ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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闇と獣と凡人と
日時: 2011/02/11 13:19
名前: Nekopanchi (ID: 7foclzLM)

なんと!! 金平糖さんがキャラ絵を描いて下さいました!!

漣 直哉(主人公)

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次は名無しを描いてくれるそうです!!

<アンケートのお知らせ>

名無し「とか言って何も思イ付かなかっタから安易にアンケートにシただけなンだろウけどね。」

犬神「…そうハッキリ言うな。早速アンケートいくぞ」

アンケート用紙

①正直言ってこの小説は面白いですか?(社交辞令などは一切無しでお願いします)
「」

②ストーリーはどうですか?
「」

③やみけもで好きなシーンはありますか?
「」

④今現在登場しているキャラクターで誰が一番好きですか?
「」

⑤読んでいて気になった点、また、「ここはこうの方がいいんじゃね?」というのがおありでしたらお書き下さい。
「」

⑥何か一言お願いします
「」

〜ありがとうございました〜

闇と獣と凡人と 序章

「…はぁ……」

ここはどこなんだろう…周りを見回しても山の中という事しかわからない…とりあえず、がむしゃらに歩いていたがもうすっかり日も暮れてしまった…。
「どうするかな…」

その時、ふと耳を澄ますと、そう遠くないところで鳥の鳴き声が耳に入ってきた。

「……………カラスか?」

その鳴き声は単体のカラスではなく、群れが鳴いている、という感じだった。

ーーーその喧騒はまるで…
カラスが自らの声にまみれて舞い、踊っているかのようで…………


バサッ


…背後で羽音が響いた。

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Re: 闇と獣と凡人と ( No.347 )
日時: 2011/08/21 23:42
名前: Nekopanchi (ID: 0T24nVPU)

闇と獣と凡人と 第三章

「……やっぱりお前も一枚噛んでたんだ、名無し」

急所を押さえされているからか、微動だにしないまま呟く様に言うが、呟くのとほぼ同時に、少女は自分の首に回された腕を素早く片手で掴み……って、え?

俺は名無しと言う名前に聞き覚えがある。それも絶対に忘れないだろう名前。
だって、俺を喰い殺そうとした奴の名前なんだから……。しかも、アイツ以外に『名無し』なんて名前の奴が居る訳が無い。と言う事は……。
と、その時、少女の顔越しに後ろに居る奴の顔が見えた。……間違いない、アイツだ。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.348 )
日時: 2011/08/22 08:32
名前: 華京 ◆wh4261y8c6 (ID: jklXnNcU)

久々の更新ktkrっ

色々お忙しいようですが、頑張ってくださいませ、応援しておりまする。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.349 )
日時: 2011/08/22 18:49
名前: Nekopanchi (ID: 271PzwQK)

おおう、レスありがとうございまする!!
しかも応援ありがとうございます!!

いや……スランプが酷くて書けませんでした。申し訳ありません……。

しかもまだスランプを脱っしていないので物凄く拙い文ですが読んで頂けると幸いです!!




闇と獣と凡人と 第三章

「おまっ!? 何でお前がここに居るんだよ!?」

こんな悠長な事を言ってる場合じゃない、と言ってしまってから気付いた。何でと言われれば……

「はァ? こンな面倒な状況でなニ悠長な事を……」

と、人を小馬鹿にした様な顔を少女の後ろからひょこっと出して俺をを見た時、少女は名無しの腕を掴んだまま身体をグルンと反転。

……名無しの奴は正直馬鹿なところがあるからだ。

「いい加減あんたもここで片付けてあげるよ!」

少女はその声と共に名無しをハンマー投げの要領に回し、そのまま俺に向かって投げてきた

Re: 闇と獣と凡人と ( No.350 )
日時: 2011/08/24 12:13
名前: Nekopanchi (ID: cZfgr/oz)

闇と獣と凡人と 第三章

正直に言う。かなりヤバイ状態だ。前からは投げられた名無しが凄い勢い迫ってきていて、後ろは結界。このままじゃ潰れてお陀仏だ。おまけに身体は痛すぎて言う事全くを効かない。
もう、全てがスローモーションに見えた。名無しは何が起こったかわからない表情でキョトンとしている。何をされたか全くわからないんだろう。さっき結界に叩き付けられた俺と同じだ。

そんなキョトンとした表情の名無しが、スローモーションで、だが確実に迫ってきている。

もう、何も出来ない。

Re: 闇と獣と凡人と ( No.351 )
日時: 2011/09/12 05:54
名前: Nekopanchi (ID: cZfgr/oz)

闇と獣と凡人と 第三章

「まったく、面倒を掛けてくれる外来人だ」

そんなスローモーションの世界の中で、凜とした、特徴のある低い声が辺りに響き、迫ってきている名無しと俺の間に、白いものが割り込んできた。

「『不動の呪縛』」

そして次に聞こえてきたのは意味のわからないそんな言葉。

そしてその白いものは、あっという間に俺の腰に腕を回し、そのまま楽々と俺を俵担ぎにして、そのまま走り出した。

「な、何が……」

本当に何もわからない時には、こんな言葉しか出ないんだとつくづく思う。

「それはこっちの台詞だ」


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