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逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜
日時: 2015/05/12 12:14
名前: ヨーテル ◆I.1B0IMetU (ID: MSa8mdRp)

皆さん、初めましての方は初めまして。そうでない方は、今回もよろしくお願いします。ヨーテルと申します。現在バリバリの現役大学生です。

さて、今回の逃走中はあの日本最古の物語『かぐや姫』を舞台に、63人の逃走者たちが逃走成功を目指します。

ある日、かぐや姫の前に現れた5人の求婚者たち。かぐや姫は、彼らにある物を取ってくるように指示します。しかし、ここでおかしなことが起こってしまいます。この出来事に、逃走者たちが巻き込まれていく!果たして彼らは、かぐや姫を最高の結末へと導けるのか!

そして、今回は常識を超えた心理戦が展開される!攻撃と防御を巧みに使い、優位にゲームを進めていくのは誰だ!

では、逃走者紹介です。今回は、9作品7人ずつの参戦となっております。どうぞ!



逃走者一覧 カッコ内は参加回数

『大乱闘スマッシュブラザーズ』 参加7名
・マリオ(2)
・ルイージ(2)
・ワリオ(初)
・ピーチ(初)
・リュカ(2)
・スネーク(2)
・デデデ大王(初)

『ひぐらしのなく頃に』 参加7名
・前原圭一(2)
・竜宮レナ(2)
・園崎魅音(2)
・北条沙都子(2)
・古手梨花(2)
・赤坂(2)
・大石(2)

『ゲゲゲの鬼太郎』 参加7名
・鬼太郎(初)(目玉おやじ同伴)
・ネコ娘(初)
・ネズミ男(初)
・砂かけばばあ(初)
・子泣きじじい(初)
・大天狗(初)
・ろくろ首(初)

『ドラえもん』 参加7名
・ドラえもん(初)
・野比のび太(初)
・源静香(初)
・骨川スネ夫(初)
・剛田武(初)(作中ではジャイアン)
・出木杉英才(初)
・ドラミ(初)

『逆転裁判シリーズ』 参加7名
・成歩堂龍一(初)
・御剣怜侍(初)
・狩魔冥(初)
・糸鋸圭介(初)
・綾里真宵(初)
・王泥喜法介(初)
・一条美雲(初)

『東方Project』 参加7名
・博麗霊夢(2)
・十六夜咲夜(2)
・射命丸文(2)
・古明地さとり(初)
・古明地こいし(初)
・伊吹萃香(初)
・森近霖之助(初)

『福本作品シリーズ アカギ&カイジ』 参加7名
・赤木しげる(2)
・安岡(2)
・南郷(2)
・鷲巣巌(2)
・伊藤開司(初)
・一条聖也(初)
・坂崎孝太郎(初)

『逃走中同盟』 参加7名
・KAME3(2)
・読み線(初)
・nukosan(初)
・狂った猫(初)
・yu-a28(初)
・大化の改新(初)
・イグッチョ(初)

『オリジナルキャラ』※紹介あり 参加7名

竜崎悠太(2)
偏差値68の県立来夢高校に通う、高校2年生。理数系の天才で、校内でもトップの成績をとっている。それに加え、冷静さとリーダーシップを兼ねそろえているため、顔は平均的なのだが、女子からの人気が高い。ただ、竜崎が恋愛に鈍感な為、好かれているということに気付いていない。よって、人と付き合ったこともない。

結城秋子(2)
竜崎のクラスメイト。竜崎のことを心から好いているが、本人の前に行くとどうしても緊張してしゃべれない。ノーメイクだが十分かわいい顔をしているので、男子からは人気が高いが、彼女は竜崎一筋で、他の男子になど見向きもしない。頭は、それなりにいいようだ。

一ノ瀬玲奈(2)
竜崎のクラスメイト。基本的にクールな性格をしており、状況判断も的確。彼女には、幼いころに一家を詐欺でつぶされた経験がある。そのため、人の嘘に敏感で、嘘を見抜くのがとてもうまい。成績は非常に優秀で、10段階評価のオール9。

