二次創作小説(新・総合)

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ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.129 )
日時: 2020/02/09 14:35
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: rIp24gkO)

‥‥‥‥‥立体映像で、鎖に繋がれた男が姿を現す

カーレッジ
【お前は確か‥‥‥IKRか。】

陸人
「その呼び方は確か‥‥‥‥ああそうだ、雪の親父、シャドー・メイドウィン・黒影だっけか」

カーレッジ
【今の俺はカーレッジ・フレインだ‥‥‥‥全てたくっちスノーを見て分かった】

カーレッジ
【やはり、そういうことか‥‥‥‥】

陸人
「お前は知ってたのか?」

カーレッジ
【前に革命団内でパーツを解析した時、微かにDの反応がしたんだ】

カーレッジ
【全体から見れば1%未満の僅かな反応だから、その時は気の所為だと思ったがな】

陸人
「そういえば、お前もDを取り込んでいたが大丈夫だったのか?」

カーレッジ
【俺には永遠に物語を続けさせる為の力がある、言わば‥‥‥Dと真逆の能力を持っていた】

カーレッジ
【俺とDの力が相殺することによって時空への影響を無くしていたのだろう】

水晶
「‥‥‥‥そ、そうだ!!確か海斗さんって技をコピーできるんですよね!?この人の力をコピーして相殺すれば‥‥‥‥」

カーレッジ
【そんな事をすればDは海斗の体から離れて被害が甚大な事になる】

カーレッジ
【実際、Dは俺の身体を捨てたからな】

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥じゃ、Dを封印するには】

カーレッジ
【それこそ自分と一緒にバラバラにするしかない、特に時空の影響もないこんな世界じゃ『これしか』方法が無かったんだろう】

たくっちスノー
【ざっけんなよ!!お前1万も技持ってんだろ!?そこら辺何とかならねぇのかよ!?】

カーレッジ
【‥‥‥‥‥その1万の技を使っても勝てないのが、Dだ】

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥‥!】

陸人
「専門家がここまで言うくらい強いんだ、つーか‥‥‥‥たくっちスノー分かってんだろ」


陸人
「お前があいつとの戦いで俺たちを全員生かす為に、何千回リセットしたんだよ?」

陸人
「何回‥‥‥‥いや、何億回あいつと戦ったんだよ、お前はさ?」

たくっちスノー
【‥‥‥‥‥‥っ!!】


水晶
「そんなに‥‥‥‥‥強いんですか、Dという存在は」

陸人
「はっきり言っちまうとな、ミライシティの全ヒーロー束になっても勝てねぇわ」

カーレッジ
【全盛期のDならそうなるが、分身がどれだけ強いか‥‥‥】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.130 )
日時: 2020/02/09 15:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: HpSZdgHn)

