二次創作小説(新・総合)

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ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.9 )
日時: 2020/01/12 10:53
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: PSeVuljm)


「つっても来たばかりだからこの世界のお金持ってないしな………バイトする暇もないし………」


「…………あっ、そうだ!!」


「なんかあった時のためにBaronに売上貯めておいたんだった!」


「泥棒?いやいや、Baronは元々私のお店だし………誰がやってたとしても私が宅地雪なんだ、だからね…………」

と、その時スマホから着信が…………


「あ、はいもしもし…………え、メル姉さん?」

メル
【たくっちスノーから大体の事情を聞いてかけたんだ】

メル
【お前、Baronに襲撃しようとしたよな】


「う、うんお金ないんだもん」

メル
【店にお金そのままにするバカがいるか】

メル
【そん時の金はちゃんと自分が口座作って残しておいたから、さっさと銀行行けよ】


「え、銀行!?ごめん………すぐ行く!!」


メル
【お前せっかくこれまでの罪無くなったのに犯罪追加しようとするのやめろ】


「ご、ごめん…………」

メル
【あ、たくっちスノーに繋げるか?】


「お願いします」
…………

たくっちスノー
【えーと、銀行はそっち行ってな………】


「うん、こっちだね…………」

雪はたくっちスノーの指示通りに道を進み、銀行へと向かっていく。

たくっちスノー
【…………で、久しぶりにその街に来た感想はどうだ?】


「うん…………まぁ色々あったけど、発展してて何よりだと思うよ」

たくっちスノー
【強いな、雪は】

たくっちスノー
【あ、ところでお前メルさんから口座番号聞いたか?】


「あ、うん………脳内インプットはしておいたからもう大丈夫」

たくっちスノー
【そうか………お、銀行が見えてきたぞ!】


「あ、ホントだ!!」


……………

雪が銀行に入り、口座からお金を下ろした時のこと


「あっ、あった!!全財産3万円!!」

たくっちスノー
【すっくねぇな全財産!いやあのジュースの値段なら妥当か………?】


「さて、早速スマホで雑誌を…………」


強盗
「動くなぁ!!」ガシャーン!!


「畜生!!ミライシティの治安の悪さだけは相変わらずだよ!!」


「3日に1回はなんか事件があるんだからもう!!」

たくっちスノー
【あいつの街は世紀末なのか!?】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.10 )
日時: 2020/01/12 10:54
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Y/oHPl8K)

強盗
「全員動くんじゃないぞ………ここに人質がいる!!コイツに危害を加えて欲しく無ければおとなしく有り金全部出してこい!」

銀行強盗は右腕で少女の首を抑えていた………他の観客は恐れて隅に周り、雪はこっそりと契機を伺う


「…………やっぱほっとけない!!」

雪はこっそりジェネラル・ブラックスミスを発動し、棒を投げ飛ばし強盗の右腕に当てる

強盗
「うげっ!!」


「早く逃げるんだ!!」

強盗
「ちいっ!」チャキッ!!

強盗はポケットから拳銃を取り出し発砲した!


「ピストル!?」

雪はもう一本棒を作って投げ飛ばし、拳銃の弾の軌道を曲げながらテーブルの裏に回った

強盗
「出てこい!!」バンバン!


「くっ………普通の人間相手にジェネラル・ブラックスミスは使いにくいな…………」

たくっちスノー
【ここに来て時空犯罪者用の能力が足を引っ張るってのか………!?】


「迂闊だったよ………時空犯罪者ばかり気にしてたせいで、普通の犯罪者への対応がおざなりになっているなんてさ」

たくっちスノー
【………く、仕方ねぇ!雪!今からお前を一時的にマガイモノ化させる!人間になったお前じゃ止められねぇよ!】


「そうは言ったって、向こうには普通の人間がいるんだよ!?あの技だってこっそり武器を作ってギリギリ誤魔化せるぐらいなのに、ノーザンクロス・ティーなんてやったら大騒ぎだ!」

