ダーク・ファンタジー小説

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白と黒の境界 【CONNECT】
日時: 2013/02/16 20:48
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)

はじめまして、和里と申します♪

小説書いてみました!

どこーにでもありそうなタイトルであることは承知しております・・・
で、内容も何処にでもありそ(以下略

 ・・・・・・・。

初心者なので、色々だめなところがあると思うのですが、どうぞよろしくお願いします

なお、更新が遅く、内容が複雑だったりしますがご容赦ください
誤字、脱字あれば教えてください。すぐ直します(多分結構多いと思います(焦))

中傷、荒らしなどは止めてください

あと、私は学生だったりしますので、成績が落ちると更新できなくなる可能性があります!

感想、アドバイスなどのコメントよろしくお願いします!!

最後に・・・・・・・
私なりに頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪

Re: 白と黒の境界 ( No.14 )
日時: 2012/10/08 08:14
名前: 梓守 白 (ID: fmblAt2h)

タメ、大歓迎です!
そのほうが話しやすいし。

Re: 白と黒の境界 ( No.15 )
日時: 2012/10/08 11:04
名前: 叶 夜時 (ID: hpvIgKEu)

和里!こんにちわ!
何これ、めちゃくちゃ面白いんだけど!
やばすぎっしょ、文才!分けてくれ!

Re: 白と黒の境界 ( No.16 )
日時: 2012/10/08 12:52
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)


ありがとう!夜時!

文才あるのかなぁ?
欲しいならあげる!
って言いたいとこだけど、どうやってあげるんだろ?(笑)

白と黒の境界 ( No.17 )
日時: 2012/10/08 21:35
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)



——ズバァン!

まただ。

「被害を報告せよ!」

ここは船の上。船、といっても、海の上の船出はない。飛行船、というべきか。

俺たちは今、聖域の上空にいる。そして、今、謎の生命体から攻撃を受けている。
否、攻撃を受けている、というのは正しくない。正確にはその生命体と、何者かの争いのこぼれ球をもらっているのだ。
こんな時に悠長に説明している場合では無いのだろうが、説明させてもらう。

俺たちの船は先ほどここ、シャリオンに到着した。街を丸ごとひとつ壊滅させた化け物の討伐のためだ。
謎の生命体は聖域には確かにいた。いたのだが、何者かと交戦中だった。
それは化け物に比べれば遥かに小さいものだった。さらに、それはひとつではなかった。数十といったところだ。
遠くからではよく見えないため、軍の部隊長が、遠視魔法で映した。
遠視魔法、遠くのものを拡大して、術者の近くに映し出すもの。
その拡大映像は、謎の生命体と多数の小さいもの達を鮮明に映し出した。
謎の生命体を目にした瞬間、皆がどよめいた。明らかに、見たことのある姿だったから。

<軌龍>

古の時代に生きた幻の生物。
少し前に授業で習ったからはっきり覚えている。
硬そうな皮膚。黒いく巨大な身体。力強い2枚の翼。
ついこの間みた映像と一致している。

軌龍の出現は衝撃的だが、さらに驚かされたのは、軌龍の周りにいるもの達だった。
それらは皆、獣のような姿をしていた。しかし、それぞれの姿は異なっている。猫のようなものや、鳥のようなもの、何とも例えようのない形をしたもの等様々だ。
そんなものたちの中にひとつだけ異なる、人形のものが見受けられた。姿、動きからして人間だろう。しかし、それには<翼>があった。
軌龍の黒よりも深い、<漆黒の翼>。
人には<翼>は無い。人ではないと言うことだ。


そんなもの達の現実離れした戦闘のこぼれ球をもらっているわけだ。
船の上では乗組員たちがせっせと動き回っている。
忙しそうだが、俺は何をするでもなく船室の壁に寄りかかっていた。皆が働いているのに、という罪悪感が湧かないわけではないが、ここにいろと言われれば、外にでて何かをするわけにはいかない。

「あ゛ーー。つまんねー」

ルキアはベッドの上でさっきからゴロゴロしている。
たまに船が被弾の影響で揺れるのだが、全く気にしていないようだ。いつ墜ちるかわからないってのに…。

「我慢しろ。………あ、そうだ…。<視>るか?」

「おっ!マジで?」

ルキアはベッドから跳ね起き、寄ってきた。
俺は胸の前に右手を持ってきた。そして人差し指と中指を上に突き出し、心の中で魔法スペルを詠唱。
指先が一瞬光ったかと思うと目の前の空中に軌龍らが<映し>だされた。

白と黒の境界 ( No.18 )
日時: 2012/10/09 19:33
名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)


それは突然だった。軌龍がバランスを崩したように揺れた。
そして大きく一回転して周りの小さいものたちを風圧で(少しの距離だが)飛ばし、戦線離脱を試みようと加速を始めた。しかし、周りはそれを許さない。後ろから人形が巨大な単発魔法らしきものを放つ。それは見事に軌龍の背中に命中し、姿勢を崩させた。
その隙に周りの小さいものたちが包囲する形をとった。
(誤解されると困るので、一応言っておくが、これら全て空中で行われている)
人形が軌龍の正面を<飛ん>でいる形で数秒停止。
そして、人形が軌龍に向かって突っ込んだ。双方の距離はぐんぐん縮み、衝突した瞬間、火花が散った。<視>なくても肉眼で確認できるほどの規模。
衝突した両者の力のせめぎ合い。
だが、これはそう長くは続かなかった。
それも当然だ。両者の体格の差は、比べるまでもない。
人形が負けて当然だ。
人形は軌龍に振り落とされ、シャリオンの大地へ落下した。その落下地点の周辺にはかなりの量の土煙が舞い、木が折れた。
あんな高さから落とされてはただではすまないだろう。
軌龍が再び離脱体勢に入り、翼を広げた。周りの小さいものたちも止めにはいるが、奮戦むなしく軌龍は海の方へ飛び去った。


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