二次創作小説(新・総合)
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- ダークヒーロー計画
- 日時: 2020/01/08 08:34
- 名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
【合作第5弾】
どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い
新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!
【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.44 )
- 日時: 2020/01/21 17:41
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)
アルテミスライダー
「っ!?」
アルテミスの中のライダー達は驚く‥‥‥‥そう思うのも無理はない、悪党の返り血がついた禍々しい見た目の仮面ライダーが堂々と現れたのだから
滅ソウル
「アルテミスの所長に用があるんだけど、中に入れてくれない?」
アルテミスライダー
「だ‥‥‥誰が貴方のような方に!引きなさい!!」
滅ソウル
「あのさぁ‥‥‥悪党ならまだいいけど、組織違いの同僚とケンカしたくないんだよ、それくらい正義の味方なら分かるだろ?」
アルテミスライダー
「ならその血はなんですか血は!」
滅ソウル
「手荒なことはしてないって、ちょっと毒針ぶっ刺したら血吐きやがっただけ」
アルテミスライダー
「毒針を使う正義の味方なんてどこにいるんですか!!」
滅ソウル
「ねぇ、どうしてもダメ?」
アルテミスライダー
「ダメです、しつこいようですと追い出しますよ」
滅ソウル
「‥‥‥‥仕方ねぇか」
滅ソウル
「全員まとめてかかって来いよ」
アルテミスライダー
「たぁーーーっ!!」
滅ソウル
「フッ!!」
滅ソウル
「オラッ!!」
アルテミスライダー
「ああっ!!」
滅ソウルは片手1本でアルテミスのライダー達をねじ伏せていく
滅ソウル
「毒針を使う正義の味方なんていないだぁ?いるかもしれないだろどこかに!訂正しろ!」ドガッ
アルテミスライダー
「ああっ!!」
滅ソウル
「おらおら、どうした!?アルテミスのヒーローはそんな腑抜けか!?」
滅ソウル
「どんどんかかってこいよ、全然効かないぞ!!」
アルテミスライダー
「このままでは‥‥‥‥」
「ソウルチェンジ!!」
【エクスプロージョン!NOW!】
突如滅ソウルの周囲が爆発する
滅ソウル
「おっ!?‥‥‥‥この野郎!!」
【滅亡迅雷!!スティングディストピア!!】
「させるか!!」
【イエス!アンダスタゥ!?】
滅ソウル
「くらえ!!!」
「はっ!!!!」
2つのキックがぶつかり合い‥‥‥大きな衝撃を産む
「そこまでよ、横暴な少年ライダー‥‥‥‥‥陸人」
滅ソウル
「なんだ、バレてたのか‥‥‥‥ま、流石アルテミスのナンバーワンだ」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.45 )
- 日時: 2020/01/21 18:47
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
2人はそれぞれヒーローソウルを外す
陸人
「よ!久しぶりだな華南」
華南
「歳上に向かって随分馴れ馴れしいわね、アンタ」
陸人
「おうすまんね、更に馴れ馴れしいが所長に会わせてくれよ」
陸人
「今のアンタの立場ならそれくらい出来るんじゃないか?」
華南
「‥‥‥‥ついてきなさい」
‥‥‥‥
華南
「あのさ、アンタの使ってるそのヒーローソウル、仮面ライダー滅でしょ?」
華南
「それって確か‥‥‥滅亡迅雷.netとかいうサイバーテロ組織が元になった存在でしょ?カリギュラもよくそんなの使うわね」
陸人
「ライダーである事に変わりはねぇからな」
陸人
「それを言うなら仮面ライダー王蛇だって極悪犯罪者だし」
陸人
「変身者がどんな奴であれライダーに罪はねぇよ」
陸人
「それを言うならお前がよく使うワイズマンだって中々ヤバいやつだからな」
華南
「まぁ、そうだけどさ」
陸人
「‥‥‥‥あ、そういえばさ、お前んところにも色々来たんじゃないの?海斗失踪の件で」
華南
「来たきた、まぁマスコミの相手なんて編集者と同じでいいから苦労はしなかったけど」
陸人
「大変だねぇ、海斗の彼女ってのは」
華南
「アルテミスとカリギュラが仕方なく付き合わせてるだけよ、あいつ私に微塵も興味持たないんだから何とも思わないわ」
華南
「最初会った時‥‥‥あいつが小学生の時はそんな風には見えなかったけどな〜」
陸人
「まぁその胸じゃな」
華南
「うるさいわねぇぶっころすよ?」
陸人
