二次創作小説(新・総合)

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ダークヒーロー計画
日時: 2020/01/08 08:34
名前: メタルメイドウィン&彩都 ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)

【合作第5弾】

どうも、メタルメイドウィンです!
コラボ作品もこれで5回目になりました、時の流れは速い

新しいヒーロー計画が、誰も見た事ない仮面ライダーの物語が今始まる!


【注意】
「ロストヒーロー計画」「トライヒーロー計画」を先に読むのがオススメです(トライは自分の書いてる短編にあります)
またその他小説(特にMM逃走中)のネタバレを含みます

Re: ダークヒーロー計画 ( No.114 )
日時: 2020/02/07 22:51
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: txrgkWTz)

陸人が扉を開けて、外に出ようとすると………扉の前から女性が


陸人
「フラクタルの人間か?」

「そういう貴方はカリギュラですか?何故こんなところに?」

「ここは所長の住処だと分かっているのですか?」

陸人
「分かっているよ、その所長に要件があったからここまで来たんだ」

陸人
「今、その帰りだよ」

「…………そうですか」

陸人
「そっちは何の要件で?」

「カリギュラには関係の無いことです」

陸人
「そっか」

「貴方は首藤さんにわざわざ何を…………」

陸人
「フラクタルには関係の無いことだよ」


「分かりました」



陸人
「…………………そういうわけだ、じゃあな」


「はい」


………

「所長?」

首藤
「……………」

「………ただいまもどりました、所長。」

首藤
「……………」スッ


首藤
〖今日も、明日も、ヒーローが安心出来るような一日になりますように〗
…………


陸人はバイクをすっ飛ばして家に戻る


陸人
「えーと、残りのやつ残りのやつ…………あったあった」

陸人は部屋に無造作に置かれたパーツを集めてテーブルの上にまとめていく

陸人
「………確か、水晶より先に…………」

陸人はたくっちスノーの番号に向かって電話を入れる


たくっちスノー
【どうした?】

陸人
「水晶に繋げるためにお前にかけたのは今回が初めてだな」

たくっちスノー
【…………今回が初めてであって欲しくなかったな、で、何?水晶に繋げればいいんだろ?】

………
水晶
【そっちはどう?】

陸人
【フラクタルのパーツの回収が終わったところだ、今からこれまで集めてきた分を用意してお前の所に行く】

水晶
【………今からか?】

陸人
【ダメか?】

水晶
【まあ、別に構わないですが………どこで合流します?】


陸人
【俺が居ても違和感なくて問題ない所だと、お前の家とかだな】

水晶
【僕の家?分かりました…………】

陸人
【ところでお前、キュアーズの方にはパーツあったのか?】

水晶
【いえ、今からキュアーズに向かってる所です】

陸人
【今からかよ、俺のモンスターバイク貸してやろうか?】

たくっちスノー
【いやそのバイク元々俺のなんだが】


【第18話 END】


Re: ダークヒーロー計画 ( No.115 )
日時: 2020/02/08 11:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: tyyoRhU5)