藤田剣人(2)
竜崎のバイト先の先輩。比較的まじめな性格で、何事にも一生懸命取り組む。そのせいか、国内でも有数の有名大学に通っている。本人いわく、自分の通っている大学は、日本一有名なT大学にあっさりK.Oされる大学であるとのこと。優しい性格をしているが、打たれ弱い。

梅原翔太(初)
竜崎のクラスメイトであり、親友。しかし、2か月前家が火事になり、最愛の弟を亡くす。そのショックで、失声症(声が出なくなる病気)にかかってしまった。言葉を話すこともできないが、火事以来彼は表情をなくしてしまった。心理戦の能力は、相手の心理を読む力もあるが、ポーカーフェイスで相手に心理を読ませないほうが得意。しかしそれは、火事によるトラウマがあるからなのだ……

大塚一平(初)
竜崎の古くからの友人。小中高と同じ学校に通ってきた。彼は基本的にテンションが高く、ハリネズミのように立たせた髪が特徴。そんな彼は、サッカーで全国大会に出場するほどの運動神経を持ち、逃走成功に期待がかかる。

Mr.ブラウン(初)
竜崎の学校でALTをやっている。日本語は片言だが喋れるため、コミュニケーションに問題はなさそうだ。運動はあまり得意ではないが、唯一の外国人参加者として、頑張ってもらいたい。出身地はアメリカ。




以上、63名です。



▽天地人を旅して逃走中!
▽厳しい予選、勝ち抜くのは!?
▽赤木しげるの芸当!
▽逃走中同盟、心理戦でタジタジ!?
▽初参加の妖怪勢の実力は!?
▽異議あり!かぐや姫の罪?
▽心理戦の果てに、逃走成功するのは誰だ!?



では、お楽しみください。

ここから下は、逃走中の各種設定、能力制限の詳細等が書かれています。

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Re: 逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜 ( No.317 )
日時: 2015/01/07 01:13
名前: ヨーテル ◆I.1B0IMetU (ID: eetvNq3l)

>エイジアさん
運動神経は確かに必要だと思います。視力も、あるに越したことはないと思います。しかし、今回のテーマは心理戦。運動神経がなくとも、視力が低くとも、作戦でそれをカバーできるのが密告中というゲームではないのでしょうか。
一番向いてる人は……誰なんでしょうね〜。

>劇団kame3さん
蘭華さん合格おめでとうございます!そしてkame3さんはペアの霊夢やアカギとチームを組むことになりました。いや〜これは誰が見てもツイてますね。大本命と言える赤チーム、一体どんな戦いを見せてくれるのでしょうか、注目です。

>KAME3さん
各チームの分析を書いてくださったようで……楽しく読ませていただきました。赤チームと青チームが本命といった感じでしょうか。しかし、分析をしたKAME3さんならわかると思いますが、各チームとても個性的で特徴のあるチームです。うまく力を発揮できたとき、大物食いが成就する可能性は十分にあるといえるでしょう。

Re: 逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜 ( No.318 )
日時: 2015/01/07 01:20
名前: ヨーテル ◆I.1B0IMetU (ID: eetvNq3l)

オドロキ「さて、と。3時まで作戦会議とリーダー決めかな」

赤坂「適当な部屋使って、話し合おうか」

各チームがばらけようとしたとき、教室に設置されていたモニターが映った。映し出されたのは仮面をつけた男の姿、それと同時に主催者のものと思われる声が変声器を通じて聴こえてきた。

主催者「皆様、ここで一つ私からいう事があります」

スネーク「主催者か……?」

全員多少の困惑はするも、主催者の声に耳を傾けた。

主催者「この密告中、7位までが通過というゲームです。しかし、1位通過と7位通過の価値が全く同じというのも味気ない。皆様にはぜひ1位通過を目指していただきたいところです」

