二次創作小説(新・総合)
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- ダークヒーロー計画
- 日時: 2020/01/08 08:34
- 名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
【合作第5弾】
どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い
新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!
【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.64 )
- 日時: 2020/01/25 10:32
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: NkX.4MrC)
【第11話】
「やつが、来る。」
たくっちスノー
【………おい!陸人、おい!】
たくっちスノー
【切れた】
雪
「陸人くんも順調なのかな?」
たくっちスノー
【とりあえずセイヴァーにもあったみたいだ………どんどん集まっていくな】
水晶
「どうします?一旦並べます?」
たくっちスノー
【しかし、肝心なパーツが未だに見つかんねぇな】
雪
「え?肝心なパーツって?」
たくっちスノー
【あいつの頭と体、手足ばっかじゃくっつけようがねぇぞ】
水晶
「ああ………それもそうですね」
雪
「海斗君の頭、体………どこにあるんだろう?」
たくっちスノー
【また地道に情報集めるしかないな】
雪
「そこら辺は大丈夫だと思う」
水晶
「なんでですか?」
雪
「実は私、張り紙貼ったんだ…………これで誰か見て、気付いて………」
雪
「何か教えてくれるかもしれない!!」
たくっちスノー
【ほぼ運じゃねーか!!】
たくっちスノー
【よく言われてるだろ!かもしれないでは仕事できねーって!】
雪
「うっせーっ!じゃあ100%上手くいく作戦でもあるの?」
たくっちスノー
【…………まぁ、そりゃねぇけどさ】
雪
「はい決まり!そういうわけだから張り紙を回収!」
水晶
「その張り紙にはなんて書いたんですか?」
雪
「戦場海斗失踪中、彼の足取りを追うもの、手がかりになるもの、関係するもの求む………行先は××」
水晶
「……そんなので本当に来るのかな?」
雪
「私だって上手くいくかは分かんないよ、でも…………」
雪
「何もしないよりはマシでしょ?」
水晶
「…………そうですね!」
水晶
「行きましょうか、その場所へ!」
雪
「うん!」
…………
雪たちは路地裏で待機する
雪
「ここだよ、目的の場所」
水晶
「確かにここならある程度は来てくれそうですが…………」
雪
「たくっちスノー、人の反応は?」
たくっちスノー
【おう………あるっちゃあるが………ん!?】
雪
「どうしたの?」
たくっちスノー
【……………おい、お前ら】
たくっちスノー
【今すぐ息を潜めて…………気配を隠しやがれ!!】
雪
「え!?」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.65 )
- 日時: 2020/01/25 13:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: jmUHRy4P)
水晶
「ど………どういうことですか!?」
たくっちスノー
【なんていうかやばいエネルギーを感じるんだよ】
水晶
「や、やばいエネルギーって…………具体的にはどんな?」
たくっちスノー
【なんというかさ…………ダークエネルギー?】
雪
「この世界そんなドラゴンボールにありそうなもの充満してたの!?」
たくっちスノー
【あくまで仮名だ!そんな感じのやべーのが………すぐ近くで感じてる!】
雪
「まさかこの辺りにダークライダーが!?」
水晶
「いえ、クリスタルが無くなって以来、ダークライダーは存在しないと言っていいくらい減少しました」
雪
「じゃあ一体何が…………まさか!!!」
たくっちスノー
【……………そのまさかだよ!!】
水晶
「!!…………確かに、感じる」
水晶
「あの時の…………奴の気配を!!」
雪
「…………ま、まさかこんなところに!?」
たくっちスノー
【そのまさかだよ………どうする?接触するか?俺はやめておいた方がいいと思うが】
雪
「…………確かに危険すぎる、でも」
雪
「その存在は海斗君をバラバラにした、なら…………」
雪
「その理由だけでも知りたいんだ!」
雪
「だから近づく………倒すんじゃないよ、あくまで話をするだけだ!」
たくっちスノー
【…………分かった、やばくなったらさっさと逃げるんだぞ!水晶もだ!!】
水晶
「…………ああ」
雪
「…………たくっちスノー!その人は何処にいるの!?」
たくっちスノー
【…………ああ、えっと……………あっ!!】
たくっちスノー
【あ…………ああ………あッ!!】
雪
「どうしたの!?」
たくっちスノー
【そ、そ、そいつ!!そいつさ!!】
たくっちスノー
【今、お前らの後ろにいるんだよ!!!】
雪
「…………………何っ!!?」
水晶
「…………!!」
「…………」
雪が慌てて振り向くと………確かに、それはそこにいた
名状しがたい、少年のような、その存在が………
水晶
「ゆ………雪さん!!そいつです!!」
水晶
「あれが…………海斗さんを、バラバラにした…………」
雪
「あの人………が…………!!」
「……………」
雪
(確かに……すごい気を感じる………!!)