カーレッジ
【雪、どうするつもりだ?】

カーレッジ
【戦場海斗の体にはDが居る‥‥‥これは本当のことだ】

カーレッジ
【戦場海斗を探し出す‥‥‥なんて軽いものでは済まなくなる】

カーレッジ
【それでも、お前たちは海斗を甦らせるつもりか?】

陸人
「言っとくが戦力は前よりずっと少ねぇぞ」

陸人
「俺はもう痣の力を使えないし、封印してくれた空姫も居ない、万が一戦うことになればこの世界とアンタの仲間だけでやらなくちゃならなくなる」

水晶
「僕達‥‥‥‥‥‥だけで‥‥‥‥‥‥」


「ねぇ、陸人君」


「騒動の規模ってみんな分かってるの?」

陸人
「Dの存在が時空でもなかなか知られてかかったのに伝えられると思うか?ただでさえ難解なのに」

陸人
「‥‥‥‥ま、察してるやつもいたにはいたよ」


「‥‥‥‥‥‥‥蒼海君は?」

陸人
「それは俺も知らんが、多分聞いてねぇと思う」

陸人
「俺も散々尋問してよーやくDの事を聞き出せたぐらいだからな、口硬いぜあいつ」



「‥‥‥‥‥‥陸人君」




「【まだ】パーツ持ってるよね?」


陸人
「‥‥‥‥‥はぁ、だろうな」


陸人
「俺がどんなことを言ってもアンタが退くことはないって何となくわかってたよ」

陸人
「これほどいてくれない?」


「‥‥‥‥たくっちスノー」

たくっちスノー
【ちっ‥‥‥‥パーフェクトコード、解除】


陸人の体からコードが外され、骨の音を慣らしながら立ち上がる

陸人
「あー、楽になった‥‥‥‥‥んじゃ、海斗復活させるか」

たくっちスノー
【‥‥‥いいのかよお前、一応復活させるなっていう立場なんだろ?】

陸人
「いや、ここまで隠してきて最後に何か欠けてます、俺持ってます渡しませんなんてやったら」

陸人
「俺こいつに殺されちまうよ」

水晶
「‥‥‥‥復活させたらどうなるんです?」

陸人
「あいつにボコられるぐらいかな、まぁたくっちスノーと違ってガチで殺してくるわけじゃないし、そっちの方がマシだろ」

たくっちスノー
【そんな理由かよ‥‥‥‥】


「でもまぁ、たくっちスノーならやりかねない‥‥‥‥」

カーレッジ
【お前はリミッターとなるものがないからな‥‥‥‥】

たくっちスノー
【否定して欲しかったなー………】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.131 )
日時: 2020/02/09 18:55
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Umi1HurT)

たくっちスノー達は陸人を乗せて水晶の家へと向かう…………


たくっちスノー
【なんで陸人の家でやんないんだよ】

陸人
「あいつに今の汚い部屋見せたら更にキレるだろうしさ………」

たくっちスノー
【その理由はねぇわお前】

たくっちスノー
【ってか…………なんでカーレッジまでついてきてるんだよ!!】

カーレッジ
【Dの反応を見過ごすなとヨウコに言われてな】


カーレッジ
【それにな…………俺も気になるんだ、大地の父親がどんな奴だったのか……………】


「………………」

カーレッジ
【どうした?雪】


「あと少し…………あと少しだよ、海斗君」


「ふふふ…………また、年が追い越されちゃったね、でも」


「身長だけは………追いつかれちゃったよ」

カーレッジ
【……………】

カーレッジ
【なぁ、雪………海斗は大地のことを知っているのか?】


「そこら辺どうなの陸人君、海斗君に伝えた?」

陸人
「いや伝えてない、なんで俺がそんなこと言わなくちゃなんないんだよ」


「じゃあ、大地のことは…………」

カーレッジ
【全然知られてないようだな…………】

水晶
「それでいいのか大地くん…………」

陸人
「まあいいんじゃねえの?その様子だとまだ赤ん坊なんだろ?」

陸人
「もうちょっと俺らや大地が成長してから話しても………」

水晶
「…………ちょっと頭痛くなってきた」

陸人
「どうした?不眠症か?」

たくっちスノー
【寝れないってガチでしんどいから気をつけた方がいいぞ】

陸人
「マガイモノに睡眠の心配される覚えねぇよ」

たくっちスノー
【言っとくが不眠症はマジで辛い病だからな】

…………

そして、水晶達の隠れ家に辿り着いた一行は着々と海斗のパーツを元通りに合わせていく

たくっちスノー
【これでいいんだよな?】


「うん、たしか前に水晶君がバラバラになったときもこれで…………」

水晶
「…………断面が消えていきます!!」


水晶
「海斗さんが元通りになりますよ!!」


「……………海斗君!!」

陸人
「目覚めるのか…………あいつが!!」


海斗の体はくっつき………元通りになっていく。

海斗
「…………!!」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.132 )
日時: 2020/02/09 19:48
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