アカギ「ほう。とすると、上位チームには何か特典があるってことか?」

主催者「それでもいいのですが、特典のためにわざわざ必死になって1位を取りに行かないチームもいるでしょう。そこで私が考えたのは、1位にプラスを与えるのではなく……1位以外にマイナスを与えること」

霊夢「それってつまり、1位じゃなきゃ何か罰があるってことかしら?」

主催者「さすが霊夢さん、察しがいい。この2ndステージ、1位以外のチームに所属している27名の中から一人、絶対に他人に知られたくない秘密を公開します!」

その時、明らかに全員の顔が、変わった。

マリオ「ちょっと待て、冗談じゃねえぞ!」

ネズミ男「俺なんて何個やましいことあるかわかんねえぜ!?バラされるとか勘弁してくれよ!」

抗議に出るものに対し、冷静な男がいた。あの天才検事である。

ミツルギ「まあ落ち着きたまえ。いくら主催者とはいえ、私たちの事をそんなに詳しくは知らないだろう」

主催者「フフフ……そう思われるなら構いませんが。とにかく、2位以下のチームの方には等確率で秘密を公開される可能性があるという事です。秘密を公開されると何が起こるか。例えば、好感度とか……今低い方はまずいことになるかもしれませんね」

竜崎「(……ここか!)」

竜崎は、この好感度システムについて疑問を抱いていた。この面子で大勢に嫌われるものなど存在しないと考えていた彼は、好感度システムによって失格者などでないだろうと思っていた。しかし、秘密をばらされたとしたらそうはいかなくなるかもしれない。

好感度システム、ここにきて本領を発揮する。

主催者「では、チームごとにぜひ1位を取るための策を練ってください。それでは」

それを最後に、モニターに主催者の姿が映ることはなかった。逃走者たちは、チームごとに別々の部屋に移動することにした。




それではここから、3時のリーダー会議まで各チームの様子を見ていこう。

〜赤チーム / 赤木しげる 博麗霊夢 KAME3〜

霊夢「あ〜面倒くさいことになってきたわね」

KAME3「これは何としても1位を狙わなくてはいけないですね……でもまあ、このチームなら大丈夫ですよね!」

アカギ「1位ねえ……俺はあんまり興味はないがな。2位でもいいんじゃねえか?」

霊夢「あのねぇ……あんたとは違うのよ私たちは。変な事バラされたら普通に嫌よ」

アカギ「ふぅ……。とりあえず、お前らから見て要注意チームってあるか?」

KAME3「う〜ん、イグッチョさんのいる黒チームとか、狂った猫さんのいる黄色チームは要注意ですかね。作者勢、やっぱり密告中の知識もあると思うんですよ」

霊夢「あんまり他の人とか良く知らないけど、確かに咲夜もいる黄色チームは要注意な気がするわね」

アカギ「ククク……お前ら本当に暢気だな」

霊夢「なあっ!?」

アカギ「密告中っていうのは、要するにどんな手を使っても相手の番号が分かりゃいいんだろ?そういうことなら、情報収集能力が一番高い奴がいるチームが強いんじゃねえか。なあ、霊夢……?ま、とりあえずリーダーは俺がいくさ」

赤チーム、優勝候補大本命。そのリーダーはやはり神域、赤木しげる。人が作る狂気の世界が、今繰り広げられる。




〜青チーム / 射命丸文 竜崎悠太 大天狗〜

文「さて、どうしましょうかね。とりあえずリーダー決めましょうか」

竜崎「大天狗さんなんて、どうだろうか。文、お前は天狗なんだろ。なら上司なんじゃないのか?」

大天狗「ワッハッハ!確かに文殿も天狗の一員であるようだが、ワシの組織とは全く違う組織に属しているようじゃ」

文「ええ、私の上司の大天狗様とよく似ていますが、この方は私の上司とは別の大天狗様です」

竜崎「なるほど。しかしそれを抜きにしても、大天狗さんは体も大きく威圧感もある。リーダー会議で他のチームに圧をかけられると思います。大天狗さん、どうでしょうか?」

大天狗「ウーム……相手が並の妖怪や人間なら、ワシの姿を見ただけでビビってくれるだろう。しかし、ここに集まるは強者、わしの姿にビビる輩はおらんじゃろう。ここはこちらも同じ強者で、文殿をリーダーに推薦したいと思う。悔しいが、心理戦ではワシは勝てぬ」

