黒影寮は今日もお祭り騒ぎです。
作者/山下愁 ◆kp11j/nxPs(元桐生玲

第5章『しにがみのデート』-8
山下愁「裏書きも第5章!! 反省会も5回目! カメ更新ごめんなさい、山下です!!」
黒影寮一同「「「「「待て待て待て待てぇぇぇえ!!」」」」」
山下愁「どうしたんですか。一体」
東翔「どうしたもこうしたもねぇよ!! 何で俺が、この俺が、ビッチに惚れられてるんだ?!」
神威銀「翔さんは確かに助けてくれますけど!! べ、別に惚れてなんかいません!」
山下愁「銀ちゃん、ツンデレ入ってますよ?」
神威銀「ハゥ!!」
王良空華「納得いかないんですけど!! 何でこんな少女容姿で俺様な死神に銀ちゃんを譲らなきゃいけない訳?」
神威銀「まだ決まった訳じゃないですよ?!」
椎名昴「うーん。まさか、翔ちゃんも恋をするとはねー。感心だよ」
東翔「……テメェ、謀ったな?」
椎名昴「謀ってないよ。俺も銀ちゃんが好きなんだから。翔ちゃんになんか渡さないよ?」
神威銀「ちょ、昴さん?!」
堂本睦月「何や何や。告白大会かー? ワシかて銀ちゃん好きやで?」
月読怜悟「渡さない」
篠崎蓮「テメェらに渡さねぇよ!!」
国枝つかさ「そうだね。銀ちゃんは僕のものだよ」
王良空華「いつの間にこんなにライバルが?! ふざけんな! 銀ちゃんは俺様のものー!!!」
山下愁「うわっ。リアルで『私の為に喧嘩はしないで!!』って聞けるかも。銀ちゃん言って御覧なさいな」
神威銀「何で私が?!」
神威白刃「ちょっと。なに人の妹を許可もなしに好きになってくれてるの? 言っておくけど、認めた奴にしか妹は渡さないからね」
神威銀「お兄ちゃんどこから?!」
二条蒼空「ぎーんちゃーん。頼むー、宿題を手伝ってくれー!! みんなに見捨てられて俺、困ってるんだよー!!」
神威白刃「宿題なんて出るんだ」
二条蒼空「出るよ。俺の宿題は――――この2トントラックを10秒間持ち上げる事なんだぜ! だから銀ちゃんは管理人として報告してくれない?」
神威銀「いいですけど。何故みなさんは手伝ってくれないのでしょうか?」
二条蒼空「うーん。この宿題を出されたの俺だけだし。見捨てられても当たり前だと思うんだよねー」
神威白刃「僕も見てていいかな? 君の能力には少し興味があるんだよね」
二条蒼空「え、マジすか! 緊張するなー」
神威銀「分かりました。お手伝いしましょう!!」
二条蒼空「ありがとー!! 大好きー!!」(←さりげなく銀ちゃんに抱きついた)
神威銀「うわ! 蒼空さん重いです!」
二条蒼空「ははっ! 調子にのっちゃった、ごめん^^」
東翔「――――蒼空、ちょっと来い」
二条蒼空「……やばそうだから嫌です」
山下愁「こらこら!! はいはい、今日の締めは誰ですか!」
祠堂悠紀「ふわぁ。今まで寝てた僕がやるよ。次回の黒影寮は、みんなで白雪姫をやるよ。パロディだから注意してね。以上!」
山下愁「それでは、次回もお楽しみ――」
効果音「ドッガッシャァァアアン!!」
山下愁「何でみんなして喧嘩してるんだぁ!!」

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