コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Multiplex Cross Point 完結
日時: 2011/01/04 15:36
名前: Faker (ID: uUme72ux)

新たに小説を書きます、Fakerです。
どうぞ、お気軽に見て貰えれば嬉しいです。
御意見など、お待ちしています。

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Re: Multiplex Cross Point キャラ募集中 ( No.50 )
日時: 2010/03/30 21:35
名前: インク切れボールペン (ID: xFQn5lM8)

羽琉さん。

ですね。
勉強も小説も両立させたいと思います。
更新は今からしようと思います。
やっと、投稿して貰ったキャラが出せます。
ミスってたら、スイマセン。

柊さん。

おー、興味深い設定ですね。
投稿してもらったキャラは必ず使う主義なので、ありがたく使わせて頂きます。
冷たい屍、かっこいいですね〜

Re: Multiplex Cross Point キャラ募集中 ( No.51 )
日時: 2010/03/30 21:38
名前: インク切れボールペン (ID: xFQn5lM8)

それは、突然としてカノンの前に現れた。
道を阻むようにして、一種の壁の如く佇む、それは。

5mに及ぶ巨躯に、鉄屑で形成された体は、路地を塞ぐ壁となる程の大きさを持っていた。

それは、人間を連想させる体をしていた。
大地を踏む度に、周辺を振動させる鉄屑で出来た両足。
殴られれば、どんな屈強な人間でも肉塊に変わるであろう、凶器の両手。
そして、鉄屑で形成された顔らしき部分には口のような穴と、妖しく光る、赤き双眼。

「…」

正しく、怪物と評して良いであろう、それは。
カノンを阻むようにして現れ、その赤き双眼で彼女を見据えた。
そして、

その手を、カノンに向かって伸ばして来た。

目的は明らかに、彼女だ。
それを瞬時に理解したカノンは、すぐに道を引き返し、走った。
だが、


怪物が一歩、足を踏み出して起きた振動によって、彼女は態勢を崩して、その場に転げた。


しかも、最悪な事に片足を変な方向に捻ってしまい、動きが取れなくなってしまったのだ。
捻った片足を抑え、後を振り向いた彼女が見たのは、


怪物が鉄屑の剛腕を堅く握り締め、彼女に一撃を打ち放とうとする姿だった。


瞬間的に理解する。
あの一撃を受ければ、確実に彼女は物言わぬ肉塊と化すだろう。
だが、片足を動かせない彼女に、回避する術は───────、無い。

「ウォォォォォォ…!!」

怪物は唸り声を上げ、剛腕を打ち放つ。
そして、その一撃はカノンを物言わぬ肉塊に変える。




はずだった。




「伏せてろ、小娘!!」

剛腕が風を斬り、彼女に迫る中、カノンは聞き覚えの無い少年の声を聞いた。
それが聞こえた瞬間だった。


何処からか現れたレーザー光線のような細長い光が怪物の剛腕に直撃し、凄まじい爆発を起こしたのは。


しかも、一発には止まらず、無数のレーザー光線が何処からか現れ、剛腕に直撃し、爆破していく。
爆風が路地を駆け抜け、カノンは思わず、地面に伏していた。
その状況の中、彼女は聞き覚えの無い少年の声の意味を理解する。
伏せてろ、とは、こういう事だったのか、と。

「ゴォォォォォ…!!」

怪物が仰け反り、その巨躯を一歩、退かせてバランスを取った。
爆風が駆け抜ける中、怪物の腕は飛んで来ない。
どうやら、先程のレーザー光線のような光が怪物の腕を爆発によって完全に停止させたようだ。

「呆気ないな。やっぱ、こんな奴じゃ、俺の相手は勤まらない、って事だ!!」

はははははは、と高らかに聞き覚えの無い少年の声が路地に響き渡った。
すると、伏せていたカノンの前に突然として1人の少年が現れる。
紫色の瞳に青色の短髪、片手に銀一色の弓を携えた、小柄な少年。
彼は、カノンを見ると、笑顔で、

「無事だったみたいだな。ま、俺が来たからには安心しろよな!!」

「…誰?」

「おっと、名乗って無かったな。俺は、千堂 紀和。───────、お前を助けに来たんだ」

「私を…助けに?」

おう、と千堂 紀和と名乗る少年は答えた。

Re: Multiplex Cross Point キャラ募集中 ( No.52 )
日時: 2010/03/30 21:39
名前: インク切れボールペン (ID: xFQn5lM8)

その瞬間である。

「グオォォォォ!!」

怪物が咆哮し、襲い掛かって来たのだ。
爆発によって崩壊寸前の腕を、さらに振るって来る。

「俺の【銀閃】の魔術射撃を受けて、まだ動かせるのかよ、あの腕!?」

「ダメ、危ない」

「無表情&棒読みで言っても、危機感は伝わらないぞ、小娘!!」

紀和がカノンに突っ込みを入れた、その時。
怪物が放った剛腕は既に、二人の傍まで接近していた。
紀和、カノンの二人が、剛腕に薙払われるのも時間の問題と思われた、その瞬間の事。




