ダーク・ファンタジー小説
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- 白と黒の境界 【CONNECT】
- 日時: 2013/02/16 20:48
- 名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)
はじめまして、和里と申します♪
小説書いてみました!
どこーにでもありそうなタイトルであることは承知しております・・・
で、内容も何処にでもありそ(以下略
・・・・・・・。
初心者なので、色々だめなところがあると思うのですが、どうぞよろしくお願いします
なお、更新が遅く、内容が複雑だったりしますがご容赦ください
誤字、脱字あれば教えてください。すぐ直します(多分結構多いと思います(焦))
中傷、荒らしなどは止めてください
あと、私は学生だったりしますので、成績が落ちると更新できなくなる可能性があります!
感想、アドバイスなどのコメントよろしくお願いします!!
最後に・・・・・・・
私なりに頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪
- Re: 白と黒の境界 【ANOTHER CONNECT】 ( No.84 )
- 日時: 2012/12/11 20:02
- 名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)
まいー!?
見た?かんそー頂戴ね?
- Re: 白と黒の境界 【ANOTHER CONNECT】 ( No.85 )
- 日時: 2012/12/11 20:07
- 名前: きよ (ID: ksTUTf6u)
とても面白いです
続きを楽しみにしています
- Re: 白と黒の境界 【ANOTHER CONNECT】 ( No.86 )
- 日時: 2012/12/11 20:12
- 名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)
おー!
名前、きよにしたのか!?
うん、頑張って書くよ!
- 白と黒の境界 ( No.87 )
- 日時: 2013/01/04 16:32
- 名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)
*****
ここから少しの間は、私、シオンが引き継ぎます。
私は王族の正統な血筋を受け継ぐもの。
これはきっと魔導院にいる全員が知っている事実であり真実。
私は前王の次女。双子の姉と、三つ上の兄、そして五つ下の妹ががいる。シェルアルの王族は皆黒龍族の血をひいている。この国にはそういう不文法がある。
何故かは分からないが、ずっとずっと昔からそうなんだそうだ。人類最強の種族と謳われる黒龍族の血を少しでも入れておきたいということだろう。
勿論私も黒龍族だ。しかし、何代も重ねていく内にその血も薄れ、もはや原型をとどめていない(黒龍本来の能力などは全く受け継がれていない)。
さて、ここからは歴史の類に入る。歴史上の<事実>である。
私の姉は先祖返り。黒龍族の血を9割以上受け継いでいた。これはめったにないことであり、喜ばしいことではあるのだが、その一方で、先祖返りは皆から恐れられる存在だ。『戦闘兵器』とまで言われた黒龍族。その強大すぎる力は戦争の時こそ真価を発揮するが、日常のうちでは脅威以外の何ものでも無かったから。
姉は兄を差し置いて王座第一継承者。その理由はやはり言うまでもなく、血の質だろう。
私は第三継承者。なのでそれほど重んじられる事もなく、隣国へとばされた。
つまりですね、同盟の締結材料として差し出されてしまったわけですよ。言うなれば人質ですね。
人質にはされたが、たまにシェルアルに帰り、兄や姉、妹と戯れるのが数少ない私の楽しみだった。
同盟国の名前はミュディア。
5年前、この国をリオネルから救った救世主様だ。リオネルに不当に占領されていたシェルアルを解放した。
その時に、シェルアルも大変だろう、と私はこの国に返された。(勿論同盟破綻なんてことにはなっていない。)
第一、第二継承者がこの戦争で行方不明。姉と兄が、だ。だから本来ならば王座につくのは私のはずだった。でも、私はその権利をあろうことか棄権した。王になる権利を。
それは当たり前のことと言えば当たり前のことだ。小さい頃から、そういう教育を受けてきた兄や姉と違い、私はそういう教育を受けてこなかった。だから、私には無理だった。だから、そういう教育を受けてきた妹に譲った。でも、この国に関する様々な権限は捨てていないし、失ってもいない。
姉は5年前以来消息不明。兄も同じく。2人の死体は確認されていない。
「リィ姉、お兄ちゃん、会いたいな……」
ひとり譫言のように呟く。
リィ姉とは私の姉、リオンのこと。リオン・シェルン・レイラン。それがリィ姉の名前。お兄ちゃんは、カイム・シェルン・ラーニッド。名前はフルで覚えるとややこしいので全然覚えなくて大丈夫。
お兄ちゃん(カイム)は異常なまで異状にリィ姉を溺愛していた。兄妹以上恋人未満が、まあ正常な範囲だろうけど、お兄ちゃんの場合はその域を大きく越えていた。でも普段はとても真面目でしっかり者。将来の夢はこの国最強の騎士になること、と語ってくれたことは今でもはっきりと覚えている。
リィ姉もリィ姉で私にしつこくつきまとい、異常なまで異色に、世話を焼いてきた。兄姉そろってこうだ。ひとつ下を溺愛する。リィ姉は、お兄ちゃんに比べて会う機会が少なかったから余計にそう感じたのかもしれない。
リィ姉はいつも疲れたような顔をしていた。本人は隠していたようだが、双子の妹が見れば一発で見抜けてしまうのだ。
そしてリィ姉の一番大変だった部分。
リィ姉は喋れなかった。
でも、小さい頃はなんの支障もなくコミュニケーションがとれていた。小さい頃は、私にも少しではあるが黒龍の力が使えたらしい。最もいまはむりだけど……。その中の力の一つを使って会話をしていた。8歳くらいまでは。それから後は私が手話を勉強しなきゃいけなくなった。でもお兄ちゃんは手話が無くてもリィ姉の言いたいことが分かるようで、リィ姉が手話で示す前に素早く行動していた。私も見習いたいと思って、どうして分かるのか、と聞いたのだが「これがリオンへの愛の深さだよ」とか、よく解らないことをいってた。
私もリィ姉が好き。だけど、お兄ちゃんみたいには出来ない。何でだろうなっていっつも考えてたけど、お兄ちゃんの思考は私には見当も付かない至高にあるんだろう、と無理矢理に納得していた。
上記にもあったが、リィ姉とお兄ちゃんは行方不明。表向きの捜索理由は継承者として。裏向きはシェルアルに害をなした逆賊として。リィ姉とお兄ちゃんがリオネルとこっそり内通していた、と言うことらしかった。勿論私はそんな話欠片も信じてないけど……。だって、16、13歳の子供が、敵国と内通する手段がどこにあろうか?王族で宮殿から滅多にでられない子供が。
というわけで私の話は終わるわけだけど、私の1日はまだ終わっていない。
- Re: 白と黒の境界 【ANOTHER CONNECT】 ( No.88 )
- 日時: 2012/12/16 07:23
- 名前: 和里 (ID: uwZWw1uD)
↑戦争のあった年、5年前に変更しました。
ごめんなさい……
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