二次創作小説(新・総合)
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- ダークヒーロー計画
- 日時: 2020/01/08 08:34
- 名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
【合作第5弾】
どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い
新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!
【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.19 )
- 日時: 2020/01/17 08:54
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
【第4話】
「晶の先にあったモノ」
たくっちスノー
【クローン………か、まぁ海斗であることはよーく分かった】
たくっちスノー
【悪いが今俺は手が離せねぇ、あのモドキの野郎が逃げ出そうとしたんでな………ま、話だけ聞いてくれ】
雪
「分かった………ねぇ水晶くん、私が分かる?宅地雪」
水晶
「ええ………会うのはもうかなり前になりますが」
水晶
「そっちこそ………かなり変わりましたね」
雪
「うん、まあね…………時空監理局は無くなっちゃったし………」
水晶
「…………えっ!?時空監理局が無い!?」
雪
「残念ながらそうなんだよ………」
水晶
「………じゃあ貴方はもう局長ではないと?じゃあ、海斗さんから軽く聞いた………もう1つの方は!?」
雪
「あっちも………無くなったというか」
たくっちスノー
【あのバカが潰しやがったってのが正しいな】
雪
「………あ、でも大丈夫!時空監理局に代わる組織がもう出来ているんだよ!」
たくっちスノー
【ぶっちゃけ監理局より規模がでかいぞアレ】
雪
「うん、そうなんだ」
水晶
「…………じゃあ、やってる事は変わらない、ということでいいんですか?」
雪
「勿論………だからこそここに来たんだ」
水晶
「で………でもどうやって異変を突き止めたんですか?それだけが分からなくて………」
雪
「革命団内でかなりの新聞を取ってて………その中に海斗君が失踪したっていう記事があったんだ」
雪
「それを見たらいてもたっても居られなくて…………」
たくっちスノー
【奴らには内緒で電話を掛けたが………規模によっては隠し通せなくなるかもな】
雪
「だから………」
雪
「助けになりたいんだ!!」
雪
「だから、知ってることを………そして」
雪
「今この世界で何が起こっているのか…………話してくれ!!」
水晶
「…………何が起きても退くことはありませんか?」
雪
「当然だよ 」
雪
「…………なんだかんだで、ミライシティには思い出もあるからね」
雪
「嫌なこともあったけど消えて欲しくない」
たくっちスノー
【つーわけだ】
たくっちスノー
【話してもらうぜ】
水晶
「海斗さんと約束してたんですよ」
水晶
「たくっちスノーは必ず来る、だから絶対に気付かれないように、話さないようにしろと」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.20 )
- 日時: 2020/01/17 08:56
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
水晶
「ついてきてください、そうする事で全てが分かります」
雪
「分かった」
…………
雪は水晶の後ろを歩き、どこかへ向かう
たくっちスノー
【あ、そうだ………えーと、水晶だったか………気になることがあるんだが聞いていいか?】
水晶
「なんですか?」
たくっちスノー
【お前、さっき別の顔を付けた上で仮面を付け、その上で黒ずくめになってたよな?】
たくっちスノー
【なんでそんな手間かけて姿を隠すんだ?仮面ライダーになっちまえばあっという間だろ?】
たくっちスノー
【まぁ、趣味とかなら別にいいけど】
たくっちスノー
【引っかかるのはそこじゃなくてな、さっき銀行強盗をとっちめたろ?】
たくっちスノー
【わざわざあんな姿にならんくっても良いだろうに………】
雪
「いや、まぁ私的には仕方ないと思うよ?」
たくっちスノー
【仕方ないって、何が?】
雪