「邪魔」




抑揚の無い、青年の言葉と共に、剛腕は怪物の腕の付け根から完全に消えていた。
空中を回転し、紀和とカノンの真後に落ちる、巨大な鉄屑の腕。
斬り落とされた鉄屑の腕の付け根の前に、1人の青年が佇んでいた。
紅色の瞳に、肩くらいの黒髪のショートヘアー。
第一ボタンの開いた白シャツの上から、ボタン全開の黒の長袖上着を羽織る青年。
身長は平均よりも少し大きく、首からは紅い石の填め込まれたネックレスを掛けている。
そして、その手には鋭利な切っ先を持つ、自分の身長と同程度の槍の柄を掴んでいた。

「紀和。助けに来た」

青年は抑揚の無い、感情の感じ取れない声で、後に立つ紀和へと告げた。
槍の柄を片手で持ち、一回転させると、彼は眼前の怪物を威嚇するように槍の切っ先を突き付ける。

「…誰」

「おい、黒雅。コイツが、誰だって聞いてるぞ。答えてやれ」

「俺は黒雅 誡。よろしく…」

青年は告げると、眠たそうな欠伸をした。
そんな青年に対して紀和は、緊張感無いな、と突っ込む。

「そうだね。もっと、緊張感を持って行こうよ」

「そうだな…。って、うおおおおおお!?」

紀和は突然として隣から聞こえた少女の声に驚愕の声を上げる。
彼の隣には、緩いウェーブの卵色の長い髪の少女が佇んでいた。

「三回目だけど。…誰」

「結月 采音だよ。貴方を助けに来たの」

「…私を」

「そ。だから、この怪物を倒しちゃおう、黒雅君、紀和」

「突然の登場に突っ込みたいんだが、その猶予は無しなのか」

「もちろん。紀和、小さい事ばかり気にするから身長が伸びないんだよ?」

「言ったな!!」

「言ったよ。何か文句あるの、私は【鉄の十字架】の部隊長だよ?」

「権力を使うな、この後衛専門め!!」

「後衛がいるから、前衛は戦えるんだよ!?」

「この料理だけが取り柄のバカ隊長め!!」

「うわ、暴言を口走る!? だったら、私だって言うよ、言っちゃうよ!?」

「やってみろ、料理長!!」

「暴言ですら無い!? 紀和、私はそれについて突っ込んで良いのかな!?」

「不可能だ」

「そのままボケを流せと!? 関西人の血が騒ぐよ!?」

「まず、お前、関西人じゃ無いだろ」

「違うけど、その魂を受け継いでるよ。私の魂が光って唸る、ボケを突っ込めと轟き叫ぶッ!!」

「帰れ」

「うわ、冷静に一蹴された!! 黒雅君、どう思う、紀和のこの態度!?」

「良いと思うけど」

「抑揚の無い声、最早、私たちに興味すら抱いてないね!?」

「よーし、黒雅。隊長は放っといて、その怪物を早いとこ倒すぞ」

「スルー!? 敢えてのスルー、紀和!? 此処まで会話を発展させて放り投げちゃった!?」

そんな結月 采音を放置し、紀和と誡は得物を手に怪物の前に立つ。
怪物の片腕は斬り捨て、無力化したものの、まだ片腕が残っている。

「俺の実力を見せてやる。援護する、ぶち抜けよ、黒雅!!」

「善処する」

「ちょ、紀和───ッ!! 指示は隊長である私の役目なのに─────ッ!!」

「行くぞ!!」

「頑張ろう」

「無視ですか!! 副隊長、私の部下達が反抗期で命令を聞いてくれませーんッ!!」

Re: Multiplex Cross Point キャラ募集中 ( No.53 )
日時: 2010/03/31 11:51
名前: 瑚雲 ◆6leuycUnLw (ID: 9H03YzTC)

wwwwwwwwwwwwwww
可愛いです、采音ちゃんw
なんか感動ですね、自分の考えたキャラが出るとはww
それに采音ちゃんと紀和の言い合いが非常に笑いましたwww
一本とられた気分ですΣ(゜д゜)

Re: Multiplex Cross Point キャラ募集中 ( No.54 )
日時: 2010/03/31 14:04
名前: インク切れボールペン (ID: xFQn5lM8)

瑚雲さん。

最年長で、御姉さんキャラで、この結果です。
投稿して貰ったのに、イメージ通りでは無いような気がしますね〜…。
御笑い攻めで行ってみましたが、かなり無茶だったかなー、って思います。
笑って頂けるだけで、幸いです。
更新も頑張らねば、ダメですねー


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