二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


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Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.419 )
日時: 2011/01/12 16:05
名前: 桃香 (ID: VGf3vERk)

六十六話、ちょっと長くなってしまいました・・・。
アンド、バジルの所でバジルの心の中に敬語が付いていませんでした・・・。
うぅ・・・超クライマックス?みたいなトコなのに〜〜!!

今回、シナモンの過去がちょっと明かされました!!本人知らないけど。
え?続きですか?・・・未来編辺りで明かすと思われます。はい。
・・・未来編で新スレ行く可能性大ですがね。

今回、すっごく長くなってしまってスミマセン。
いや、・・・シナモンの過去明かしてたらこんな長くなってしまい・・・。
なのに観にくいという・・・。
終わったら書き直したい・・・!

シンデレラの知られざる気持ちwww
いや、それだけをテーマにした訳じゃないですよ?!
後半は、白雪姫をメインにしたストーリーになって行きます←ちょっとネタバレ?!
キャストは、・・・教えませんよ?

でわっ♪ここまでです!

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.420 )
日時: 2011/01/14 20:50
名前: 桃香 (ID: c1Cj7oJq)
参照: http://http://vomic.shueisha.co.jp/player/reborn/index.html

第六十七話 強がってばかりじゃ、手に入らない。








バシャァァァ・・・・ン







誰・・・?


誰か、来たの・・・・?



確かな水音が、声が、する。


早く、早く、・・・・お願い・・・・・。





そして私は、気を失った。









「びゃく・・・ら、ん・・・・さ・・・・」




バタッ・・・




「う〜ん、ボクを慕ってくれたまでは良かったけど、まさかこれでも話さないとはね〜♪逆に感心しちゃうなぁ」



ガタッ



百蘭は、癒姫に深く刺さっている包丁を一気に抜くと言い放った。



「ボクは、気の波動を持ち、真6弔花・・・つまり、ボクへの忠誠を固く誓ってくれる人を探してるんだ。気の波動を1%でも持たないキミには興味ないのね」


癒姫は辛うじて、百蘭の方を見上げると言った。


「私、には・・・ッ・・・気の波動、が、巡って、た・・・でも、無くなって、しまった・・・んですッ!!・・・・全て・・・」

「ふぅん、まだ口を利けるとはね。見直したよ、癒姫チャン。・・・最も、助ける気はないけどさ。雲には桔梗っていう真6弔花のリーダーが居るし、雨にもブルーベルっていう可愛い女の子が居るんだ♪だからキミは・・・・」


そう言い、包丁を構える。


「もう用済み♪機密情報も知っちゃったし、消えて?」




ザクッ・・・・・




深く深く、突き刺さった。










「バジ、ル・・・?」


「シナモン殿!!気がつかれたのですね!!」

「ど、して・・?ツナ、は?」

「沢田殿も一緒に居ます。拙者もシナモン殿も、雲雀殿に助けて貰いました!」

「雲雀、さんに・・・?」

「はい、そうです」



「気がついたかい?」


「ひ、雲雀さん!あ、あの、ありがとう御座いました!!」

「拙者の事も助けて下さり、誠に有難う御座いました」

「別に・・・ここでキミ達に死なれると、赤ん坊や草食動物が悲しむからね」

「そ、草食動物・・・?」

「とにかく、沢田綱吉も気がついたよ。隣の部屋で寝てるから会って来ると良い」

「沢田殿も・・・!」

「良かった・・・。私の所為だから・・・・」

「い、いえ!シナモン殿の所為ではありませんでしたよ!!」

「え・・・?そっか、良かった!」

「じゃあ僕はもう帰るよ。岸に着いたからね。・・・これ以上僕の船で群れると、咬み殺す」

「は、はい!えっと、・・・とりあえず、降りる?」

「でも、沢田殿は・・・」

「観にいってみようよ!それで、起きてたら降りよ、ね!」

「そうですね」




ガッチャ・・・・





重苦しくドアが開いた。


とてもゆっくりで、でも何処か速い感じのするドアだった。
やっぱり、高いのだろうか?

思えばここまで来るのに、高そうな物しか見てなかった気がする。
私の寝てた部屋はまだ普通の方で、廊下にはあちこちに花が活けてあったり、素敵な花の香りまでしてた。
・・・・やっぱり、相当なお坊ちゃまなのかも知れない・・・。
いや、自力でよじ登ったのかな・・・?


