二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ダークヒーロー計画
- 日時: 2020/01/08 08:34
- 名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
【合作第5弾】
どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い
新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!
【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.109 )
- 日時: 2020/02/01 22:42
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a.r6qXLT)
水晶
(お〜………少しはマシになりましたね、見れるもんになった)
水晶
「ってそうじゃない!!結婚とかそういうのは後!海斗さんの体返してください!!」
七不思議
「体ー?そりゃ確かに好きなようにした時もあったけど」
水晶
「そういう意味じゃありませんっ!!もう女装の話はしたくないんです!!」
水晶
「文字通りですよ文字通り!体は何処にあるんです!?」
七不思議
「ああ、これこれ〜」
七不思議は布をほどいて体を取り出す
雪
「ちょっ………えっ!?まさか、枕にしてたんですか!?」
水晶
「人の胴体を枕にしないでください!!」
たくっちスノー
【ま、まーまーそんな怒鳴らんくってもいいだろうに】
水晶
「何その態度!?貴方身内にだけ甘いタイプですよね!?そういうキャラ嫌われますよ!?」
たくっちスノー
【えっ、マジで!?】ガビーン
雪
「で、でもまぁ………それ、そんな風に使うなら返してくれませんか?」
七不思議
「え〜?でも、誰も使いたくない、でもこんなおっきいの、置き場所に困るなーって」
七不思議
「それはもう枕にするしかないじゃん」
雪
「…………たくっちスノー?」
たくっちスノー
【俺がもっと出来が良くて寝心地のいい枕を用意致します!!】
七不思議
「じゃあ返す!!」
水晶
「よ………よく分からないけどスムーズに事が進んでよかった…………」
たくっちスノー
【…………お、おい!?もう出ていくつもりか!?】
たくっちスノー
【も………もうちょっとぐらい居たっていいじゃないか!?ほら、あと二つだし、な!?】
雪
「たくっちスノー………君さぁ………」
雪
「これ今立体映像で、他の人たちも見てるってこと忘れてない?」
たくっちスノー
【え?………………あ、や、やだなぁなんだよその顔、お前らしくもないぞ、おいなんだ関節なんか鳴らして、おい何する気、ちょっ、やめて!!ビナーIIタンマ!!】
たくっちスノー
【ひでぶ!!!】
たくっちスノーの姿は消し飛びながら映像は切れていく
雪
「…………では失礼します」
水晶
「さよなら」
七不思議
「んえ?あ、うん…………枕、早めにねぇ〜?」
…………
水晶
「たくっちスノーさん……」
雪
「全く、調子に乗るんだから………」
【第17話 END】
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.110 )
- 日時: 2020/02/06 19:28
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: PSeVuljm)
【第18話】
「運命は今、その時に」
たくっちスノー
【はっ!?俺は一体何を!?】
雪
「もう、たくっちスノーったら」
たくっちスノー
【あ〜、死ぬかと思った……俺不老不死だけどさ】
水晶
「さて、あとはフラクタルとキュアーズですね」
たくっちスノー
【あと2つか……………おぅ!!】
たくっちスノー
【陸人との電波が繋がってるぞ!!】
雪
「ホント!?すぐに電話して!!」
たくっちスノー
【たりめーだ!!】
…………
陸人
「…………はい、もしもし?」
たくっちスノー
【てめー陸人!!一体どこで何してやがった!!】
陸人
「うげ、聞くなよ………こっちも色々あったんだよ」
たくっちスノー
【こちとら例の存在…………蒼海って奴と接触してたんだぞ!!?】
陸人
「蒼海とぉ!?マジかよ!?」
たくっちスノー
