二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.84 )
日時: 2020/01/30 07:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: ByzCrpIp)
参照: htt

【第14話】
「静かに時は動き出す」

翌日‥‥‥‥


水晶
「晩御飯の用意買ってきますね」


「じゃあ、私も行くよ」

水晶
「あ、いえ‥‥‥‥雪さんはそこに居てください」


「え、でも‥‥‥‥私も何かの助けになりたくて‥‥‥‥」

水晶
「大丈夫です、帰ったら料理手伝ってください」


「う‥‥‥‥うん」


水晶
「じゃあ、行ってきます」



「ねぇ、たくっちスノー‥‥‥‥私って役に立ってるかな?」

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥さあな、俺から見てもよく分からんが】

たくっちスノー
【お前は役に立ちたいからここに来たのか?】


「‥‥‥海斗君を助けたいから、だから」

たくっちスノー
【そうか、じゃ‥‥‥復活したら聞いてみるかな】

たくっちスノー
【お前のどういう所が役に立ったのか‥‥‥どういう奴だったのか】

たくっちスノー
【俺としても凄い興味深いからな】


「うん」

たくっちスノー
【あーそういえばそん時のお前ジュース作ってたっけ、俺にも飲ませてくれよ】


「作ってたの結構前だよ?上手く出来るかなぁ」

たくっちスノー
【ほれ、ミキサー用意してやるから】


「メガフュージョンは使わないでね?」

たくっちスノー
【わーってるわーってる、ちょっと待ってろー‥‥‥‥】


と、その時着信音が‥‥‥‥水晶の家の電話だ


「えっ、どうしよう電話鳴ってるよ、出た方がいいかな‥‥‥‥」

たくっちスノー
【出ちまえよそんなの、普通の家ならともかく隠れ家に掛けてくる奴なんてろくなもんじゃねぇし】


「う、うん‥‥‥‥でも‥‥‥‥」

たくっちスノー
【さっさと出ないと切れちまうぞ】


「じゃ‥‥‥じゃあ!たくっちスノーが掛けてよ!」

たくっちスノー
【はあ!?】


「こ、交渉役!」


たくっちスノー
【ったくしょうがねぇな‥‥‥‥‥電話してる奴が電話に出るってどういうことだよ‥‥‥‥‥はいもしもし?】


陸人
【あ、その声はたくっちスノーか?水晶はどこだ?】

たくっちスノー
【買い物だよ、つーかまず俺に掛けろって言ってんだろ】

陸人
【まぁ結果的にお前が出たんだからいいじゃん別に】

たくっちスノー
【ったく‥‥‥‥】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.85 )
日時: 2020/01/30 08:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)
参照: htt

