影し、証拠はないかと探す。壁は赤い肉球で一面潰されておりある意味ホラー状態。被害は部屋と衣装のみであり、ただメンバーを怯えさせ出場を辞退させることが目的だったのだろう。と、烈があるものを発見。
烈「これ、手紙なんだけど…」
苗木「犯人が書いたものなのかも!開けよう!」
警戒した苗木が近くにあったカッターで切り口を切る。と、一枚の手紙があった。内容は脅迫文であり出場を辞退しないと命を奪うというもの。差出人は「血だるま女王」となっており、赤い肉球の手形が押されていた…。
アイオーン「不気味な…」
ヤイバ「血だるま女王!?故に、レジェンドオブ不謹慎;」
ロム「手形は壁にあるものと同じみたいだな。肉球?何の動物のだ…?」
クロウ「それが分かれば犯人も分かるかもしんねーぞ!」
証拠を手に入れ、写真で部屋の状態と衣装、手形を撮影。とりあえず調べられたのはここまでであり、一旦全員事務所へ帰った…。
晴哉「許せない…。許せないぞ!」
羽清「卑劣にもほどがあるわ!」
ゆめひめ「あたしは不憫キャラをおちょくったりからかうことはあるけれど、あんなことはさすがにしないよ!」
抜間さん「怪しいのはあの3人以外いないよね?誰が…」
事務所でボイスレコーダーを再生し、容疑者の発言を聞く。だが彼女らの証言は自分たちはリハーサルが終わった後楽屋で待機していただけで、どこにも出ていないということ。スタッフも彼女たちの姿は見ていないとのことであり、収穫は芳しくなかった。そして手形を分析してみたところ、ある結果が。
ルイージ「あの手形はネコの肉球だよ。もしかしてロージアちゃんにも罪を被せようとしてたのかも…;」
クロウ「ネコ!?…だったらあの高慢ちきそうなネコ属の奴が犯人か!?同じネコでもシアンとは大違いだっての!シアンや皆を傷付けやがって…!!!」
ロム「おい落ち着け!カモフラージュかもしれないだろ!?」
苗木「ロージアさんへのアレとちょっとそれもあり得るかもだから保留ね。あと差出人の名前だけど、ある文字のアナグラム…入れ替えたものだと思うんだ」
シアン「にゃ?ある文字?」
苗木「物騒さを出して怯えさせる効果も狙っていたかもだけど。…血だるま、ちだるま、まちるだ…。ほら、分かったでしょ?」
全員「!!!」
チュチュ「…つまり、マチルダさんがエルーサさんに罪を着せ、私達の楽屋や衣装を…!?」
ルフリ「決めつけるのはまだ早いかと思います。とりあえず皆様、今日はお疲れでしょう。お休みになって下さいな。私達はまだ確認することがありますが、パフォーマンスをするあなた方が夜更かしはいけませんわ」
レトリー「…分かった。じゃ、ボク達行くね」
モア「衣装のことは本当にありがとう!じゃあお休みぴゅる!」
烈「ああ、お休み!」
全員が寮に戻ったことを確認し、5人はアイテムのメモブックを開く!現在の状況は…。
・プラマジのメンバーが脅迫されている。手段は手紙と電話
・楽屋が荒らされる。被害は衣装と部屋であり、本人に危害を加えるつもりはない様子
・残された謎の手紙。脅迫と差出人「血だるま女王」はキーワード?
・犯行可能なのは時間的にクリクリとソロの3人のみ
壁一面手形は不気味;
- Re: 新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜 ( No.168 )
- 日時: 2016/02/15 18:45
- 名前: ユリカ (ID: 1Fvr9aUF)
翌日。衣装を直す3人はプラマジメンバーと共に事務所へ残ることになった。少しでも力になりたいとシンガンの4人は協力を申し出る。結果、苗木と烈と彼らがさらなる証拠と決定的なものを探しに出ることに。出かける彼らを見送った後、3人は衣装の手直しをする。引き裂かれた衣装だが直せば十分着れる代物だった。引き裂かれた時にアクセサリーは飛んでしまったものはあるが、それは事務所にあったドライフラワーや使わなくなったアクセサリーを利用。結果、むしろ修繕前より魅力的になった…!!!