文「分かりました、たとえ組織は違えど天狗の長の命。この射命丸文が、リーダーを引き受けましょう」

青チーム、天狗の頭脳と速さ。そこに竜崎悠太の優秀さが加わるチームであり、優勝しても全くおかしくはない。リーダーは千年を生きる天狗、射命丸文。天狗の誇りをかけ、負けられない戦いが始まる。




〜緑チーム / 鷲巣巌 ドラミ 一条聖也〜

ドラミ「なんか濃い人がチームメイトね」

鷲巣「カカカ……まあワシは今回はおとなしくしておく。こういう体を使うゲームは老体にはきついわ……!」

一条「まあ、そうしてもらえると助かります。じゃあリーダーは俺が行くことになりそうかな」

鷲巣「おーっと待った!リーダーはワシがやる。リーダー会議で本物の王を知らないグズどもに圧をかけて来てやるわい……!」

ドラミ「まあ、圧はかけられそうですよね。ここは頑張ってもらいましょうか」

一条「頑張ってくださいよ、何せ1位じゃなかったら秘密暴露の可能性があるんですから」

鷲巣「カカカ……お主も人に言えない物で飯を食ってる輩か。まあ任せておけ」

ドラミ「(本当に色々まずいチームに配属された……!)」

緑チーム、どす黒い世界で生きてきた2人が在籍する、道徳的に色々ヤバいチーム。そこに平和という名の明かりを灯すドラミが、どんな活躍をするのか。リーダーは鷲巣巌。昭和の世界を裏で操る怪物である。そこには、アカギと似て非なる狂気が確かにある。




〜黄色チーム  / マリオ 狂った猫 咲夜〜

マリオ「俺たちって、全員1stステージ戦ってるんだよな」

咲夜「そういえばそうね。動くことに関しては他のチームより上かもしれないわね」

狂った猫「そこを武器にして戦いたいところだよな。心理戦だと悔しいけど勝てそうにないし」

咲夜「そうね。と言っても、密告中って動くゲームでしょ?心理戦で番号暴くゲームじゃないし、なんとかなりそうね」

マリオ「確かに、心理戦で番号は分かんねえよな。番号いくつ?って聞いて教える奴いるわけないし、やっぱ番号は見ることによって知るしかねえ」

狂った猫「そういう意味では、うまくコンビネーションを取って俺たちの機動力で何とかしたいところだ」

エリー(放送)『リーダー会議を始めます、各チームのリーダーは会議室にお集まりください』

マリオ「あー!リーダー決めてなかった!どうする?」

咲夜「私が行くわ。大丈夫よ、他に引けはとらないから」

黄色チーム、全員の機動力に定評があるチームである。それを活かすことが、果たして出来るか。リーダーはパーフェクトメイド長十六夜咲夜。人間ながら、彼女もまた非凡な才能を秘めている。

Re: 逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜 ( No.319 )
日時: 2015/01/06 16:54
名前: ヨーテル ◆I.1B0IMetU (ID: eetvNq3l)

〜ピンクチーム / 古明地さとり ネコ娘 一条美雲〜

ミクモ「女の子3人のチームって珍しいよね〜」

さとり「クジですからね、多少の偏りは当然あると思いますよ」

ネコ娘「問題はこのチームでどうやって勝つかってことね」

ミクモ「そこはお任せあれ!……鳥が飛べない闇夜の空もォ〜、自由に羽ばたく鳥がいるゥ〜。見せてくれよう、ギゾクのはからい!大ドロボウ『ヤタガラス』とは、わたしのことさ!」

