ダーク・ファンタジー小説

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白と黒の境界 【CONNECT】
日時: 2013/02/16 20:48
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)

はじめまして、和里と申します♪

小説書いてみました!

どこーにでもありそうなタイトルであることは承知しております・・・
で、内容も何処にでもありそ(以下略

 ・・・・・・・。

初心者なので、色々だめなところがあると思うのですが、どうぞよろしくお願いします

なお、更新が遅く、内容が複雑だったりしますがご容赦ください
誤字、脱字あれば教えてください。すぐ直します(多分結構多いと思います(焦))

中傷、荒らしなどは止めてください

あと、私は学生だったりしますので、成績が落ちると更新できなくなる可能性があります!

感想、アドバイスなどのコメントよろしくお願いします!!

最後に・・・・・・・
私なりに頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪

Re: 白と黒の境界 【白い偽善】 ( No.34 )
日時: 2012/10/18 22:54
名前: 影切十夜 (ID: s1MJ3Tu0)

 久しぶりに来たらずいぶんと進んでいるな。ついでにルキアってキャラ昔俺が書いていた小説にいたな。名前考えたのは聖夜だけど。

白と黒の境界 【白い偽善】 ( No.35 )
日時: 2012/10/19 06:31
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)


俺の主とする武器は銃のため、接近戦また、斬り合い、鍔迫り合いなどは苦手としている。そんな俺が、今、剣で戦わなければならない。そんな時のために一応、俺のためにある剣、と言っても過言ではない剣を持ってきた。
銃と剣を融合させたようなものだ。柄は他の剣と似たような黒い柄。しかし、普通の柄には無いものが取り付けられている。もちろん、トリガーだ。刃は幾つかのものをを繋ぎ合わせた、という感じだ。それもそのはず、これは今、世界で唯一と言っていい<変形が可能な>剣、なのだ。もちろん俺が持っているものが世界でひとつ、と言うわけではない。この型の物は世界には一種類しか存在しない。変形と言っても自由自在なわけではなく、形は限られている。
第一形は、刃渡りが一般的な片手剣と同じくらい。しかし、刀身は少々歪な形をしている。こうすることで何か利点があるらしいが、覚えていないので飛ばす事にする。
第二形は、銃を中心とした作りだ。不意打ちに使える。しかし、元は剣がためにマガジンの容量限界が少ない。だから実包はそれほど多くは入れられないし、入れられたとしても、マズルブレーキが取り付けられていないため、かなり扱いづらい。しかし俺には十分だ。実包が少ないのはなんとかして欲しいが。
第三形は、刀身を短くしたスピードタイプだ。攻撃力は第一形に劣るが、こちらの方が遠心力が気にならない。
この3つの形がある。なお、銃の機能はいつでも使うことが出来る。

そんな、剣と呼んでいいかすら怪しい物だが、俺はあまり使ったことがない。特に対人は…。

これは結構まずいな……。

Re: 白と黒の境界 【白い偽善】 ( No.36 )
日時: 2012/10/19 06:31
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)

偶然!すごーい♪

白と黒の境界 【白い偽善】 ( No.37 )
日時: 2012/10/19 17:24
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)

少女の剣と俺の剣とがぶつかり合った瞬間、重い衝撃が剣から手のひら、腕へと伝わる。
銃を討つときの衝撃と違い、大きな不快感を覚える。
少女の顔が間近にある。
銀髪の下にある顔には、左右対称の歪な黒い模様が刺繍のように施されている。額、眼の下、眼の上、頬、首筋。額には円の中に<S>のような模様が入り、同じく刺繍のように細かく装飾されている。そこからは斜め上に細い模様が伸び、まるで取り付けてあるかのようだった。

「なぜ戦う?」

少女から声が発せられた。今度は<声帯から>発せられた、耳で聞き取れる声だった。
なぜ戦う?命令されているから、そうしなきゃいけないから、ここは聖域だから?

「お前が此処にいるから、かな」

答えはでなかったが、一応、この場で最もふさわしいと思った答えを口にする。
剣でかなりの力のやり取りが行われているため、声が少し乱れる。剣と剣の接点がわずかな音を立てて震えている。
少女の眼は真っ直ぐ俺を見据えている。その眼はなんと、朱かった。否、それは右目のみ。左目は水色に朱。水色に、というのは、瞳孔は確かに水色。しかしこの少女、瞳孔に<模様>があった。< X(エックス) >に細かい装飾を施したような模様が朱で刻まれている。俺は驚いてどんな言葉を出していいものか、わからなかった。幸いにも、と言うべきか、先に動いたのは少女。

『しかしそれは本当の目的ではない』

少女の口は動いていない。また頭の中に声が響く。その声は冷静きわまりない。

「な、に…?」

本当の目的?この少女の言った言葉が、あれを指すのなら、危険だ。
しかし、それを感じ取ったと言うことか?

