お兄ちゃんに恋しちゃった__ 作者/葉沙

第13話「夏休み」



陽:「へ~やっと彼氏出来たかぁ~。そんで相手は
誰だぁ??」

祐:「えっと、陽の親友でもあるし、由希のお兄ちゃんでもある人」

陽:「う~んっとあっ!!淳??」

祐:「うん。そう。」

陽:「なんだぁ~~そんじゃあ前に告白されたときに
付き合えばよかったじゃん!!」

祐:「そ、そうだね。。。」

なんか、お兄ちゃん思ったより喜んでくれなかった
何でだろぉ??」

そして、今日から夏休み。

祐:「何しよーかなぁ??明日は淳くんと待ち合わせで~あっそうだ!!由希と。。。。そうだった、由希とはもう。。。。」

そんな事を言っているとき、あたしの携帯が鳴った。

祐:「え~と、あっ!!メールだ!!誰からだぁ??
由希からだ。。。」

メールにはこう書かれていた。

祐にメールするの、なんかひさしぶり。
今から、学校の校庭で会えない??



第14話「親友でしょ??」



由希:「ごめん。急に呼び出して。」

由希はなんだかつんつんした。

そうだよね。あたし達はライバルだもんね。。。

祐:「ううん。いいのぉ。それで~用件というのは~~??」

由希:「うん。お願い!!」

祐:「えっ??」

由希:「お願い!!陽先輩をあきらめて!!だって
兄弟だよ??だめだよ。だからお願い!!あきらめて!!あたし達親友でしょぉ??」

よしっ!!きっとあきらめれば陽の事忘れられる。

だってあたし、淳くんと付き合ってるもんね。

早く、早くわすれなきゃ。。。

祐:「うん。分かった。。。あきらめる。あたしね
今、由希のお兄ちゃんと付き合ってるんだ~。」

由希:「あ、そーなんだ!!そしてありがとう!!
やっぱあたし達親友だね!!ごめんね。前は言いすぎたよ。」

これでいいんだ。これで____

祐:「ううん。。いいんだ。。あたしこそごめん。」

あたし達は親友を取り戻した。

あの最悪な事が起きるまでは___

そして、明日は淳くんとデート。