…………

海斗
「ここは………一体どこだ?」

水晶
「海斗さん!!」

海斗
「水晶………?」

たくっちスノー
【よ、お目覚めのようだな…………久しぶり、海斗!】


「海斗君…………!!」



「海斗君!!!」ギュッ

海斗
「ゆ…………雪さん………たくっちスノーさんまで…………!?」

ヨウコ
【…………】

カーレッジ
【……………】

海斗
「いや、誰!!?」


海斗
「ていうか、なんで…………俺の体元通りになって…………!?」


陸人
「悪い、たくっちスノーには敵わんかったわ…………」

海斗
「え…………おい!?そりゃないだろ陸人!?せっかく上手くいっていたのに、今更それは!?」

陸人
「わ、悪かったって!!」


「…………大体のことは蒼海君と陸人君から聞いたよ」

海斗
「蒼海と…………彼と接触したなら、なんでそのままにしてくれなかったんですか!?」


海斗
「どうして、どうしてこんなことを!?」


「どうして………!?そんなの、この新聞だよ!!」バサッ!!

海斗
「…………そ、それは………俺が失踪したという、記事………!?」


「それを見たら居てもたってもいられなくて…………ここまで乗り込んできたんだ!!」

たくっちスノー
【ほぼ保護者同伴でな】

海斗
「そんなことの為に…………!!」

海斗
「事の重大さが分かっているのか!?今、俺の体にはDが…………!!!」


「Dがなんだ!!!」



「そんなもの私が倒してやる!!私は……私は海斗君がヒーローしている姿を見ていたい!!」


「大地に、君の父親はとっても凄くてかっこいい人だって教えてあげたい!!」


海斗
「……………父親?」


海斗
「俺が、雪さんと?」



「…………う、うん、そうだよ」


海斗
「…………どうせなら、もっと早く知っとけばよかったな…………」

海斗
「………………で?俺に会うことが出来ました、はい、おめでとうございます」


海斗
「散々俺の邪魔して、これからどうするつもりですか?」


「そ…………それは………」


「もちろん!Dを倒すために…………」

海斗
「………それが出来なかったから、あの時も封印したんでしょう」


「っ…………!!」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.133 )
日時: 2020/02/09 20:31
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: NkX.4MrC)

海斗
「………………全く」

海斗
「毎度毎度そうなんだよ、貴方は」

海斗
「大して力も技術もないのに、精神力だけは一丁前だから………いつも倒れて、失敗して………」


「…………私が無能だって言いたいの?」

海斗
「そうです」


海斗
「貴方は言わば………【能力だけ】しか取り柄がない無能ですよ」

海斗
「アドリブで行動して他の方の事情を考えないから、こんなことになる」


「うぐ…………」

たくっちスノー
【て………てめえ!!!】

カーレッジ
【よせ、たくっちスノー】

たくっちスノー
【うるせえカーレッジ!!いくら海斗と言えどこいつだけは………】

カーレッジ
【お前だってそうなんだよ】

水晶
「…………ええ、雪さんはともかくたくっちスノーさん、貴方は危険すぎます」

水晶
「貴方、海斗さんのパーツを追う時どれだけめちゃくちゃしたと思ってるんですか」

陸人
「雪はともかくとして、だ………たくっちスノーには海斗の言う無茶苦茶を力技で解決出来てしまうぐらいの技術がある」

陸人
「伊達に全ての創作キャラになれますって言ってねぇよほんと」

海斗
「…………そう、そこなんだ」

海斗
「貴方は何でも1人で出来てしまう、それ故に………1人で自己解決する行動しか起こせない」

海斗
「それ故に貴方は時空犯罪者でもあった」

海斗
「雪さんなんてその力はもうないのに、なんで昔のようなことが出来ると思ってたんですか………?」

たくっちスノー
【…………】


「…………」


海斗
「………この際、先に答えておきますけど」

海斗
「どうして貴方に頼らなかったのか、その答えなんですが」

海斗
「貴方には関係の無い話だったから…………そして、何より」


海斗
「貴方が居たところで、なんの解決にもならないからですよ」


「……………!!!」




「今、たった一つ聞きたいことが出来たよ」



「海斗君にとって、私って一体何なの…………!?」


海斗
「雪さんは………今も昔もあの時のまま」



海斗
「俺にとっての雪さんはずっと、時空監理局の局長とかじゃなくて」

海斗
「あの小さな喫茶店のマスターですよ、貴方は」


「…………そっか」


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