二次創作小説(新・総合)

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ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.94 )
日時: 2020/02/01 09:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: RlgzZjlv)

‥‥‥‥

たくっちスノー
【お前には力あんだろ、頭下げて頼み込むぐらいなら水晶どもをぶちのめしてしまえば解決するはずだ】

たくっちスノー
【それとも、そうならない事情でもあんのか?前に言っていた‥‥‥‥‥海斗の意思とやらで】

「‥‥‥‥‥‥」


「待って、たくっちスノー‥‥‥‥‥ここで尋問は怪しまれるよ」


「‥‥‥‥‥この子、どこか安全な場所に運ぼう、手は拘束したままね」

水晶
「そうですね、分解さえ抑えられたら安心ですから」

たくっちスノー
【おいヨウコ大丈夫‥‥‥‥】

ヨウコ
【すぴー】

たくっちスノー
【疲れたからって寝るな!!くそっ、通信切れねぇ!!】

たくっちスノー
【どこで話すんだよ!?】

水晶
「確かこの近くにカフェがあったはずです!」

たくっちスノー
【よし!】

‥‥‥‥

カフェに乗り込んだ一行は、席に座って普通に注文し‥‥‥‥話をする

ヨウコ
【‥‥‥‥あれ?なんで私ここに居るの?】

たくっちスノー
【お前覚えてねーのかよ‥‥‥まあいいや、次はぶっぱとかやめてくれよ?】


「‥‥‥‥‥‥何度も言う」

「何故、戦場海斗の体を集める?」

たくっちスノー
【ならこっちだって聞き返すぞ】

たくっちスノー
【海斗の意思ってのはなんだ?つーか、お前は戦場海斗の何なんだ?】

たくっちスノー
【俺たちはこの世界の住民以外なら1番アイツのことを知っていると言っても過言じゃねぇが、お前みたいなやつの顔は見たことも無い】


たくっちスノー
【お前は一体海斗の何なんだ?】


たくっちスノー
【言わねぇんだったらこっちも手段は選ばn】

ヨウコ
【‥‥‥‥】スッ

たくっちスノーは右手を拳銃に変えるが、ヨウコの剣がたくっちスノーの腕を丸ごと切り落とす


たくっちスノー
【いーーーーってーーーー!!!?】

ヨウコ
【たくっちスノーこそ、そういう乱暴な手段は使わないようにしなさいって言われてるでしょ?】


「‥‥‥‥‥海斗君と関わりはある‥‥‥‥んだね」

「ああ‥‥‥‥」


「となると‥‥‥‥」

水晶
「思い当たる節があるんですか?」


「うん‥‥‥‥ほら、前々から話していたって言う」


「‥‥‥‥‥‥‥」



「君は‥‥‥‥‥」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.95 )
日時: 2020/02/01 10:57
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)