たくっちスノー
【じゃあメガフュージョンかフィフティ・シリーズだ!すぐ取ってくるからちょっと待ってろ!】


「そんなのここの人たちの命が間に合うわけないでしょ!?それに………」


「マガイモノが不死なのは分かる!でもここには一般人沢山いるんだよ!?むかし休暇に来ていた時も気を使っていたのに怪我ひとつも無いなんてさすがに怪しまれる!」

たくっちスノー
【…………ちっ、そこら辺考慮してるわけか、さすが俺より人生経験が豊富なだけはある】

たくっちスノー
【だがどうすればいいんだ!?そんなんどうしようもないじゃないか!!】


「…………そう、なんだよ…………!!」


「一応、この世界はヒーローが多いし頻繁に臨時ニュースが流れているけど………!!」

たくっちスノー
【…………くそっ!!】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.11 )
日時: 2020/01/12 10:59
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Y/oHPl8K)

たくっちスノー
【…………ち、せめて、人の反応だけでも探すよ】


「お願い……………!!」

たくっちスノー
【…………ん!?なんだ!?】

たくっちスノー
【1つの反応がとんでもないスピードで銀行に向かっているぞ!?】


「まさか、ヒーローが来たの!?」

たくっちスノー
【………いや、なんだこいつは!?よく分かんねぇ!顔が隠れてるんだ!!あと30メートル………20メートル………10メートル………】


たくっちスノー
【来るぞ!!衝撃に備えろ!!】


「古代兵器でも近づいてんのか!?」

ドーン!!

と、報告と共に自動ドアが破られ…………真っ黒な衣装で身を包んだ存在が現れる

強盗
「!?」

たくっちスノー
【……………き、来た!!】

たくっちスノー
【アイツだぜ雪………雪?】


「……………!!」

たくっちスノー
【おいどうした?】


「ね、ねぇたくっちスノー………あの黒づくめの、多分ヒーロー………なんだろうけど、あれ」

たくっちスノー
【ん?あいつのことか…………】


たくっちスノー
【上手く顔見えないけど多分イケメンだよな】


「ぶちころがすよ?」

たくっちスノー
【冗談だよ冗談…………で、あの姿だが………】

たくっちスノー
【……………あ、あったわ】


たくっちスノー
【あいつがさっき読んでいた新聞の1面……………そこにそいつが居る】


「…………それって、滅茶苦茶重要な人物…………ってことだよね」

たくっちスノー
【そうとしか思えねぇ】


「で、でも…………あれ…………」



「………………」

たくっちスノー
【なんだ?それとは別でなんかあるのか?】


「うん、あります………」



「だ、だって………ど、どう見てもアレ…………あの黒いフードから見える顔………」



「アレどう見ても…………海斗君なんだもん…………」


たくっちスノー
【は?】

雪の目からは黒ずくめの中から海斗の顔がチラチラうつっていた

たくっちスノー
【悪い、ここからだとよく見えん、危険だが近づいてくれないか?】


「分かったよ!とうっ!!」

強盗
「ヒーロー…………なのか?」


「なんなんだ一体」


たくっちスノー
【うわマジで海斗そっくりじゃねーーかっ!!!!】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.12 )
日時: 2020/01/12 11:00
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Y/oHPl8K)

「!?」

強盗
「!?」


「〜〜〜〜っ!!」キーン

たくっちスノー
【あ、ごめん】


「いや、今ので全員驚いた!!今のうちに救出を…………!!」

「…………!」


「いや、まだ見る必要は無い………まずは、こいつだ」

強盗
「えっ!?」

「フッ!!」

黒ずくめの男は目にも止まらぬスピードで強盗を掴み、窓まで投げ飛ばした


「速い!?」

たくっちスノー
【まちカドまぞくにあんなのあった、てか大丈夫か強盗】

雪が外に出て


「………あー、うん、気絶してるっぽい、大丈夫命に別状はないよ」


「歯が何本か折れてるけど………」(ボソッ)