なんて考えを働かせていると、ドアが開いた。



窓際に、ツナは居た。

気持ち良さそうに眠っていたので、起さない様に慎重に行った。



「バジル、一回さっきの部屋戻る?」

「そうですね。沢田殿も眠っていらっしゃいますし」



そんな他愛もない会話をしている時—————————。




窓ガラスの割れる音が響き、停電になった。





Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.421 )
日時: 2011/01/15 14:41
名前: 桃香 (ID: kIkEWl1w)

第六十八話 視覚をシャットダウン。




「て、停電?!どうして・・・?」

「船に積んである電気が無くなったのでしょうか・・・?それとも、誰かが意図的にやったのでしょうか・・・?」


「とにかく、早く電気をつけなくちゃ!!」

「はい!それでは、倉庫の方を見て来ます!」



ダダダ・・・・・




幸い、今は朝・・・それも早朝の為窓から陽が射している。

完璧には見えなくなっていない。


「ツナ、待っててね」



んじゃ、私は、・・・・この辺のブレーカーがある所に行こうっと!

雲雀さんが用意してくれたのか、寝ていたベッドに地図まであった。

用意周到、流石だな・・・。



タタタタ・・・・・





ブレーカー、ブレーカー・・・っと、あった!


・・・・随分高い所に。


「ハシゴないかな〜?どこだろ〜?」



ブレーカーのある場所は、小窓しかない小さな部屋だった。

ちょっと埃臭くて暗い。

ハシゴが見えない程だ。


暫くゴソゴソやっていると、本の様な物があった。

それは古く、何度も読まれた形跡のある本だった。

それを元の位置に戻そうと、ちょっと背伸びした時に落としてしまった。


「あ・・・」


その本は床にバラッと落ち、ページの何枚かが取れてしまった。


「あちゃ〜・・・・どーしよ・・・」


そう呟きながら、本を全て戻そうとかき集めていた所、一枚だけ写真があった。

・・・多分、本に挿んであったんだろうな。何処に戻せば良いんだろ・・・。

なんて考えながら、どっかに戻しておけば良いやと思っていた時、何気なく見た写真は、どっかで見た顔の写真だった。



「あれ・・・?これって・・・・?」


暗くて良く見えなかったものの、辛うじて左半分は見えた。

そして、そこに写った顔に、シナモンは見覚えがあった。


「これは、・・・・・私・・・と、闇夜・・・?」


そう、そこに写っていた顔は、間違いなくシナモンと闇夜の幼少期の顔だったのだ。


「ど、どうして・・・?」


必死で考えを巡らせていたシナモンは、ハッとある事に気付く。


「前にも、助けてくれたのは、・・・もしかして、私を知っていたから・・・・?」


そう、ヴァリアーのマーモンとベルに操られていた時も、ベルから私を守ってくれたのも、普段じゃ絶対ありえないってツナが言ってたっけ・・・・。


じゃあ、雲雀さんは私の小さい頃・・・私の記憶のない頃を知ってるの・・・?


その推理を決定付けるように写真がヒラリと舞う。


雲雀さんって、・・・・何者・・・・・?









「停電か・・・ちょっと暗いな・・・」


ベッドの上でツナが呟く。

そしてベッドから起き上がろうとした時、ツナの腕がズキッと痛んだ。


「・・ッ・・・くそ・・・・腕を痛めた・・・」


しかし、腕の痛みを無視してツナはベッドから降りる。

自分の武器であるグローブがあるかどうかを確認したかったのだ。

・・・しかし、部屋が薄暗い為、確認し難い。


「シナモン、バジル、・・・・頼む。今は、まだ・・・・」


そう言って、花瓶に手を伸ばす。

高価そうな壷に入ったシャクナゲと夾竹桃。

・・・雲雀、花言葉で伝えて来たのか。

じゃあ帰ったのか・・・?


「シャクナゲの花言葉は、『警戒』、『危険』。夾竹桃の花言葉は、『油断大敵』、『用心』・・・と、『危険』か」


カタッと音を立てて本を持ち上げる。

何故か近くに花言葉の辞典があったためだ。


「あれ・・・?シャクナゲんトコに何か挟まってる・・・。・・・!・・・これは・・・!!」


そう呟くとその紙を一気に引き抜き、ジッと見た。

服が、乾いていなかったため、ポケットに入れて隠す事は出来なかった。

そのため、直ぐ傍でメラメラと音を立てて燃えている暖炉に投げ込んだ。

証拠隠滅・・・それは、とても大事な物で、絶対に見付からない様にしなくてはならない物だったからだ。


もしかしたら、この事を見通して、暖炉に火を入れていたのかも知れなかった。


「にしても、・・・雲雀の情報がウソでないとすれば・・・・」



ツナはベッドに潜って、考え事をし始めた。









「ここが倉庫・・・随分広い所ですね・・・」


倉庫というだけあって、とても広くて寒い所だ。

バジルが歩く度、コツン・・・コツン・・・と足音が響く。



「ここですね。電気を支給している機械は」



そう言い、機械のスイッチに手を伸ばしかけた時、・・・・気付いてしまった。


電気が止まっている。



いや、正確に言うと、電気が無くなっているのだ。

ブレーカーを落とす為に、誰かがすごい勢いで電気を使っているのだ。


まずい・・・このままでは、電気がなくなってしまいます・・・・!!