「言っとくが胸なんかあったって邪魔なだけだぞ、特に海斗に関わる時は」
華南
「なんで男にそんなに心配されなくちゃならないのよ」
陸人
「俺の胸丸ごとくれてやろうか?」
華南
「喧嘩売ってんの?」
陸人
「いやマジで言ってる、この顔見れば分かるだろ」
華南
「ホントなんでマジ顔でそんなこと言ってんの?」
陸人
「理由は言えんが、とにかくそういうことなんだ」
華南
「お、おう‥‥‥‥」
華南
「ほら、ついたわよ」
陸人
「おう、いつもすまねーな」
華南
「あんたこそあんな奴の為に動き回って大変ね」
陸人
「おい勘違いするなよ?別に俺は海斗の事が嫌いなわけじゃないからな」
陸人
「あんただってそうだろ?」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.46 )
- 日時: 2020/01/21 19:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: PSeVuljm)
‥‥‥‥
陸人
「おひさ!」
「おひさじゃないでしょ、アルテミスならともかく、なんで他所のヒーローが馴れ馴れしく話しかけてくるのよ」
陸人
「すまんね手袋さんよ、すっかり老けたな」
手袋
「ぶち殺すわよ‥‥‥‥‥ウロボロスのあのジジイが生きてた頃なら、もっとバッ!と動けたんだけど」
陸人
「すっかり歳って訳か」
手袋
「ヒーローとしては引退すべきって状態ね‥‥‥‥‥所長じゃ無かったらと思うと‥‥‥」
華南
「あんたも笑い事じゃなくなるわよ」
陸人
「あいあーい、おっと世間話しに来たわけじゃないんだ」
陸人
「アルテミスのライダー、前来た時より弱くなった気がするぞ」
手袋
「バカ言わないでよ、貴方が強くなりすぎるのよ」
手袋
「突然戦場海斗と共に居なくなったかと思えば、火星の力なんて訳の分からない物まで手に入れて」
手袋
「戦場海斗を除けばいちばん強いヒーローは貴方って言われてるぐらいなのよ!?」
陸人
「そりゃどうも、試作品を試して貰えるようになったんだ」
華南
「それで要件は?」
陸人
「要件は2つ、1つは‥‥‥‥カリギュラとして」
陸人
「ウチの所長がなんか用あるから来いって」
手袋
「直接言えや!!そんなもんノーよノー!!」
陸人
「今のは冗談、尺稼ぎ」
華南
「あんたねぇ‥‥‥」
陸人
「で、こっちはマジの要件なんだけどさ」
陸人
「アレやっぱ返してくんない?」
手袋
「は?」
陸人
「戦場海斗の体、必要なんだよ」
手袋
「どうして?」
陸人
「仲間が集めてんだよ、もしかしたら監視されてるかもしれん」
手袋
「‥‥‥‥それって、本当?」
陸人
「そちらは『そいつ』の事を知らんだろうが、敵に回したら中々面倒臭いやつなんだ、頼むよ」
手袋
「‥‥‥‥悪いけどそういう訳にはいかないわ」
手袋
「いつだったか、今回みたいに突然乗り込んできてはあんなモノを取り出して『ここで預かってくれ』なんて言い出して、今になって返して欲しいなんて‥‥‥‥」
手袋
「あまりにも身勝手すぎるとは思わないの?」
華南
「所長の言う通りよ」
陸人
「う‥‥‥‥そりゃそうだけどさ‥‥‥‥」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.47 )
- 日時: 2020/01/21 20:06
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: F9bxWwot)
手袋
「大体貴方、預けに来た時に戦場海斗の体は1つにまとめてはいけないって言ってたじゃない、あれはどういうこと?」
陸人
「‥‥‥‥なー、どうしてもダメ?」
手袋
「ダメよ、というかアレね‥‥‥アルテミスの方で解析することにしたから」
陸人
「はぁ!?ちょ、ちょっとなんで!?」
手袋
「そりゃそうでしょ、戦場海斗ってただでさえ意味不明な体してるんだから」
手袋
「現にバラバラになってるっていうのに全然腐らないのよ、アレ」
陸人
「まじかよスゲーな」
華南
「アルテミスはキラキラふわふわしてるだけの組織じゃないのよ、科学技術だって充実してるんだから」
華南
「徹底的に調べるってプロジェクト段階で決まってるの、勝手に取り出されたら予定が狂うの、色々!」
陸人
「世界よりプロジェクトが大事だってのか?」
手袋
「社会としては個人に世界守られる方が困るのよ、海斗も陸人もカリギュラという組織に存在する個人に過ぎないってことを忘れないで」
手袋
「だから返せない 」
手袋
「というよりは返したくない」
陸人
「‥‥‥‥‥なるほどな、他にいい隠し場所があったんだけど、仕方ねぇ」
陸人
「今日は散々だよ、掃除は終わんねぇし、歩いたら悪党に絡まれるし、ここのヒーローにも『毒針を使うヒーローなんかいるか〜』」とか言われたり」
陸人
「俺ちょっと機嫌悪くなってきたよ」シュンッ!!