【ん?お前知ってんのか?】
陸人
「あー、あー…………俺だってバタバタしてんだ、後で聞く」
陸人
「整理とかしてたんだよ」
たくっちスノー
【まぁ蒼海の話はお前の言う通り後でいいわ、ちょっと頼みたいことがあってな】
陸人
「なんだ?」
たくっちスノー
【残りの組織はイリーガル、フラクタル、キュアーズ…………さっきイリーガルを回ってきたから、2つのうち1つをお前に言ってきてもらいたい】
陸人
「んー…………じゃ、俺はフラクタルに行ってきてやるよ」
たくっちスノー
【切った方がいいか?】
陸人
「1人の方が気楽でいい」
たくっちスノー
【終わったらまたかけ直せよ】
陸人
「あーもーうっせぇな、保護者かお前は」
陸人
「じゃあな」
陸人は電話を切ってため息を吐く
陸人
「ちっ………遂に蒼海の事がバレたか、俺の事はまだ知られてないみたいだが、時間の問題か」
陸人
「………しかし、フラクタルか、面倒だから半分だけしか引き受けてなかったが、あそこは行ってないんだよな」
陸人
「あの所長サン達も、よく蒼海のことを黙ってくれたよ………よし」
陸人
(フラクタルのあいつなら、どうにかなるはずだしな…………)
陸人
(てか、蒼海簡単に話さないでくれよ………俺に連絡くらい寄越せよな………)
陸人
(ま、人のこと言えないか)
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.111 )
- 日時: 2020/02/06 22:45
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: l1iENdUA)
陸人
「……………いや、あれ」
陸人
「結構バラバラにしたけどフラクタルにパーツあるとは限らねぇよな」
陸人
「イリーガルとフラクタルとキュアーズには行ってなかったはずだし、分かんねぇな」
陸人
「…………つーか、ここからフラクタルか、即興で頼んじまったが遠いなおい」
陸人
「たくっちスノーの事だから車とかで快適に進んでるんだろうな…………スケボー忘れちまったし、早く海斗みたいにバイク乗れるようになりてぇな…………」
陸人
「あ、そうだ…………もしもし、たくっちスノー」
たくっちスノー
【なんだ?もうフラクタル付いたのか?】
陸人
「いや、俺歩きなんだよ」
たくっちスノー
【あー、なるほどな……お前が何言いたいか分かったわ】
たくっちスノー
【無いと行けないか?】
陸人
「組織との距離的にはな」
たくっちスノー
【分かった、もしかしたら組織に居ない可能性だってあるしな】
たくっちスノー
【乗り物を用意してやるよ】
陸人
「サンキュー!」
たくっちスノー
【メガフュージョン!!】
………
陸人の目の前にモンスターバイクが置かれる
陸人
「イカしてんじゃん」
たくっちスノー
【お前はこういうのが好きだとおもったからな】
たくっちスノー
【免許もおまけで作っておいてやったぜ】
陸人
「へっへー、免許はいらねぇと言いたいところだがミライシティだとそうもいかないからな」
陸人
「ありがたく使わせてもらうぜ」
たくっちスノー
【しっかり回収してこいよー】
陸人
「そっちもなー」
………
陸人
「…………へへっ、こいつは相当ご機嫌なバイクだぜ」
陸人
「フラクタルまでぶっ飛ばすぜ!!」
……………
受付
「……………」
陸人
「ふむふむ、そうか所長はいないのか」
陸人
「ありがとな、別荘とかにいるのか?場所分かる?」
受付
「……………」
陸人
「ふむふむなるほど、ありがとなー」
陸人
「あ、そうそう最後に一つだけ」
陸人
「手話で大事なものあるので開けてってどうやればいいわけ?………あ、耳は聞こえてるのね、悪い悪い」
………
陸人
「あの所長ども!!パーツを組織から持ち出すんじゃねぇって言っただろうが!!」
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.112 )
- 日時: 2020/02/07 19:18
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: e/ZG7OkK)
陸人は走っていくうちに、古ぼけた小さな一軒家にたどり着く
陸人
「えーと、発信機によるとこの辺りか」
陸人
「…………所長なのに、結構質素な家に住んでるんだな」
陸人