「ここの人達は仮面ライダーになって悪事を食い止めるわけだけど、それってつまり仮面ライダーにならないと止められないような悪が多いということになる」
雪
「そうなると極わずかな………リアルワールドでも見かけるタイプの悪相手にするとオーバーキルになる」
雪
「だからああするしかなかったと」
たくっちスノー
【なるほど………その世界にはその世界なりの問題点があるわけね】
たくっちスノー
【すまんかったな水晶、変な事聞いて】
水晶
「気にしなくていいですよ」
雪
「…………あ、そうだ」
雪
「ね、ねぇ!私も気になることがあるんだけど聞いていい!!?」バッ
水晶
「えっ、どうしたんですか!?」
雪
「ね、ねぇさっき………海斗君のフリしてたよね」
水晶
「は、はい…………」
雪
「今の…………えーと、この世界の海斗君ってさ、本当にあの顔なの!?々」バッ
雪
「あれだけ成長してるの!?」バッ
水晶
「…………え、え、あ、はい…………そうですよ」
雪
「そうなんだー!!!会いたいなーーー!!!」
たくっちスノー
【おい雪テンション上がりすぎだ】
雪
「………………はっ!!」
雪
「ご、ごめん…………つい、海斗君、あんなカッコイイんだ………楽しみ、じゃなかった心配だなぁ………」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.21 )
- 日時: 2020/01/17 08:57
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
水晶
「付きました」
水晶が案内した先には………何回建てかも分からない大きなマンションが
たくっちスノー
【おー、なんじゃこりゃ】
雪
「でっかいマンション………この街、こんなのもあったんだ」
水晶
「ここは殆どの人が知らない隠し家でね………ここで話せばマスコミに知られる心配もないんだよ」
たくっちスノー
【隠れ家?じゃあこの家、お前が払ってんのか?】
水晶
「まぁ、僕クローンですし親とか親戚なんてものは居ませんから」
たくっちスノー
【………あ、すまん】
雪
「え、お金とか大丈夫?カリギュラって高収入なの?」
水晶
「そこら辺海斗さんから聞いてないんですか?」
雪
「いやー、あの子にお金の話なんて出来るわけ………」
水晶
「………まあいいか、あと少しですよ」
雪
「う…………うん」
…………
雪達はエレベーター前まで行くが………その場で立ち止まる
水晶
「あれ………鍵がない」
雪
「どこかに落としてきたの?」
水晶
「まさかさっき逃げてる時………!!」
たくっちスノー
【まー、あんだけ走ったりしたらな………】
水晶
「すみません、探してくるので少しだけ待っててください………」
たくっちスノー
【いや、待つ訳にはいかねぇだろ………落としたの俺らのせいみたいなもんだし】
雪
「たくっちスノーの言う通りだよ!私たちも一緒に探すよ!」
雪
「分かった、気をつけてね………」
…………
たくっちスノー
【隠れ家なぁ………俺たちもそういうの作ろうか?】
雪
「うんいいねいいね、遊びに行く時なんかにも使えるし」
たくっちスノー
【実は俺もミライシティには興味あるんだよな、ヒーローソウルっての欲しいし】
たくっちスノー
【最近は昭和、平成、令和ともかけ離れた仮面ライダーが居るからそいつらの話もしたいし】
雪
「ああ………仮面ライダーフォルテの話とかね」
たくっちスノー
【そうそう、そういうのだよ】
雪
「そんなこともあった……………ふふふ、あったね」
たくっちスノー
【なぁ、雪…………あの時はわりとなんとかなったが、今回はヤバいよな………】
雪
「うん、私も感じるよ………だって………」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.22 )
- 日時: 2020/01/17 08:57
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
水晶
「鍵、ありました!」
水晶が鍵を握りながら帰ってきた、見たところ銅のように見えるが………少し錆び付いている
水晶
「大事な鍵だから無くしたらどうしようかと思ったよ………」
雪
「そんなに大事な…………あれ?普通の鍵?」
雪
「このマンション、カードキーとかじゃないの?」
水晶
「あ、これは家の鍵じゃないんです」
雪
「え?」
水晶