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.66 )
- 日時: 2020/01/25 16:17
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 9pKwfMIz)
水晶
「…………!!」
雪
「…………あの!」
「……………」
雪
「え、えっと、私は宅地雪……たくっちスノー!時空監理局の事は…………知っているはずだ!」
雪
「君は…………あの、貼り紙を見てここに来たんだな?」
「……………そうだ」
雪
「っ!!」
水晶
「……………やはり、止めに来たのか?」
雪
「待って、水晶君」
雪
「私は何も、戦うつもりは無いんだ…………まぁ、私が弱くなったというのもあるからだけど」
雪
「あまり傷付けたくない………まず、1つ!」
雪
「君は設定目当て?」
「…………………」
その存在は何も答えない
雪
「………その線は違う、かな、バラバラにしただけだし」
水晶
「どういうこと?」
雪
「悪質なマガイモノメイカーは設定を回収した後に元になった存在を殺すことがあるんだ、弱点を突かれないようにする為にね」
雪
「もし海斗君から新たなマガイモノを作るんだったら、バラバラにせず殺していたはずだ」
水晶
「そんなことしてたんですか!?」
たくっちスノー
【そういう輩なら構わずぶちのめしてくれと頼むが…………ま、設定目当てならバラバラにすることもねぇか】
雪
「…………じゃあ、もう!」
雪
「手っ取り早く聞くけど………貴方の目的は何です?」
「……………」
雪
「答えてください!ここに来たということは、何か海斗君に関わるということですよね!?」
雪
「私は彼の助けになりたい!!だから…………知る必要があるんです!!」
雪
「今この世界はどうなっているのか、ミライシティに何が起ころうとしているのか!!」
雪
「だから、目的を話してくれませんか!?」
「………………目的を話すことはない」
雪
「え?」
「知る必要は無い、ということだ」
雪
「ですが………!!」
雪
「私は絶対に引きません、海斗君に会うまで…………そして」
雪
「全部を知るまで!!」
「……………」
雪
「………そうだ、他に聞きたいことがあるんだ」
雪
「海斗君の部品を色んなヒーロー組織にばらまいているのは、貴方なんですか!?」
「…………どうして、それを?」
雪
「集めてきました!!腕とか足ばっかだけど!」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.67 )
- 日時: 2020/01/25 19:28
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: PSeVuljm)
雪は咄嗟に持っていた海斗のパーツを見せた
「………何個、集めた?」
雪
「何個も、だよ………1個や2個じゃない」
「そうか………もうそんなに集めてしまったのか…………」
雪
「………………貴方は頭部や体の行方も知っていますね?」
「知っている、だが……絶対に見つかることは無い」
たくっちスノー
【どうかな、俺の解析力なめんじゃねーぞ】
たくっちスノー
【どんな所に隠そうが、時間掛けてでも見つけ出してやるからな】
「言うだけ無駄だったか………なら」
「もう、よしてくれ」
雪
「………………え?」
「これ以上、戦場海斗の部品を集めるな」
「そう言ってるんだ」
たくっちスノー
【………………はあ!?何言ってんだお前!?】
たくっちスノー
【どこの世界に倒さないでくれと命乞いする魔王が居るんだよ!?】
たくっちスノー
【わざわざ何言い出してんだ!】
雪
「待って、たくっちスノー………それを自ら言いに来るということは」
雪
「なにか理由があるんでしょ?………それを伝えるために、ここに来た………そういうことなんだよね?」
「……………そうだ」
