コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- Multiplex Cross Point 完結
- 日時: 2011/01/04 15:36
- 名前: Faker (ID: uUme72ux)
新たに小説を書きます、Fakerです。
どうぞ、お気軽に見て貰えれば嬉しいです。
御意見など、お待ちしています。
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- Re: Multiplex Cross Point オリキャラ募集中 ( No.125 )
- 日時: 2010/05/03 22:10
- 名前: Faker (ID: x2W/Uq33)
羽琉さん。
文芸部ですからねー、人気が無いんですよ、これがw
自分たちの世代で終わるでしょうね、きっと。
此処でも作品集って形で出してますが、人気が無いですよw
頑張ろうと思います、ありがとう。
むーみん さん
久しいですね、むーみん さん。
急展開してみましたw
むーみん さんの小説も楽しみにしてますよー
- Re: Multiplex Cross Point オリキャラ募集中 ( No.126 )
- 日時: 2010/05/03 22:21
- 名前: むーみん (ID: RXugjDaQ)
ありがとうございます。
頑張って下さい!
Fakerさんの小説とても勉強になります・・・!
文才あって羨ましいですよーっ←
- Re: Multiplex Cross Point オリキャラ募集中 ( No.127 )
- 日時: 2010/05/04 01:55
- 名前: Faker (ID: x2W/Uq33)
むーみん さん。
勉強ですか…、何とも嬉しい御言葉ですね。
駄作ですが、御役に立てれば非常に光栄ですねw
むーみん さんの小説も個性と文才を感じますよ。
明日には本編更新します。
- Re: Multiplex Cross Point オリキャラ募集中 ( No.128 )
- 日時: 2010/05/04 10:10
- 名前: Faker (ID: x2W/Uq33)
この状況を前に、千堂 紀和は声を荒げた。
【泥人形】を率いる、【荒廃せし失楽園】の同僚で、【情報屋】の異名を持つ青年へと。
「錆螺 唄、お前は何で其処にいる!?」
「答える必要は無いですね」
紀和の言葉を一蹴し、錆螺 唄は天に片手を掲げると、指をパチンッと鳴らす。
その瞬間、ゴーレムの一体が鉄屑で形成される巨躯を動かし、一同に襲い掛かる。
だが、
「消えろ、屑」
冷徹な一言だけが、咄嗟に動こうとした一同の耳に響く。
その言葉を発したのは、メル・ヴァートン。
金色の髪を撫で上げ、彼女は軽い調子で地面を踏み付ける。
その瞬間、だった。
ゴーレム達の周囲の地面が莫大な光を発し、爆散する。
朦々と煙が立ち込める中、メルだけが気怠げに呟く。
「敵地に踏み込むなら罠を想定するべきね。…だから、アンタらはバカで屑で能無しなのよ」
「メ、メル…。地雷術式を発動させるなら言って下さいよ…。ば、爆音で耳が…」
「知るか。つーか、来るけど、アイツら」
は? と耳を抑えながらヴァンは黒色の煙が立ち込める前方を見た。
瞬間、煙を突き破り、十体以上のゴーレムが現れる。
所々が砕け、地雷術式によるダメージが見受けられるものの、行動に支障を与える程では無かったようだ。
「おー。お客さんが来やがった。何で唄の奴が向こうにいるかは知らんが、まずは【泥人形】を片付ますか」
「面倒な状況だゼ。まー、色々と気掛かりだが、今は戦う以外は無いのは確かだゼ」
「そうですね。行きましょうか」
「面倒過ぎ。…イライラするから情報屋も一緒に倒しても良いわよね?」
「…加減して上げなよ」
分かってるわよ、とメルが返答すると同時、残る三人は一気にゴーレム達の元に駆ける。
戦う為に、彼らは疾走する。
そんな中、置いて行かれたメルは。
「…………チッ」
舌打ちと共に、再び地面を軽い調子で踏み付ける。
瞬間。
ゴーレム達の立つ地面、率直に述べると、クロト達がゴーレムと戦う場所の地面が莫大な光を発した。
「ちょ、メル─────────ッ!?」
「マジですか─────────ッ!?」
「アボーン、だゼ─────────ッ!?」
直後。
地雷術式が発動し、クロト達もろともゴーレムを巻き込んで爆発が起きた。
それを見て、満足そうに黒い笑みを浮かべたメルは爆煙の立ち込める戦場に踏み込んで行く。
カノンを守る為に、その場に残った三人の魔術師は各々の言葉は違えど、思わず呟いた内容は一緒だった。
「メ、メルちゃん…。黒いよ」
「これが俗に言う、人間の黒い面か…」
「…黒」
- Re: Multiplex Cross Point オリキャラ募集中 ( No.129 )
- 日時: 2010/05/04 10:14
- 名前: Faker (ID: x2W/Uq33)
「おや、お喋りとは随分と余裕なようで」
「ッ」
反射的だった。
黒雅 誡は、耳元で聞こえた声に反応し、身を捻っていた。
直後、彼は頬に鋭い痛みを感じ、すぐに後へと身を退く。
先程まで自分が立っていた場所を見た時、其処には1人の青年がいた。
紺色の瞳に、黒混じりの青色のショートヘアー。
白いシャツの上から群青色の上着に、黒い長ズボンを履いた青年。
両耳にチェーンに繋がった翡翠色の石のイヤリングを付けた彼を黒雅は知っている。
不敵に笑う、その青年を黒雅は確かに知っている。
「錆螺、唄」
痛みを感じた頬の部分に触れると、赤い液体が付着した。
それを見て、眼前の錆螺 唄は手に持ったナイフを手の中で回し、やはり不敵な笑みを浮かべる。
「どうしました? 普段の君なら避けるのは簡単だったでしょうに」
「何で、お前が其処にいるんだ」
「さぁ?」
「答えろ、唄…」
槍を振り、黒雅は錆螺 唄に、幼馴染みである青年に襲い掛かる。
一直線に、黒雅は槍の鋭利な先端部分を錆螺 唄の肩の部分に放つ。
彼を止める為に、其処にいる理由を問う為に。
しかし、
「私を傷付けますか、誡」
その時、掛け値無しに黒雅の腕は一瞬だけ確かに止まった。
言葉で自分の心が揺さぶられた、それは分かったていたのに。
心は理解しているのに、体は動かなかった。
「残念。─────────遅いですよ」
ズンッ、と腹部に鋭い痛みが走る。
錆螺 唄は、黒雅の手間に立っていた。
その手に持ったナイフを、黒雅の腹に刺して。
「ぐッ…ごふッ…。唄、お前…何で」
「誡。今日は、随分とお喋りですねぇ」
不敵な笑顔を崩さず、それだけ言うと、錆螺 唄は黒雅に刺したナイフを抜いた。
赤い液体の塊を吐き、黒雅は地に倒れ伏す。
何故、と千堂 紀和は体を震わせて呟いていた。
少しの恐怖と、膨大な怒りと共に。
不敵に笑う、仲間だった青年に対して。
「何故だ、錆螺 唄ァァァァァァ!!!」
「さぁ、何でだと思います?」
幼馴染みを刺し、仲間を傷付けて尚、錆螺 唄は笑う。
その直後、千堂 紀和の心は憤怒一色に染められた。
反射的に体は動いていた。
銀色の弓の弦を強く、弾く。
対する錆螺 唄はナイフを手に千堂 紀和に向かって走る。
そして、─────────────交差。
弓を放つのが早かったか、錆螺 唄の一撃が早かったか。
「貴、様…」
「残念ですねぇ。後、少しでしたよ?」
結果は言う間でも無いだろう。
音を立て、千堂 紀和は崩れ去る。
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