この船は電気化が進んでいる。

出入り口も電気で動いているし、各部屋にも電気のセンサーが付いている。


電気がなくなったら、部屋から出られなくなり、救助が来る前に餓死してしまうだろう。


・・・・電気を使っている方を、止めなければ・・・・!!









Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.422 )
日時: 2011/01/16 16:17
名前: 涙水 (ID: U/J2Wlb6)

こんにちは!

相変わらず更新が早くてほれぼれします!
うらやましーっ!
最新に追いつけるか心配ですっ。

桃香さんも下書きしてるんですね!
私も携帯に文章打って、見直してからパソコンに送るやり方でやっています!
デジタルの方が修正がしやすいですし(*^^)v

本編も番外編も頑張ってくださいね!
私も最新に近づけるように地道に読んでいますよ!

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.423 )
日時: 2011/01/16 18:43
名前: 桃香 (ID: FyzG1Vo4)

第六十九話 由来、未来、従来。






「私の過去を、雲雀さんに訊けば・・・きっと、分かる・・・・!!」



そう決心すると、写真を元の場所に戻した。

出来るだけ優しく、丁寧に。




「今は、停電だ」



そう呟くと、気持ちがスッと楽になった気がした。

過去と、停電。

関係も何も、繋がってる所なんて全くない。

なのに、なのに、・・・関係がある様に思えるのはどうしてだろう・・・?

直感、かな・・・?



「それか、過去を、知らないフリをしている・・・とか?」



誰ガ?

私ガ。


何ノ為ニ?

過去ヲ———————忘レル為ニ。




多分、そうかも知れない・・・・。



私が、傷付くのを恐れて、あえて忘れた。

だったら、今まで忘れていたままにしてたのか、の説明もつく。


私は、・・・過去の私は、・・・・何をしたの・・・?





「・・・・詳しい事は、訊こう。じゃないと、今、私が・・・・」


震える声でそっと囁く。

こんな時に、バジルが居てくれたらなぁ・・・・。


でも、今は叶わぬ望み。

だったら、この苦痛も全て、一人で越えて行くしかない。




例え何者か、分からなくても。

・・・・今がこんなに、楽しいじゃない。








電気を使っているのは、・・・・場所的に沢田殿の部屋の近くでした・・・・。

沢田殿に、何かするつもりなのでしょうか・・・?


いえ、それはシナモン殿にも言える事です。

沢田殿とシナモン殿の部屋の、丁度真ん中に当たる部屋に犯人は居ます。

・・・・どっちを守れば良いのでしょうか・・・?




とにかく、その部屋に乗り込みましょう!!

犯人が幾ら多くても、船の部屋では意味無いものです。

それに、暗闇です。

暗闇なのなら、大抵の方は見えません。

もし見えたとしても、拙者が隠れるので、何て事ありません。




乗り込みます!!




ダダダダダ・・・・・・






「あれ?・・・バジル君の音かな?きっと。犯人はバジル君を狙ってたヴァリアーで、シナモンを使おうと思ってるだけなんだってさ。・・・・今のバジル君には、聞こえないか」






ダダダ・・・・・





ここが、犯人の居る部屋・・・・。


入りましょう。



カチャ・・・・・・・・





ゴゴゴゴゴォォオォォオオオオ・・・・




す、凄い音です・・・。

そうか!電気を一気に大量に使うとなれば、結構大変なのですね・・・・!!

つまりそれは、拙者がバレないという事。


後ろからメタルエッジを当てましょうか・・・。




ゴォオォオォォォォオオオオ・・・・・・






「ぐっ・・・・凄い風だ・・・・。前が見えない・・・」



ゴォオォオオォォオォォ・・・・・









早く、行かなきゃ。


バジルの方だと、思う。

私の方には、何もなかったから・・・・。


早く、援護しなきゃ。

今頃、バジルがピンチになってたらどうしよう・・・・!!




ダダダダッ・・・・・





ガチャ





「ツナッ?!・・・あ、起きたの・・・?」

「ん、・・・シナモン、バジル君は敵の方に乗り込んで行ったみたいだよ」

「バジルがっ?!ど、どこ・・・?敵って・・・」

「『ココ』だよ」


「な!?・・・ツナ、何言って・・・・?!」

「まだ気付かないのかい?僕だよ。・・・・ヴァリアーの霧の守護者、マーモンさ!!」










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