陸人
【で、用件だけどさ‥‥‥今水晶いないなら切った方がいいか?】

たくっちスノー
【いや、買い物だしすぐ帰ってくるだろ、俺が伝えておくから手軽に頼む】

陸人
【それを言うなら手短だろ、良いか?海斗のパーツの場所教えてやるからよく聞けよ】

たくっちスノー
【え?なんでお前がそんなの知ってるんだよ?】

陸人
【いいから聞けって言ってんだろ、何ならメモを用意しとけ】

たくっちスノー
【お、OKOK】

‥‥‥‥

陸人
【いいか?次はユニバースだ、ユニバースって組織の所長が持っているんだ】

たくっちスノー
【ユニバース‥‥‥‥‥か、知ってるならお前が行けばいいのに】

陸人
【俺はまた別の用事があるんだよ、頼む‥‥‥‥水晶にもそう伝えてくれ】


たくっちスノー
【‥‥‥‥‥‥ああ、分かった、それとは別で】



「‥‥‥‥‥‥‥」




たくっちスノー
【気になることがある、なんで】



たくっちスノー
【なんでパーツが全部ヒーロー組織にあるんだ?】


陸人
【‥‥‥‥‥】

たくっちスノー
【さっきさ、雪と一緒にがっこうぐらし!見てたのよ俺、それ見て‥‥俺も感じた】

たくっちスノー
【俺らと陸人が巡ったヒーロー組織は合計9個、かれこれ‥‥‥半分以上だ】

たくっちスノー
【こんなもの、偶然の2文字で片付けられるわけねぇだろ?】

陸人
【‥‥‥‥‥‥‥】

たくっちスノー
【‥‥‥‥お前も妙に詳しいよな、パーツの居所】

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥ま、水晶もいないし答えは後でもいいからな】


「たくっちスノー、水晶君帰ってきたよ」

たくっちスノー
【そうか、じゃあまた後でな】

陸人
【‥‥‥‥‥ああ、じゃあな、パーツ回収よろしく頼むぜ】

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥了解】


水晶
「ただいま‥‥‥‥あれ?なんで僕の電話使ってるんですか、誰から?」

たくっちスノー
【陸人からだ、次の居所はユニバースの所長の所‥‥‥‥‥だってよ】

水晶
「ユニバースですか‥‥‥‥分かりました、ご飯食べたら出発しましょう」


「うん、焦りは禁物だよ‥‥‥」

たくっちスノー
【‥‥‥‥ま、そうだけどな】


たくっちスノー
(一体どういうことだ‥‥‥?)

Re: ダークヒーロー計画 ( No.86 )
日時: 2020/01/30 18:22
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: yfK5fbrb)
参照: htt

‥‥‥‥

水晶
「ユニバースにあるって、確かにそう言ったんですか?」

たくっちスノー
【ああ、ちゃんとメモにも残しておいたぞ】


「‥‥‥‥‥‥それで、たくっちスノーは何故それを陸人君が知っているのか‥‥‥‥が、気になってるんだね?」

たくっちスノー
【ずっと調べてた水晶でも知らんかったようなもんを、つい最近協力し始めた陸人があっという間に突き止められるものなのか?】

たくっちスノー
【まぁあいつ曰く俺と似たようなもんだから、お前とは違うすげー方法を使ったのかもしれないけどな】


「‥‥‥でも、言われてみれば所長さん達も‥‥‥」



「人体の一部を当たり前のように受け入れて、ウロボロス以外は頼めばすんなりと返してくれたよね」


「‥‥‥‥まるで私たちに渡すことを予測していたかのように」

たくっちスノー
【そうだな、陸人は絶対あの存在のことを何か知っている】

水晶
「それって‥‥‥彼の仲間ということですか!?」

たくっちスノー
【決めつけるのは陸人に失礼だろ、それにもしそうならパーツ集めなんか手伝うか?あの存在は集めるなってわざわざ頼んでたろ】

たくっちスノー
【だからそれはねぇと思う】


「‥‥‥‥‥うん、そうだよ」


「陸人君がそんなことをするわけがない」


「私達も水晶君も、それは分かるでしょ?」

水晶
「‥‥‥‥確かにあの人は裏切るどころか」

たくっちスノー
【味方ではあるが仲間って感じはしねぇな‥‥‥いや、悪い意味じゃないんだぞ?】

たくっちスノー
【なんというかなんでも頼らずに自己解決してそうな感じがする】


「確かにそうだね、シノビの時もなんでも1人で済ませちゃってたよあの子」

水晶
「そうなんですか!?」

たくっちスノー
【プライベートルームを乗っ取って‥‥トレーニング法もあいつが提示して‥‥‥‥で、1人で筋トレして1人で強くなって】

たくっちスノー
【ある意味ではバケモンだよ】


「もしかしたら、このまま成長していったら海斗君より強くなるかも‥‥‥‥」

水晶
「‥‥‥‥あの人より、更に‥‥‥‥!?」

たくっちスノー
【あー、確かにヒーローソウル抜きの戦いなら陸人が勝ちそうだな】

水晶
「なんなのあの人‥‥‥!!」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.87 )
日時: 2020/01/30 20:08
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: smlPPgEc)
参照: htt

‥‥‥‥
食事を終えた雪たちは車に乗ってユニバースへと向かう

水晶
「たくっちスノーさん、普通の車も持ってたんですね」

たくっちスノー
【ヨウコの知り合いに貸してもらったんだよ‥‥‥‥空飛ぶタクシーとかだと目立つから普通の使えって】


「誰か分からないけどその人の言う通りだと思うよ‥‥‥‥」

たくっちスノー
【なんだよーお前までそんなこと言って】


「たくっちスノー、大丈夫なのオープンカーなんて‥‥‥ユニバースは結構キッチリとした組織だよ?硬い格好してきた方が」

たくっちスノー
「スーツとか俺の好みじゃねぇんだよ、つーか硬いってどういうわけ?」


「なんというかね、テレビによく出てるヒーローを『タレントヒーロー』だとか言って批判しててね‥‥‥」

水晶
「ああ、そんな時期もありましたね」

たくっちスノー
【タレントヒーローだぁ?市民と心の距離が近いヒーローとか有難いだろ】

たくっちスノー
【何も分かっちゃいない、ヒーローは適度にタレントするべきだね!】


「ちょっとたくっちスノー‥‥‥」

水晶
「あ、止まってください!ユニバースが見えてきましたよ!」


「うん、止まって!」

たくっちスノー
【よっしゃー!!】キキーッ!!