モア「3人共すごいぴゅる!お裁縫の天才ぴゅるー!!!」
サーニャ「そ、そんなことはないよ!普通だよ?」
レトリー「一々謙遜なんていらないんだけど。…でもさ、何でここまでしてくれるの?君達はボクらと会ったばかりで、こうする義理もない訳でしょ?」
ルイージ「義理とかそういうのは関係ないよ。困っている人が目の前にいたら手助けをする。…まあ、それでたまに生きづらくなる時はあるけどね;」
レトリー「ふーん。…すごいね」
ルフリ「私達にとっては当たり前のとこです。それに母の力を舐めてはいけませんよ?…にしてもこの衣装、元のままでも十分素敵なものだったのですね。生地やデザインも上質ですし…」
チュチュ「でしょう?私達も気に入っていたのですわ」
シアン「そうにゃ!皆白でお揃いの可愛い天使さんをイメージした衣装だったのにゃん!」
サーニャ「天使…。素敵ね!」
ルフリ「さあ、後は仕上げですよ。少し時間はかかりますが、必ず明日のステージには間に合わせます。お待ちくださいね?」
一方、こちらは会場へ赴いた残りのメンバー。彼らは燃えており、必ず犯人に繋がるものを探し出すと気合いが入っていた。頼もしい助っ人に嬉しくなる苗木と烈だが、浮かれている暇はない。
苗木「僕の指示に従ってくれると嬉しいな。僕とヤイバさんは楽屋でもう1度だけ何かないか調べよう。見落としているものがあるかも。ロムさんとアイオーンさんは裏で怪しいものがあったら何でも持って来てくれないかな?で、クロウ君と烈君にはちょっとだけ重要な役割が…」
クロウ「俺様が重要な役割!?何だよ?」
苗木「あの疑わしい3人に会って、直接何か、何でもいいから聞き出して!お願い!」
烈「…おい、マジかよ;」
クロウ「え、あいつら!?シアンや皆を傷付けた奴らかもしれないのに!!?」
苗木「ごめん、我慢して!烈君はまだそんなにキツいことは言わなかったからそんなに警戒心は持たれてないと思うんだ!僕昨日啖呵切っちゃったから完全にアウトだし…。サーニャさんとルフリさんがいなくてある意味良かったかも;状況によっては詰んでたかもだしね;」
烈「あー、確かに;俺、あいつら嫌いだけどな。顔に出さないようには気をつけるよ;」
ロム「おいお前…。啖呵切ったとかマジかよ;リアルにそうには見えないぞ?」
アイオーン「同意する;」
ヤイバ「ミューモンも人も故に見かけによらぬな…;」
役割ごとに分かれ、彼らは情報を手に入れようと奔走する!まずは楽屋に走る苗木とヤイバ。昨日から状況は変わってはいない。…が、その時、ヤイバがあることに気付いた。
ヤイバ「苗木!昨日使ったカッターナイフだが、故におかしい部分があるぞ!」
苗木「嘘、本当に!?」
ヤイバ「故に!このカッターナイフだが、白い繊維が付いているのが分かるか?そして何より、持ち手だが…!!!」
ヤイバの話によると持ち手に赤い何かが付いているという。そういえば昨日カッターナイフを使った後手が汚れたっけと思ったが、そこまで重要視はしていなかった。2人で手袋をはめて確認すると確かにそうだ。これは大きな収穫だ!
苗木「ヤイバさん、ありがとう!でもこの赤い何かは一体…?」
ヤイバ「それは拙者にも分からぬ。故に、レジェンドオブ謎…;」
ロム「おいお前ら!リアルに怪しいモンがあったんだが…!」
アイオーン「言霊を使いし小動物よ、これは…」
苗木「言霊って…それ僕のこと!?」
と、ここでロムとアイオーンと合流。彼らが見つけたのは赤いペンキとマジックハンド。ペンキはスタッフに確認したところやたら量が減っており、明らかにおかしい。そしてマジックハンドはネコ型の手型がつけられる代物!
