コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Multiplex Cross Point 完結
日時: 2011/01/04 15:36
名前: Faker (ID: uUme72ux)

新たに小説を書きます、Fakerです。
どうぞ、お気軽に見て貰えれば嬉しいです。
御意見など、お待ちしています。

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Re: Multiplex Cross Point 第14話更新中  ( No.615 )
日時: 2010/08/21 20:41
名前: 瑚雲 ◆6leuycUnLw (ID: TV9sr51/)

すごいですねーw
正に死闘ですwww
こんな戦いいつかは書こうと思うのですが、
自分の才能には限界というものがあr(((
ものすごく尊敬してますよ、毎回の更新が楽しみで楽しみで仕方ないです(´∀`)
次も楽しみにしてますよ〜っ

Re: Multiplex Cross Point 第14話更新中  ( No.616 )
日時: 2010/08/23 14:52
名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: hAtlip/J)

>>614
早く地上波でプレデターズやってほしいですw
ソルトも地上波で早くやっt(
バイオハザード!Σ
怖いから嫌i((
怖いのだけは勘弁ですわー^^;
後、ソウとか(
まず、ソウを見れる年齢に達していないんですがねw

私の絵はたまにひどくなるときがあります。
ですから、秋兎の絵をかくっていっても、もしかしたら酷くなる可能性があります。。。
ご了承くださi((

Re: Multiplex Cross Point 第14話更新中  ( No.617 )
日時: 2010/08/26 17:33
名前: 夏乙 ◆NzgJJhxPAQ (ID: E6XmDPFs)

はい、魔術のほうでしたww
インク切れボールペンさんの頭が空っぽだなんて、
許されないことなのです←

鋼でいうとエドとウィンリィみたいなww
ありがとうございますw
2箱くらいいるのですが、大丈夫でしょうか?(黙
更新は、ほどほどに頑張る位が
丁度いいのです(黙殴蹴刺吊

Re: Multiplex Cross Point 第14話更新中  ( No.618 )
日時: 2010/08/26 19:03
名前: インク切れボールペン (ID: mCvgc20i)

さて、久しく返信ですねぇ。
お待たせして、申し訳ないです。

瑚雲さん。

満身創痍での激突は自分的に浪漫があると思いまs(黙
瑚雲さんなら余裕で書けますよー。
才能でダメなら、鍛錬です。
自分も鍛錬ばかりの日々ですよw
何と、楽しみとは…。
涙のダムが崩壊寸前でs(黙
期待に応えられる様に頑張りますねー。

蒼雅さん。

プレデターズ、楽しみですねー。
そうですね、ソルトも楽しみです。
バイオハザードはダメですかー、まぁ自分も映画は別としてゲームはダメですよw
ソウは一度は見てみたいと思ってる作品ですね。

いえ、絵を描いて戴ける、という事だけで感謝ですよー。

夏乙さん。

空っぽはダメですかー、手厳しいですねーw

そうですね、そんな信頼関係です。
まぁ、ティッシュはセールで大量に買ったんで遠慮無くw
そうですねー、ほどほどが一番ですw

Re: Multiplex Cross Point 第14話更新中  ( No.619 )
日時: 2010/08/26 19:11
名前: インク切れボールペン (ID: mCvgc20i)

Multiplex Cross Point─多重交差点─ 第15話

護れるなら、護ってみたいと願ったのだ。
兄の冬丞と、恩師のダージスが抱いた、朧気な夢を。

『琴音、君には夢はあるかい?』

【灰燼の風】の組織に参入し、ダージスの部下となった日、彼から、そんな事を聞かれた。
夢、その言葉を脳裏で反芻し、彼女は懐かしく自分が忘れていた幼少の頃の夢を思い出した。
レストランのウェイトレス、それが彼女が幼少の頃に抱いた夢。
それを赤面ながらにダージスに答えてから数日後、彼女はダージスから1つの物を賜った。
それが、現在も纏い続けているウェイトレスの服。
過去に抱いた夢、ダージスはその一端を叶えてくれた。
レストランで働く、という事は出来ないが、その服を纏えた事は嬉しい事だったと言える。
恩衣を賜った事、光栄の極みです、と喜色満面で礼を述べた彼女に、ダージスは己の夢を語った。

『僕は、誰かを護る為の力が欲しい』

まだ、鮮明に覚えている。
彼の表情は憂いを帯び、寂しそうだった。

『それが禁忌の力でも。その力が、誰かの幸福に繋がるなら、僕は…』

その力を手にしたい。
寂しそうな、泣き出しそうな笑顔で、彼は言った。
あの時、彼女は思ったのだ。



彼の夢を成就させる為なら、命を擲つも厭わない、と。



だから…。
だから。
だから!!

(起きなさい、荒川 琴音ッ!!)

己を叱咤し、彼女はロビーの床に打ち付けられた身を起こした。
足は震え、視界は絶える事無く揺れ、意識は朧気だ。
蓄積したダメージを体が許容し切れていない。
それでも、彼女は。



刀の柄を強く握り、常世 秋兎に立ち塞がる。



「死ぬゼ、お前」

斬馬刀を軽く構え、秋兎は呟いた。
彼の言葉の通り、彼女は死ぬかもしれない。
これ以上のダメージは、彼女の命を削り取るのは歴然だった。



だとしても。



その事実を肯定し、自分が無謀で危険な行為に及ぼうとしている事を考えても、別に何も感じなかった。
それでも、構わないと思えたのだ。
ダージス・シュヘンベルク、彼の大望の為ならば。

「私は…死を厭わない!!」

大恩に報いるは、今。
恩師が大望の為、少女は闘う。
それが、勝てる可能性が無い、無謀極まりない闘いだとしても。
少女は肯定する、それが恩師に対する奉公と知るからこそ。

「いざ、顕れよ。憤怒の王、怒濤を纏いて敵を滅する裁剣を振るい給え!!」

言葉を紡いだ琴音の周囲に、無数の光の糸が展開される。
美麗、鮮烈なる光景が秋兎の眼前に顕れた。
光の糸は、琴音を中心にドーム状に纏まり、繭の様な形を形成し。
直後。



「荒川式絡繰術九十之型──────────────、【不動明王】」



光の繭を突き破り、それは顕れた。
巨大な甲冑を纏い、秋兎の斬馬刀の3〜4倍の大きさを誇る日本刀を手にした巨人。
爛々たる赤色の眼光が秋兎を捉え、憤怒の巨人は君臨する。
そして、その前には荒川 琴音が静かに佇んでいた。
彼女は、刀を力強く構え、こう宣言して見せた。

「ダージス様が宿望の為…。我が身を刀と成し、敵を斬り裂かん!!」

護ってみたいと思ったのだ。
例え、命が尽き果て、此処に屍を晒すとも。
恩師が抱いた、朧気で儚い夢を。


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