さとり「大ドロボウ……?ヤタガラス……?」

ミクモ「そう、私は真実を盗む大ドロボウ、ヤタガラス。背中に張り付けられた3桁の真実なんて、私にかかればチョチョイのチョイ!」

ネコ娘「アハハハハ!面白いね、そういうの。私も負けてらんないわね、ネコ娘の名が伊達じゃないってところを見せてあげるわ!」

さとり「これは頼もしい限りです。私も、全力を尽くします」

ミクモ「そう来なくっちゃ!上位陣に目にもの見せてやろうよ、下克上だ!」

ピンクチーム、少女3人のチームとはいえその力は未知数。リーダーは一条美雲に決定。闇夜を舞うカラスが、夢へ向かって飛び出した。




〜オレンジチーム / 王泥喜法介 赤坂衛 成歩堂龍一〜

ナルホド「弁護士の成歩堂龍一です、よろしくお願いします」

オドロキ「同じく弁護士の王泥喜法介です、よろしくお願いします」

赤坂「これはご丁寧に。刑事の赤坂衛です、頑張りましょう」

ナルホド「ハハハ……法曹関係者の人たちが集まると、どうしてもこうなりますよね」

赤坂「僕たちの武器は間違いなく冷静な判断力と、体力。実戦で緊張しないことが大事だと思うけど、大丈夫かな?」

オドロキ「ハイ!俺、大丈夫です!」

ナルホド「オドロキ君、相変わらず声が大きいねえ。ま、僕も女性や子供に負けるほどじゃないさ」

赤坂「順当に勝てそうだね、油断さえしなければ。リーダーは誰にするかな。僕がやろうか?」

ナルホド「僕たちの弁護士って個人業なんで、あんまり部下とか持ったことないんですよね。なので、刑事の赤坂さんお願いできますか?」

赤坂「よし、じゃあちょっとリーダー会議とやらに行ってくるかな」

オレンジチーム、なんと大の大人3人というこちらもまた偏った編成。安定感はありそうであるこのチームだが、優勝まで狙うことはできるだろうか。リーダーは赤坂衛。冷静かつ肉弾戦も強い刑事がここに。




〜水色チーム / 古手梨花 鬼太郎 リュカ〜

リュカ「秘密公開されるのかぁ……もし僕になっちゃったらどうしよう」

梨花「怖いのです〜」

鬼太郎「リュカ君と梨花ちゃんはまだ子供だから、大したことはないだろうけど、妖怪の僕は生きてきた年月が人間とは違うからね。そういう意味では長寿の人はまずいかもしれないなぁ」

梨花「じゃあ、何とかして1位を取らないといけないのですよ」

リュカ「うん。強そうな人がたくさんいるけど、戦う前から気持ちで負けてちゃだめだよね」

鬼太郎「その通り。僕がリーダーになるから、他のチームのリーダーからいろいろ聞いてくるよ。……あんまり自信はないけど」

梨花「しっかりしなさい、勝負は既に始まっているのよ!」

鬼太郎「は、はい!(急に性格が変わった……!この子もただ者じゃない……!)」

水色チーム、リュカと梨花というたくましい子供に鬼太郎。気持ちと実績の面では負けていない。本番でどれほどうまく立ち回れるかが、勝負のカギになるだろう。リーダーは妖怪トップクラスの実力を持つ鬼太郎。妖怪として、本物の恐怖の世界を知っている者として、ここは一歩も引けない戦いが始まる。

Re: 逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜 ( No.320 )
日時: 2015/01/06 16:54
名前: ヨーテル ◆I.1B0IMetU (ID: eetvNq3l)