「君の苗字は‥‥‥‥【戦場】なんでしょ?」


「っ!!」


「やっぱりそうか‥‥‥‥」

ヨウコ
【え、どういうこと?親戚?兄弟?】

水晶
「‥‥‥‥‥まさかそれって、あの時の‥‥‥‥!!」


「あ‥‥‥‥そういえば水晶君もあの騒動に関わっていたね」



「‥‥‥‥‥【戦場の一族】」

ヨウコ
「戦場の一族?」


「古き時代から生きている凄い一族なんだ、鬼の末裔だとか言われてたんだって」

たくっちスノー
【なんでそんなすげーのがこの世界に】


「私の兄さんが、戦場の一族のご先祖さまだった‥‥‥とすれば?」

たくっちスノー
【カーレッジのマガイモノの1つか‥‥‥‥なら納得出来なくもないが】


「前に見た海上さん達は幽霊だったから、海斗君以外に生き残りがいた事にびっくりしたよ」


「それも、君のような子供が」

「戦場海上‥‥‥‥その名前を知っていると、彼の言っていた通りになる」

「‥‥‥確かに、苗字は【戦場】名は〖蒼海〗という」

ヨウコ
【この子も海なのね‥‥‥】


「名前に【海】つけないと死んじゃう呪いかけられたって兄さん言ってた」

たくっちスノー
【数少ない理由それじゃねぇかな‥‥‥?】

蒼海
「宅地雪」

蒼海
「戦場の一族というのは貴方が思うほど大それた存在ではない」

蒼海
「腕が肥大化したり、自然の力を操ったり‥‥‥」

蒼海
「人々からすれば強大な力を持って生まれた醜い化け物でしかない」

蒼海
「この力‥‥‥‥【分解力】もそうだ」


「あの分解する力は、一族の能力だったんだね」

蒼海
「我ら一族はこの人類にとって忌まわしき力により、満足な生活は送ることは無かった」


「知ってるよ、海斗君もそうだったから」

蒼海
「海斗‥‥‥‥穢多非人だった自分に手を伸ばした彼は、一族にとっても誇りの存在と言える」

蒼海
「かの有名な戦場大海のように」

ヨウコ
【え‥‥‥‥えたひにんって何?】

たくっちスノー
【知らんけど多分昔の言葉なんだろ、多分】


「詳しくは聞かないけど、海斗君が蒼海君を助けてくれた、それは分かった」

蒼海
「‥‥‥そして、彼は接触し言った」


蒼海
「自分に【分解力】を使って欲しいと」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.96 )
日時: 2020/02/01 11:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

たくっちスノー
【はあ!?お、おい‥‥‥‥‥それってまさか!!】

たくっちスノー
【海斗の奴はわざと負けたって言うのか!?】

水晶
「そ、そんなこと‥‥‥‥」


「有り得るよ、もし海斗君が本気を出しているなら‥‥‥‥もっと沢山ヒーローソウルを持ってるはずだし、一族の力だって使うはずだ」

蒼海
「向こうの本気はこちらには分からないが、そういうことなのだろう」

ヨウコ
【でもどうして貴方にそんなことを?】


蒼海
「この能力で永久的に自分を封印出来ないか、そう言った」

蒼海
「出来るか出来ないかと言われると、可能ではあった」

蒼海
「この分解力とは、言い方を変えれば人間を【人形に変える】能力であり、人体はパーツごとに分けられる‥‥‥そして、分けられた部位は人形のように軽く生気のない物になる」


蒼海
「それらはまた、本来の形につけ直せば人に還る」


「なるほど‥‥‥‥ねぇ、聞いてもいい?」



「【自分自身】を人形にしたことはある?」

蒼海
「‥‥‥‥考えるだけで恐ろしくて、試したくもない」

たくっちスノー
【急にどうした?】


「いや‥‥‥皆って海斗君の鬼の力知らないっけ」


「海斗君は手を握った一族の能力をコピーすることが出来るんだ、それで君の分解力を複製すれば、自分で自分をバラバラに出来ないかなって‥‥‥‥‥」

蒼海
「‥‥‥‥そうかもしれないな、でも海斗は、蒼海の手で人形になった、それが事実だ」

蒼海
「その時、自分は戦場に敵対する悪を演じろとも言われた‥‥‥そして、そちらの知っての通り」

水晶
「じゃあ、海斗さんのパーツをそれぞれヒーロー組織に送ったのも貴方ですか?」

蒼海
「自分、というよりはこれも彼の意思だ」

蒼海
「あの組織なら紛失する恐れもない、そう言っていた」

たくっちスノー
【組織がノーと答えたら?】

蒼海
「これを見せろと」

蒼海は紙を取り出す、前の席に座っていたヨウコがそれを開くと、こう書かれていた

『俺の体の一部を預かっていてください、今、俺の体が悪い存在に狙われています、もしも集めている人がいれば、信用できる人に渡して下さい、お願いします 戦場海斗』


「確かに‥‥‥‥海斗君の字だ」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.97 )
日時: 2020/02/01 11:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: e/ZG7OkK)