【第19話】
「禁断解放!ブレイブロード」

一方、水晶達は………

水晶
「陸人さんは僕の家に向かうそうです」


「家ってあの隠れ家?」

水晶
「いえ、あの家のことは彼にも話してないのでいつもの家の方に来るかと」

水晶
「幸いにも僕の家からキュアーズまでそんなに離れてませんので、急げば間に合うはずです」

たくっちスノー
【しかし…………】


「どうしたの?たくっちスノー」

たくっちスノー
【いや、なんでもねぇ…………忘れろや】



「たくっちスノー、最近はぐらかすこと多いよ?」

たくっちスノー
【そんなことねぇよ、お前の考えすぎだ】

水晶
「…………そろそろキュアーズが見えてくる頃ですよ」

たくっちスノー
【これでキッチリ集まって欲しいところだが…………】


…………

水晶達はキュアーズに到着する………キュアーズは古風で、すぐ近くには所長のものであろう神社が見えた


「ここが葛葉神社………」

たくっちスノー
「さすが葛葉、よその世界でもしっかり神扱いか」

水晶
「葛葉紘汰………オリジナルの仮面ライダー鎧武って、元は人間なんでしたっけ?」


「知ってるの?」

水晶
「海斗さんのおかげでソウルの元になった変身者の情報が明らかになっていったんですよ」


「そうだったんだ…………」

たくっちスノー
【海斗の奴………世界の外の情報をあっさりとまぁ広めやがって…………】

たくっちスノー
【やりすぎるとやべーことになるって分かってんのか…………?】


「まあいいじゃない、これくらいなら」

たくっちスノー
【あの野郎………さて、キュアーズの所長はどっちにいると思う?】

たくっちスノー
【神社か、もしくは組織の中か…………】


「二手に回る?」

水晶
「そんな暇はありませんよ、ささっと探しましょう」


「うーん、そんなにあっさりと見つかるかなぁ…………?」

たくっちスノー
【神社先にしようぜ、お祈りしといたらいい事あるかもしれんぞ】


「そうだね、神社から行こう!」

水晶
「いや、だから時間は………」

たくっちスノー
【神に祈っとけばいい事あるぞ!ほら行くぞ!!】

Re: ダークヒーロー計画 ( No.116 )
日時: 2020/02/08 12:35
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: txrgkWTz)

葛葉神社に辿り着いたたくっちスノーは小銭を賽銭箱に綺麗に投げ入れる

たくっちスノー
【100円を3枚投げ入れたから全員分祈っておこうぜ】

たくっちスノー
【俺はとりあえず時空平和かな】


「私は…………そうだね、大地やこの世界が健康に居られたらなぁ」

水晶
「世界の健康ってなんですか」


「まぁ健康は健康だよ、葛葉紘汰さんが祀られてるならきっと上手くいくはずだよ」

「そうですよ」


水晶
「!」


「!」

たくっちスノー
【まさかこいつが………かいちょ!】


「確か………沙瀬頤使傀儡さん!!」

傀儡
「もしかしてカリギュラの方ですか?葛葉紘汰神様はご利益がありますよ」

たくっちスノー
【ああ、俺もあの人の凄さはよくわかってる………人だった頃からな】

たくっちスノー
【って、そうじゃねえ!!キュアーズ所長のアンタに訪ねたいことがあるんだよ!】

傀儡
「私に………それも、所長としてですか?」


「はい、あの………」

傀儡
「まぁ、立ち話も何ですので神社の中に入ってください」

…………


傀儡
「戦場海斗の…………」


「はい、パーツを集めてることはご存知でしょうか」

傀儡
「私の耳にも届いております………そうですか、彼が」

傀儡
「………彼がまだヒーローに所属したばかりの頃、私もまたキュアーズの会長になったばかりでした」

傀儡
「そちらや他のヒーロー組織と比べれば、私はまだまだ未熟な男ですよ」

たくっちスノー
【…………そのパーツが組織の至る所にあることは分かっているんだ】

水晶
「あとはキュアーズだけなんです、どうかお願いします…………必要なものなので………」

傀儡
「…………貴方達の思いや、伝えたいことはよく分かります」

傀儡
「ですが…………出来ません」

水晶
「…………ど、どうして!?お願いします、とても大事なものなんです、だから」

傀儡
「…………ええ、分かっています」

傀儡
「でも、出来ないんです…………キュアーズには」


傀儡
「貴方達が望むようなモノは………置いてないのですから…………」


「…………!!」


「キュアーズには、パーツがないってこと………?」


Re: ダークヒーロー計画 ( No.117 )
日時: 2020/02/08 14:28
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N2NCCZXg)