〜金チーム / 北条沙都子 スネーク ネズミ男〜

スネーク「さて戦い方だが、隠密行動なら任せてくれ。一度も通報されることなく敵を狩る……!」

沙都子「こちらも、トラップには自信ありましてよ!例えあのアカギさんだってうっかり番号を見せてしまうような、強力なトラップを仕掛けますわ!」

ネズミ男「お、お前らはそういう奴らか。ニシシ、いいね〜そういうの。よーし、このチームの作戦はみんなで隠れながら確実にだ!」

沙都子「あらネズミ男さん、あなた中々のずる賢さですわね。気が合いそうですわ」

スネーク「ではリーダーだが、どうする。俺としては、敵の情報を一番探れそうなネズミ男を推したいが」

ネズミ男「ありゃ、俺がリーダー?悪いが、俺はずる賢い戦いならともかく、力はそれほどでもねえんだ。ここは怖面と威圧感で、スネークがリーダーってことでどうよ?」

沙都子「私もそれがいいと思いますわ。スネークさんかなりのポーカーフェイスですし、他の人にいろいろ悟られることもなさそうですし」

スネーク「俺か……確かに敵のリーダーとこれから会うことを考えると俺が適任かもしれないな。よし、俺が行こう」

金色チーム、密告中に関しては他人を嵌めることでポイントを稼ぎそうな面子が集まったチーム。それがうまく行ったとき、優勝も夢ではないだろう。リーダーは戦場のエース、スネーク。戦場で鍛えた威圧感は、果たして通じるのか。




〜黒チーム / イグッチョ 御剣怜侍 古明地こいし〜

イグッチョ「あと5分でリーダー会議が始まるってのに……こいしさんはどこに行ったああああ!作戦会議もろくに出来ねえじゃねえかああああ!!」

ミツルギ「この部屋に来たときには確かにいたはずだが。まあ、リーダーは私と決まったことだし、とりあえずリーダー会議に行って来よう」

イグッチョ「はい、分かりました。はぁ〜先が思いやられる……」

こいし「ん?何かあったの?」

イグッチョ「いや、こいしさんがいないから作戦会議すらできなくて……っていたぁ!どこに行ってたんですか、探したんですよ!?」

こいし「え〜私ずっとこの部屋にいたけど?」

イグッチョ「マジかよ……スーパーステルスパネェ……」

黒チーム、まったく話し合いも出来ぬままリーダーだけ決めて終了。これは今後が心配なチームである。しかし、均衡状態の時それをぶち壊すほどの旋風を巻き起こすのは決まってこういうチーム。とはいえ、そこに賭けるしかないのか……!リーダーは天才検事、御剣怜侍。決して冷静さを失わないメンタルの強さと、自分を貫くために大切なものをかけて戦うことが出来る度胸は間違いなく一流である。




〜白チーム / 梅原翔太 狩魔冥 ドラえもん〜

ドラえもん「なになに……」

梅原『俺事情があって話せないけど、戦力になるからよろしく!』←筆談

メイ「まあ、予選5位の実力はあるでしょうね。ただし、連係プレーがうまく取れそうににないのは痛いわね」

梅原『それは本当に申し訳ない。俺は単独行動で頑張るから』

ドラえもん「いっそのこと、連携プレー無しで自由に行動するかい?」

メイ「私もね、そんな放任主義で勝てるならそうしたいのだけれどね。残念だけどそれで優勝できるほど甘い勝負だとは思っていないわ」

ドラえもん「う〜ん、難しいところだね。取りあえずそろそろ時間だよ、行って来たら?」

メイ「そうね、どんな会議になるのかしら……」

白チーム、頭脳は優秀な者が揃ったみたいだが、運動に関してはどうか。そして、喋れない梅原を抱えての戦いに注目が集まる。リーダーは13歳で検事になった天才狩魔冥。残念ながら彼女愛用のムチは没収中だが、それでなくとも彼女には検事生活で培った言葉がある。同じ検事の御剣怜侍には対抗心を燃やしているようだ。




以上、10チームすべての様子を紹介した。各チーム個性的な編成となっており見どころ満載といったところだろう。この後のリーダー会議、果たしてどうなってしまうのだろうか。