蒼海
「この道は戦場海斗自身が通って決めた道」

蒼海
「だから、これ以上彼に背くようなマネはしないで欲しい」

ヨウコ
【うーん‥‥‥‥まさか、海斗君自身がそうなるように仕向けていたとはね‥‥‥‥】


「‥‥‥‥なんというか、命知らずすぎるよ」


「なんでいつも、そういう危ない橋渡るような真似をするのかなぁ」

水晶
「‥‥‥‥‥じゃあ、どうして」



水晶
「どうして、僕やカリギュラに相談してくれなかったんですか!?」

水晶
「教えてくれたっていいじゃないですか、僕じゃなくても、他の皆にも!!」



「‥‥‥‥‥何となくわかる気がする」

水晶
「どうして!?」


「‥‥‥‥ダークヒーローの件では、福井君や与倉君みたいな同僚、加賀美さんみたいな上司がいなくなって」



「前のシノビの件では‥‥‥‥空姫ちゃん、いや里の全てがキルバスの手によって皆殺しにされた」

たくっちスノー
【‥‥‥‥おい、雪】


たくっちスノー
【前の………初めて「D」に会った件なんかは、お前だって死んでたかもしれないんだぞ】


「そう、海斗君は優しいんだよ、だから………今回の件も前と同じような過酷なものになる」


「巻き込みたくない…………というよりは、死なせたくないんだよ」


「水晶君にも、皆にも」

水晶
「そ、そんな…………だからって…………」


「そういう人だよ、彼を見てきたからわかる」




「だから私も、ヨウコさんも、たくっちスノーもそうやってここに来た」

たくっちスノー
【……………】

ヨウコ
【……………】


「でもね」

蒼海
「何か?」



「陸人君には話す権利はあるんじゃないの?」


「彼も戦場雁の一族と言って、戦場の一族とは近縁だったはずだよ?」

たくっちスノー
【……………いや、その通りだろう】



たくっちスノー
【おい、蒼海………まさかとは思うが】


たくっちスノー
【本当は陸人も最初から知ってたんだろ?】

蒼海
「…………」

水晶
「待ってくださいよ、そうだとしたらなんで彼は僕達を手伝うんですか!?」

水晶
「それってつまり、陸人さんがこちら側だと」

たくっちスノー
【陸人は理屈で動く奴じゃねえだろ】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.98 )
日時: 2020/02/01 12:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: tyyoRhU5)

たくっちスノー
【まぁ陸人に関してはあくまで憶測だからお前は気にすることもないけど】

蒼海
「…………」

たくっちスノー
【それでも、俺らは何と言おうと戦場海斗を元に戻すからな】


「うん…………ごめんね、私はその為にこの世界にやって来たわけだし」


「君の言うことや、思いも分からなくはないんだけど…………」


「海斗君は取り戻す、絶対に」


蒼海
「……………」

蒼海は無言で小銭を置きながら席を立つ


「行っちゃうの?」


蒼海
「止まらないということが、分かった」

蒼海
「なら、もう何を言っても……無駄だ」


蒼海
「…………それでも」

蒼海
「僕はまだ諦めない」



「私だって諦めないよ…………3つ、教えて」




「ひとつ、君の他に戦場の一族の生き残りは何人いるの?」

蒼海
「…………指で、数えられる程度」


「私、…………というか、りりすた革命団は、できる限りの支援をしたい!」


「私たちは君を蔑んだりとか、なんというかそういうことはしないから!!」

蒼海
「……………2つ目は」


「海斗君は君に私やたくっちスノーのことは話していた?」



「もし話していたなら、君から見て私のことをどう思っていたのか、とか…………」

蒼海
「…………それは、答えられない」


「そっか…………残念」


「じゃあ、最後に………」



「どうして海斗君は自分をバラバラにして欲しいと頼んだの?意思ってことは………何か正義のためなんだよね?」


蒼海
「…………分かった、彼は自分が分解力を使う最中、こんなことを言っていた」


……………


【有難う、今は君の力が必要なんだ、俺は『もう一人の俺』を止めないといけないからね】



「もう1人の…………海斗君」

蒼海
「意味は聞かされていない………が、集めていくなら、いずれ触れていくことになるだろう」


水晶
「ちょ、ちょっと待ってよ!!」



蒼海
「……………」

蒼海は雪たちの元から離れていった

たくっちスノー
【…………フーム】

たくっちスノー
【雪、どうするつもりだ?】


「…………海斗君に、直接聞くしかないでしょ」

【第15話 END】



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