「あの………貴方の組織に、戦場蒼海という少年が来ませんでしたか………?」

傀儡
「名前までは流石に分かりませんが………………私の組織に少年が現れたことは確かです」

水晶
「じゃあ、やっぱり…………」

傀儡
「私は受け取ることはありませんでした…………あれが彼の体だったなどにわなには信じ難い話でしたので………何より」

傀儡
「私は受け取るに値する存在では無いと思ったからです………未熟だった」

傀儡
「私にそんなとんでもないものを扱い切れるのか?守りきれるのか…………不安で、しょうがなかったんです」

傀儡
「助けになれず申し訳ありません」


「いえ…………大丈夫です」

傀儡
「私の組織で最後………と仰っていましたね、彼の体は…………集まったのですか?」


「はい、それなりには」

傀儡
「そうですか…………私で最後と、そういうことですね」

水晶
「はい………これで最後、長かったです」

傀儡
「…………私からは労いの言葉を掛けることしか出来ません」

傀儡
「お疲れ様でした、その選択が………あなたにとって得でありますように」



「…………葛葉紘汰さん、ここに祀られてるのが…………貴方でよかった」

傀儡
「え?」


「私、前にBaronという喫茶店をやっていたんですが………バロンも、紘汰さんと関係が深い人でしたから」


「弱者が踏みにじられない世界を作るために、命を懸けて戦った…………そんな人を元にしたんです」

傀儡
「その人の………名は?」



「ロードバロン…………いえ」




「駆紋戒斗です。」


傀儡
「……………そうですか」


「願わくば、強者が正しく、弱者が虐げられない街になりますように」


傀儡
「…………それは、神に祈ることではありません」


傀儡
「私の仕事です」


「……………うん」


「私、もっとこの街を好きになりたいです」

傀儡
「ええ、好きになりますよ…………私が」

傀儡
「ヒーロー組織の全てが貴方がミライシティを好きにさせます」



「…………はい!」

たくっちスノー
【…………へっ、ありがとよ】

たくっちスノー
【さて!陸人のところに急ごうぜ!】


「うん!」

Re: ダークヒーロー計画 ( No.118 )
日時: 2020/02/08 15:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: tyyoRhU5)

たくっちスノーの車は水晶の家に向かって突っ走っていく…………

たくっちスノー
【雪、代わりに電話してくれ】


「手がいっぱいあるんだから運転しながらでも問題ないんじゃ?」


たくっちスノー
【俺だって運転マナーは守るんだよ】


「はいはい……もしもし、陸人君?」

陸人
【その声は雪か、どうだった?】


「キュアーズにはパーツは置いてなかったよ、今から私達も水晶君の家に向かうよ」

陸人
【そっか、あと何分くらい玄関で待てばいい?】


「うーんと…………どれくらい?」

水晶
「あと10分ぐらいかかるかな」


「10分だってさ」

陸人
【げっ10分もかよ…………結構長いんだぞ?10分ってさ】


「これでも急いでる方なんだよ、我慢して」

陸人
【ちっ、しゃーねぇなぁ…………んじゃ、盗まれないように変身はしときますわ】

………


「陸人君もう到着してるっぽい」

たくっちスノー
【この車よりあのバイクの方が速いからな】


「そっか…………これでやっと、海斗君に会えるんだね」



「まだちょっとしか経ってないのに…………すっごく長く感じるなぁ…………」


たくっちスノー
【……………そうだな、元々海斗に会うことが俺たちの目的だったもんな】

たくっちスノー
【それがまさか、戦場蒼海だの、バラバラパーツだのなんだの………】

たくっちスノー
【その過程で、全てのヒーロー組織を回る羽目になるとはな】


「でも、楽しかったでしょ?」

たくっちスノー
【まあな、いい女にも出逢えたし】

たくっちスノー
【ウゲッ!!誰だ運転中に刺したやつは!!】

水晶
「立体映像って凄いですね…………一応電話なのにこうやって運転までしてるんですから………」

たくっちスノー
【うちには凄い科学者と………あんたらで言うオリジナルの仮面ライダーが居るからな】


ヨウコ
【…………そういうことよ】

水晶
「うわっ!?」

水晶とたくっちスノーの間にヨウコが現れる


「よ………ヨウコさん!?どうしたんですか急に!?」

ヨウコ
【たくっちスノーとは前もって話して居たんだけど………陸人という子に会ってみたくてね………】


「陸人君に?」


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