二次創作小説(新・総合)

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ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.1 )
日時: 2020/01/08 16:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a.r6qXLT)

【あらすじ】

これは広く見て、時空三大犯罪者の「たくっちスノー」と「名無しの怪物」が「ボーマン」と「鑢七実」に代わってしばらくした頃。

いや………たくっちスノーが『宅地雪』となり、「りりすた革命団」なんてものが結成された頃だろうか


その騒動の幕開けは唐突だった。

…………『戦場海斗』という男を知っているだろうか

たくっちスノーの中の歴史において深く係わりながらも、その詳細や経歴は掘り下げていくほど謎が増えていく、謎の存在

ただ1つ明確に分かっているのは、彼は【正義の味方】であることだった。

事実、彼は自分の住む世界に多大な影響を及ぼし、幾度も世界を救っていたのだろう。

だが…………平穏は長くは続かなかった

戦場海斗の失踪。

突然の事だった、世間はざわつき………海斗の痕跡を辿るものも多かった

だが、いかなる人物も戦場海斗を見つけ出すことは出来なかった

ある者は「死亡した」またあるものは「別の世界に行ってしまった」と述べたが、皆が納得する結論は出ずにいた


そして、海斗失踪からしばらくした後………



事態は誰もが思わぬ形で急転することになる…………



さあ、始めよう………ヒーロー達の物語はまだ、終わっていない。

Re: ダークヒーロー計画 ( No.2 )
日時: 2020/01/08 16:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a.r6qXLT)

………

〜???〜

真夜中、ヒーローもヴィランも気配がないとある場所

ある存在が、そこに居た。


「…………」

その存在は椅子に座り、ゆったりと………そして、静かに体を揺らし、空を見上げる


「……………………」



「やぁ、いつもそこに居るな」

「!」

その存在の後ろにある扉がゆっくりと開かれ、フードを被った人間が姿を現す


「元気……な、わけないか」


「…………もう、いいのか?」


「うん、いいんだ………そっちもそう長いこと待ってはいられないんだろ?」

「………ああ」

「………お前、本当にやる気か?あの、計画を………」

「ああ………仕方ないんだよ」

「仕方ない?」



「俺がこの計画を行わないと、全てが終わらないから………」



「だが、この計画を始めるなら少し急いだ方がいい」

「と、いうと?」


「あの『時空監理局』という組織は無くなったと聞く………だがそれでも何もしないはずがない」

「嗅ぎ付けたらすぐにこの世界に乗り込んでくるだろう」

「………………ああ、そういうことか」

「ああ、間違いなく俺を止めに来る……だから、なるべく早く進めるんだ、取り返しがつかなくなる程に」

「………そんな言葉が出てくるとは思わなかったよ」

「そうなんだろうな」


「………ひとつ、聞いてもいいか?」

「なんだ?」

「お前がよく口にするそいつは………強いのか?」

「強いか、弱いかと言われると悩むところだが………関わってきたら厄介なことになる」


「…………ああ、分かった、計画を始めよう」

「よろしく頼む」



「さぁ、全てを終わらせに行こうか」


「…………ああ、そうだな」

「世界を幾度も救ってきた大英雄………」


「戦場海斗」


月光がフードの中をゆっくりと照らす………その顔は………戦場海斗そのものだった………


海斗
「……………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして………時空間のどこか『りりすた革命団本船』

たくっちスノー
「親父達はどうだ、真面目にやってんのか」


「え、えーと………まあね」

たくっちスノー
「んじゃ、俺達も仕事に入るか」


「うん、分かった………その前に、大地に………」

そして、物語はたくっちスノー達の方へ。

Re: ダークヒーロー計画 ( No.3 )
日時: 2020/01/08 18:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: HpSZdgHn)

【第1話】
『消えた大英雄』

………

たくっちスノー……及び【宅地雪】とその父にして一時期【D】にその体を貸した男、カーレッジ・フレインは話をしていた

カーレッジ
「雪、もどきのやつが仕事をしないんだが」


「うーん…………なんとかならない?」

カーレッジ
「今、たくっちスノーの奴がボコボコにしてるところだが、どうしようもならないだろうな」


「うん………嫌なおじいちゃんを持ったよー、大地も」

大地
「あうー」

カーレッジ
「………そういえばだ、雪」


「どうしたの父さん」

カーレッジ
「大地………お前の子供だとは聞いた、お前が産んだ………ということだな?」


「うん、そうだよ」

カーレッジ
「父親は……誰だ?」


「え!?」

カーレッジ
「いずれ成長するそいつの為にもはっきりさせておいた方がいいだろう、違うか?」


「………う、うん、そうだよね」



「海斗君………戦場海斗という人間が父親なんだ」

カーレッジ
「海斗?………お前の話題でよく出てくるが、どんな奴だったか」


「そういえば父さんは面識があまりなかったよね」

カーレッジ
「見たことある気がするがどのタイミングだったのか分からない、俺はいつ会った?」


「えーっと………私のデータが消える前くらい、Dと同化してたころ」

カーレッジ
「あの時か……」


「………大地はとてもいい子に育つよ、なんてったって海斗君の血を引いているもの」

カーレッジ
「………ふむ」


「父さんは、そこどう思う?」

カーレッジ
「どうも何も、お前が愛した男なんだろう?」

カーレッジ
「俺のような存在にとやかく権利などない」

カーレッジ
「だが」

カーレッジ
「生物というものは見たまま全てではなく、変わらない物はない」

カーレッジ
「………戦場海斗とはどんな男だ」


「正義の味方」

カーレッジ
「…………もし、海斗がお前の想像だにしない姿になっても、お前は海斗を愛せるか?」

カーレッジ
「俺は別物になったつるぎちゃんを愛するなんて考えたくもなかった、その結果がコレだがな」


「………私は父さんみたいにはならない」


「何がどうなろうと海斗君は海斗君だ、好きであることに変わりはない」

カーレッジ
「強いな、お前は………」


「だって海斗君は私を変えてくれた人だもの」


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