雪
「どうして、そんな事を言うんですか?」
「…………言うまで引かんつもりだろう?良いだろう、答えてやる」
「これらの行為は全て…………【戦場海斗】の意志によるものだからだ」
雪
「な…………なんだって!?」
雪
「これまでの事全部が………海斗君がそうしろって!?」
「分かりやすくいえば、そういうことだ」
雪
(バラバラになっただけで死んでない海斗君………その行先はヒーロー組織………何らかのメッセージか………?あるいはプロジェクト‥‥‥‥‥)
雪
「理屈は分からないが‥‥‥‥筋は通っています」
雪
「私たちがこんなことをしていると、海斗君にとって迷惑になると?」
「‥‥‥そういうことだ」
水晶
「‥‥‥‥あれが、全部‥‥‥あの人の‥‥‥‥!?」
水晶
「なわけねえだろおおおお!!」(シャカシャカシャカシャカシャカ)
水晶
「ソウルチェンジ!!」
【Hey!!】
【ベストマッチ!!ビルド!!】
雪
「‥‥‥い、いつの間にビルドのソウルを!?」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.68 )
- 日時: 2020/01/25 21:01
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)
たくっちスノー
「‥‥‥‥おい、なんだ!?」
雪
【水晶君が‥‥‥‥例の存在に殴りかかった!!】
たくっちスノー
「馬鹿か!?勝てるかも分からねぇ相手に戦うなんて!?」
雪
【そ‥‥‥‥それで、聞こえてた!?彼の言葉!!】
たくっちスノー
「お‥‥‥‥おう!聞いてたよ!!」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥これまでの全てが、戦場海斗の計画通り?」
たくっちスノー
「もしかしたら俺たちは‥‥‥とんでもない【ヒーロー計画】に片足突っ込んでるんじゃねぇのか!?」
雪
【う、うん‥‥‥‥私もそう思う、でも】
雪
【その存在にせよ、海斗君にせよ‥‥‥私たちは知って助けになりたいんだ】
雪
【たくっちスノー!水晶君を止めるから私をマガイモノ化してっ!!】
たくっちスノー
「任せとけ相棒っ!!俺も男だ!!とことん最後まで付き合ってやるぜ!!」
「待って、たくっちスノー」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥!!」
「かれこれ数時間は雪ちゃんの行方が無い上に‥‥‥‥【ヒーロー計画】?」
「一体どういうことなの?今、何してるの?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥げっ!!」
ヨウコ
「説明してもらえる?」
たくっちスノー
「よ‥‥‥‥ヨウコ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雪
「‥‥‥‥‥‥‥待ってろ!!ソウルチェンジ!!」
【パンク!!】
パンクソウル
「待つんだ水晶君!!落ち着いて話を聞こう!!」
ビルドソウル
「嫌だ!!海斗さんが‥‥‥‥海斗さんがそんなことをするはずがない!」
「‥‥‥‥愚かな、素直に諦めていればいいものを」
「やるしかあるまい‥‥‥‥」スッ!!
パンクソウル
(‥‥‥‥まずい!!バラバラにされる!!)
パンクソウル
「ロッキングインパクト!!」
「!」
パンクソウルの体から別の仮面ライダーの体が飛び出し、その存在を吹き飛ばす
「‥‥‥‥その力は、マガイモノ、それも‥‥‥‥王の力か」
「お前は、本当にたくっちスノーだったのか」
パンクソウル
「そう、私はたくっちスノー‥‥‥‥」
パンクソウル
「全キャラクターの中で何より弱く‥‥‥‥何より守っていきたい偉大なるマガイモノの王だ!!」
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