『そう。そんな事は簡単に分かる、感じ取れるさ。白は判りやすい。お前も黒には敏感だろう?——***……?』

「——ッ!!」

俺は酷く動揺した。心を読まれたから。そして何より………<あの名前>で呼ばれたから。心臓の鼓動がうるさい。
そこで初めて、少女の顔に表情らしい表情が浮かんだ。薄く冷たい微笑。
その途端、少女は一気に剣先に力を込め、押してきた。

じりっ…

少しずつではあるが確実に押されている。
俺は少女の剣を弾き、後ろへ大きく跳んだ。しかし、少女はそんな俺に一定の間隔をあけ、ぴたりとついてくる。
しばらくの間2人の追いかけっこが続いたが、先に退いたのは少女の方だった。
少女は巨木の前まで跳びし去り、巨木に寄りかかった。息が荒かった。今までよく見ていなかったからわからなかったが、少女はかなり負傷しているらしい。所々流血している。

「はっ、そんなんで勝てるのか?」

わざと挑発的な口調で言った。これは本来俺が言うべき台詞ではない。俺はさっきまでこの銀髪さんに追われていたのだから。

「さあ、……どうだかね」

言い終わった瞬間俺と少女は同時に地を蹴った。

——ギィィン

不快な衝撃と摩擦音。
そこからはひたすらの打ち合いだった。
双方、剣での応報を繰りかえす。

白と黒の境界 【白い偽善】 ( No.38 )
日時: 2012/10/20 16:44
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)

「キャウゥゥゥン——!」

不意に俺達の後ろから、獣の物と思わしき悲鳴が聞こえた。

「——ッ!」

俺が僅かに振り返った時、そこには<前にいたはずの少女>の背中が目に入る。

「……なっ」

余りにも早かった。
俺も後を追うが、追いつけそうにない。

「はあっ——!」

少女は獣に駆け寄ると、当たりに群がる兵や隊長、部隊長たちを一振り薙いだ。隊長達はそれぞれでうまく受けて、負傷はしなかったようだが、数メートル後ろに追いやられる。
しかも、立て続けに少女は空系魔法の突風を起こし、周辺に居るものをぶっ飛ばした。

「***——!」

少女は獣の名を叫んだようだが、名前を聞き取ることは出来なかった。
しかし相当慌てているようだ。
血液の付着具合から察するに、腹部に銃弾を受けたと思われる。
と、俺がもう一歩足を踏み出した途端、

——パリィンっ

と、ガラスが割れたような音を発し、あらゆる武器が眼前に出現した。
これはかわしきれる量ではない。仕方なく剣を構え応戦する。

「くそっ!これは面倒だな…」

少女は獣の横に屈むと、患部付近に、手を近づけた。
魔法の詠唱だろうか?
悪いがそんな事を細かく見ている暇はなかった。
ただしかし、少女が何か呟いたのは聞こえた。

「……り……な……わ……う…」

ところどころしか聞き取れなかったが…。こんなもの情報になるかと言ったら、多分なら無いだろうが、妙に印象に残っている。


その呟きを聞き取った瞬間、飛んでいた武器たちは消え去った。
何事かと少女の方を見れば、少女は剣を下ろし、空を見上げていた。

「なん、だ?」

その刹那、周囲を光が包む。目を開けていることすら困難な、強い光。

「うっ——!」

兵たちも同じようなこえを漏らす。
全身から力が抜けていく。
両足で立っているのが困難になり、思わず膝をつき、剣を杖に身体を支える。
しかし、今度は頭痛のような痛みが頭の芯を突き抜けた。
頭の中がスパークした。
声が幾重にも重なって響く。



 これは、記憶?

 誰の?  俺?

  それとも、あの子?


    泣いているのはダレ?




< 『悪魔の子』『災厄の子』『近寄るな!汚らわしい!』『わからない』『しかし、あの子はっ!』『黒龍』『お前さえいなければっ!』『うちの子に近づけさせないでくれますか!?』『るりら………る、りら』『放っておけばいい』『被験者』『来るなっ化け物!』『いやぁぁぁっ!』『痛い。イタイ』『もう慣れたよ』『ありがとう』『さようなら』『戻したらどうですか?』『閉じ込める?』『認められない』『血に縛られし者』『あの子には無理』『早く閉じこめよ!』『グゥルゥゥ』『血の、においがして、それで、それでそれで!!?』『もぉわかんないよぉ!』『行こう。一緒に!』『いゃぁ!ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ……』『君は誰?』『裏切り者っ』『いいの?』『結局、他人事…』『うん、とっても!』『わかった?』『来ないで、来ないで、コナイデッ!イヤッ、いやっ——いゃぁぁ』『迷子、消えた。また、ひとり…』『相容れないんだ』『信じてたのに』『違う、違う!』『姫!?』『教えてほしい』『あんたはどうなんだよっ!』『偽善者』『呼んで』『うん』『そうだよ!どうだっていいんだ!』『大切な』『黙れ!』『こんな世界、滅べばいい』『聞かせて』『ハハハハ
ハッ!』『ん…?よく聞こえない』『っざけんなッ!』『みんな、みんな死んじゃぇぇ!ハハハハハッ!』『僕は…』『ありがとう!』『ずっと一緒だね』『君の名前……』『ナマエ』『そう、な、ま、え!』「君が前、そうしてくれたみたいに、私も…。……一緒に、帰ろ?」>


 君は、だれ?


 私は————


——そこで意識は暗闇へと堕ち、そして消えた——————


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