陸人の姿が突然消える
華南
「消えた!?一体どこに!?」
手袋
「そんなの決まりきってるわよ!」
‥‥‥
陸人はあっという間に金庫のある部屋にたどり着くが‥‥‥手袋がそれに追いつく
陸人
「いい運動になったんじゃないの?」
手袋
「貴方まさか無理やり‥‥‥‥!?」
陸人
「個人に守られる世界が困る?仮面ライダーはそういうものだろうが、アンタのプロジェクトも大事だろうが、俺にだってプロジェクトがある」
陸人
「俺のプロジェクトを邪魔するなら消し飛ばすぞ」
陸人
「戦場海斗の事は‥‥‥‥俺の方がアンタ達よりよっぽど知っているんだからな」
陸人
「あんたさっき言ったよな?海斗の次に強いのは‥‥‥‥俺だって」
陸人
「火星(エボルト)の力は本来滅ぼす物だ‥‥‥簡単に狩ってやるよ、こんな金庫」
手袋
「‥‥‥‥はぁ、分かったわよ好きにしなさい」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.48 )
- 日時: 2020/01/21 21:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Y/oHPl8K)
陸人
「さーて、一気に行くか」
手袋
「待ちなさい、その金庫だって高いのよ、壊されたらたまったもんじゃないわ」
手袋は陸人に鍵を投げ渡し、陸人は鍵を差し込んで中身を取り出す
華南
「い、いいんですか!?プロジェクトを投げ出すような真似をして‥‥‥‥」
手袋
「ヒーローが悪魔になるよりは100倍マシよ、これ以上騒ぎを起こしたらヒーロー組織でも抑えられなくなるわ」
陸人
「サンキュー、これで安心して熟睡できる」
手袋
「殺人鬼みたいなこと言わないで‥‥‥‥ああそうそう、一つだけこっちからも聞いていい?」
陸人
「なんだ?」
手袋
「ここよりいい隠し場所なんてあるの?セキュリティには自信はある方だけど」
陸人
「あるからこうして頼んで来たのさ」
手袋
「どんな所か教えてくれない?」
陸人
「ああいいぞ、新しい場所はな‥‥‥‥」
陸人
「‥‥‥‥ってところだ」
手袋
「本気!?」
陸人
「ああ、本気本気、それにさ‥‥‥‥仮にバレたところで‥‥‥‥」
陸人
「絶対に見つかる事は無いんだから」
手袋
「‥‥‥‥‥‥!!」
‥‥‥
華南
「所長」
手袋
「‥‥‥‥‥何?」
華南
「戦場雁陸人は‥‥‥‥何を考えているのでしょうか?」
手袋
「‥‥‥‥‥私にも分からないわ」
手袋
「でも‥‥‥彼にしては珍しく何か大きい考えがあるみたいね」
‥‥
陸人
「おー、危ねぇ危ねぇ‥‥‥‥‥あと少しでマガイモノの存在が世間の目に明らかになる所だった」
陸人
「もしそうなったらたくっちスノー達、本気で動いてただろうな‥‥‥‥‥‥フゥ」
陸人
「あ、やべ‥‥‥掃除するんだった‥‥‥」
陸人
「‥‥‥‥‥‥まあいっか、明日やろう」
陸人
「こいつは‥‥‥‥うーん、どうしよう?」
『では次のニュースです』
陸人
「ん?」
『今日、〇時頃ウロボロスの本組織が襲撃され、金庫の中身を奪われるという事件が起きました』
『監視カメラにはシャチホコのような見た目をしたヒーローが写っており、ヒーローの証言によると「自分はグランスピアーだ」と供述しており、ヒーロー組織は謎の怪人グランスピアーを指名手配し‥‥‥』
陸人
「‥‥‥‥‥うわ、向こうも派手にやりやがったなぁ」
『第7話 END』
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