ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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闇と獣と凡人と
日時: 2011/02/11 13:19
名前: Nekopanchi (ID: 7foclzLM)

なんと!! 金平糖さんがキャラ絵を描いて下さいました!!

漣 直哉(主人公)

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次は名無しを描いてくれるそうです!!

<アンケートのお知らせ>

名無し「とか言って何も思イ付かなかっタから安易にアンケートにシただけなンだろウけどね。」

犬神「…そうハッキリ言うな。早速アンケートいくぞ」

アンケート用紙

①正直言ってこの小説は面白いですか?(社交辞令などは一切無しでお願いします)
「」

②ストーリーはどうですか?
「」

③やみけもで好きなシーンはありますか?
「」

④今現在登場しているキャラクターで誰が一番好きですか?
「」

⑤読んでいて気になった点、また、「ここはこうの方がいいんじゃね?」というのがおありでしたらお書き下さい。
「」

⑥何か一言お願いします
「」

〜ありがとうございました〜

闇と獣と凡人と 序章

「…はぁ……」

ここはどこなんだろう…周りを見回しても山の中という事しかわからない…とりあえず、がむしゃらに歩いていたがもうすっかり日も暮れてしまった…。
「どうするかな…」

その時、ふと耳を澄ますと、そう遠くないところで鳥の鳴き声が耳に入ってきた。

「……………カラスか?」

その鳴き声は単体のカラスではなく、群れが鳴いている、という感じだった。

ーーーその喧騒はまるで…
カラスが自らの声にまみれて舞い、踊っているかのようで…………


バサッ


…背後で羽音が響いた。

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Re: 闇と獣と凡人と ( No.28 )
日時: 2010/06/18 21:26
名前: Nekopanchi (ID: ozdpvABs)

闇と獣と凡人と 第一章

[見たい]という[欲望]を無理矢理抑え込んでいるところに[後ろを見ろ]と命令されれば、抑え込む力は一気に弱まり、[欲望]のまま行動する。それは心が強いといっても例外ではない。

私が声をかけると思った通り、人間は先ほどの粘りが嘘だったかのようにあっさりとこちらを向いた。
その人間は見るからに恐怖していた。
私が人間ではないと気づいているのだろうか。
まあ、私の背中には翼が生えているのだから気づいているのだろうが。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.29 )
日時: 2010/06/19 01:28
名前: 三上 ◆lnkYxlAbaw (ID: MlnT8urB)

やっぱり人間は食べられてしまうのか気になります。

続き楽しみです>w<

Re: 闇と獣と凡人と ( No.30 )
日時: 2010/06/20 06:13
名前: Nekopanchi (ID: 0inH87yX)

闇と獣と凡人と 第一章

「私ガこワい?お兄サん?」

笑みを浮かべながらゆっくりと人間に近づく。
ちなみに作り笑いではない。これから久々に若い人間の肉が食べれると思うと、つい笑みがこぼれてしまう

そして、十秒ほどで私と人間との距離はほとんど無くなり、人間の表情が歪む。
…私を恐れているんだ。
でも…

「怖がラなくテも大丈夫」

そう…
…なるべく痛みを与えないように…

「すグ、食べテあげルから」

そして、我慢が限界となり自分でもわかるほどの狂暴な笑みが自然と浮かんで、私の[欲望]のまま人間の首へと手を伸ばす

そして、その数秒後、骨が折れた時の懐かしい音があたりに響いた。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.31 )
日時: 2010/06/20 09:41
名前: Nekopanchi (ID: DrxGkANi)

闇と獣と凡人と 第一章

でもおかしい。
私はまだ人間の首をつかんですらいなかった。
つかんでいない以上、折る事はできない。
なら今の音は………?

「ッ……!?」

頭に疑問が浮かんだのと、ほぼ同時に、人間の首をつかもうとした腕に鈍い痛みが走り、腕に視線を向ける。

そして、疑問はすぐに解決した。

人間が左手で私の手首をつかみ、右手で殴りつけたのだ。その結果、腕の骨が折れ、あり得ない方向へと向いている。

Re: 闇と獣と凡人と 参照100突破 オリキャラ募集です ( No.32 )
日時: 2010/06/20 14:28
名前: Nekopanchi (ID: tyHe3Nhg)

闇と獣と凡人と 第一章

それから、人間は恐怖に震えた表情のまま、つかんでいた私の腕を放し、掌を私に向けた。

そして、その掌から突風が吹き、私の身体は、いとも簡単に吹き飛ばされ、五十mほど飛んでから木に背中を打ちつけて、ようやく止まる

私は、しばらくそこから動く事ができなかった。
別に致命傷を負った訳じゃない。折られた腕も放っておけば三日ほどで完治する。

私が動けなかった理由は一つしかない、驚いてしまっていたからだ。
先ほども言ったが、私は妖怪だ。身体も人間とは比べ物にならないくらい丈夫にできている


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