ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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闇と獣と凡人と
日時: 2011/02/11 13:19
名前: Nekopanchi (ID: 7foclzLM)

なんと!! 金平糖さんがキャラ絵を描いて下さいました!!

漣 直哉(主人公)

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次は名無しを描いてくれるそうです!!

<アンケートのお知らせ>

名無し「とか言って何も思イ付かなかっタから安易にアンケートにシただけなンだろウけどね。」

犬神「…そうハッキリ言うな。早速アンケートいくぞ」

アンケート用紙

①正直言ってこの小説は面白いですか?(社交辞令などは一切無しでお願いします)
「」

②ストーリーはどうですか?
「」

③やみけもで好きなシーンはありますか?
「」

④今現在登場しているキャラクターで誰が一番好きですか?
「」

⑤読んでいて気になった点、また、「ここはこうの方がいいんじゃね?」というのがおありでしたらお書き下さい。
「」

⑥何か一言お願いします
「」

〜ありがとうございました〜

闇と獣と凡人と 序章

「…はぁ……」

ここはどこなんだろう…周りを見回しても山の中という事しかわからない…とりあえず、がむしゃらに歩いていたがもうすっかり日も暮れてしまった…。
「どうするかな…」

その時、ふと耳を澄ますと、そう遠くないところで鳥の鳴き声が耳に入ってきた。

「……………カラスか?」

その鳴き声は単体のカラスではなく、群れが鳴いている、という感じだった。

ーーーその喧騒はまるで…
カラスが自らの声にまみれて舞い、踊っているかのようで…………


バサッ


…背後で羽音が響いた。

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Re: 闇と獣と凡人と ( No.282 )
日時: 2010/11/04 02:32
名前: Nekopanchi (ID: 9IMgnv4t)

闇と獣と凡人と 第二章

そして、犬神が言ったすぐ後に、名無しも半ばどもりながら、激励だかなんだかよくわからない言葉を投げ掛けてくる。

「べ、別にお兄さンがどうなろウと知った事じゃなイけど……いツか再開できたラ、その時はまた頭を撫でさセてあげルから……死ななイでよね。い、言っとくケど『なでて欲しい』んじゃナくて『なでさせてあげる』んダから、変な勘違いしないデでね!」

遠回しすぎる言い方にまたも吹き出してしまった。

最初は喰われかけたけど、また会ってやってもいいかな。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.283 )
日時: 2010/11/04 02:34
名前: Nekopanchi (ID: LCLSAOTe)

闇と獣と凡人と 第二章

一人苦笑しながらそんな事を思い、二人に背を向けたまま、ヒラヒラと手を振ってみせる。

「ああ! お前らがここまで御膳立てしてくれたんだ、死なない様に気を付けるよ! あとまた会える日を楽しみにしてる!」

そう言って、俺は犬神に指示された方向に走り出した。 なんで俺は今こんな状況におかれて笑いながら走ってんだろな。

…………………………………………

「はあ……はあ……」

犬神達と別れてからどれくらい経ったのだろう。少なくとも十五分は走っている気がする。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.284 )
日時: 2010/11/07 13:25
名前: 美衣 ◆zK0IV2aU4. (ID: tXtJgBFl)


 *Nekopanchi さん

こんにちわっ!毎度有難うございます!
感想を送る、美衣です♪ ←
思ったことを述べさせていただきます。

@私がおおっと思った注目点はキャラがする仕草などの説明がついている所ですねー(・ω・)
>>262の言葉を濁す や >>272の大義そうに咳払いをして、気まずそうにこめかみの辺りを人指し指でかきながら
などを注目しました!仕草って大切だと思うんですよね・・だから、この小説は
仕草と重点的に表現力のあるお話だなあと思いました。内容的にその仕草もあっていて素敵です!
いい所も沢山あるのですが、私は疑問を浮かべました。
1話1話が15行辺りでストップしていませんか?私は、最近更新したのから見始めているのですが。
最後の3話位は、大体3分ほどたってから短いのをちょこちょこ更新しているようですが。
PCに問題なければ、一度のまとめて話を作っては?読み易いですし、
短い1話1話だと、他の利用者が小説を上げても他の人が更新すると下がってしまいますし。
私は一度にまとめられる時はまとめた方がいいと思います。
こういう1話1話の終わり方がいいというこだわりがあるのでしたら、この話はスミマセン。
でしゃばりました。でも、無いようでしたら試しに一回だけでも変えてみては?感想を終えます。

内容もシリアスで、表現もよくいい作品だと思いました。
これからも頑張ってください。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.285 )
日時: 2010/11/15 19:42
名前: Nekopanchi (ID: B6N9vk9k)

闇と獣と凡人と 第二章

肺と脚がキツくなってきたので、走るのをやめて歩きながらふと空を見上げると、そこには煌々と輝く星が無数に広がり、辺りをぼんやりと照らしていた。
最初に名無しに襲われた時には、もう既に真っ暗だった訳だから、あれからどんなに大きく見積もっても半日は経っていない事になる。
俺の中では既に三日以上この森の中にいる気がするんだが……。
いや、今はそんな事はどうでもいい。まずは結界に覆われた集落を見付けねえと。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.286 )
日時: 2010/11/20 01:21
名前: Nekopanchi (ID: 21getbfq)

闇と獣と凡人と 第二章

と、空から前方に視線を戻し、一分ほど歩くと急に森が終わり、見晴らしのいい平地へと出た。だが明かりが月明かりしか無いため、あまり良くは見えないが、少なくともここからは集落らしきものは見当たらない

「なんかそろそろ集落があってもいい様な気がするんだがなあ……」

そんな事をため息混じりに呟いて、小走りで前に進む。
が。

「痛!?」

走り出した瞬間、前方には何もなかったのに、何かに激突して弾かれる様にうしろに倒れ込んだ。

「な、なんなんだ、一体……」


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