お兄ちゃんに恋しちゃった__ 作者/葉沙

第27話「幸せはつかの間」
はぁ、はぁ、はぁ、
陽:「あ~~疲れたぁ~~ってかお前いつからそんな
足、はやくなったんだ??」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ~~
祐:「・・・・」
陽:「祐??」
祐:「よ、、、よう~~あたぁ・・し、疲れた
ぁ~~~~とってもぉ!!!陽こそぉ、、、、
あ、あし速いねぇ。・・・・はぁ、はぁ~~」
陽:「こりゃぁ相当、疲れてるなぁ。。。
いいぞぉ~」
祐:「えっ??」
陽:「ほらっ肩!!」
陽はあたしのほうに方を向けてきた。
そして、あたしはゆっくりと陽の方に
持たれかけた。
祐:「なんか、陽の肩あったかい。。」
陽:「やめろよ~そんな事いうのぉ・。。。」
祐:「はははっ!!照れてる~~!!でもさぁ、
普通の恋人ってこういうことするもんだよね~~」
陽:「ま、まぁ。。あ~~俺今ほんと幸せ!!
好きな人の隣にいる。祐、お前が生まれてきて
よかった。」
祐:「あたしも、今大好きな人の隣にいる。
陽が生まれてきてほんとよかった。」
このとき、初めて2人に気持ちが重なった。
陽:「さぁ!!そろそろ帰るかぁ~~」
祐:「うん、そうだね!!」
そしてあたし達が後ろを振り向いたとき、
そこには淳がいた。
第28話「過ち」
祐:「あっ!!淳くん。。。」
淳:「祐ちゃん、久しぶり。陽も」
そこはただならぬ空気が流れていた
祐:「どうして、ここがぁ。。。」
淳:「単純にそこら歩いてたら、2人がいて、あっ祐
俺の彼女にちょっと話があるんだけどぉ、陽いい?」
陽:「あ、ああじゃあ祐、先に帰ってるから。」
祐:「うん。。。」
淳:「あ~~驚いたよぉ~彼氏との約束より
お兄ちゃんとの方が大事だって事。。。」
祐:「ごめん。。。ただあたしは先にお兄ちゃんと
約束してたからぁ。。。」
淳:「ほんとぉ??単純に考えて、ただ自分の
好きな人と過ごしたかっただけじゃないのぉ??」
祐:「えっ??」
淳:「聞いたよ、由希に陽と祐の事、すべてを。
実の兄妹なのに愛し合ってるって。。。
驚いたよ~~そんな事、だってマンガの世界でしか
あり得なかったから、兄妹を愛するってどういうことが分かってるのかぁ??それに、祐にとって、俺は
どういう存在??俺は祐の事本気で愛してる。」
祐:「ごめんね、何か。あたし淳くんの事は
良い友達だと思ってる。ほんとに淳君は良い人だよ。
だからあたしとなんかもったいないよ。もっと
良い人見つけて。」
淳:「そんな事言われても、俺はあきらめない。
ずっと祐の事好きだから。祐がきてくれるまで
待ってるから。」
祐:「うん。ありがと。じゃあね。」
いいんだ。これで___

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