ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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闇と獣と凡人と
日時: 2011/02/11 13:19
名前: Nekopanchi (ID: 7foclzLM)

なんと!! 金平糖さんがキャラ絵を描いて下さいました!!

漣 直哉(主人公)

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次は名無しを描いてくれるそうです!!

<アンケートのお知らせ>

名無し「とか言って何も思イ付かなかっタから安易にアンケートにシただけなンだろウけどね。」

犬神「…そうハッキリ言うな。早速アンケートいくぞ」

アンケート用紙

①正直言ってこの小説は面白いですか?(社交辞令などは一切無しでお願いします)
「」

②ストーリーはどうですか?
「」

③やみけもで好きなシーンはありますか?
「」

④今現在登場しているキャラクターで誰が一番好きですか?
「」

⑤読んでいて気になった点、また、「ここはこうの方がいいんじゃね?」というのがおありでしたらお書き下さい。
「」

⑥何か一言お願いします
「」

〜ありがとうございました〜

闇と獣と凡人と 序章

「…はぁ……」

ここはどこなんだろう…周りを見回しても山の中という事しかわからない…とりあえず、がむしゃらに歩いていたがもうすっかり日も暮れてしまった…。
「どうするかな…」

その時、ふと耳を澄ますと、そう遠くないところで鳥の鳴き声が耳に入ってきた。

「……………カラスか?」

その鳴き声は単体のカラスではなく、群れが鳴いている、という感じだった。

ーーーその喧騒はまるで…
カラスが自らの声にまみれて舞い、踊っているかのようで…………


バサッ


…背後で羽音が響いた。

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Re: 闇と獣と凡人と 参照2000突破記念アンケート実施中 ( No.297 )
日時: 2010/11/23 21:27
名前: Nekopanchi (ID: 9IMgnv4t)

闇と獣と凡人と 第二、五章

「……六角」

その少女の声が聞こえると、縁側の奥の襖が開き、そこから目にも映らない速さで何かが飛び出して、あっと言う間に真っ暗な森の中へと消えて行った。

……その夜空には無数の星が煌々と輝いていた。

第二章終了

Re: 闇と獣と凡人と 参照2000突破記念アンケート実施中 ( No.298 )
日時: 2010/12/04 20:49
名前: Nekopanchi (ID: 16/cv9YI)

闇と獣と凡人と 第三章

煌々と星が光る夜空の下で硬い物を鈍器で殴り付ける様な鈍い打撃音が絶え間なく、辺りに響いている。いや、まあ……

「だああああ!!」

俺が響かせているんだが。先程から何度も何度も殴る、蹴るを繰り返している。だが今は筋力増強の魔法は使っていない。
何故なら、あれをやり続けたら俺の身体がぶっ壊れてしまうからだ。
俺の筋力増強魔法は、あくまでも『人間の中に眠っている力を引き出す』のであって、『無から力を足している』訳ではない。簡単に言うなら『火事場の馬鹿力』を強制的に引き出している感じだ。

Re: 闇と獣と凡人と 参照2000突破記念アンケート実施中 ( No.299 )
日時: 2010/12/11 13:27
名前: Nekopenchi (ID: 5ht6gS3d)

闇と獣と凡人と 第三章

そして『火事場の馬鹿力』は本来、脳が命の危険だと判断した時のみ、自らを危険から守るため発動する物だ。
脳が命の危険と判断した時にしか使えない、という事にはれっきとした理由がある。それは、普段から使っていると、すぐに肉体の限界を超え、筋肉が切れるなどして壊れてしまうからだ。
だが俺は脳を関係無しに、魔法という『力』で筋肉に流れる血液量を増やし、無理矢理『火事場の馬鹿力』を引き出している。
安易に、力が強くなるから、と普段から使っていたら、たちまちぶっ壊れてしまうだろう。

Re: 闇と獣と凡人と 参照2000突破記念アンケート実施中 ( No.300 )
日時: 2010/12/11 13:29
名前: Nekopanchi (ID: 5ht6gS3d)

闇と獣と凡人と 第三章

しかも、今日は名無しに襲われてからずっと使いっぱなしだ。もういつ限界が来てもおかしくない。
というか、既に全身の筋肉が痛い。……まあほんの少しだからまだ問題無いが。
ちなみに『風を起こす魔法』は無から風を起こしている。詳しい原理は全くわからない。『筋肉増強』の方も、テレビでそんなのを見て気付いただけで自分から原理を気付いた訳じゃない。
そして『風の魔法』はあくまで『風を起こす』だけなので、その風自体でのダメージは期待出来ない。せいぜい、吹き飛ばして壁に叩き付けるぐらいが関の山だ。

Re: 闇と獣と凡人と 参照2000突破記念アンケート実施中 ( No.301 )
日時: 2010/12/14 23:48
名前: Nekopanchi (ID: cASJvb5A)

闇と獣と凡人と 第三章

……まあ、まともに使ったのは、高一の時にキレて不良を吹き飛ばしたのと今日、名無しに使った二回だけだから威力とか、最大でどれだけの物を飛ばせるか、とかも全然わからないんだが。
そして、俺が使える魔法は今言った二つだけだ。
……もっとも、やろうと思えばもっと別なのも出来るかもしれないのだが、生憎やろうと思った事がない。
そもそも、これまでは使うどころか、バレない様に隠してたぐらいだからな。やろうと思う必要がなかった。
……でも今となっちゃ少しぐらい使える様にしとくんだったと後悔してる。


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