Re: 逃走中2〜かぐや姫の罪を正しく裁け〜 ( No.321 )
日時: 2015/01/07 00:50
名前: 劇団Kame3 (ID: ffzF7wsd)

Kame3「ヨーテルさんって、中々にドSだね」

ライム「あぁ、そうだな。まさか死体蹴りする可能性があるなんて…普通の人は考えないな」

蘭華「…確かに秘密ばらされるって言うのはキツいけど、死体蹴りって何?」

Kame3「蘭華は気付いてないのか。なら、主催者の台詞を思い出してみろ」


『1位以外のチームに所属している27名の中から一人、絶対に他人に知られたくない秘密を公開します!』

ライム「この台詞から、何か気付かないか?」

蘭華「…いや」

ライム「気付かないなら仕方ない、Kame3が説明しろ」

Kame3「はいよ。このセカンドステージ、クリアするのは全員で30人の中で上位7チームの21人。つまり9人失格だ。そして秘密をバラされるのは1位以外の27人、つまり失格確定の9人も好感度システム関係なしに秘密をバラされる可能性が存在する。これを死体蹴りと呼ぶんだ」

蘭華「へぇ、そうなんだ。理由が分かったし、眠いから寝るね」

ライム「おや、今回の秘密に関する話は参加しないのか?」

蘭華「別に良いや、打っている時は全員沈黙だから尚更眠くなるし…」

Kame3「それじゃあ、今回は蘭華は途中退場で、ライムと今回のお題『知られたくない秘密』について語ろうか」

ライム「そうだな、Kame3の知られたくない秘密はどんなのがある?」

Kame3「ライムが」

ライム「まさか俺の秘密を堂々と打つとはな…しかもそれは確か逃走成功者予想で最下位になった時にばらす秘密だったよな?」

Kame3「そうだよ、俺にとってはライムのこの事が一番恥だからな」

ライム「こんやろ…しかし、これはこのゲームの主催者が言っているような知られたくない秘密には含まれない、それは分かっているよな?」

Kame3「まぁね。兄弟って言ってもライムの事は完全に知っている訳ではない、ただ表面上を見てきた中で黒歴史となるであろうものを公開する秘密にしているだけだし」

ライム「自分が見てきた相手の恥を公開する〜的な事で良いだろ。」

Kame3「簡潔にするのが苦手でな。で、黒歴史と…隠秘密とよぶか。どちらも他人に知られたくない物だけど、黒歴史は自身の過去の恥で隠秘密は過ちを表しているんだよな」

ライム「ん〜、過ちと言うか犯罪歴と言うか…黒歴史は隠しておきたいと言う個人の願望、隠秘密は知らない方が幸せだったみたいな所だな。とりあえず例を出してみろ」

Kame3「…美人な女性が昔はブスだったのが黒歴史、整形して美人になったのが陰秘密って感じかな。黒歴史の方は努力の結果だけど言いたくは無い、陰秘密の方は金出して努力をしなかった結果だし」

ライム「まさに今の芸能界だな。そして中々に分かりやすい例えだ。

よく整形疑惑なんて浮上するが、それが正解と証明されたときに暴かれた人の評価は下がり、ファンは軽蔑の目に変わり、興味の無い人からすらも批判される。結果全員損をしているんだ」

Kame3「だけど整形した過去があったところで、果たして今も関係あるのか…厚化粧で少しでも若く見せようとしているおばさんよりはマシに感じるけどね」

ライム「結局、今は良い行いをしても過去の行いが悪ければ駄目なんだよ。最初から不正の無い完璧な人物で無ければ他人は信用できない…だから他人に言えない秘密が存在するんだ」

Kame3「…なんか、やっぱライムがこんなまともな話ができるのが信じられん」

ライム「失礼な!」

Kame3「…そう言えば、黄色チームはどこいった?」

ライム「あっ…」


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