「まあいいや、さっさとパーツ手に入れてトンズラするか」
陸人は引き戸を開けて、悠々と中に入っていく
陸人
「首藤!」
首藤
「……………」
陸人
「…………噂には聞いていたがマジで喋れないのか、筆談くらいなら出来るだろ?」
陸人はポケットからメモ帳を首藤の目の前に置くと、首藤は引き出しからボールペンを取り出し書き始める
首藤
〖戦場蒼海は来ていないのか?〗
陸人
「あいつは来れない、てか………まさか分かっていたのか?」
首藤
〖カリギュラが回収していることは耳に入っている、君が集めていることも〗
首藤
〖彼はその事を知っているのか?〗
陸人
「知っている、だが俺は回収するって道を歩むことにした」
陸人
「だから…………おい、あいつのパーツはどっかにあるんだろ?」
陸人
「まさか蒼海にしか渡せねぇって言うんじゃないだろうな?」
首藤
「……………」
首藤
〖なら、頼みを聞いて欲しい〗
陸人
「頼み?」
首藤
〖戦場の一族、そして蒼海の迫害の件は私もある程度聞いている〗
首藤
〖不格好で不器用で、彼らとは逆に出来ないことも多い私だが〗
首藤
〖彼らの助けになれないか?〗
陸人
「…………フラクタルが、戦場の一族の手助けをしたいって?」
陸人
「そんなもん決められるのか?」
首藤
〖フラクタルで通らなければ、私個人でやる話だ〗
陸人
「つっても……俺は蒼海の仲間の事はなんも聞いてねぇぞ、向こうもそんな詳しくは話してくれなかったからな」
首藤
〖蒼海に会えたら、この紙を見せてくれるだけでいい〗
陸人
「へいへい………ま、あんたが持ってる戦場海斗があいつらの1番の助けになってたみたいだがな」
首藤
〖戦場蒼海の件は私の他に誰が知っている?〗
陸人
「知らん、お前他の所長に伝えてないだろ?どうせ」
陸人
「薄情かもしれないが、今蒼海達の周囲には構ってられないんだよ」
陸人
「悪いな、首藤」
首藤
〖分かっているさ〗
- Re: ダークヒーロー計画 ( No.113 )
- 日時: 2020/02/07 22:10
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: ZYxCEFbA)
陸人
「…………パーツ、さっさと渡してくれ」
陸人
「俺を警戒し始めた奴がいる、任せると言いやがったがフラクタルに寄らないわけが無い」
陸人
「だから、さっさと渡してくれ、頼む」
首藤
〖分かった〗
首藤
〖ねぇ、陸人君〗
首藤
〖私はヒーローなのに、何故ここまでしか出来ないんだろう?〗
首藤
〖何故私はヒーローなのに、彼のように手を差し伸べることも出来ないのだろう?〗
陸人
「…………蒼海の事は、今忘れろ」
陸人
「時期に、それどころじゃねーことが起こるかもしれないんだ」
陸人
「だから、あんたがそんなにヒーローやりてぇってなら…………その時ヒーローしてればいい」
首藤
〖そうか なら〗
首藤
〖あそこに海斗君の首がある〗
首藤
〖それを手に入れたら…………暫く ここに来ない方がいい〗
陸人
「ああ、そうさせてもらう………てか、他のヒーロー組織に2度も行く暇は………無いかもしれないからな」
陸人
「………………気を付けろよ、すげぇこと始まるからよ」
首藤
〖ただ、ひとつ気になる………組織とは別で〗
首藤
〖あの体を保管できる場所があるのか?〗
陸人
「俺の家だ」
陸人
「普通に考えて、んなところに隠すやつなんかいねーと思うだろ、だからちょうどいいんだ」
陸人
「それに………俺の部屋、結構汚ぇんだよ」
陸人
「海斗の奴が掃除しなくなってから、結構経つからな…………」
陸人
「…………だから、心配することはねぇ」
首藤
〖分かった〗
……………
首藤
〖戦場雁陸人は、戦場海斗はどうなるのだろう〗
首藤
〖私がこんな風に筆跡を残せるのも、いつまでだろう〗
首藤
〖まるで遺書のようだ………いや〗
首藤
〖もしかすれば、本当に遺書になってしまうかもしれない〗
首藤
〖もし、仮にフラクタルの所長の住処にやってくるような物好きがまた現れた時には〗
首藤
〖私の好きな明るい店でも載せておこう〗
首藤
〖英雄達よ、恐れるな〗
首藤
〖私の口から激励を送ることは不可能だが〗
首藤
〖ヒーロー組織は人民もそうだが、君達ヒーロー自身の安全も大事ということをわかって欲しい〗
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30