‥‥‥‥

たくっちスノー
【見ての通りのタレントヒーローだが、入っちゃいかんわけではないんだろ?】


「ちょ、ちょっとたくっちスノー!?」

受付
「タレントヒーロー‥‥‥ああ、またそれですか、どうぞお通りください」

たくっちスノー
【え?】


「あ‥‥‥‥はい?」

たくっちスノー
【なんか想像と違ったな】


「なんというか、空気感が軽い‥‥‥‥‥というよりは、腑抜けた?」

水晶
「タレントヒーローがどうのこうのっていうのは会長だった人が硬い人物だったから起きたことです」

水晶
「ですが‥‥‥‥ちょっと変化が起きて」


「変化?」

水晶
「‥‥‥‥というか、雪さんの情報は何かと古すぎますよ」


「う‥‥‥‥仕方ないじゃん、前来た時は海斗君が小学生の頃‥‥‥そっちが進みすぎなんだよ!」

たくっちスノー
【堪忍してくれ、こいつや俺らにも色々あったんだよ‥‥‥‥‥】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.88 )
日時: 2020/01/30 21:32
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
参照: htt

‥‥‥‥そして、たくっちスノー達は所長室にたどり着くが‥‥‥‥



「こ‥‥‥‥これがあの所長さん!?」

その部屋にいた所長は‥‥‥すっかり変わり果てた姿になっていた

飯盒
「‥‥‥‥ああ、なんですか、カリギュラですか、もうなんですか、わざわざ‥‥‥こっちも忙しいのに‥‥‥‥」


たくっちスノー
【会長、完全に燃え尽きてるな‥‥‥‥】

水晶
「まぁ、僕らの歴史にも色々あったんですよ、その色々の負担が1番のしかかったのが彼なんです」


「なるほどなるほど‥‥‥‥分かるなぁ、その気持ち」

飯盒
「同情とか今更もう要りませんから‥‥‥用件だけ言ってさっさと帰ってくれませんか‥‥‥?」


「あ、はい、えーと‥‥‥‥預かってますよね?例のパーツ‥‥‥‥」


飯盒
「パー‥‥‥‥あー、あれねあれ」

飯盒
「分かりましたよ、返しますんでさっさと返してください」

飯盒
「‥‥‥‥‥‥‥‥はー、あほくさあほくさ、別にいらねーわこんなの」

飯盒は文句を言いながら海斗のパーツを渡す


「今までの中で一番軽く返された‥‥‥‥」

水晶
「なんだろう、色んな意味で重みがない‥‥‥」


飯盒
「ああそうそう、ヒーロー組織の間でそれを集めて回っているって話は聞いてんですよ、情報共有してますから」

たくっちスノー
【Sk〇peみてーな?】

飯盒
「まぁ、だいたいそんなもんかと‥‥‥はぁ、全くみんなそう思ってると思いますが‥‥‥‥」

たくっちスノー
「ん?」


飯盒
「どこの組織も急にこんなもの預けろと言われても困るんですが、あーもうやだ、仕事の邪魔だこんなの」

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥‥預ける?ってことはやっぱり】



たくっちスノー
(ヒーロー組織に海斗の体がそこらにあったのは‥‥‥そう動くように何かが仕向けている、と‥‥‥‥)


「たくっちスノー、行こうよ」

たくっちスノー
【‥‥‥‥おーう、これで太股が2つか‥‥‥‥おい、さっきから下半身ばっかだぞ上半身はねぇのか】


「そういえばそうだね‥‥‥腰あたりもないし‥‥‥足だけか‥‥‥」

水晶
「失礼しました」


‥‥‥‥

たくっちスノー
【なぁ、ひとまずこれで左足部分は揃ったわけじゃん?くっつけられね?】


「嫌な予感するからやめようね!」

【第14話 END】


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。