苗木「繋がりが見えてきた…!」
一方、烈とクロウは疑いをかけている3人と会話をしていた。幸い烈は昨日の発言もあり、他4人よりはそこまで警戒心を抱かれていなかった。マジで良かった。
マチルダ「で?あんた達ナンパでもしに来たの?」
烈「違うよ。つか俺鈴花以外に興味ないし」
クロウ「やいやいやいやい!昨日嘘は言ってねーだろうな?嘘ついたら許さねーぞ!?」
烈「ちょ、クロウ!?;」
エルーサ「嘘は言っておりませんことよ。それは証明しますわ。…それよりあなた方、見てくださいませこの衣装を!明日着るものなのですわ!お金はかかっておりますし、素敵でしょう?」
烈「あ、うん、そうだな…」(確かに豪華だ…)
クロウ「へー…。じゃ、どんなの着るのか教えろよ?」(俺達より金かかってるかも;)
マチルダ「あたしのはこのロックなレザージャケットとスカート!ワインレッドがパンチ利かせてるでしょ?」
エルーサ「私はこの水色の素敵なロングドレスですわ!この小さなラインストーンの数々がポイントですわ。ただのラインストーンと思うことなかれ。ダイヤモンドの成分が入っていますのよ!?」
アリスクル「あたしはこの胸元ガッツリ開けたイブニングドレスね。これで男性ミューモンはメロメロよ!」
衣装の話を仕出す彼女ら。始めはヒントなやなるかと思い真面目に聞いていたが、やがて飽きる。というか男はよっぽどのことか自分の彼女や想い人のもの以外はあんまし興味が湧かないものだ。そしていつの間にか話題はプラマジとクリクリの衣装の粗末さに発展。
マチルダ「あいつらの見た!?すっごく子供っぽいの!」
エルーサ「見ましたわ。クリクリですっけ?あの中学生のものは黒で小悪魔を意識したものですって。リハーサルで見ましたがまるで年齢と釣り合っていませんわ」
アリスクル「確かに。ちょっとお粗末よね。もうちょっと年を重ねて十分なスタイルになってから着れば?あいつらも天使だか何だか知らないけど、純粋さか何かをアピールしようとしているんでしょ?男に媚びた実力のないバンドの癖に」
マチルダ「男に媚びてる?それはどっちもでしょー!」
会話に何故か違和感を覚えるも、ボイスレコーダーで録画してあるので後で確認すればいい。部屋を出ると同時に烈の相棒であるカラスが何かの紙を回収してきた。見ると、それは彼女らの書いたメモ帳の切れ端!烈が密かにカラスに頼んで回収させたものだ!
烈「よーし、よくやったぞ!」
クロウ「へー、そのカラスやるじゃねーか!でもそんな切れ端見つけてどうすんだ?」
烈「筆跡鑑定にかけるんだよ!ルイージとルフリが出来るんだ!」
クロウ「すげーなオイ」
やがて情報を手にした彼らは会場を後にした。無事に衣装の手直しが終わり、その夜逃走者は最後の確認をしようとメモブックを開く。と、そこには大きくこんな文字が書かれていた!
「卑劣な行為を暴きし手掛かりは心を込めた代物」
ルイージ「…筆跡鑑定終わったよ。これで8割は確信してるけど…」
苗木「うん、ありがとう」
サーニャ「ヒントが出てきたね。…心を込めた代物…?」
ルフリ「心を、込めた…」
烈「情報のまとめは終わったぜ!俺はこれくらいしか役に立てねーからな;」
苗木「ううん、烈君は情報を引き出してくれたじゃないか!ありがとう!」
5人は必死で今までの状況とヒントを見直す。怯える少女達、あらぬ疑いと罵声を浴びせられ苦しんだ少女達…。彼女らのためにも絶対真犯人を暴かなければ…。と、苗木の頭に電流が走る。やがてそれは全員に伝染し、顔を見合わせる。やがて彼らは息を吸い込み、言葉を発した…!
5人「犯人がわかった…!!!」
苗木「プラマジの皆を苦しめたのは…。あの人だ」
犯人が分かった!
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