お兄ちゃんに恋しちゃった__ 作者/葉沙

第17話「最大の危機」
祐:「ふあ~おはよぉ~~」
陽:「おい!!そんなまだ、あくびするぐらいなら
まだ寝てれば良いのによぉ~~」
祐:「・・・・」
陽:「ん??」
祐:「あっ!!ふ、ふんっ!!」
えっ!!!!!
どうして!!どうしてお兄ちゃんと上手く
会話できないんだろう??
何か、お兄ちゃんと話すと緊張する??っていうかぁ
。。。。
祐:「あっもうこんな時間だっ!!由希と
約束してたんだっ!!んじゃお兄ちゃん行って来るっ!!」
陽:「おうっ!!」
あ~また、どっか行っちゃったよ。。。
祐と過ごせる時間が減っちゃったじゃねーかよぉ
。。。。
祐は由希と仲良くなったみたいで、そりゃぁ、
良いことだけど、でもそのせいで由希と遊びにいったり、時には淳とデートしたり。。。。
神様、お願いです。俺の願いをかなえてください。
いつまでも、ずっと祐と過ごせますように___
でも、決して俺の祐に対する気持ちは伝えない。
絶対に。だって言ってしまえば。。。
それはいけないことだから。
祐を困らせてしまうから。。。
こんなこと、決してあってはならいない事だから
___
第18話「最大の危機2」
私は、待ち合わせの場所へ向かった。
祐:「あれぇ??どこだろう??」
由希:「あっ!!祐~~こっちこっち!!」
祐:「あっ!!」
由希:「あのさぁ~私、今日こそ陽先輩に告白
しようと思ってんだけどぉ~。。陽先輩が好きな場所
とか分かる??」
どうしよう!!陽に告白??まあ、応援けどぉ。。。
でもぉ。。。やっぱり、陽が取られると思うと
やっぱりダメっ!!ダメ!!
淳君がいるけどぉ。。。。。。
でも、やっぱり。。。。
祐:「ねえ、由希。。」
由希:「ん?何??」
祐:「あのさぁ~やっぱりあたし。。」
由希:「うん」
祐:「やっぱり、陽を諦められない。
あれから、2ヶ月も経ったけど、やっぱ無理だった。
。。あたしやっぱり!!陽の事が好き!!
いけないことだけど、好きになっちゃったのぉ。。。
」
由希:「はぁ↓↓どうして??祐は、あたしに
陽を取られたくないんでしょ!!つまり、あたしに
陽先輩に告白するなって言ってんでしょぉ??
違う??」
祐:「・・・・」
由希:「やっぱり、あたし達はライバルだね。。
そんなに、陽先輩が好き??」
祐:「ごめん!!だけどぉ、あたし本当に
お兄ちゃんの事、愛してるの。きっと由希よりも
。。。」
由希:「ふ~ん。そうなんだぁ。。。分かった。
言ってくる!!」
祐:「えっ??」
由希:「陽先輩に、祐が陽先輩の事、好きだって
言ってきてあげる。早く、言えば良いのに、
いっつも一緒にいるんだから。。。
あっそうだ!!ちなみにうちのお兄ちゃんにも
言っといてあげる!!今、陽先輩家にいるかなぁ~??」
そういうと、由希はあたしの家に走っていった。
どうしよう!!あたしの心の中はそれしかなかった。
祐:「待って由希!!それだけはやめて!!待ってよ!!由希~~お願いだから!!言わないで!!」

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