「行けば分かりますよ」
水晶はエレベーターに入り、ボタンの上部分に鍵を差し込むと………大きなボタンが出てくる
雪
「え、なにこれ」
水晶
「ミライシティにはこういうマンションもあるんですよ、他の世界には秘密ですよ」
雪
「う、うん………」
ボタンを押していくと、エレベーターはゆっくり、ゆっくりと降りていき………
チーン
水晶
「到着しました」
雪
「!」
たくっちスノー
【…………地下室か?おい雪、内装はどうなっている?】
雪
「…………よく分からない、真っ暗で………水晶君、明かりとかない?」
水晶
「懐中電灯ぐらいなら…………」カチ
…………
たくっちスノー
【………………何もねぇな】
雪
「でも……何かある………さっきからずっと、そんな感覚………というよりは勘がする」
雪
「え?」
たくっちスノー
【それってどういう…………】
ぐにゃっ、
雪は突然柔らかいような、硬いような…………妙な感触の物を軽く踏んでしまう
雪
「うわっ!?なんか踏んじゃった!?」
水晶
「あっ、そんなところにあったのか………」
雪
「もしかして大事なもの!?どうしよう!?」
水晶
「………あ、大丈夫です、汚れただけです」
雪
「…………それ、なんなの?感触が変だったけど………」
水晶
「ああ、これです」
水晶は雪が踏んだものに懐中電灯を当てる………そこにあったのは………腕
雪
「ぎゃああああああ!!?」
たくっちスノー
【どうした!?】
雪
「う、腕!!腕だけが!!」
たくっちスノー
【落ち着け!!俺にも見せるんだ!そのスマホをモニターモードにするんだ!】
雪
「う、うん………ちょっと暗いけど、いいかな」カチッ
たくっちスノー
【………っ!?マジで腕だ、マネキンなんかじゃねぇ………本物だぞ!!】
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.23 )
- 日時: 2020/01/17 17:45
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: kyaGGoYV)
たくっちスノー
【おい、水晶………こいつは誰の腕だ、まさかお前が】
水晶
「…………その、非常に言い難いのですが」
水晶
「この腕は………あの人の」
水晶
「海斗さんの物なんです」
雪
「えっ!!?」
たくっちスノー
【こいつが………海斗の!?】
たくっちスノー
【てか腕だけじゃねぇかよ!!他はどこにあるんだ!?】
雪
「そ、そうだよ!なんとなく海斗君の反応がすると思ったら………これって!!」
たくっちスノー
【…………おいおいおい、想像以上だよコレ】
雪
「海斗君に一体何があったの!?」
水晶
「…………今から1ヶ月半ほど前のことです」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時はまだ海斗さんは健在で、ヒーローをやっていました。
そして、その時は僕もそばに居たのですが………
「お前が………戦場海斗か………?」
海斗
「…………!」
水晶
「誰だ………?」
「お前が海斗か、そう聞いている」
海斗
「…………ああ、そうだ」
「…………そうか」
「戦場海斗、お命頂戴する!!」
水晶
「!!」
海斗
「下がってるんだ!」
海斗
「………こいつを使う!!ソウルチェンジ!!」
【フル・フォーゼ!!3!2!1!】
海斗
「超変身!」
戦場海斗は普通のものより大きなヒーローソウルを装備し、特殊な姿になる………
「それは………そのライダーの全ての形態、全ての能力を同時に扱える特別なヒーローソウル………やはり手にしていたか………」
フォーゼソウル
「来い!!」
「……………行くぞ」
フォーゼソウル
「先にこっちから行くぞ!!」
【ウォーター ON】
【ランチャー ON】
「ぐっ!!」
フォーゼソウルの足から水流が発射され、身動きが取れないところをミサイルが襲う
「ぐっ………!!」
フォーゼソウル
「もう1発!!」
【ロケット ON】
【LIMITBREAK】
【ライダーロケットキック!!】
フォーゼソウル
「オラァ!!」
「ぐっ………!!」
水晶
「………海斗さん、僕も」
フォーゼソウル
「こいつの狙いは俺だ!だから………早くこの事をみんなに報告しろ!」
水晶
「で、ですが………!!」
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