たくっちスノー
【なんか言った?】


「い……いや、なんでもないよ!」

「おーやったー!!ヒーローが助けてくれたー!!」

「ありがとう、ヒーロー!!」


「……………」

たくっちスノー
【なんか、感謝してるって感じがしないな】

たくっちスノー
【人質も無事で怪我人ゼロ、金だって1円も取られてない大快挙だぜ】

たくっちスノー
【もしこいつが監理局なら俺だったらボーナス付けちゃうもんね】


「………まぁ、ここの街はね、騒動とかを娯楽みたいに楽しむ人がいたんだよ」


「昔そういうのがあって、勝手に私がぶっ潰したりとかしたんだけど…………まぁ、いいや」


雪は民衆を気にとめず、黒ずくめに近づいていく

「……………」



「また一段と強くなったね、海斗君」


「ねぇ…………キミなんだよね?一体何があったんだ?」

「……………」

黒ずくめは何も言わずに雪の横を通り過ぎて銀行から出ていく



「…………海斗君」

たくっちスノー
【おい待て雪、お前呑気に見てる場合じゃねえだろ】

たくっちスノー
【あいつが海斗にしてもそうじゃないにしても何か情報を握ってることは明らかなんだ!!】

たくっちスノー
【捕まえてくれ!!何でもいいから何かしら吐かせるんだ!!】


「わ………分かった、電話切った方がいい!?」

たくっちスノー
【いや電話は付けっぱなしにしろ!バッテリーはこっちから補給しておいてやるから、絶対に切るなよ!!】

たくっちスノー
【マガイモノ化しろ!!無限のスタミナで奴を追いかけるんだ!】


「分かった!!」

そして雪は黒ずくめを追って駆け出した。

【第2話 END】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.13 )
日時: 2020/01/12 23:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Umi1HurT)

【第3話】
「ヒーロー・メガチェイス」

たくっちスノー
【行けーーーーッ!!宅地雪ーーーっ!!】


「うおおおおお〜〜〜!!!」

一時的にマガイモノと化した雪は全力で黒ずくめを追跡する

一生懸命走ってはいるのだが、結局のところ女の走るスピードではとても追いつけず距離がどんどん離れていく


「まずいよ!!どんどん引き離される!!」

たくっちスノー
【ちっ、スタミナが無限になってもスピードが低ければ意味ねぇか!】

たくっちスノー
【あいつ変身してるか?確か仮面ライダーが関わる世界だったろ?】


「ううん……顔はよく見えないけど変身はしてないと思う」


「仮面ライダーになってたらもうとっくに見えなくなってるはずだし………」

たくっちスノー
【まーそれもそうか………お前も変身するか?】


「いや………黒ずくめが相手だからって変身して追いかけ回すのはここじゃ怪しまれる!」


「ダークライダーと勘違いされて大人数が巻き込むようなことになったら追いかけるどころじゃなくなるよ!」

たくっちスノー
【くっ…………せめて人のいない所に誘い込むことが出来れば…………】


「たくっちスノー、なんとかならない?」

たくっちスノー
【………ああ、奴のルートを予測してみたが路地裏やビルの影、細道にまちカドみたいな人混みの少ないところを通ろうとしている】

たくっちスノー
【つまりだ、人が少なくなったタイミングで一気に加速すれば…………!!】


「そんなことが出来るの!?」

たくっちスノー
【俺を信じろ!まぁ…………お前にもちょっとだけ頑張ってもらうことになるけどな!】

たくっちスノー
【絶対に見失うなよ!】


「分かった!!…………全速力!!」


「うおおおおおおおおおおお!!!待てええぇぇえええええ!!!」

黒ずくめ
「……………………!!」

黒ずくめ
「追いかけてきたか………!!」



「待てぇぇえええええええ!!くそぉ久しぶりの全力だから肩と膝痛い!!」


「たくっちスノー、今だよ!!」

たくっちスノー
【よし!!】


たくっちスノー
【マガイモノメイカーの真髄見せてやるぜ!!】


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